Building My Very First Tube Amplifier講座
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RE:12AX7で2A3をドライブする 投稿者:善本  投稿日: 2月28日(金)14時14分40秒

2A3や300B等、大きなドライブ電圧のいる3極管シングルアンプは色々作りました。
各種のドライブ方法は一長一短ですが、3極管シングルアンプという簡潔性を生か
せるドライブ方法となると5極管1本のWE91型回路がやはり最も美しく思えます。
3極電圧増幅管で3極出力管をドライブすると3極管ぽい音色が強く出すぎますし、
トランスドライブだとトランスの音色が強く出すぎます、
5極管1本でドライブするWE91型回路は絶妙だと思います。


あちらにも書きましたが 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月27日(木)23時25分35秒

急な事情により、2〜3日、姿をくらまします。
あと4時間したら、東名を爆走してるでしょう。
では今からちょっとねます。


12AX7で2A3をドライブする 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月27日(木)23時18分22秒

>どの方法も一長一短かなと思っています

そうなんですね。

12AX7だけだとドライブするのしんどいし、2A3の入力容量を考えると高域がバッサリ落ちてしまうし、窮余の策で6FQ7のカソフォロ入れたんですがこれもいまいち。結局、5687の2段に落ち付きました。


12AX7で2A3をドライブする 投稿者:茄子  投稿日: 2月27日(木)20時32分22秒

 DCでは次段の影響を受けないのでいろいろと動作点を選べる(球に無理をさせない範囲で)のですが、信号が入ったとたんに次段のグリッド抵抗や入力容量が姿を現し自由を奪ってしまいます。ここでもロー出しハイ受けになるような設計をせざるを得ないようです。
 ずいぶん昔に12AX7と2A3の2段AMPが出来ないかと考え、12AX7を6ユニットだったか8ユニットぐらいパラレル接続にするということを考えたことがあります。

 2A3シングルの2段増幅アンプの初段は、
1. WE91型アンプの様に5極管を使う
2. 6J5の様な中μ3極管とステップアップタイプのインターステージトランスを使う
3. 75や12AX7の様な高μ3極管と直結(ロフチンもどき)
4. WE437Aや3A/167Mの様な低rp高μ3極管を使う
といったタイプが思いつくのですが、どの方法も一長一短かなと思っています。


RE:書こうか、書くまいか迷っていましたが 投稿者:脳内工作  投稿日: 2月27日(木)20時13分43秒

一番いいのは出力側と入力側のインピーダンスが全く同じ場合。(これをイ
ンピーダンスの整合とかインピーダンスのマッチングという)このときが一番
ロスのない伝送が出来る。実際音響システムでは可能な限り入力や出力
のインピーダンスを600オームにそろえてある。ちょっと難しくなるけど、イン
ピーダンスが揃っていると、出力側の電圧と電流は、入力側の電圧と電流
に等しくなるので、出力側が0VUの時は入力側に現れる信号も0VUにな
る。これは結構大事なことで、プロ用のスタジオシステムではミキサの出力
以降は厳格に600オームの入出力が守られている。

http://www.ceres.dti.ne.jp/~warnerg/SHOBI/TOSS/09/imp.htm


そうなんです 投稿者:北野  投稿日: 2月27日(木)18時30分32秒

2A3殿や300B殿にご迷惑がかからないようフルドライブをするためには
われわれ庶民が使っている出力管がよいのでしょう。
殿を祭り上げるには多数の部下の支えがいるのです。

でもね殿方にも欲を出さずに一人だけの部下でいい仕事をしていただくこともできますよね。
貧乏スパイラルの入り口にいる私としては過去の発想の反省もしているところです。


フルドライブ 投稿者:はる  投稿日: 2月27日(木)17時39分52秒

できないですよね。
とすると。。。そういえば標準アンプの出力段(出力トランス)は10Kとか8K負荷ですね。
そうか、標準アンプの後ろに2A3の終段を持ってくればいいのか!な?
8Kでもいけるなら、50つないでも大丈夫?本当か?
6AH4で50をドライブする回路。。。なんかどっかで見かけたような。。。
浅野先生の本?

#すみません、何も考えずに書いてます。。
#今日の夜もう少し考えてみます。続きはまた明日。


Re: 12AX7の動作 投稿者:はる  投稿日: 2月27日(木)17時33分41秒

茄子さん、よろしくお願いします。

結局(すぐまとめたがる悪い癖)こういうことでしょうか。
「ACとDCの乖離」が大きくても「(ハード的に)球に悪い」ということはないが
直流的にがんばっても交流的にあんまり見返り(増幅度)が得られないので
あんまりよろしくない(効率が悪い)。他の手はないんですか?
こんな感じ?

茄子さん> 十分容量の大きなチョークコイルを入れるという手

ああ!また新たなキーワードが!(^^;
このチョークコイルってのも何するものなのか良くわかってないんです。
このあたりはもう少し先で勉強する予定です。


「ACとDCの乖離」が大きくなったとき 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月27日(木)17時01分01秒

12AX7のプレート電流が0.6mAだとします。負荷インピーダンスはどうころんでも50kΩより大きくなりませんね。0.6mAのプレート電流がめいっぱい頑張って±0.6mAで振れたとしても、負荷に現れる信号の振幅のピーク値は±30Vにしかなりません。ところで、2A3って、±30Vのピーク値でフルドライブできましたっけ?


信号がCを通ることになってなんとなくイヤ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月27日(木)16時57分04秒

あっはっはー

カソードバイアスのシングル出力回路なんて・・・出力管P〜OPT〜電源C〜アース〜カソードC〜出力管K・・・で一周する信号ループですからコンデンサ2個ですよ、2個!

カソードフォロワだって・・増幅管P〜電源C〜アース〜外部負荷〜出力C〜増幅管K・・・で一周する信号ループですからやっぱりコンデンサ2個ですよ、2個ねっ!


12AX7の動作 投稿者:茄子  投稿日: 2月27日(木)16時45分00秒

 残念ながらプレート抵抗の抵抗値をいくら高くしても、次段のグリッドリークの抵抗値が低ければ、実際の増幅率は高くなりません。
 コンデンサー結合している場合、直流では独立した回路と見なせるので、動作原点はプレート抵抗の支配を受けますが、交流でのロードラインは、動作原点を中心にプレート抵抗とグリッド抵抗を並列にしたプレート抵抗が接続されているのと同じです。
 ですから、例えば12AX7のプレート抵抗を500Kohmにして、2A3のグリッド抵抗を50Kohmにした場合、交流としての動作は約45.5Kohmのプレート抵抗が付いているのと同じことになります。

 12AX7のプレート抵抗を高くして、なおかつ2A3のグリッドリークの抵抗値を50Kohm以下にする方法の一つとして、十分容量の大きなチョークコイルを入れるという手もあるかと思います。


Re: 「直流的にショート、交流的にショート」 投稿者:はる  投稿日: 2月27日(木)14時39分43秒

なるほど(今日は「なるほど」が多い)。
とすると、Cをパラで入れることによって交流的な抵抗値は下げることができるが
信号がCを通ることになってなんとなくイヤ、という感じでしょうか(?)。

ついでにもう一つ教えて下さい。
あまり上手く書けないのですが、例えば12AX7(の片側)を初段にして、終段を2A3とします。
初段で利得を稼ごうと思うとできるだけ2A3のグリッド抵抗値を大きくしたいわけですが、
球の制約から50KΩしかかけられませんよね。しかたがないので12AX7のプレート負荷抵抗を
上げようとするわけですが、そうなるとACとDCの負荷のかかり方に大きな差が出てきます。
これをさっきは「ACとDCの乖離」と書いたのですが(あってます?)、
この「ACとDCの乖離」が大きくなったとき、実際にはどのような影響が出るのでしょうか。


「直流的にショート、交流的にショート」 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月27日(木)13時01分10秒

そこにコンデンサがあるか、ないか、ということなんです。

コンデンサは、高い周波数はよく通しますが、低い周波数は通しませんね。でも、この場合は、周波数に関係無く、コンデンサは交流を電線と同じようによく通す、と割り切って考えます。そうすると、コンデンサというのは、交流にとっては電線、直流にとっては絶縁体になります。


ナイジェルさんへ 投稿者:北野  投稿日: 2月27日(木)12時49分39秒

実験的遺物であり、害が無いのでそのままにしてあります。

@ 直熱差動でフィラメントの交流点火は可能かどうかの実験。
A 発熱の分散。
B 直熱管の固定バイアスの確認。

以上が目的でした。


井阪さん、北野さん 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月27日(木)12時36分48秒

> 定電流回路(1/2分割)に接続部分は北野さん受け売りです。
> 私もハムバランサを使って中点から引っ張るやり方と同等と思ったのですが、
> 北野さん曰く分割してもあまり意味が無いみたいです。

ここんところをもう少し教えて下さい。

定電流回路を分割したのは、バランサ効果を狙ったものではないとなると、
ひとつ当たりの損失(=発熱)を減らすためでしょうか。またスイッチング電源で
リップルを充分に低減しているのでバランサは不要。

との、設計意図でしょうか?


Re: インピーダンス・マッチング 投稿者:はる  投稿日: 2月27日(木)11時47分32秒

はるです。
インピーダンスマッチング。なるほどなるほど、よくわかりました。
Nontaさんのおっしゃっている内容も解説いただいたおかげでわかりました。
極端に言えば師匠が書かれていた「真空管式のプリアンプで古い設計のものに、
入力インピーダンスが50kΩ以下のメインアンプを繋ぐ時」に少し配慮が
必要なこと意外は、あまり気にしなくても良い(特に私なんかの場合)と
いうことですかね。

電気は全くのしろーとですので、言葉や動作がぴんと来ないことが
多くて(我ながら)頭ワリーと思っている今日この頃。
例えば「直流的にショート、交流的にショート」とか「ACとDCの乖離」とか
未だにちゃんと理解なんてできていません。言葉的にはわかるんですが、
実際どうなの?と聞かれると説明に窮します。本質を理解していないんですね。
そんなことがあっちにもこっちにも。。。

余計な話が長くなりました。
またいろいろ教えてください(_ _)


回路図完成おめでとう 投稿者:北野  投稿日: 2月27日(木)11時44分46秒

井阪さん。

一般的な話ですが、増幅素子では入力周波数が高くなると、素子内での
電荷の移動が困難になり、増幅率が低下してきます。
このとき単に増幅率が低下するだけならいいのですが、同時に位相などが変化します。
たとえば、一定の周期で反復横飛びをしたとき、背中の荷物が重くなるほど歩幅が狭くなります。
このとき元の歩幅で飛ぼうとしたら指示通りの周期では動けなくなります。

多段アンプの場合このずれが重ならないようにするのがコツとなります。
位相のずれは各周波数ごとに全段の足し算となるからです。
全ての段の高域特性を合わせれば一番効率的と考えがちですが、逆に全くバラバラの方が
安定したアンプとなります。

上の例からすれば、背中の荷物を少なくしたほうが、つまり作動電流値を低くした方が
高域が延びることが予想されます。逆にわざと電流値を多くするのも意味のあることなのです。

しかしながら設計の段階で全てが完成することはありえないことです。
製作後に特性を測って、その原因がどこにあるのかが理解できたらいいのです。
まず製作してみましょう。
出力トランス二次側のRCをはずして抵抗負荷とし(スピーカーは繋がない)、
負帰還が0の場合と設定予定の倍程度の場合とで、各周波数の正弦波を入力し、出力の電圧を測ってみましょう。

位相補正Cと二次側のRCとはそのあとです。対症療法と保護が目的ですから。裸が先ですよ。
負帰還は裸特性の逆利用なのですよ。


インピーダンスマッチング 投稿者:めの  投稿日: 2月27日(木)09時35分34秒

信号を伝送する場合、出力インピーダンスと入力インピーダンスをきっちり合わせる必要が
あります。 それをインピーダンスマッチングといいます。 これが合っていないと、出力
から出て行った信号が入力端で一部跳ね返ってしまって、効率よく伝わらなくなります。
この場合、当然の事ながら入出力をつなぐ線路のインピーダンス(特性インピーダンスですね)
もこの入出力に合わせなければいけません。 高周波ではこうなっています。 例えばTV等
では、入力インピーダンスが75Ωで同軸ケーブルも75Ω、アンテナの給電点インピーダンス
も75Ω付近になっている筈です。 が、オーディオのように周波数が非常に低くなると、波長
に対して線路長が相対的に非常に短くなって、結果、線路長を無視できるようになります。
従って、オーディオにおける入出力インピーダンスの概念は所謂インピーダンスマッチングの
世界ではなく、ドライブ能力的な理解で考えた方がいいと思います。 この入力負荷をこの出力
回路でドライブ出来るかどうかといった感覚です。 スピーカーの場合は、通常ケーブルは伝送
線路としては無視していますので、ここにインピーダンスマッチング云々言っちゃうと混乱します。 アンプから見た、複雑系の負荷と見た方が考え易いと思います。
一方で、インピーダンスマッチングといい、もう一方で関係ないといい..で混乱されている方
もおいでとかと思いましたのでちょっと補足しました。 ノンタさんの仰る通り、オーディオで
は忘れた方がいいかもしれません。


RE:書こうか、書くまいか迷っていましたが 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月27日(木)09時18分23秒

ダイナミック・マイクロフォンみたいに信号源がほんとうに発電機の場合は600Ω→600Ωでないと、かすかなる信号エネルギーが無駄になってしまいますが、昨今、コンデンサ・マイクロフォンやアンプのような電源を持った信号源の場合は事情が違うんでしょうね。

手元のLEADERのオーディオ・ジェネレータは、出力にシリーズにきっかり600Ωがはいってます。ま、これをそのまま入力インピーダンス100kΩの被測定アンプに入れてるわけで、その600Ωは無視されてますが。


書こうか、書くまいか迷っていましたが 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月27日(木)09時05分16秒

バランス伝送の場合入力インピーダンスは600Ωになっていますが、
送り出しのインピーダンスは100Ω以下になっている例が多々あります。


位相補正 投稿者:井阪@堺  投稿日: 2月27日(木)07時48分47秒

ARITOさん 、善本さん、師匠ありがとうございました。
段間のC、OPTだけが問題だと思っていました。
真空管も静電容量を持つわけですから時定数を考慮しないといけないのですね・・・
考えた回路で挑戦していろんな経験をしてみます。

ナイジェルさん定電流回路(1/2分割)に接続部分は北野さん受け売りです。
私もハムバランサを使って中点から引っ張るやり方と同等と思ったのですが、
北野さん曰く分割してもあまり意味が無いみたいです。


そのとおりです 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月27日(木)00時34分00秒

書こうか、書くまいか迷っていましたが。


インピーダンス・マッチング 投稿者:脳内工作  投稿日: 2月26日(水)23時17分52秒

OUTPUTとINPUTを同じインピーダンスにするのはバランス接続の場合。600Ωです。


ふぁ:インピーダンス・マッチング 投稿者:Nonta  投稿日: 2月26日(水)21時15分44秒

>はるさん
師匠の解説があったと思いますが,RESが流れるので説明しますと,
電子回路では,複雑な回路を簡単な等価回路に置き換えて考えます.
そうすると,見通しが良くなって,考えるのが簡単になるわけです.
問題は,等価回路が成立する条件を常にわきまえていないといけないことです.
アンプの出力を等価回路に直すと「電源(信号源)」+「内部抵抗
(インピーダンス)」と言う形になります.
これが無条件で成立すれば,ここから最大電力を取り出せる抵抗値は
アンプの内部抵抗値になるわけです.計算は多分師匠のマニュアルに
無ければ,追加されるでしょう.(^^;
インピーダンス・マッチングとは,負荷インピーダンス(抵抗)と
アンプの内部インピーダンス(抵抗)を等しくすることを言います.
このとき,理想状態では最大電力を取り出せるわけです.

