真空管MCヘッドアンプ付プリ・アンプMC-RIAA部歪み率特性


残留雑音のせいで小出力時の歪み率はどうしても悪くなります。MC入力を真空管で受けるという無茶をやっているためです。

また、終段の出力インピーダンスが高い2段構成のNF型RIAAイコライザの宿命として、RIAA素子のインピーダンスが低くなってしまう高域では歪みが増加し、得られる最大出力電圧も低くなります。そのため、10kHzでの最大出力電圧は1kHzや100Hzに比べてどうしても低めに出ます。

それでも、ダイナミック・マージンは相当に大きく、DL-103(Eo=0.3mV)の場合、条件の悪い10kHzでも33dBくらいあります。