オーヂオアンプの場合,「電源(信号源)」の出力電力は,
設計時に想定した負荷を駆動可能になっていて,出力インピーダンスは,
負饋還の作用で低くなっていますが,インピーダンス・マッチングすると,
出力電力は低下します.ほとんどの場合,歪みが増加して使用に耐えない
と思います.なかには,壊れる場合があるかもしれません.
オーヂオでは,インピーダンス・マッチングは忘れましょう.


続インピーダンス・マッチング 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月26日(水)16時02分56秒

「インピーダンス・マッチング」という言葉を聞くと、インピーダンス・マッチングしなくちゃいけないのかなあ、と思ってしまいますね。

ごく普通のCDプレーヤやラインアンプ、メインアンプを相手にしている限り、インピーダンスをマッチングさせる必要はないです。重要なのは、送り出し側からみて、受ける側のインピーダンスが低すぎなければいい、と考えます。

テレビ音声出力、ビデオ音声出力、お安いCDプレーヤ、テープデッキなどは、50kΩくらいの入力インピーダンスで受けてくれるんだろうな、20kΩくらいでも一応大丈夫だけどさ、というくらい設計がなされています。それよりも低く受けると、カタログスペック上の歪みや周波数特性や利得が得られないことがあります。

この入力インピーダンスが50kΩくらいが標準となったのは、トランジスタ式のアンプが安価に普及した1970年以降のことです。それまでは真空管アンプが主流で、その頃入力インピーダンスは250kΩ以上というのがあたりまえでした。何故なら、当時、12AX7あたりが主力だったわけで、12AX7がまともに動作しようとすると、受け側の入力インピーダンスはできれば500kΩ以上、低くても200kΩがいいところだったからです。

そういう時代に作られたプリアンプに、うっかり入力インピーダンスが50kΩ以下のメインアンプをつなぐと、利得が下がる、低域特性がさっぱり、といった現象が起きます。出力側の結合コンデンサが0.22μFのアンプ(Marantz7がこの値)を30kΩで受けたら、あらら24Hzで-3dBの減衰です。Quad22プリの出力を50kΩで受けたら、利得がガクッと下がり、トーンコントロールの特性は正確さを失ってしまいます。LUX SQ38FDのプリ部も要注意です。

真空管式のプリアンプで古い設計のものに、入力インピーダンスが50kΩ以下のメインアンプを繋ぐ時は、回路がどうなっているかチェックがいります。ほとんどのケースで、超低域端で低下が起きます。

これから真空管でラインアンプなどを作る時は、受け側の入力インピーダンスが50kΩ以下でも特性が維持できるような設計がいります。


Re: インピーダンス・マッチング 投稿者:はる  投稿日: 2月26日(水)15時58分01秒

えーと、すみません。
私にはインピーダンス・マッチングという言葉自体が良くわかっていません(^^;
何をもってインピーダンス・マッチングというのでしょうか?
もしかしてロー出しハイ受けのことかしら?
そういえば(インピーダンス?)マッチングトランスってのはありますね。
それ自体も良く知らないのですが。。。
わからないことだらけです。はい。

#私がご返答する内容ではなかったかも。。(汗)


インピーダンス・マッチング 投稿者:Nonta  投稿日: 2月26日(水)12時11分53秒

わかりやすく説明すると,インピーダンス・マッチングは回路理論による
机上の空論で,オーヂオアンプでは無視したほうがエエです.
どこが空論かというと,「電源」+「内部インピーダンス(抵抗)」で,
電源には,無限のエネルギーを供給可能という仮定が必要だと言うところです.
例えば,出力管の内部抵抗がRPΩだったら,等価負荷抵抗がRPΩの時,
最大出力電力を取り出せる,ナンて言うことは全くありません.

電灯線でも,電灯線のインピーダンス(電気協同研究会の調査では0.4Ω+0.37mH)
に等しい負荷を付けると,電圧が半分になる前にヒューズが飛びます.
飛ばないヒューズを付けたとしても,負荷の消費電力と電灯線(+発電所
+変電所+送電線)の消費電力が等しくなるわけですから,
地球に優しくない,こんなことは,考えない方がエエでしょう.


Re: インピーダンス 投稿者:はる  投稿日: 2月26日(水)11時28分10秒

師匠、お返事ありがとうございます。
ようやく理解できそうです。
感謝感謝。> 師匠、皆様


Re: インピーダンス 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月26日(水)11時11分16秒

<入力インピーダンス>
入力インピーダンスは、回路図さえわかれば容易に計算で求まります。
たとえば、入力でいきなり50kΩのボリュームがあり、その先でアースとの間に470kΩがあるような回路では、

ボリュームmin:50kΩ
ボリュームmax:45.2kΩ

です。ボリュームがない場合は、大概は、初段のグリッド抵抗値で決まります。
面倒くさいのはトランジスタ・アンプで、トランジスタそのものに入力インピーダンスがありますので、見えている抵抗とトランジスタの入力インピーダンスの並列合成値になります。この計算には熟練がいります。
真空管アンプでも、単管のP→Gに負帰還がかかっている場合は厄介で(LUX SQ-38FDがその代表)、まだわかり易い計算式を見たことがないので、その計算方法はなんとかでっちあげました。
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/b340.htm

<出力インピーダンス>
出力インピーダンスは、負帰還がかけられているか/いないかで計算法がまるで違ってきます。
無帰還の場合は、「球の内部抵抗」、「プレート負荷抵抗」、「それ以外で出力側とアースをつないでいる抵抗」これらの並列合成値です。
たとえば、内部抵抗10kΩ、プレート負荷抵抗47kΩ、出力側とアースの間に470kΩがある回路では、8.1kΩです。
この回路を、100kΩの入力インピーダンスで受けた時の回路インピーダンスは、両者の並列合成値になって、7.5kΩです。
この回路に6dBの負帰還をかけたら出力インピーダンスは3.9kΩになり(回路インピーダンスは3.75kΩ)、12dBかけたら1.9kΩ(回路インピーダンスは1.875kΩ)になります。計算はややこしいので省略(ごめん)しますが、出力インピーダンスではなくて、回路インピーダンスが負帰還量分の1になっていることに注目してください。これなら暗算できるでしょう?

(出力インピーダンスは、「無帰還時の出力インピーダンス」と「負帰還量」だけでは算出不能で、受け側の入力インピーダンスがわからないと求まりません。何故なら、球からみたら、47kΩも470kΩも100kΩも、区別がつかないからです。)


Re: インピーダンス 投稿者:はる  投稿日: 2月26日(水)10時51分11秒

出す側と受ける側のインピーダンスの関係(?)については了解です。
なるほどロー出しハイ受けですね。

で、昨日もちょっと書いたのですが、
私> 何をもって入力インピーダンスというのか、何をもって出力インピーダンスと
私> いうのか未だに良くわかってません。

要するに入力インピーダンス値、出力インピーダンス値はどうやれば
わかる(測れる?)のでしょうか。
この辺が電気を良くわかっていない私ならではというか。。(恥)


位相補正 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月26日(水)10時43分06秒

オシロがなくても、最低限の機材でできる方法です。

10Hz〜1MHzまで連続的にだせるオーディオジェネレータとミリボルト計を用意します。
無帰還状態で、克明に周波数特性を測定します。
20kHz、30kHz、50kHz、100kHzなんていうポイントでは駄目で、連続的にごくわずかな変化もちゃんと記録します。
周波数を高くしてゆくとメーターの針がどんどん下がってゆきますが、針の動きをよく見ているとところどころで降下がモタつくところがあります。少し持ちあがることもあります。このパターンを逃さず記録します。

負帰還をかけると、この「降下がモタつくところ」や「少し持ちあがるところ」が率先?して持ちあがってきます。
位相補正なしで、設計通りの負帰還をかけ、どうなるかを見ます。
きれいな下降特性が得られていればいいんですが、大概、どれかひとつが出る杭になってきます。出る杭を打つのが位相補正、と考えたらわかりやすいです。
(周波数特性の変化で出る杭を特定し、オシロで最終波形を整える、というのがベストだと思います。)

↓は、東栄の2500円の出力トランスですが、無帰還(細い線)を見ると、じつにこまごまと波打っているのがわかります。
50kHz付近と170kHz付近と450kHz付近にモタつきが観測されています。
出力トランスとしては決して広帯域型とはいえません。
2.8dBの負帰還(太い線)をかけると、50kHZ付近と450kHz付近のは大人しいですが、170kHzのが元気良く出っ張ってきています。
補正なしで6dB以上かけるとみるみる成長して0dBに届くと思います。
もちろん、50kHzも油断はできませんが。
このケースでは、負帰還量が少ないので位相補正は行っていません。

我々、素人のアンプでは、この程度にまとめることができたら、十分ではないかと思います。



TANGO FE-25-8は良くできていますね。↓
高域の減衰の犯人はトランスではなくて、初段出力インピーダンス〜出力段入力容量による減衰です。内部抵抗が低い球(6FQ7とか)でドライブすれば、無帰還でももっときれいに伸びると思います。


ダンサーアンプ 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月26日(水)10時42分32秒

井阪@堺さん、こんにちは。

 300Bのヒーター両端から定電流回路(1/2分割)に接続してあるのがおもしろいですね。
ハムバランサを使って中点から引っ張るやり方と同等になるのでしょうか。
もっともスイッチング電源を使っておられるので「ハム」じゃないでしょうが。


漏洩磁束の検証 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月26日(水)10時16分20秒

かんたんです。
シャーシを設計する前にやっておくことをお勧めします。

(1)AC100Vを電源トランスの100Vにつなぎます。2次側は開放で結構。
(2)出力トランスの2次側にスピーカーをつなぎます。1次側は開放で結構です。
(3)出力トランスを手に持ち、スピーカーに耳をつけて電源トランスの周囲を移動させ、ハムの出具合を確かめつつ、良さそうな場所・向きを探します。

出力トランスの1次側に1〜2kΩの抵抗をつなぐとより現実的な状態をつくりだせます。
たったこれだけのことで、後で泣かなくても良くなります。


漏洩磁束 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月26日(水)09時30分59秒

グルービーさん、はじめまして。
情報ありがとうございます。
OPTはあまり漏洩磁束は発生しないのでしょうか?私は師匠のHPの他に、黒川達夫著「はじめての真空管アンプ」で勉強しているのですが、漏洩磁束は電源トランスとチョークコイルから盛大に発生とのみ書かれており、出力トランスからは前者に比べて少ないのかな、でも基本構造は変わらないはずだしな、どうなんだろと考えていました。
でもこれで、グルービーさんの情報で余計なことに悩まされる事なく製作ができます。
3段差動頑張って下さい。

昨日、この掲示板を見られたある方が、エクセルで作成されたベーシックアンプの実体配線図をメールで送ってくれました。嬉しさのあまり0歳6ヶ月の息子と分かち合おうと、高い高いをしたら、泣き出してしまいました(^^;)。皆様のおかげでどんどん胸(頭?)のつっかえが取れていきます。今週末に音を出せるところまでいきたいです。


RE:位相補正コンデサー容量を決めるために測定機器は? 投稿者:善本  投稿日: 2月26日(水)09時18分06秒

井阪さん、今日は。善本です。

回路拝見いたしました。3段増幅アンプですので、高域の設計は慎重を要すると思います。
位相補正をどの値に決めるかの前に、位相補正を掛け易い高域設計としておかなければ
なりません。
まずこのアンプの高域の最も狭い増幅段(第1ポール)はどの段として設計なされたので
しょうか、
300Bですので内部抵抗が低く出力段の高域は伸びますので、出力段を第1ポールとはしに
くいですね。
初段、2段目も負荷抵抗が近似ですし、初段の2SK30はFETとしてはgmが低いので、初段も
2段目も同じような高域時定数を持ちそうです。しかも負荷抵抗が10KΩ前後と比較的低い
ので高域特性は伸びそうです。
高域時定数が集中して、しかも結構高い周波数まで伸びているとなると、基本的に不安定
になりやすので、位相補正で抑えるのは難しくなるかもしれません。

位相補正を調整する為に必要な測定器としては
●20MHz位の2現象オシロ
●方形波も発振できる発振器
●ダミーロード(30W 8Ωの抵抗)
だと思います。
ヤフオク等オークションで安い中古を探すにも良いかと思います。


ロー出しハイ受け 投稿者:茄子  投稿日: 2月26日(水)08時55分12秒

 下手な例えかと思いますが。
 機関車(出力側)と客車(次段の入力側)が連結されていてます。
 この時の連結棒(機関車と客車と繋ぐ棒)が延び縮みしやすい状態が出力インピーダンスが高い状態で、延び縮みしにくい状態が出力インピーダンスが低い状態に対応します。
 一方、客車が軽い状態が入力インピーダンスが高い状態で、客車が重いのが入力インピーダンスが低い状態に対応します。
 機関車が加速や減速をするとき、客車の重さに対し十分連結棒が延び縮しにくければ機関車の動きと客車の動きは同じに成りますが、客車の重さに負けて連結棒が伸び縮みしてしまえば客車の動きは機関車の動きとずれてきます。
 さらに、客車が重ければそれだけ機関車のパワーがなければ客車を引っ張ることが出来ません。
 ということでハイ出し、ロー受けが好ましいとされます。

 スピーカーのように扱う周波数内ですらインピーダンスが大きく上下する終端に、転送路(スピーカーケーブル)を含めインピダンスマッチングをしなければならなかったら、気が狂いそうなほど複雑な代物になりそうですね。


ダンサーアンプ 投稿者:ARITO  投稿日: 2月26日(水)08時26分50秒

井阪@堺さん、お久しぶりです。
ダンサーアンプ、とても初めて設計されたとは思えない大変ご立派な回路図です。
私も直熱管の差動PPアンプを作りたいなと思ってますが、先立つものが...

さて、位相補償素子の入れ方とか定数はなかなか組み立てる前に設計してしまうのは
よっぽど念入りなシミュレーションが出来ない限り難しいですね。
私なんかは実践あるのみですから、まずは裸特性を測定してから
NFBを掛けてと一歩づつです。
完璧に安定度を評価するためには確かにそれなりの測定環境が必要ですので
一から揃えるのは大変ですね。楽しみを奪うことになるかも知れませんが
ご希望であれば、会社で測定は可能ですよ。(昼休みに少しづつ測定するので
時間はかなり頂かなければなりませんが)


位相補正コンデサー容量を決めるために測定機器は? 投稿者:井阪@堺  投稿日: 2月26日(水)07時46分54秒

南の国の舞台で歌うグラマーな出稼ぎダンサーアンプ(もちろん全段差動PP)を、北野@紀南さんのアドバイスを頂き、はじめて一から設計してみました。
http://plaza3.mbn.or.jp/~jupi/tran/300BPP.htm
負帰還の位相補正コンデサー容量値はいくらを採用して良いのか?アンプが組みあがってから実機で試行錯誤で決めればよいと思うのですが
やはり測定機器が必要でしょうね? 何が必要なのか スペックは どうして使ったら良いのか 値段が高いのも  ・・・・・ 悩ましいです。


みなさん 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月26日(水)00時47分04秒

書き込み、はやいねー。


用語は 投稿者:一庵  投稿日: 2月26日(水)00時44分26秒

http://www.cqpub.co.jp/term/
↑でしらべると大体わかると思います。
(解説の方がかえって難しい場合もありますが....)

>ノン太さんへ
当時は、まさか常連の方々がああいうレベルになるとは思いもよりませんでした。
私は今も、勉強したら1人でトラ技が読めるレベルの人の
ステップアップを目指しています。


Re:念のため 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月26日(水)00時38分46秒

すみません。ちょっと直しましたが..........
こんなんで分かるかな?


念のため 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月26日(水)00時26分49秒

ベテランのみなさん、もうすこし日常的で平易な言葉におきかえてお願いします。
ここにアクセスされている多くの方々の技術的バックグランドは、充分お察しいただけているものと期待しております。

http://www2.famille.ne.jp/~teddy/myamp/bbsrule.htm


同軸ケーブルとかの 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月25日(火)23時59分07秒

インピーダンスは、「特性インピーダンス」と呼ばれるもので、これはまさに電界と磁界の
比ですが、これを一般的な回路のインピーダンスと一緒に論ずると普通の人は訳が分からなくなるのでは?
オーディオ帯域の信号でも伝送線路長が波長に対して無視できない長さ(何kmといった単位です)になると、
水面の波が岸ではね返って元の波より高くなったり打ち消し合ったりするのと同じ現象がおこるのではね返り(反射)がなくなるように、
インピーダンスの整合(線路の特性インピーダンスと負荷のインピーダンスを同一にする)する必要があります。


ん? 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月25日(火)23時51分59秒

> 電力の伝送では、内部抵抗値と同じインピーダンスで受けるのがもっとも
> 大きな電力を取り出せるからです。

 これはその通りです。しかし

> 出力インピーダンスの表示はないか、またはあった場合は8Ω

 8Ωというのは適正な負荷インピーダンスであって、出力インピーダンスでは
ないと思います。メインアンプの出力インピーダンスは負荷インピーダンスを
ダンピングファクターで割った値ではないでしょうか。


Re:インピーダンス 投稿者:ノン太  投稿日: 2月25日(火)23時50分49秒

ここには,「簡単に話すのは非常に難しいんだけど(^^;;」
http://member.nifty.ne.jp/ichian/analog/words_a.htm
と,書いてありますが,一庵さんに「インピーダンスの本質的な定義は,
電界と磁界の比という簡単なことじゃないか」と言ったら,
「ウチの想定読者のラベルを越えている」と却下されました.
この定義を適用すれば,同軸ケーブルとか,テレビのフィーダー線とか
すべてのインピーダンスを説明できますが,ラベルを越えているので,
これ以上触れません.

< 電圧の伝送では、ロー出し、ハイ受けがもっとも効率が良く(ロスがない)、電力の伝送では、
< 内部抵抗値と同じインピーダンスで受けるのがもっとも大きな電力を取り出せるからです。
これでは,ダンピングファクターが?
メインアンプのスピーカー出力に書いてある数値は適合(推奨)負荷インピーダンスでは
無いでしょうか?
低周波の増幅器では,インピーダンス・マッチングは考えずに,想定負荷の
駆動だけを考えて設計するのが普通だと,思います.


インピーダンス 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月25日(火)23時28分00秒

交流信号からみた抵抗値だと思っていいと思います。

お手元のビデオデッキやテレビの取扱説明書を見てください。オーディオ入出力のところに、入力インピーダンス:50kΩなどと書かれており、出力インピーダンス:5kΩなんてあります。出力インピーダンスが5kΩの出力回路を、5kΩの入力インピーダンスで受けると、信号電圧は半分に減ってしまいますが、50kΩで受ければ減衰は0.91倍で済みます。この場合、出力インピーダンスとは、内部抵抗のことをさしています。電圧増幅系では、ロー出し、ハイ受けが基本です。

今度は、メインアンプのスピーカー出力です。出力インピーダンスの表示はないか、またはあった場合は8Ωと書かれています。じゃあ、↑の時のように8Ωよりも大きなインピーダンスで受けなければならないかというとそうではありません。ここでは、8Ωのスピーカーをつないでください、と言っています。メインアンプの出力とスピーカーのインピーダンスでは、表示に合せるのが普通です。

(マギラワシイ記述を削除し、一部修正しました)


RE:実装方法 投稿者:グルービー  投稿日: 2月25日(火)19時30分09秒

初めましてグルービーと申します。

おーすけさんへ
東栄のOPTでベーシックアンプを作成したので報告します。
私は30×20のアルミシャーシに東栄の20W型OPT、PTに同じく東栄のP150という組み合わせでベーシックアンプを組みました。

OPTをできるだけ左右の端に寄せて取り付ける以外全く対策していませんが誘導ノイズは発生しませんでしたのでご安心ください。

それどころか、ゲインが少ないこともあり、今まで作ったアンプの中でもっともローノイズなアンプができました。(JBL4333に耳を近づけてかろうじてバルブノイズが感じられる程度の雑音。あまりの静かさに動作していないのではと思った程です。)

ただし、師匠も書かれていますが東栄のOPTは損失が大きく出力段に5881を使い、師匠の6L6とほぼ同じ電圧でサイン波の頭の欠ける直前の出力が3Wです。(3Wで出力不足を感じたことはありませんが....)

次はTANGOのFE25でEL34の差動3段を作ろうと思っています。


ラインミニアンプ 投稿者:いなてい  投稿日: 2月25日(火)14時26分43秒

製作再開しました。
今日(今早朝?)までに、電源回路だけ配線を済ませました。師匠のマニュアルを参考に
トランジスタ・リプル・フィルタを入れましたが、コンデンサを使ったアダプタによる
リプル電圧測定では、予定の35mAを流した状態でB+部において3mV程度でした。多いかな?

ちなみに、写真撮り忘れてしまいました。


インピーダンス 投稿者:いなてい  投稿日: 2月25日(火)14時22分26秒

は、私も良くわかってません。知ってる範囲では、交流に対する抵抗のことで、
純抵抗と違うのは、L(インダクタンス)とC(リアクタンス)が関っていること。

例えばCDプレーヤ --> アンプ --> スピーカ とつないだとすると、
CDプレーヤから見たアンプの抵抗(インピーダンス)が、そのアンプの入力インピーダンス、
同じくスピーカからみたのがそのアンプの出力インピーダンスだと認識してますが、
各々のインピーダンスが「こうなる」とその結果「そうなる」という話は良くわかってません。

(上の認識が違ってたら叱咤くださいませ。)


Re:インピーダンス 投稿者:茄子  投稿日: 2月25日(火)14時13分41秒

 インピーダンスは、「妨げる」という意味のインピード(Impede)に、動詞を名詞化する接尾語タンスがくっついた物で、交流に対する妨げ(交流における抵抗)という意味にだそうです。
 ロー出しハイ受けが一般的なのは出力インピーダンスと入力インピーダンスで分割された電圧が実質的な入力電圧になってしまうため、電圧を正確に送るにはロー出しハイ受けが好ましいとされ、回路的にも簡単だからということになります。これは、入力インピーダンスが低いとより大きな電流が流れることになり、出力側の電流供給能力も問題になってくるからです。例えば、最大出力電流として10mA流せるOP AMPに、1ohmの入力インピーダンスの次段を繋ぐと10mV以上は出力が取れなくなります。


「ナニする」ワケでもないから 投稿者:IDA  投稿日: 2月25日(火)13時34分59秒

隣りのテレビ村の6AH4Gなんて小娘より
EL34のような欧州の痩身美男の性転換がずっと見栄えが良くて芸達者でっせぇ!
と、最近、つくづく思う。


Re: インピーダンス 投稿者:はる  投稿日: 2月25日(火)13時02分49秒

はるです。便乗させてください。
前々から聞きたかった件です。

インピーダンスって、何を指すんでしょうね。
何をもって入力インピーダンスというのか、何をもって出力インピーダンスと
いうのか未だに良くわかってません。
例えばプリアンプとパワーアンプのインピーダンスの関係とか。
わかるようなわからないような。いや、わかってません。

ご教授(いや、ポイントだけでも)お願いいたします(_ _)

--

ついでなのですが、先日の入力と出力の話で「胸のつっかえが少し
取れました」(=取り切れていない)と書いたのですが、この件は
自己解決しました。

結局オーバーオールNFBをかけたときの入力電圧の問題だったのですが、
アンプ全体への入力電圧の話と、初段管への入力電圧の話を混同していて
「なぜ(師匠のエクセルシミュレーションでは)NFBをかけても(初段管への)
フルパワーに必要な入力電圧が変化しないのに、巷の本などでは『NFBを
かけることによって入力感度が低くなり。。云々』などと書かれているのだー」
と一人悶々としていたのでした。
お恥ずかしい。

#意味伝わってなかったらごめんなさい。
#見逃してください(^^;


インピーダンス 投稿者:ろば@初心者  投稿日: 2月25日(火)12時50分14秒

出力側のインピーダンスが高いと電圧も高い。そして、それを低インピーダンス
のところにいれようとすると電圧が高くかかりすぎるので、ハイ出しロー受けはいけないっていう
意味なんでしょうか?
ロー出しハイ受けが基本というのは、受け口のほうに余裕を持たせる
って意味なのでしょうか?
頭が混乱してきました。


いい格好しすぎました 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月24日(月)17時15分14秒

ことの真相は、秋葉原の千石通商にあるの1Wが100kΩどまりだったので、別の店に行くのも面倒くさいし、そこにあるもので済まそうと思っただけです。(単なる無精)

120kΩで1W型が必要になる場面というのは電圧にして170〜200V、120kΩで2W型が必要になる場面というのは電圧にして250〜280Vです。150V以下の回路を組んでいる限り、120kΩ以上の1W型の抵抗器には用がないんですね。秋葉原にとって、真空管回路はマイナーでしょうから、品揃えからはずされてしまったのでしょう。


なるほどです 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月24日(月)16時13分36秒

入手のしやすさまで考慮された設計なんですね。ほんと頭が下がります。
今回は師匠のアンプを真似させて頂いて作りながら勉強して、もう一台作りたいと思ってます。皆さんが、師匠の差動PPをベースに色々な球で設計されているのが、すごくうらやましいし、格好いいです。


510kΩ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月24日(月)14時26分15秒

そのまま510kΩで問題ありません。
なんで510kΩくらいを指定したかといいますと、この抵抗器には電源ON直後に360Vくらいかかるので、消費電力は、

 360V×360V÷510kΩ=254mW

になり、正常動作にはいると、270Vくらいかかるでしょうから、

 250〜270V×250〜270V÷510kΩ=123〜143mW

になります。これならば、1/2W型の抵抗器でまかなえます。これよりも抵抗値をちいさくすると(たとえば200kΩとか)、消費電力が

 250〜270V×250〜270V÷200kΩ=313〜365mW

になってしまい、最低でも1W型がいりますが、1W型200kΩというのは入手が難しいんですよ。


実装方法 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月24日(月)14時10分28秒

こんにちは。はるさん。
パーツ1個1個はカチコチに真似してるんですけど、中の配置についてはまったく違う配置になってます。ただ、役割毎にユニットにわけてそれを実装していくのがよいのかなと思いまして、そのノウハウが詰め込まれている師匠のを真似ようと思っている次第です。
はるさんのおっしゃる通り「ポイントを押さえて配線」がポイントですよね。お恥ずかしいですが、そのポイントが押さえ切れないところが私の頭の難点なのです。

私は木箱の中に作っていて、約1/3に電源トランスと電源ユニットを入れて、残りの2/3に初段、終段、出力トランスを配置しています。電源トランスは講座通りのPH-185を入れたのですが、予算不足により出力は東栄の2500円トランスです。色々なHPでみると東栄トランスは漏洩磁束が問題とかで出来あがったら出来あがったでハムだらけのアンプになるかもしれません。でも絶対完成させますよ。これからもよろしくお願いしますね。


ハラワタ 投稿者:はる  投稿日: 2月24日(月)13時03分52秒

はるです。おーすけさん、こんにちは。

アンプ部の実装ですが、あんまりカチコチに師匠のハラワタを真似なくても
良いようですよ。OFF会のとき見たみなさんのハラワタ、ほとんど同じモノは
ありませんでした。自分で部品配置を決めて、ポイント押さえて配線すれば
OKと思います。

ここ↓でOFF会参加者アンプのハラワタ参照できます。
ね?バラバラでしょ?(^^)

http://www2.famille.ne.jp/~teddy/myamp/3112.htm


増殖。 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月24日(月)11時53分55秒

ほんとに近くです。うちはときわ台なのです。
もしかして、ねこさんのお医者は北川動物病院ですか?うちのうさぎは北川さんに診てもらったことがあります。東武練馬SATYは開店当時行きましたが、あまりの渋滞に近づかなくなっております。

>んんん、ちょっとゆっくりすぎの気がします。
>並列に560kΩくらいの抵抗器がはいっていればゆっくりでもいいんですけど、はいってますか。
まだ負荷がほとんどかかってないので、ゆっくりなのかなぁと思っていたんですが・・・
師匠の設計どおりの間違えてなければ510kΩが入ってるはずです。560kΩに変えた方がいいですか?昼休みに買い出しに行ってこようかな。

IDAさん、励ましのお言葉ありがとうございます。
ほんと超初心者なので、実装図があったB電源部まではなんとなく(Cを間違えたけど)できたんですが・・・
実はもう一個笑える間違いをしまして、UNIT1を6Pラグに組み始めてしまい、上から順番にはんだ付けしていって、下の方に到達・・・端子が足りないーーーっ。やりなおそうかとも考えたんですが、はんだ吸い取り作業してるうちに部品を壊しそうだったので、3Pラグを追加しました。
というわけでなかなか汚いB電源となりました。

ここから先は、ハラワタ写真と見比べながら実装していかなくてはならないので、時間がかかりそうです。


差動PP増殖中 投稿者:IDA  投稿日: 2月24日(月)10時32分21秒

おーすけさん、もう直ぐ、差動PPの音が聞けそうですね。(^。^)
手早いですねー。関心!アンプ部の配線も気合を入れて頑張って下さいね。


RE:近況報告 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月24日(月)10時30分51秒

おお、ご近所でしたか。
郵便本局は高島平、ガソリンは三園のENEOSか高速下のEsso、人間の医者は中台、ねこの医者は常盤台、ビデオレンタルは光が丘と春日町、スーパーは東武練馬サティか上板橋イトーヨーカドー。

>約30分経過で150Vくらい

んんん、ちょっとゆっくりすぎの気がします。「22μFのところを間違えて100μF」←このコンデンサに並列に560kΩくらいの抵抗器がはいっていればゆっくりでもいいんですけど、はいってますか。22μFのかわりに100μFというのはなんら問題ないです。


近況報告 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月24日(月)09時59分20秒

この掲示板、ほんとにカロリー豊富ですね。過去ログすべて読ませて頂きました。
そしたら、師匠は高島平近辺にお住まいだとかで、師匠が近所にいるーーっと1人で大舟に乗った気分になってしまいました。

ところで、アンプの方は金曜日の夜に徹夜でヒーター配線を済ませ、6SL7と6AH4の6本に灯が点るのを確認、B電源配線を済ませ、出力側に366V(tangoPH-185使用)の電圧を確認したところまで出来ました。師匠のマニュアル通り、スイッチオン(366V)からスイッチオフした時段々と電圧が下がっていけばOKということで、段々と下がるのは確認したのですが、下がり具合がなんとなく遅いような気がして(約30分経過で150Vくらい)、確認したら師匠の電源回路図のリプルフィルタ22μFのところを間違えて100μFを入れてしまいました。このままでも大丈夫でしょうか?

これからいよいよアンプ部の配線にトライです。ほんとに早く音を出したくてうずうずします。


続 3極管接続 変人の部 投稿者:面白製作に  投稿日: 2月24日(月)09時44分18秒

欧州のDA30系は最終形態4極管内接による3極管でした、日本排出の中にもラックスの・・・
でも使える管種はそれほど多くない。


RE:続3結 投稿者:いなてい  投稿日: 2月23日(日)10時05分46秒

いやはや、面白い歴史ですね。
私の6CA7(EL34)アンプは、ロシア生まれのごっつい(太管)やつです。
ごっつくても箱に入っていました。


続3結 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月23日(日)08時32分27秒

1900年代前半は、行くところに行けば品格のある高貴な女性達(45とか300Bとか)がたくさんおりました。女学校ができると、2A3という名の良家の子女がたくさん町に現れるようになりました。

風雲急を告げる時代にはいると、まっくろいメタルの鎧を着た男達が登場します。JANの徽章をつけた彼らは、ArmyやNavyで活躍します

戦後になると、新しいタイプの女性達が登場します。6R-A8や6C-A10といった近代的な女達です。しかし、どことなく合理的なニオイのするいささか割り切ったような女性達にあきたらない面々は、たとえお歳を召してはいても戦前型の美人を追い求めます。

しかし、今や、「箱入り」娘はほとんど見かけなくなり、「出戻り」婆さんをコキ使うか、ロシアや中国からの出稼ぎダンサーでその場をしのぐしかなくなってきました。こうなってくると、性転換したそれなりの美人の方がお手軽だったりするわけです。

性転換では、EL34のような欧州の痩身の美男を相手にしたのが人気ですが、6F6や6L6をメタル服を着たまま性転換したコスプレ系のお楽しみもあります。

しかし、あまり相手にされなかった隣りのテレビ村に行ってみれば、6EM7や6AH4GTなんていうトランジスタ・グラマーや双子の美人姉妹(6BX7GT)もいるわけで、古典的な美人ではないものの、おだてれば結構きれいになるもんです。


3結 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月23日(日)08時16分44秒

女性は2本脚ですが、男性は3本脚です。(但し、そのうちの1本は地に脚がついてませんが)

3極管は3本脚ですが、ビーム管や多くの5極管は4本脚です。その4本目の脚を機能しなくしてしまったのが3極管接続です。性転換です。そこまでいかないで、一応4本目の脚は残したけど特性的を半分くらい3極管的にしたのがウルトラリニアー(UL)接続です。いわばおかまです。

性転換した場合、美人になる球とヒゲ面が残ってしまう球とがあるようです。おかまにした場合は、どうあがいても中途半端感はぬぐえません。


回路ミス 投稿者:いなてい  投稿日: 2月22日(土)23時03分47秒

すみませんです。
   +------+--
   P   |
---G<EL34>G2-+
   K
   |
の間違いです。
↓の修正が(クッキーがOFFになってて)できませんでした。


3結 投稿者:いなてい  投稿日: 2月22日(土)22時59分13秒

ろば@初心者さん、こんにちは。
3結とは、3極管接続という意味です。
ぺるけ師匠のEL34 3結シングルの回路で行くと、

        +------+--
      P   |
   ---G<EL34>G2-+
      K
      |

このG2(第二グリッド)がP(プレート)に接続されている状態です。
これで本来5極管(またはビーム管)であるEL34が三極管として動作します。
面白いですよね。


EL34 3結 投稿者:ろば@初心者  投稿日: 2月22日(土)18時00分22秒

本日EL34 3結シングル・アンプその1をよませていただいた
のですが、そのなかの1節{{{{遠くから「いい音ねえ。」と眠っていたはずの妻の声。夜も更け、いつのまにかウィーンフィルとそのゆかりのメンバー達が奏でる古きよき時代のウィーンの舞曲にかわっていました。}}}
良いですね〜!!久しぶりに感動いたしました。
とは別に3結の意味がわからないんですが、プレート2つを使わずに
ってことじゃないですよね?すいません。あ〜はずかしい。


電磁鋼 投稿者:大門  投稿日: 2月21日(金)22時37分27秒


   こんばんわ。電磁鋼をどこで買ったらいいのかという質問が以前ありましたが、
   少量で商売にするのでなければ無料でお分けすることができそうです。新日鉄
   研究所の知り合いこのBBSでこんな質問がありましたよと、話したところ何とか
   してくれそうです。もし必要な方は私まで大きさ、枚数をご連絡くだされば相談
   してみます。電磁鋼もいろいろありますので、用途(たとえばシールド)を言って
   下さればこちらで適当に見つくろいます。電磁鋼は切断が難しいのでできるだけ
   必要な大きさを正確に見積もった方がよいと思います。ただし送料の方は負担を
   お願いします。


RE:電子を投げる 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月21日(金)00時25分17秒

早速、ブックマークしましたよ。
絵がいいです。


電子を投げる 投稿者:子人ちゃん  投稿日: 2月20日(木)20時22分43秒

はじめまして。真空管の動作を、こんな風に例えているページを見つけました。
なかなか傑作だと思いましたので、ご紹介させていただきます。

http://www.telephonecollectors.org/repeater/repeater.htm


大男にも 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月20日(木)18時09分15秒

いろんなのがいて、針でつついたときに手足を広げて飛び上がるやつや、
バットで叩いても「うっ!」と呻く程度のやつなど様々かも。(笑)


Re:そうです 投稿者:IDA  投稿日: 2月20日(木)16時24分09秒

いやー。さすがに、ぺるけ師匠らしい一言。(笑)
しばらく、ROMしてましたが、思わず、「座布団、1枚」と云いたくなりましたです。


そうです 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月20日(木)15時53分22秒

大男の唇を針でつついたら(ちいさなエネルギー)、ギャーーと叫んで巨体が跳ねる(大きなエネルギー)が得られるわけです(違)。


(無題) 投稿者:ろば@初心者  投稿日: 2月20日(木)15時11分45秒

本日部品についてのコンデンサの知識・実装技術までを今よませて
いただいております。
組み立てキットも買ったしがんばりますよ!!いけるところまで。。。
小さな信号が大きな電流というか電力をコントロールする。ってイメージ
でいいのでしょうか?


ろばさん 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月20日(木)12時27分42秒

まずは、ここからというのはどうですか。

http://www2.famille.ne.jp/~teddy/myamp/tama.htm


Re:はずかしい書き込み 投稿者:Nonta  投稿日: 2月20日(木)09時59分19秒

>ろば@初心者さん
恥ずかしいことではなくて,真空管の原理です.
電流と言うより,電子流と言った方が本質的です.
カソードで暖められたマイナスの電子(熱電子といいます)が
プラスのプレートに引き寄せられて真空管の中を移動します.
このとき,電流で見ると,プレートからカソードにプレート電流が流れます.
これだけでは,ダイオード(2極管,整流管ですね)ですが,
カソードとプレートの間に第3の電極(グリッド)を置いて,
ここにマイナスの電圧を掛けるとカソードから出た電子の一部が
カソードに追い返されるわけです.
これは,マイナスとマイナスは反発し,マイナスとプラスは引き合うという
電気の性質(教科書ではクーロンの法則と書いてあります)から来ています.
グリッドに掛けるマイナスの電圧を変えると,カソードに追い返される電子の
量を制御できますから,プレートからカソードに流れるプレート電流を
グリッド電圧が制御するわけです.
プレート電流の変化に対するグリッド電圧の変化の比を「gm」と言います.
gmが大きいと言うことは,チョットのグリッド電圧の変化で
プレート電流を大きく変化させられると言うことです.
余談ですが,カソードとプレートの間にグリッドを置いたのは,
デ・フォレストで,彼の発明から電子回路が始まったわけです.


Re:磁気シールド  投稿者:鱸@日野  投稿日: 2月20日(木)01時57分47秒

>Nontaさん、
すみません、私の見た資料が単純に製品の透磁率の分布で並べただけのものでした。
確かにアモルファスと言っても沢山の種類がありますし、パーマロイもスーパーパーマロイも私の話の中では区別していませんし、低周波、高周波の区別もありません。

別の資料を参照しましたがNontaさんのおっしゃるとおりです。

仕事上の聞きかじりと飽和磁束密度の先入観で製品の分布を透磁率の順列と解釈してしまいました。

皆さん混乱させてしまって申し訳ありません。 m(__)m <穴があったら入りたい>
超反省モードに入ります。失礼しました。


はずかしい書き込み 投稿者:ろば@初心者  投稿日: 2月20日(木)01時40分57秒

意味がわからなかったらすいません。
あの〜アンプって信号が入ってきて電気というか電力がその信号を大きくするって思っていたのですが、今日友人と話をしてて、思ったというかきずいたというかきずかされたのですが、信号が電流をあやつるんですよね?
だから信号が真空管のグリッドにいってそこでプレートからカソードにながれる
電流を操作するってことなんでしょうか?
だとすればモヤモヤがとれる感じがします。


磁気シールド 投稿者:Nonta  投稿日: 2月19日(水)22時11分31秒

透磁率というのは,磁束の通り安さを表しています.
鉄板では空気中の値に対し,数百〜数千倍です.
電気の場合,銅に対し空気はものすごく電気を通しにくい
ですから,電気シールドは効果的ですが,磁気シールドが
あまり効かないのは,透磁率が低いからです.
また,磁束の向きを考えて,鉄板を配置する必要があります.
小中学校の理科の実験でやった電磁石を思い出してください.
コイルの中から出た磁力線はまたコイルに戻っていきます.
磁束(磁力線みたいなもの)も同じで,初めと終わりが無く
ループになっています.トランスのコイルを見て,磁束を
想像し,磁束が出力トランスを通過しないで,ショートカット
するように鉄板を置きます.
なお,電源トランスの磁束は巻数と電圧に比例しますから,
トランスの1次側タップを,105V/110Vにすれば,
巻数が増加して,磁束が減少し,漏れ磁束も減少します.

>鱸@日野さん
< 透磁率から言うと珪素鋼板よりもより柔らかい純鉄、それよりも
< パーマロイ、さらにはアモルファスが良くなります。
僕の持っている文献とだいぶ違いますが,文献をご教示ください.
調べてみたいと思います.僕の文献(理科年表他)ですと
純鉄≒方向性珪素鋼板<鉄系アモルファス<パーマロイ
となっています.確かに,コバルト系アモルファスと鉄系
ナノ結晶は高透磁率ですが,電源/低周波用ではありません.
低周波用ですと,パーマロイよりも良い物があります.
ベル研で開発された「スーパーマロイ」ですが,最近は
高精度低周波トランスの需要がないため入手難です.


純鉄は錆びにくい 投稿者:面白製作に  投稿日: 2月19日(水)20時49分34秒

純鉄は錆びにくい、単に異物が触れていると錆びる。異物とは別金属とか、電位差を生じて
化学反応が錆な訳で、コーテイングが問題。


Re: 磁気シールド 投稿者:脳内工作  投稿日: 2月19日(水)17時24分11秒

そうですね。シールド材が磁石になりっぱなしですね。


Re: 磁気シールド 投稿者:善本  投稿日: 2月19日(水)17時04分24秒

>使わない5インチフロッピーディスクがたくさんあるんだけど、
>使えないだろうか。

漏洩磁束の空間の磁束密度はあまり高くないので、磁気記録媒体のような
保持力の強い強磁性体では駄目ではないでしょうか?


焼鈍し 投稿者:いなてい  投稿日: 2月19日(水)16時46分50秒

こんにちは。
鉄板シールドを限りなく真空管に近づけ、真空管のヒータで焼く...
そのうち焼き上がり、シールド効果が増す。なんて、くだらないことを思ってしまいました。

という私は、部屋の模様替えをほぼ終わり、現在、はるさんに教えていただいたレシピで
作ったシフォンが焼きあがるのを待ってます。ふくらんできましたぞ。


Re: 磁気シールド 投稿者:脳内工作  投稿日: 2月19日(水)16時09分16秒

使わない5インチフロッピーディスクがたくさんあるんだけど、
使えないだろうか。


Re: 鉄板 投稿者:はる  投稿日: 2月19日(水)11時48分48秒

ろばさん、いらっしゃい。
わからないことがあれば具体的に書くと、いろいろ教えてもらえると思います。
#といいつつ具体的に聞けてない私ですが。。。
それと過去ログもありますので,これを読むのもずいぶん勉強になります。
アンプ設計以外のいろんなことも出てて楽しいですよ。是非ご一読を。

さてシールドですが、雀さん、私もシールドに15000円は出せません。
毎日飲んでいるビールやらワインやら清酒やらを止めればあっと言う間に
浮く金額ではありますが、酒は止められません(^^;
たぶん組んでみてからになると思いますが、問題があるようなら
ホームセンターに行ってみるつもりです。焼きなましは。。。んー、
できるかしら?どこで火をたくか、それが問題だ。
#ガスコンロでも良いのか。


Re:鉄板 投稿者:鱸@日野  投稿日: 2月19日(水)01時23分53秒

鉄板の話が出ていたので少々。

パーマロイやアモルファスは透磁率は高いのですが、飽和磁束密度が低いと言う欠点を持っています。でも漏洩磁束のシールドには全然問題ないですね。まさにシールド向きです。
アルミ板のような非磁性材料でも交流磁界中では渦電流による減衰が期待できますが、やっぱり磁束を通してしまうので殆ど効果はやってみなければ?です。

パーマロイやアモルファスは高価ですから、ホームセンターで探すとしたら適度に厚みのある柔らかい鉄板を探した方が良いと思います。
堅い鉄板しか無かったら焼き鈍すと結晶の方向性が緩和されて透磁率が上がります。
たとえ柔らかくても焼き鈍しした方がさらに柔らかくなりますので加工もしやすくなり好都合です。
ついでに焼き付いた黒錆が防錆効果も果たしてくれるというおまけ付き!
何方かやってみませんか? と他人任せにしてしまうズルイ鱸でした。スイマセンm(__)m


はじめまして。おねがいします。 投稿者:ろば@初心者  投稿日: 2月18日(火)22時23分12秒

はるさんのおさそいでまいりました。
本日は私のアンプ設計マニュアル のロードライン3をよませて
もらってついにわからなくなってしまいまして、さみしくなり
はるさんに相談していまいました。
でもなんとかがんばります。
とりあえずなにか1つ組み立ててみますよ。
明日もまた質問することになると思いますが、
おねがいします。


Re:鉄板 投稿者:  投稿日: 2月18日(火)20時25分11秒

なんか今日はついていない。みぞれも降ってくるし、タバコが切れたので傘をさして買いにいくと、古い500円玉で、しょうがないから千円札を自販機にいれ、タバコを買ってお釣りを取ろうとかがんだら、傘の先が別のタバコのボタンを押したみたいで、違うタバコも出てきました。

さて、はる様、情報ありがとうございます。15000円ですか。私には、ちょっと高くて買えません。今から禁煙すると1年で約10万円浮くのですが、やっぱり吸うでしょう。ちなみに千代田区で吸うと、ちょっとデンジャラスなせいか、おいしく感じるのはやっぱり気のせいでしょう。

ojinboo様、善本様、ぺるけ様、磁気シールドはやっぱり磁石につく物がよいのですね。今度ためしてみます。前回アルミにしたのは、錆がちょっと心配だったので(異種金属が接触してると錆びやすいという、あれ)ケースと同じアルミにしたのでした。トロイダルのトランスなので、ほかの要因の影響の方が大きいと思っているのですが。

昨日、雀は、First Ampの電源の配線を始めました。今日、見てみると撚りが逆になっているのに気がつきました。気持ち悪いので全部はずしたのですが、撚りが逆だと撚らないほうがましなんでしょうね。今日はついていないので、続きは明日以降にしますが、いま使っている半田吸い取り線は、太くて使いにくいので(HAKKO No87-52巾3.5mm)もすこし細いのにしようと思います。以前使っていたのは、ChemtronicsのSIZE#2 50-2-5と書いてあるので、こちらは細くてよく吸い取るのですが、消耗が早いのです。そこで、皆様ご愛用の半田吸い取り線を教えて欲しいのですが、宜しくお願いします。


鉄板 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月18日(火)19時28分45秒

ホームセンターに行けば、いろんなサイズ・形の住宅用部材がありますよ。
とってもお安いですから、実験にはぴったり。
たとえハズレでも損害僅少です。


鉄板でもOK 投稿者:善本  投稿日: 2月18日(火)18時17分31秒

理想的とは行きませんが、普通の鉄板でも磁気シールドにはなります。
100円ショップで売っている、鉄製のL字型したブックエンドとか、
ブリキ製の収納缶(大きなダイソーの店には数種類あります。)を
用いても結構効果がありますよ。これなら安い!


RE:磁気シールド  投稿者:ojinboo  投稿日: 2月18日(火)18時02分02秒

こちらは初めて投稿させていただきます。
よろしくお願いいたします。

さて、磁気シールドですが、MJか何かにトタン板でよいと書いてありました。
私はそれを信じて、ハムプルーフベルトにホームセンタ(ドイトだったかな)
で買ったトタン板を巻きました。(値段は安いですよ)

まだ、実際には動かしていないので効果の程は不明ですが。


Re: 磁気シールド 投稿者:はる  投稿日: 2月18日(火)18時00分15秒

雀さん、こんにちは。

珪素鋼板ではないんですが、パーマロイの板を売ってるところなら
ありました。250mm x 450mm x 1mm で 15000円だそうです。

http://business1.plala.or.jp/gk_tec/shop/gp/gp.html


磁気シールド 投稿者:はる  投稿日: 2月18日(火)17時33分10秒

ちょっと探してみたらこんなんありました↓効くんでしょうか。
けど高いなー

東京防音:スーパーマグネシールド
http://216.15.245.55/myProducts.cfm?categoryid=9


FE-10-10は 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月18日(火)12時31分15秒

上から見ると正方形に近いので、90度ずらして取り付けられるように
取り付けネジの穴を複数あけておいてはいかがでしょう。ハムを測りながら
状態の良い方に固定できます。


電源トランスの漏洩磁束によるハム 投稿者:ARITO  投稿日: 2月18日(火)12時13分53秒

ですが、ハムプルーフベルト(珪素鋼板をコアの端面に巻いているもの)と
ショートリング(巻線方向に巻いている銅板)がついているトランスを選べば
小さいシャーシでもそれほど気にならないと私は感じています。
はるさんが使おうとしている出力トランスはケース入りですからシールド効果も
期待できますし。
それでも磁束が出る方向を考えて配置することをお勧めしますが。

Lアングルで磁気シールドを期待するならば、磁石がくっつくものでないと効果は
無いのではないでしょうか?簡単に珪素鋼板やパーマロイ板が手に入れば良いのですが...

住宅事情アンプとは言い得て妙です。私なんかはまさにそれですね。


アルミLアングル 投稿者:いなてい  投稿日: 2月18日(火)12時09分28秒

本当にお久しぶりです。
何の因果か部屋の模様替えをはじめてしまいまして、現在、物置状態...
明日お休みを頂戴してさっさと片付けてしまおうと思っています。

で、はるさんのアルミLアングルでのシールドの話ですが、私もあまり効果ないと思います。
高周波の世界ですと、銅板の方が期待できますが、オーディオ帯域ではどうか...
やはりARITOさんのアンプに見られるような、珪素鋼板が一番効くんじゃないかと。
でも、珪素鋼板ってどこで入手するのやら。
例えばトランスのコアなどは珪素鋼板ですが、あれはEIの形になってますし...

私の作りかけのミニラインアンプも、小さいシャーシなのでハムなどのトラブルは覚悟です。


Re: シャーシの大きさ 投稿者:  投稿日: 2月18日(火)11時43分30秒

>#(アルミ)Lアングルによる区分けって効くんでしょうか?

私の数少ない経験から、区分けの効果はあると思いますが、アルミLアングルの効果は無いと思いました。
ネイムのハムが気になって、トロイダル電源トランスの周りを囲むようにアルミ板を配置しましたが、聴感上は変化がありませんでした。珪素鋼板が気になっているのは、そういう訳です。


まだまだ勉強中です 投稿者:fujiki  投稿日: 2月18日(火)11時34分36秒

みなさんこんにちは、藤木です。

> fujikiさん、私を待ってると夏になりますよ

ははは、私の場合まだまだ勉強中で解らない事だらけなので年内に完成すればよいと思っています。
それと、九州の田舎に住んでいるのでCR部品の入手が問題で一つでも足りないと10円の部品でも千円近く出さないと買えないのでかなり慎重に部品の発注をしなくてはいけません(多少の予備部品は持っていますが・・・)。
今稼動状態のアンプが3台ありTrA級、EL34(T)PP、超三EL34PPで音の違いを楽しんでいます。
これに、全段差動PPを加えて聞き比べするのを楽しみに勉強しながら製作するつもりです。
6BQ5が上手く行ったら次はEL34(T)PPの全段差動化などと皮算用だけはしています(笑)。


住宅事情アンプ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月18日(火)11時27分29秒

1970年くらいまでは、まだ、日本の家にもそれなりに物を置く場所があったようです。
オーディオ機器の「平積み」時代です。
レコードプレーヤの蓋は上に空間が必要ですし、カセットデッキも蓋が上に開く方式でした。
チューナやアンプも、横にひらたく並べるのが普通でした。

やがて、モノが溢れはじめ、レコードプレーヤの置き場がなくなってきました。
カセットデッキは、前から装填する方式が人気を呼び、上から装填するタイプは消滅しました。
オーディオ機器の「縦積み」時代突入です。

最早、買物をする前に、どこに置くかを考えなければならない時代になってしまいました。
そういう時代に売上を伸ばしたのは、置く場所を考えなくてもいいオーディオ機材です。
Walkman、ポータブルCDプレーヤ、MDレコーダ/プレーヤ、ラジカセ、8mmビデオカメラです。

そんな中にあって、相変わらず空間を占領していたのが真空管アンプでした。
トランスが重い、発熱が多い、かさばる、というわけで真空管Walkmanも壁掛け式真空管アンプも商品化されませんでした。しかし、真空管式カーオーディオは出てきましたね。家の中よりも車の方がスペースに余裕があったりして・・・。
エレキットのTU-870が売れているのも、小さく、幅を取らないのが当ったんだと思います。

昨年作った16A8全段差動ppアンプは、そんな我が家のスペース事情を考えてのデザインだったわけです。そもそもは、壁掛けアンプを狙っていましたが、思ったよりも分厚くなってしまったので、途中で路線変更してますけど。


Re: シャーシの大きさ 投稿者:はる  投稿日: 2月18日(火)10時33分08秒

みなさん、ありがとうございます。
シャーシを小さくすることは、今回は必須です。嫁さんの希望(^^;;
ここで点数稼いでおかないと、次回作に影響しかねません(まだ作るのか?)。
ただしホームページに書いたサイズは本当にぎりぎりと思われるので
トランスとソケットを入手した時点で再度検討の予定です。
#でも大きくはしません。

小さいアンプ、嫁さんの希望ばかりではなく、前にも書きましたが
ARITOさんの影響大です。OFF会のときに見て、かなりくらくらきてしまいました。
実装は大変そうですが、何とかなるやろ!と楽観してます。

師匠> ・電源トランスのすぐそばにも部品を配置しなければならないので、ハムを引きやすい。

この問題は出るだろうとシロートながらにうすうす感じていまして、
対策としては内部に補強用のLアングルを入れて電源部とアンプ部を分けたいと
思っています。えー、今のところ思っているだけですが。。(^^;
#(アルミ)Lアングルによる区分けって効くんでしょうか?

ここまで騒がせた以上後には引けませんので、なんとか完成に漕ぎつけたいと
思います。またいろいろお伺いします。よろしくお願いします。

fujikiさん、私を待ってると夏になりますよ(^^;
ナイジェルさん、いつもありがとうございます。もう少し細かいところも
見直して取り組みたいと思います。感謝感謝。


そうです。 投稿者:北野@紀南  投稿日: 2月18日(火)10時32分02秒

私は南方系縄文人の末裔ですのよ。


シャーシの大きさ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月18日(火)09時55分01秒

悩ましいテーマですね。
小さいシャーシに詰め込んだ方が、デザイン的には凝縮感があって格好良くまとめやすいですが、

 ・表面積がちいさくなるため、アンプの温度は上昇する。
 ・部品間の距離が近くなるため、熱・浮遊容量・接触によるトラブルが出やすくなる。
 ・電源トランスのすぐそばにも部品を配置しなければならないので、ハムを引きやすい。

といった問題に直面します。好き嫌いもあるようで、

 アンプを目立たせたい←→アンプを目立たせたくない

という異なる嗜好の方向性もあると思います。

これまでの経験でいいますと、関東よりも関西方面の方が、圧倒的に大型アンプが多いです。台湾にまいりますと更に大型化し、香港・シンガポールでいよいよ巨大化します。


ん!誰かさん? 投稿者:  投稿日: 2月18日(火)06時50分58秒

って私でしょうか?>北野@紀南さん
http://homepage2.nifty.com/Kame/syasin/71Asyu.htm



ん!誰かさん? 投稿者:ARITO  投稿日: 2月17日(月)22時09分30秒

って私でしょうか?>北野@紀南さん
でも、私も大きめのシャーシに組むことを拙HPでは再三推薦しているんですよ、
自分自身の反省を込めて。
小さなシャーシに組むということは、やはりそれなりの覚悟が必要です。発熱の問題や、
場合によっては雑音において大きめのシャーシは楽ですから。
でも一方で小さなシャーシでアンプを組んで上手く行ったときの喜びは格別なものがあります。
何度か失敗もしましたが、何となくまた挑戦してみたくなる頭脳ゲームみたいのものかも。


Re:6BQ5アンプ 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月17日(月)21時35分53秒

はるさん、よく勉強されていますね。(素晴らしい!)
6AQ8のμやrpをEp-Ip特性と動作点から算出されたものと思います。ついでに6BQ5のrpも作図から求めると完璧!?
仕上がり感度が比較的高いようですから、北野さんのおっしゃる通りもう少しμの低い球を使うのも手でしょうが、
ここはひとつ作ってしまってから後でいじって楽しみましょう。
それにしても予定シャシは小さいですね。こっちの方が苦労しそうな感じ。はるさんオリジナルで
フライパンとかケーキの焼き型を使った円形アンプなんていかが????


Re: 6BQ5アンプ 投稿者:fujiki  投稿日: 2月17日(月)20時29分01秒

みなさんこんばんは、藤木です。

はるさんいよいよ製作に取り掛かりますか。
私の方は以前もう一つの掲示板に上條氏が書き込まれた改良案を元にしようと考えているのですが、電源部分の設計から前に進まない状態です。
回路図が出来上がったら皆様に添削して頂こうと思っていますが、何時になるやらです。
多分はるさんのアンプが出来上がるまで私は製作に取り掛からないと思いますので、当分ROMしています。
出来上がったら音や発熱等はどんな感じか教えて下さい。


6BQ5アンプ 2 投稿者:北野@紀南  投稿日: 2月17日(月)18時59分47秒

そのA
シャーシの大きさと音質は比例はしません。逆比例もしません。
しかしながらやや大きめのシャーシを推薦します。
誰かさんとは違う意見ですが。


Re: 6BQ5アンプ 投稿者:はる  投稿日: 2月17日(月)18時47分21秒

北野さん、こんにちは。
アドバイスありがとうございます。

そうですね。北野さんのおっしゃっていることもわかります。
ゆくゆくはそのようなバリエーションにも挑戦したいっ!
のですが、まずはそのベースとなるアンプをなんとか、というところです。

バリエーション1:低増幅度の初段で負帰還量小(またはナシ)
ベース:中増幅度の初段で中くらいの負帰還
バリエーション2:高増幅管で負帰還量大(できるかどうかは別)
なんてことを考えるのはとても楽しいのですが、そのベースが
ちゃんと動くかどうか、もう少しこうした方がベースとして(考える上で)
妥当では?といったところが不明なんですよね。。。

このネタもちょっと引っ張りすぎですね(性格がばれる)。
まぁ、動かないって事はないでしょうから(^^;ぼちぼち製作を始めようかと
思っています。


6BQ5アンプ 投稿者:北野@紀南  投稿日: 2月17日(月)17時32分57秒

はるさんこんにちは。その節はお世話になりました。
さて、ご紹介の計画ですが、もし私だったらと考えてみました。

その@
6BQ5は大変感度がよいので、初段の設計にゆとりがあり工夫できます。
たとえば、内部抵抗が低くて増幅率の小さい球を使ってみることです。
きっと帰還量を増やすことや、ボリュームを絞ることとは違った音となるでしょう。


6BQ5 投稿者:はる  投稿日: 2月17日(月)17時08分17秒

すみません、また6BQ5の話です。

ナイジェルさんからのアドバイスのあと、いろいろ考えてみました。
rpの話(rpは動作点のEp-Ip曲線の接線の傾き)もそうですし、初段の
ロードラインまわり(あんまり下の方を使うのはどうか?)など。

で、そういったものを自分なりに考えつつ考え直したものをリンクしておきます。
毎度毎度申し訳ないのですが、アドバイスお願いいたします。
初段は6AQ8に戻しました。プレート負荷抵抗は33Kとしてみたんですが、この程度の
負荷でよいのかどうか。どの程度の傾きを目処にすればよいのかがぴんときません。
その他変更点は6BQ5のプレート損失をかなり下げました。Ep=230VのIp=25mA。5.7W。
かなり小さいシャーシの予定なのでもう少し下げた方が良いでしょうか。
あとVg=0V時のIpが無信号時の二倍も考慮。などなどです。
リップルフィルタも計算してみましたが、もう少しC1を上げても良いかもしれません。

こんなところでしょうか。あと、思いつかなくて。
めでたくGOが出たら部品集めに取り掛かるつもりです。

http://www.venus.dti.ne.jp/~hatake/


Re:Re:実検してみました 投稿者:またり  投稿日: 2月17日(月)03時39分52秒

留守にしていたので、遅くなってしまいました。先ほど帰ってきました。あぁ、眠っ!

(たかさん)
>クラッシクは音の大小が音楽表現の一つとして大切にされているんですね。きっと。
そうだと思います。そして、JAZZは音質をゆがめてまで音圧に偏向しないということでしょうか。
一方のPOPSは、音のディナミーク(強弱)も、音質も犠牲にしても、音圧は大切にしているんでしょうね、そんな所じゃないでしょうか^^。

>アンプのほうも、元気になったようでになによりです。今度は天板の色は?色ですか。
相変わらずの黒です。外見は代わり映えしませんが、はらわたは多少ましになりました。そのうちアップします。

(ARITOさん、善本さん)
>歪んだ波形を測定するときには、必ずしも指示が正しいとは限らないという疑いの目をもちながら測定しましょう!
やはり、アナログでの実測値測定は難しいのですね。詳しいご説明ありがとうございました。
CDの場合はデジタルのまま、理論値としての実効値を計算できるから今回のようにはっきりわかるのですが、信号がアナログの場合も、AD変換してPCで計算させるというのは以外と簡単で確実なのではないかと感じましたが、いかがなものなのでしょう?もちろん、あるていどの工夫が必要&条件が限られるとは思いますが。

では、早々に・・お休みなさい


懲りないなあ 投稿者:きとく  投稿日: 2月16日(日)22時18分07秒

秋葉原に行ってしまいました。
通勤では毎日通過しているのですが、わざわざ休日にでかけたのは、
「球が欲しい」という立派な(笑)理由があったからです。

お目当てはEC88/6DL4。EC86-45-5AR4の音に気を良くして、
類似球を使ってみようと思い、適価だったので8本買ってきました。
手持ちと併せて12本、これで心配なくPPが組めます。

ついでに訊いたECC32/CV181、なんと@19,000円。
眼鏡をかけたまま、目玉が飛び出しそうになりました。
2年ほど前は4,000〜5,000円だったのに。
まぁ、AMPEREXの6SN7GTが@1,100だったので、よしとしましょう。

#日通の裏のジャンガラの角に、安いステーキハウスができましたね。
サラダは美味かった。肉とスープは△かな。


6BM8その後 投稿者:安藤  投稿日: 2月16日(日)16時02分16秒

6BM8でアドバイスを頂いた安藤です。おかげさまで設計も終わり、シャーシに部品を取り付け始めたところで念のためと思って、OPTの導通を調べたら一個が不良でした.. 最初に調べろって事ですが、ノグチか東栄で新規調達が必要になりました.手持ちの部品をフルに使って、お安くでっち上げ様と思いましたがそうは問屋が卸しませんでした。
 初段が200Vで2mAのCRD、終段が220Vで27mAの設計です。
 電源トランスが120Vの倍電圧だと,無駄な熱処理がいるので
 17V端子が余っているので直列にして100V入力しようと
 目論んでおります。 
 


Re:実験してみました 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月14日(金)21時32分59秒

>またりさん

 力作ですね。普段感じている事が、数値であきらかになりました。それにしても
ポップスとクラシックで10dB以上の差ですか(電力で10倍以上)。CD登場の頃は
ポップスの平均レベルも随分低かったんですが。


実験してみました 2 投稿者:北野  投稿日: 2月14日(金)19時07分27秒

CDの音声信号をオシロで見れば、だいたいのCDの録音がわかります。
最近の曲は波の上と下がスパッと切れています。


RE:交流電圧の実効値指示 投稿者:善本  投稿日: 2月14日(金)11時32分29秒

善本です。

正弦波以外の音楽波形とかノイズ等の真の実効値を測るのは難しいですね。
また測れる機能を持った測定器も案外少ないと思います。
最近は安価なデジタルテスターで真の実効値表示を掲げている機種もあり
ますが、周波数特性が500Hz程度位しかなく、音楽信号には帯域不足です。
身近な測定器では歪率計の交流電圧測定機能が真の実効値型の場合が多い
と思います。歪率計は主信号の正弦波を除去した残りの歪み波形や雑音の
量を測らなくてならないので、真の実効値型でないと正確な測定ができま
せん。ノイズなどクレストファクターが高い波形についてはCCIRとDINで
補正する為の検波特性が定められているみたいですね、テクトロと松下通信
の歪率計にはQ-PEAKというクレストファクターが高い波形用のレスポンス
選択があります。


交流電圧の実効値指示 投稿者:ARITO  投稿日: 2月14日(金)09時06分52秒

というのは結構いい加減です。特に針式のバルボル(死語?)だと直流電流計で指示するので
入力信号を検波(全波整流)して直流化するため平均値指示になります。
この指示を正弦波の実効値で校正してリスケールした指示板を使って実効値の指示を
しているようです。したがって正弦波以外の信号は本当の実効値にはなりません。
実効値が測りたければ「真の実効値」指示をしている(と書かれている)測定器を使う必要が
ありますが、「真の実効値」仕様の測定器でもクレストファクター(ピーク値/平均値だったかな?
これにはあまり自信がありません。誰か教えて!)が3以上の波形は真の実効値指示が
できないものが多いようです。

特に歪んだ波形を測定するときには、必ずしも指示が正しいとは限らないという
疑いの目をもちながら測定しましょう!


RE:実験してみました 投稿者:たか  投稿日: 2月14日(金)03時01分19秒

またりさん、ご苦労さんです。なるほどですね。クラッシクは音の大小が音楽表現の一つとして大切にされているんですね。きっと。
アンプのほうも、元気になったようでになによりです。今度は天板の色は?色ですか。


実験してみました 投稿者:またり  投稿日: 2月14日(金)02時46分43秒

たかさん、ナイジェルさん、詳しいご説明有り難うございます。

とりあえず、身近にある音楽の実効レベルがどんなものなのか、と思い、調べてみました。手順は
CDをリッピング => WAVEファイル => SoundForge4.5で読み込み => Statics内の"RMS Power"を参照する
尚、一部音源は、MP3をデコードしましたので、完全にオリジナルのPCMデータではありません。
左右チャンネルのうち、レベルの高かった方を一覧にしますが、概ね1dB以内の差でした。

選曲は独断的に、いろんなものを集めてみました。別に、好きな曲やよく聴くものを集めたというわけではないので、悪しからずご了承ください。では、結果発表です。
(日本歌謡曲 J-POP)
浜崎あゆみ       SEASONS   -13.83dB
サザンオールスターズ  TSUNAMI    -11.43dB
松浦亜弥        LOVE涙色   -12.23dB
MISIA         Everything  -14.34dB
宇多田ヒカル      COLORS    -11.33dB

(洋楽 POPS)
Mariah Carey   All I Want For Christmas Is You  -14.07dB
Eric Clapton   Change the world.         -12.59dB
STING      Desert Rose            -11.76dB

(JAZZ)
小林桂        Fly Me To The Moon  -19.19dB
Frank Sinatra    Fly Me To The Moon  -19.65dB

(CLASSIC)
J.S.Bach 平均律1巻1番(リヒテル)          -24.53dB
Prokofiev ピアノソナタ第6番(ポゴレリチ)      -27.96dB
Ravel   ラ・ヴァルス(デュトワ/モントリオール) -22.18dB

(平均値)
J-POPs  -12.63dB
POPs   -12.80dB
JAZZ   -19.42dB
CLASSIC -24.89dB

こんな感じになりました。ポップスCDは、5〜10dBは平均レベルの-20dBFSよりレベルが高いわけ
です。JAZZ VOCALは(サンプルが2曲だけですが)ほぼ平均レベル。クラシックは、平均以下になりました。普段から感じていたとおり、数字で結果が出たという感想です。


難しー 投稿者:はる  投稿日: 2月14日(金)02時16分53秒

はるです。少し酔っ払い?かも。

6BQ5もそうなんですが、いろいいろ考えれば考えるほど難しい。
ちょっと遊びで2A3の二段差動PPアンプができないものかと考えてみました。
6BQ5の経験から(?)初段(ドライバ)は12AX7を使えば楽勝だろうとか
思っていたら。。。んー。そうはいかないのですね。
watanabeさんが以前書かれていた交流動作検討と直流動作検討の乖離の
意味が少しわかりました。

いやほんと、アンプってのはしがらみの中でいかにうまく辻褄を
合わせるか、というゲームなのですね。
私にはしがらみが多すぎて挫折しそうですが。。。

少し飲みすぎましたか。また次回。


蛇足ながら 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月13日(木)23時35分51秒

> VとVrmsって

 交流電圧は普通実効値で示しますから、単に100Vと書かれていても実効値(rms)です。
実効値であることを明示したい場合に、Vrmsと表記します。例えば「正弦波で100Vrmsの
場合、振幅は282Vp-pとなる。」と言った感じでしょうか。

> 交流の電圧と電流を、直流の場合と消費電力が同じになるように換算した値

 何故、自乗平均ルートで直流の場合と消費電力が同じになるのでしょうか。
ヒントは、P=V^2/Rです。

> -20dbぐらいが平均的な......

 テスト信号に-20dBFS(デシベルの表記はBが大文字です。念のため)のレベルが
用いられるのは、音声や音楽の平均レベルがピークに対して-20dB程度なので、テスト
信号を流した時と実信号を流した時で、負荷が変わらないようにとの考慮です。
 ならばピークを歪ませないためには、CDの平均レベルも-20dB程度のはずですが、
最近のポップスCDは異様にレベルが高いように思います。多分、パッと聞いた時に
音量の大きい方が音が良く聞こえるので(放送の時のインパクト等を考えて)意図的に
大きくしているのではないでしょうか。ピークレベルは巧妙にリミッタで抑えて。


実効値 投稿者:たか  投稿日: 2月13日(木)02時43分28秒

またりさん、実験と内容、よくわかりました。私なりに、実効値、ちょっと勉強してみました。
信号を波とすると、一番高いところをピーク値といいます。P-Pなら、一番高いところと一番低い間ですね。では、rmsとは?
よしぞうの電気用語集(http://pe04.nagaokaut.ac.jp/omomlab/member/satoh/word.html)によれば、
root mean square value 自乗平均値,実効値
だそうです。 これ、まじめに計算すると、波を自乗して、積分し平均をだして、ルートするという、面倒な計算になります。

では、実効値とは?? 交流の電圧と電流を、直流の場合と消費電力が同じになるように換算した値である、ということらしい。

実効値は平均値とも違います。また、波形がSIN波と方形波では違いますね。詳しい表がこちらにありました。(http://member.nifty.ne.jp/jh3bzs/oboegaki/hakei.htm

複雑な音楽波形の実効値は、簡単にピーク値をルート2で割るものではないですね。聞いた時に心地よいピーク値と実効値の関係があるのでしょうね。


re:CDプレーヤの出力レベル 投稿者:またり  投稿日: 2月13日(木)02時15分36秒

藤木さん、ありがとうございます。

標準の信号が-20dbFSなので、そのときに190mVrmsで、0db(FS)の時は1.9Vrmsということですね。納得です。
早速CD-Rに100Hzで最大音量(16bitをフルに使った)サインカーブのWAVEファイルを焼いて、テスターで測ってみました。ところ、TU-876CDでは、1.9Vぐらいでした。ちなみに、普通に使っていたCDプレーヤーは2.8Vぐらいの信号を出してくれました。ちなみに、この2.8VをBASICアンプに入れると、ボリュームツマミをMAXにする以前に音が音にならなくなりました。
ちなみに、測定に当たっては、入力インピーダンスなどは一切考慮せずにRCAにテスターをぶっさしたので、本当にこれでいいのかは不明ですが。

藤木さんに紹介いただいたぺるけ師匠の解説(このページ、見たことありましたがちゃんと理解していなかったようです)を参考に考えてみると、0db(FS)が2.0VrmsのCDプレーヤーの出力は、
5.7V(p-p)になります。ナイジェルさんの「ポップスではレベルメータ付きのCDプレーヤにかけると、しょっちゅう0dB(=最大レベル)に達しています。」というのは、瞬間的に5.7V(p-p)
が発生するということで、2.0Vrmsが出ていると言うことではないのじゃないかと思うのですが、
テスト用のCDRの音量がすざまじい(音にならない)ことを考えると、-10dbとか-20dbというぐらいが、音質を変えずに(極度のコンプレッサーなどをかけずに)フルスケールで記録したときの平均的な実行値そのものになるということなのではないでしょうか?

なんか氷が溶けていくような気分です。ありがとうございます。


re:CDプレーヤの出力レベル 投稿者:fujiki  投稿日: 2月13日(木)01時18分40秒

またりさんこんばんは、藤木です。

> うちのやつは、全然音がちっちゃくって、190mVrmsという数値が実はものすごい小さいのかと
> 思っていたのですが・・・どこか配線でも間違えてるのかなぁ。。。

これは、善本さんが仰られている、「一般の音楽の平均再生レベルは、この1/10程度、0.2Vrms位と思って・・・」と言う事だと思います。

なので、クラシックではボリュームMAXでも1.9Vの1/10で190mV程度の入力でアンプの最大出力まで出ていないと考えられ、ナイジェルさんが「ポップスではレベルメータ付きのCDプレーヤにかけると、しょっちゅう0dB(=最大レベル)に達しています。」と言う事なのでCDPからの平均出力電圧がクラシックより大きいと考えられます。

> VとVrmsって、結局どう違うんでしょうか?

Vはピーク値、Vrmsは実効値です。私の機器の取説には殆どがV表示でしたが正確にはVrmsだと思います(この辺りは混同してしまいますよね)。
全体の構成の検討−利得の設計やhttp://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/b460.htmに書いてあります。

皆さんの説明で利得、出力、入力感度の関係をやっと理解できた様な気がします。


re:CDプレーヤの出力レベル 投稿者:またり  投稿日: 2月13日(木)00時44分03秒

藤木さん、私の挙げたものもエレキットのTU-876CDです。

うちのやつは、全然音がちっちゃくって、190mVrmsという数値が実はものすごい小さいのかと
思っていたのですが・・・どこか配線でも間違えてるのかなぁ。。。

ところで、VとVrmsって、結局どう違うんでしょうか?あと、こういういことってどうやって勉強したらいいのでしょう?スイマセン、初歩的な質問で・・・


漏電解決 投稿者:またり  投稿日: 2月13日(木)00時38分27秒

ぺるけ師匠、ケミコン爆発さん、こんばんわ。

もう一度、全部配線をし直したところ再発しなくなりました。おそらくどこかが何かしらの原因で
短絡していたのだろうとは思うのですが、、、なぜライン入力を繋いで電源を入れたときに発生し
たのかは、原因解明は出来ませんでした。

放熱穴の数を標準シャーシと同じだけ空けて、トランス穴も師匠のお薦め通り大きく空けてみました。C−電圧も正常になり、24Ωの抵抗を挟んで2つのLEDを並列にして、よく光っています。これで、本当に「完成」しました。

このアンプの音、純粋に好きです。ちょっと利得が足りないのが難点ですが、末永く使ってあげたいと思っています。


漏電ブレーカ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月13日(木)00時11分01秒

>なぜか入力をつないで電源を入れたとたんに

このとおりに解釈しますと、そのアンプのACラインのどちらかがアース(か何か)に触れてしまっており、しかも、そのアンプとつないでいる電子機器のどれかのアースかシャーシが地面につながってしまっている。

もしかして、大地アースなんてやってませんか。

※漏電ブレーカ・・・ケミコン爆発の人が書かれたとおりで、AC100Vの2本の線に流れる電流が往復で同じ値かどうかをチェックしています。


Re: 漏電 投稿者:ケミコン爆発の人  投稿日: 2月12日(水)22時32分31秒

ACラインの片側がアースに落ちていると思います。漏電ブレーカはACラインの片側から
流入した電流がもう片方にすべて還流するかどうかをチェックしています。ソース機器
でACラインにノイズフィルタが入っていたりして、対地容量にアンバランスが生じてい
るのではないでしょうか。


re:CDプレーヤの出力レベル 投稿者:fujiki  投稿日: 2月12日(水)22時21分57秒

善本さんみなさんこんばんは、藤木です。

> 固定出力端子の出力はCDに記録されている最大振幅の正弦波を再生した場合2Vrmsとなります。
> 音楽の再生では最大振幅の正弦波という事はまずあり得ませんので、一般の音楽の平均再生レベルは、この1/10程度、0.2Vrms位

これを見て、謎がまた1つ解けました。
CDPはELEKIT TU-876CD(出力190mV)とDENON(出力2V)で同じ位のボリューム位置で同じ位の音量になるのが不思議でしたが、TU-876CD取説の0dB時1.9Vの記述を見て納得しました。
またりさんも同じCDPかな?。

> CDPx2(出力0.19mVと1V)、ADP、TUNER(出力1V)、TAPE(出力1V)

取説を引っ張り出して見たら、TAPE以外大嘘でした(^^ゞ。TU-876CDは作成時にえらく出力が小さいなぁ〜、真空管だからかなと思っていたので覚えていましたが単位が間違っています、他はしっかり勘違いでしたm(__)m。
正確には、CDPx2(190mV/0dB時1.9Vと2V)、TUNER(FM-650mV、AM-150mV)です。


漏電?! 投稿者:またり  投稿日: 2月12日(水)21時23分24秒

善本さん、ナイジェルさん、CDプレーヤー出力レベルの解説ありがとうございます。
なんだか、解説を読んでもちんぷんかんぷんだったりするのですが・・・もうちょっと考えてみます^^。

ところで、わたしのBASICアンプが再びトラブルに見舞われてしまいました。
放熱対策を施し直した天板が完成し、再び分解&組み立てをしたのですが、、無帰還状態で音出しチェックをしようとしたら、電源投入と同時に漏電ブレーカーが飛びました。
入力端子になにも繋がない状態での電源投入では問題なく、電源回路の各電圧(B1+,B2+,C-)ともに極めて正常、プレート電圧などもチェックし、バイアス調整も施した状態で、なぜか入力をつないで電源を入れたとたんに、家中真っ暗。
どこか短絡しているのかな、などとも考えてみても、ライン入力を繋ぐことで短絡するということの意味がよく分からないでいたりします。
そもそも、漏電ブレーカーって普通のブレーカーとどう違うのかもよく分かっていなかったりするのですが、考えられる原因はなにかありますでしょうか?


CDプレーヤの出力レベル 投稿者:善本  投稿日: 2月12日(水)16時55分54秒

CDプレーヤの出力レベルはCDの規格を定めた通称レッドブックに規定されています。
固定出力端子の出力はCDに記録されている最大振幅の正弦波(正弦波の頂点と底で
16ビットを全て使い切るデータ)を再生した場合 2Vrms となります。
多くのCDプレーヤやSACDプレーヤは大体この値に沿っています。
一部Wadi等のメーカーにはより大きな電圧に設定している所もあります。

しかし、音楽の再生では最大振幅の正弦波という事はまずあり得ませんので、
一般の音楽の平均再生レベルは、この1/10程度、0.2Vrms位と思って、パワー
アンプ等のゲインを設定されるのが良いと思います。


れ:利得まとめてみて…… 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月12日(水)16時48分02秒

> アンプ以外を同じ機器、同じ環境として、同じボリューム位置で同じように聴けるように

 これはこれでシステム設計に関する立派な考え方で、例えばたくさんのアンプを
切り替えて聞くときには有効だと思いますが、例えば最大出力1Wのアンプを1Vの入力時に
フルパワーが出るような設計にして、同じ利得で100Wのアンプを製作すると、
フルパワーを出すのに10Vも必要で実力を引き出し切れない場合が多いと思います。
 私の場合は一般的な機器を接続して、メインアンプがフルパワーでドライブ可能なように
ミニアンプからハイパワーアンプ(製作してませんが)まで、1V入力時に歪みが5%となる
ように設計しています。(種々の事情により、出来上がりは違う事も多いのですが)
但し、これはそれぞれの設計製作者のポリシーによりますので、どっちが良いと言った
ものではないと思います。この辺を自由に出来るのが自作の良いところですから。


Re:出力190mV 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月12日(水)16時25分36秒

>またりさん
> 出力190mVrms(0db:1.9V)と書いてあるCDプレーヤーの出力レベルは何Vになるんでしょうか?

 残念ながらこのような表記のCDプレーヤを見たことがないので想像になりますが、
プロフェッショナルデジタルオーディオでは、試験信号は(一部に例外もありますが)
-20dBFS(FS=フルスケール)つまり最大出力の1/10を使う事が多いはずです。
またりさんのCDプレーヤの出力190mVrmsがこの試験信号出力レベルを表示しているとすれば
一般的な表示だと出力1.9Vrmsとなるのではないでしょうか。


利得まとめてみて…… 投稿者:いとけい  投稿日: 2月12日(水)13時45分43秒

 たいへんおそくなりましたが、ぺるけさん、全段差動の利得の考え方の回答ありがとうございました。
 じゃあ利得がいくつあればいいのか、ですが、あるアンプがあったとして、そのアンプ以外を同じ機器、同じ環境として、同じボリューム位置で同じように聴けるように、という前提でアンプを別に作ろうと思ったら、同じ利得になるようにすればいいわけですね。回路構成や、それこそ直熱三極管だろうがミニチュア管だろうが関係なく。
 うちだと、普段ベーシックアンプ(KT88、利得7〜8倍)で2時方向だから、0時方向でちょうどよくしようとしたら20倍ぐらいでしょうか(可変抵抗のグラフからてきとーに読み取って)。


RE:胸のつっかえが少し取れました 投稿者:はる  投稿日: 2月12日(水)11時12分32秒

師匠> じゃあ、まだ、少しつっかえが残っているんですね。

どきっ。痛いところを突かれました(^^;
おやつ食べたら、また質問させてください(_ _)

ちなみに私の本日のおやつはロイズの生チョコ、シャンパンとリキュールで
ございます(甘党、酒好きにはもってこい。通販あります(^^;;


RE:胸のつっかえが少し取れました 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月12日(水)11時05分55秒

じゃあ、まだ、少しつっかえが残っているんですね。

そういう時は、おやつにしましょう。
今からたいやきでも買ってきます。


Re: 入力電圧 投稿者:はる  投稿日: 2月12日(水)10時49分13秒

師匠> 常にボリュームを絞らなければならない、というよりも、11時〜15時くらいで快適に
師匠> 鳴っている場合でも、MAXにしたら歪んでしまうこともある、と考えたらどうでしょう。

胸のつっかえが少し取れました。
そうか、必ず(例えば)1Vの入力で再生できなければならない、なんてことは
ないのですね。そーかそーか。そこを大きく勘違いしていました。
私はてっきり1Vが入ったときに(どんなアンプでも)フルパワーが出るように
設計しなくてはならないのかと思っていました。で、エクセルでフルパワー時の
入力電圧0.5Vとか出ると「いいのだろうか」と内心焦ったりして。

納得です。


2〜3倍のラインアンプ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月12日(水)09時13分30秒

時間が無いので手付かずですが、音量調整+2〜3倍の利得のアンプを作ろうと思って、部品だけは揃えてあります。我が家の場合、標準アンプの利得でまったく不自由はないのですが、人が来た時のちょっと音量を上げたプレゼンテーションでは不足を感じるからです。

当初は、12AU7相当の球を1個使ったP-G帰還を考えていましたが、もう少し気の利いた回路にしようと思って、実験回路までは書いたところです。2段増幅にして多量の負帰還で利得を抑え込むというのも考えましたが、いまひとつひらめくものがなくて、単段ベースで模索しています。

ちなみに、今使っている15年ものの自作プリは、単なるカソフォロなので利得はありません。


プリアンプは必須? 投稿者:またり  投稿日: 2月12日(水)01時05分02秒

ナイジェルさん、藤木さん、こんばんわ。

ナイジェルさん
>こういったソースの差を補正するのがプリアンプの役割(の一つ)と思います
そうですね。ただ、プレーヤーの出力レベル、よく聴く音楽のソースレベル、
パワーアンプの利得やスピーカーの能率などのすべての要因によって、プリ
アンプの最適利得が変わることを考えると、マルチなプリアンプというのは
何倍ぐらいの利得がいいんでしょうか。
ぺるけ師匠は1倍利得のプリアンプを制作されてみえますし、一方で今回の
わたしのような状況を解決するには最低2〜3倍の利得が必要かと思いますし、、、

ちなみに、あまりに基本的な質問なのですが、出力190mVrms(0db:1.9V)と書いてある
CDプレーヤーの出力レベルは何Vになるんでしょうか?

fujukiさん
>能率85dBでも、3Wフルパーワーで再生出来ていれば相当な大音量になると思うので、CDPの出力電圧が小さいのではないでしょうか?

3Wで8Ωのスピーカーの場合、
 4.90V = v ̄3W * 8Ω
で、利得が5.70倍の場合、
 0.86V = 4.90V * 5.70
となるので、最低でも最大出力0.9VぐらいのCDプレーヤーが必要と言うこと
でいいかとおもいますが・・・。ただし、ソースレベルが低くなると、すぐに
ダメという計算になります。計算合っていますでしょうか?

と考えると、ぺるけ師匠のおっしゃって見えるとおり、5〜6倍の利得のアンプ
でプレーヤー直付けは難しいということになりますね。なんか一人で納得・・・


re:利得とよく聴く音楽の関係は? 投稿者:fujiki  投稿日: 2月11日(火)11時38分04秒

たまりさん、みなさんこんにちは、藤木です。
余り良く解っていない私が書き込むのもなんですが・・・。

> BASICアンプの利得はわたしのところではちょっと足りない・・・常にボリュームMAX近辺という状況です。
> スピーカーの能率が悪い(85db)

能率85dBでも、3Wフルパーワーで再生出来ていれば相当な大音量になると思うので、CDPの出力電圧が小さいのではないでしょうか?。

ちなみに、以下は私の環境ですが、M4aのメーターで0.3〜1W出力で丁度良い音量です(私のSPと能率が5dB違うので出力音圧が2倍弱違いますが)。
CDPx2(出力0.19mVと1V)、ADP、TUNER(出力1V)、TAPE(出力1V)

プリアンプ(定格200mV−2V、利得10倍)

パワーアンプ(入力感度M4a−2V−50W、超三EL34PP−0.6V−25W)

SP能率90dB/m、部屋の広さ16畳、プリアンプボリューム8〜10時です。

> 作ってしまってから「利得が足りない」というもの困ります。

初段管をμの大きい物に交換するか、プリアンプを追加するかのどちらかではないでしょうか?。


Re:スパークキラー  投稿者:寒椀  投稿日: 2月11日(火)10時54分30秒

雀様、どうも有り難うございました。私もトランスの1次側が便利で良いと思って
おりましたが確信がもてなかったので・・・これで安心しました。

突入電流が減少することに対してはまだ理由が良く分かりませんが電源SW-OFFの際に
トランスとスパークキラーを還流するループに1次コイルの逆起電力が流れるのでコアの
残留磁化が抑制されるのでないかと思っています。
(手が空いたら会社からCurrent-Probeを借りて試験してみたいです。)


POPSのCDは 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月11日(火)08時55分17秒

レベルメータ付きのCDプレーヤにかけると、しょっちゅう0dB(=最大レベル)に
達しています。マスター作成時にうまく信号処理して歪み感のないようにしているの
でしょうが、聞いていて(いや見ていてかな?)精神衛生上良くないですね。
それに対してクラシック系の平均音量レベルは低いです。
こういったソースの差を補正するのがプリアンプの役割(の一つ)と思います。


どっかあん! 投稿者:いなてい  投稿日: 2月11日(火)02時17分39秒

私もご無沙汰しております。
その時は、師匠と、ご友人のお耳は無事だったのでしょうか?
今でも耳鳴りがするとか?

ところで、ようやくOFF会の時にお持ちしたSRPPアンプを再起動?しました。
うちのスピーカではボリューム10時ぐらいで気持ちのいい音量になってますが、
あの時はどうしてフルボリュームでも鳴りきらなかったのか不思議です。
なかなか進まないプリアンプ計画、そろそろ本腰をいれなければ。


利得とよく聴く音楽の関係は? 投稿者:またり  投稿日: 2月11日(火)01時54分33秒

ご無沙汰しております。またりです。

さて、利得の話が出ているようなのですが、このBASICアンプの利得はわたしのところではちょっと足りない・・・常にボリュームMAX近辺という状況です。
スピーカーの能率が悪い(85db)というのも問題の一つだとは思っているのですが、特にピアノソロのCDを聴くときには音量不足に悩まされてしまいます。が、JAZZのCDを聴くときにはMAX近辺で快適で、あまり聴かないもののPOPSのCDを入れてみればまずMAXでは不快レベルに到達します。

これは、当然CDのソースレベルが低いということが原因だと思うのですが、アンプ利得の「ふつう」っていうものはあるのでしょうか?それとも、やはり自分がよく聴く音楽の種類によって、設計段階で利得を高めにしよう、とか考えるものなのでしょうか?

利得は高められるだけ高めておいて、あとはボリュームで絞ればいいじゃん!という問題でもないような気がしますし、かといって、作ってしまってから「利得が足りない」というもの困ります。やはりそれぞれ皆さんの経験から考えられているんだろうと思うのですが、いかがなものでしょうか?


「1812年」の実演 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月10日(月)16時29分58秒

1,250Wの音を4畳半で聞いたことがあります。

複数のアンプと複数のスピーカーを繋ぎ替えるのを簡単にしようとして、スピーカー・ケーブルの先にACプラグを流用したおバカな奴が友人にいました。奴の下宿で、ご想像のとおりの事態となりました。

P=(E*E)/R=100V*100V÷8Ω=1250W!!!

どっかぁん!!!!

という、大砲のような音がいたしました。すぐに離したので、スピーカーはご無事でありました。
編集済


1Vが入ってくる=入力オーバー 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月10日(月)16時17分30秒

はるさん、そのとおりです。

私の6AH4GTブレッド・ボードアンプを例に計算してみます。最終利得は6.5倍です。入力と出力の関係は、

0.5V→3.25V=1.32W・・・余裕です
0.6V→3.9V =1.9W・・・余裕です
0.7V→3.25V=2.6W・・・1.5%くらい歪んでいます
0.8V→5.2V =3.4W・・・6%歪んでいます
0.9V→5.85V=4.3W・・・歪みは10%を超えてしまいました
1.0V→6.5V =5.3W・・・音になってません

こういうことになってしまっていても、最大になっていたボリュームをちょっと絞って3時まで戻してやると、ボリュームによってほぼ1/2に減衰されてしまいますので、さっきまで、

1.0V→6.5V =5.3W・・・音になってません

となっていたのが、

0.5V→3.25V=1.32W・・・余裕です

におさまってしまうわけで(もちろん、音量もちいさくなりますが)、ボリュームよ偉大なり、なのです。常にボリュームを絞らなければならない、というよりも、11時〜15時くらいで快適に鳴っている場合でも、MAXにしたら歪んでしまうこともある、と考えたらどうでしょう。

ちなみに、12時位置のボリューム・ポジションは、MAX時の1/5〜1/10まで減衰されています。電圧にして1/5〜1/10ということは、電力でいうと1/25〜1/100にあたります。

ボリューム・ポジションが12時で1Wくらいの平均出力となるような聞き方をしている時、そのボリュームをMAX位置までまわした時に歪まないために必要なパワーは25W〜100Wになる、ということです。
編集済


入力電圧 投稿者:はる  投稿日: 2月10日(月)15時34分37秒

はるです。6BQ5の話は少し置いておきます。

師匠の設計マニュアル「25...(入力回路)」の中に下記の記述があります。
「<略>一般家庭で、近所迷惑にならない程度の聞き方であれば、ライン入力からスピーカまでの利得は10倍〜20倍くらいになります。<略>これはメインアンプの最大出力には関係のない話です。<略>3Wのアンプでは、0.25V〜0.5V入力で最大出力(すなわち3W)<略>が得られるように設計したらいいことになります。」

ひとつ良くわからないのですが、最大出力1VのCDPの場合、0.5Vで最大出力が
得られるアンプに接続すると、常にボリュームを絞らなければならないのではないか
#なぜなら1Vが入ってくる=入力オーバーの可能性があるから
と思うのですが、何か根本的に間違っているのでしょうか?



Re:スパークキラー 投稿者:  投稿日: 2月10日(月)14時26分51秒

寒椀様、実験は、配線の影響を見たかったのでAで行いました。両切りSWの実装時に使えるかなと思ったのですが、その場所にネオン管を入れてスパークキラーはTrans端子につけた方がよさそうです。配線の長さは50cm(Trans−スパークキラー)です。後、下図のようにFUSEはSWの反対側にいれました。

AC----------。\。+-----------------Trans.Primary
         |
         C
         |
         R
         |
AC----------[FUSE]+-----------------Trans.Primary

説明不足ですみませんでした。


ぺるけアンプ標準シャーシ 投稿者:善本  投稿日: 2月10日(月)13時29分16秒

現在、ぺるけアンプ標準シャーシ第2回配布募集を行っております。
2月14日(金)が応募締切りです。
下記にホームページに応募詳細を掲載いたしております。
http://homepage3.nifty.com/softone/std_s/std_s-1.htm

http://homepage3.nifty.com/softone/std_s/std_s-1.htm


利得のはなし 投稿者:fujiki  投稿日: 2月10日(月)11時49分37秒

みなさまこんにちは、藤木です。

たかさん
> プリアンプで初段の利得不足をおぎなう考え方は、別に問題ないと思います。

ぺるけ師匠
> CDプレーヤをアンプにつないで、ボリュームを11時〜14時くらいのいちばん使い易い位置にした時に、どれくらいの音量になっているか、という話なわけです。

利得と出力の関係が今一わかりませんでしたが、要するに最大出力(回路と使用管で決まる)時の入力感度の関係と理解しました。
色々なアンプを見ても入力感度は0.15mV〜1.5Vと幅広く小出力アンプでは感度が良いものが多いのはこのような理由からだったのですね。
これで安心して、設計できます(と言っても定数を一寸変える程度ですが)。
エクセルシミュレーションで6FQ7と6BQ5で計算すると、
最大出力時初段入力 0.86mV(プリアンプボリューム12時位で最大出力になる筈)
無帰還時総合利得  4.58倍
負帰還時総合利得  3.56倍
負帰還量      2.19dB
一応こんな感じで行こうかと思います。


Re:スパークキラーと巨大X7  投稿者:寒椀  投稿日: 2月10日(月)10時24分41秒

雀様、実験結果拝見しました。挿入の位置関係によらず火花放電の抑制と突入電流の
減少に効果があったというのを見て、当初私が予測したモデルと実際はかなり違いが
あるのだということを知りました。このような地味な実験に貴重な時間をさいて戴き
結果を教えて頂いたことに感謝します。

ところで「負荷に並列(SW側)」とあるのは下図のAなのでしょうね?もし
@ならスパークキラーなしと同等?になるはずなので・・・
Aなら「負荷に並列(負荷側)」と回路図上は同一、ただし配線の影響を見るため
かと推測しますが誤解しているかもしれないので質問させて頂きます。

@
AC-----[FUSE]----+------。\。-----Trans.Primary
         |
         C
         |
         R
         |
AC---------------+--------------Trans. Primary 

A
AC-----[FUSE]----。\。-----+----Trans.Primary
              |
              C
              |
              R
              |
AC--------------------------+------Trans. Primary      


利得のはなし 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 9日(日)17時57分59秒

ひらたくいえば、お手持ちのCDプレーヤをアンプにつないで、ボリュームを11時〜14時くらいのいちばん使い易い位置にした時に、どれくらいの音量になっているか、という話なわけです。

5〜6倍程度の利得のアンプの場合、ちょっと出力電圧が低めのCDプレーヤに、録音レベルも低めのソースだと、ボリューム一杯にしてもフル・パワーに及ばないケースが出ます。12AU7と6BQ5では、5倍もおぼつかないので、CDプレーヤじかづけはきついと思います。

>プリアンプを使っている私には何のメリットも無いと思うのですが

この一文を見落としてました。そ、そういことです。(追)
編集済


プリアンプならいいのでは。 投稿者:たか  投稿日: 2月 9日(日)03時41分25秒

たかです。 藤木さん、こんにちは。 入力として、CDの出力1V前提とプリアンプの出力2V前提では、アンプの設計としては違うと思います。 極端な話、8V出力のプリアンプであれば、位相反転する利得1の初段さえあれば良いということになると思います。プリアンプで初段の利得不足をおぎなう考え方は、別に問題ないと思います。

結局、CDのピックアップの電気信号から、欲しいスピーカー出力に対して、どこに利得を割り振るか、ということではないでしょうか?

でも、各ステージで最大出力付近は歪みが大きいのが普通でしょうから、この辺が考えどころかな? よくわかりませんが。


全段差動の利得の考え方 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 9日(日)02時42分09秒

ぺるけ師匠こんばんは、藤木です。

初段0.6V入力では6AH4GTの入力信号の最大振幅±20Vを賄えない事になりますから、最大出力では0.9Vの入力が必要と言う事でよね?。

> 総合利得は、4.73V÷0.6V=7.9倍

ここが今一つ理解できない所で、利得の計算は理解できますが、12AU7-6BQ5では利得が足りないとの意見がありましたが、総合利得が低い場合初段に入力する電圧を大きくすれば良いだけだと思うのです。
12AU7-6BQ5で考えた時、入力0.94Vで利得17倍なので出力が16V、6BQの入力信号の最大振幅±8Vなので大丈夫ですよね?。
この時の総合利得は4.5倍(OPT10KΩ)ですが、たとえば初段に利得の高い12AX7を使って総合利得を26.8倍(入力0.16V、OPT10KΩ)に大きくした所で、初段の入力感度が上がるだけでプリアンプを使っている私には何のメリットも無いと思うのですが、この考え方は間違っているのでしょうか?。
要するに初段は終段をフルドライブ出来れば良いわけで、総合利得は私にとって殆ど意味を持たないように思うのです。


全段差動の利得の考え方 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 8日(土)22時00分37秒

差動になった2管を1つの球だと思ったら間違えないで済むと思います。

0.6Vの信号が全段差動アンプに入力されたとします。
この0.6Vの信号は2管のG-G間に与えられます。
(たとえ下側管のGがアースされていてもです。)
(この時、片側あたりの入力信号電圧が、その半分の0.3Vです。)
初段のG-G間に入力された信号は、増幅されて初段P-P間に27Vが現れます。
この時の増幅率は、6SL7GTだったら約45倍です。
この27Vは、出力段6AH4GT段のG-G間に入力されます。
(この時、片側あたりの入力信号電圧が、その半分の13.5Vです。)
2管のG-G間に入力された信号は、増幅されてP-P間に150Vが現れます。
出力トランスの負荷インピーダンスが8kΩP-P間だとすると、
得られる電力(出力)は、
P=E*E/R=150*150/8000=2.8W。
8Ωで2.8Wというと、√(2.8*8)=4.73V。
総合利得は、4.73V÷0.6V=7.9倍。

と考えたらいかがでしょう。


利得 投稿者:いとけい  投稿日: 2月 8日(土)17時58分13秒

 なんだか恐ろしく基本に戻りますが……、
 シングルで、例えば100倍の利得(出力トランス一次側まで)の回路があったとして、それをベーシックアンプのような構成の差動PPにしたとすると、入力で上下半分ずつに分かれたのが出力トランスの一次側で上下が連結されていっしょになるので、結局100倍=利得はシングルと同じになる、という理解で正しいでしょうか?


超三結EL34PPver.1 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 8日(土)16時45分51秒

皆様こんにちは、藤木です。

IDAさん
> 標準シャーシでも組めるかな、なんて、思ってましたが、確かに大きなトランスですね。

EL34PPは電流容量だけでも300mA以上は欲しいのでトランスも大きくなりますから、320mmx205mmの標準シャーシでは伏型トランスでも厳しいかもしれませんが、トランスさえ乗れば出来なくは無いと思います。
値段は高くなると思いますが、ノグチトランス辺りで巻いてもらえば標準シャーシに乗る物が出来るのではないでしょうか。

> 真空管で増幅するか、半導体で増幅するかと云う違いだけと思っていた

上條氏のBBSで超三を最初に考えた時、半導体で作るより真空管の方がインパクトがあるので真空管にしたといった話がありました。
なので、オール半導体の超三アンプも出来るのではないでしょうか(私には解りませんが)。

ぺるけ師匠
> 超三は、丁寧に動作の基本を理解する必要があります。はじめて見た方は、なにやら摩訶不思議な魔法の回路に思えて、考えすぎてしまうことが多いようですが、

上條氏のページもぺるけ師匠の設計マニュアルの何度と無く読んでいますが、電気苦手な私には一向に理解が進まないです。
今はまだ単純なシングル動作位しか理解できていません(これも凄く怪しい)。


全段差動の初段利得 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 8日(土)15時46分42秒

皆様こんにちは、藤木です。

全段差動回路の初段利得について見かけ上半分になるとの事で、(http://www2.famille.ne.jp/~teddy/myamp/desgnpa1.htm)を見ると初段の設計の所には終段の6AH4GTのバイアス±20Vの電圧をカバーできる6SL7GTの動作条件を求めていますが、何処で初段の利得が見かけ上半分になる事を考慮しているのでしょうか?。
初段バイアスが-0.9V〜-1.7Vで6AH4GTをドライブしていますが、A級PPは0.8V入力の時最大出力が得られる所、差動PPでは1.6V入力で最大出力が得られると言う事でしょうか?。


スパークキラーと巨大X7 投稿者:  投稿日: 2月 8日(土)14時12分57秒

とりあえず、実験してみました。片切りSWで、スパークキラーが無い時、SWに並列、負荷に並列(SW側)、負荷に並列(負荷側)と比べました。結果としては、スパークキラーが入ると火花が見えないので違いが分かりませんでした。念のため暗闇で、ASA400のネガフィルムで2秒のシャッターを切り、その間にSWを入り切りしましたが、何も写っていませんでした。
スパークキラーが無い時は、切る時に火花が写りました。また一度、SWを入れた時にヒューズが切れました。スパークキラーを入れた時には切れませんでしたので、ヒューズの保護にもなっていると思います。
続けて両切りSWの実験もしたかったのですが、スパークキラーを入れた時の差が分からなかったので、モチベーションが切れてしまいました。

というわけで、私のFirst Ampのスパークキラーはトランスの所につけることにしました。電圧は多少高くなりますが、SWを切った時も電流が流れることが気持ち悪いからです。ぺるけ様、寒椀様ありがとうございました。

善本様、一瞬送信管サイズの12AX7を想像しました。


巨大X7 投稿者:善本  投稿日: 2月 8日(土)12時15分59秒

超3結って前段?の3極管のgmとプレート損失を後段の5極管で増幅(増強)して
見た目、巨大な前段3極管を作り上げる回路だと思います。
ただ前段3極管と後段5極管のバイアス関係がチグハグなので入力形態がスッキリ
しません。正バイアスの5極管があればスッキリするんですけどね。

正バイアスの5極管???? あるじゃないですかNch MOSFET!
MOSFETを使えば下図のような巨大12AX7が可能です。

     12AX7  Nch MOSFET
     --------+-----------巨大12AX7プレート
     |    |
     PPP   |
  -+---GGG   |
   |  kkk   DDD
   R   +-----GGG 
   |   R   SSS
   |   |    |
   |   |    R
   |   |    |
   G   G    G

巨大12AX7のプレートにOPTを繋げば1段パワーアンプができるかもしれません。
高価なSITよりずっと安く上がります。
むか〜〜し、昔の大昔、ダイナミックカップルと呼ばれていた球の回路の
MOS-FET版です。


超三 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 8日(土)09時29分21秒

超三は、丁寧に動作の基本を理解する必要があります。はじめて見た方は、なにやら摩訶不思議な魔法の回路に思えて、考えすぎてしまうことが多いようですが、

http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/16a8/report.htm
http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/stchara/report.htm

この2つのページに書かれていることを併せてまず理解することが、迷子にならないためのポイントだと思います。いきなり超3回路がポンッと現れたのではなく、いろいろ工夫していうちにこういう構成になったのだ、という順序がわかると思います。
編集済


感謝、アドバイス 投稿者:安藤  投稿日: 2月 7日(金)20時37分39秒

出遅れた安藤です.投稿後油断しているうちに沢山の応答を頂いておりました。
ありがとうございました>Uさん、ぺさん、ナさん、亀さん(省略し過ぎで申し訳ナス)。
亀さんの特性グラフに行きついてはいたのですが、三極部と三結の違いがわからず、
どれを使えば良いのかなぁなんて考えておりました。
皆さんのアドバイスで何とかなりそうです。

皆さん夜中になると?元気になられるのでせうか??


再び、超三極管接続 投稿者:IDA  投稿日: 2月 7日(金)15時55分50秒

上條氏によって開発された「超三極管接続」の基本的な考え方は中々面白いです。
差動ppとは、また、違う発想ですね。このBBSで発言すると、師匠から袋叩きされちゃうかな?
真空管で増幅するか、半導体で増幅するかと云う違いだけと思っていたに過ぎなかった私にとっては、基本的な考え方、発想が、実に面白いです。真空管1本だけの特性に頼り切るシングル方式でない、こうした、新しい真空管の使い方を知る事が出来て、奥の深い世界だと、さらに感じてます。方式として、どれが、優れてるかなんて、とても、私には云えませんが、紹介して下さった、fujikiさん、ありがとうございます。作るより、今は、こうした、知識が目新しく、楽しいです。


超三結EL34PPver.1  投稿者:IDA  投稿日: 2月 7日(金)11時52分40秒

fujikiさん、ありがとうございます。
聞き比べて、やはり、EL34が最近、とっても、好きになってきたので、(6AH4GTが劣ると云うのでは有りませんが・・・)
なならば、せっかくのEL34の能力を引き出したいな、もしかすると、標準シャーシでも組めるかな、なんて、思ってましたが、確かに大きなトランスですね。
となると、山本さんに1票!「ベーシックアンプの3段化のモデルプラン発表」に期待しようかナ。
50過ぎては、気持ちはありますが、はるさんのような勢いで勉強出来ません。・・・実感(-_-;)


Re: はるさんの初段(6N1P)は 投稿者:はる  投稿日: 2月 7日(金)09時42分34秒

ナイジェルさん、ご指摘ありがとうございます。
やっぱり良くわかっていないんだなーと痛感。
でもめげずに行きますよ!

と意気込みは十分なんですが、お葬式が入ってしまいまして
北海道まで帰らなくてはならなくなりました。落ち着いてから
もう一度考えてみます。


追伸 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 7日(金)09時24分15秒

>はるさん
> リップルを考えると(ベーシックアンプで言うところの)B2+から取った方が有利かな

 出力段と初段は扱う信号レベルが違うので、リップルの許容値も異なります。
出力段に必要なリップルフィルタを設計して、そこから更に初段に必要なフィルタを
かませる方が合理的なんですね。


RE:プレート負荷も定電流回路で・・ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 7日(金)00時39分53秒

すいません。
私の勘違いです。
通常の増幅回路だと思い込んでいました。


3段化モデルプラン 投稿者:山本  投稿日: 2月 6日(木)21時35分59秒

ぺるけ師匠 そろそろベーシックアンプの3段化のモデルプラン発表しませんか?
狙いは広帯域化、ゲインアップ、できればもう少しパワーが欲しい(7〜10Wくらい)。
皆さん欲研究されててそれぞれ独自におやりになってるようですが、私はからきしずくが
なく、はんだごて握るだけ。申し訳ありません。


はるさんの初段(6N1P)は 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 6日(木)21時17分29秒

ちょっと負荷抵抗が大きくないですか? 随分と特性図の下の方を使っているのに
rpがカタログデータで入っていますね。rpと言うのはぺるけ師匠のマニュアル
「17.真空管の3定数」に書いてあるように、Ep-Ip曲線の動作点に接線を引いたもの
ですから、特性が寝ているところでは大きくなります。今のポイントでは15k位かな。
負荷抵抗22kで4mAとか15kで5mAとかにした方がいいと思います。(もちろんRb3の変更も
必要ですが)
それから出力段は今のままだと、Vg=0Vの時のIpが無信号時の2倍と言う定石から
外れていますね。

と、ここまで書いてエクセルのシミュレーションを見直したら、出力段の電圧だけ
+B2から引っ張ってきて、Rb3の電圧降下に出力段の電流分が入っていませんね。
初段の電流を変更した時の出力段の動きがおかしい訳だ。
ここは素直に出力段は+B1から取るようにして、電圧の調整はRb1とRb2でやるように
変更しましょう。
そのうえでトランスの定格に入るように、出力段の電圧をちょっと上げて、
電流を少し下げましょうよ。ミニアンプは発熱量を減らすことも大切ですから。
今のままだと電熱器になってしまいそうな気がします。
編集済


超三結EL34PPver.1 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 6日(木)18時55分34秒

IDAさんこんばんは、藤木です。

上條氏の部品表に書いてあるフェニックス(http://www.pnxcorp.co.jp/index1.htm)に製作を頼みました。
RA200タイプで、価格が送料、税込み14,910円でした。納期は注文後1週間くらいだった様な気がします。
市販品も考えましたが適当な物が無く、価格もフェニックスに頼んだ方が安上がりだったです。
しかし、カバーが無いので自作しなくてはいけない事と、大きさがW151.3mmxD118.3mmxH66mmと高さ以外は相当な大きさです。
大きさは数字では解っていましたが実物を見てビックリしました。
以下は製作途中で撮った写真です(完成後、PTカバーはアルミの弁当箱を使っています)。
http://www.mnet.ne.jp/~fujiki/cgi-bin/data/126.jpg


超三結EL34PPver.1 投稿者:IDA  投稿日: 2月 6日(木)18時00分35秒

fujikiさん、こんにちは。
超三結EL34PPver.1アンプの制作には電源トランスは何を使われましたか?


Re: 6AQ8+6BQ5 投稿者:はる  投稿日: 2月 6日(木)16時41分37秒

エクセル第二弾、ホームページにおきました。
変更点はPTをタンゴのGS-165(小さめ)にし、合わせて電源周りの定数を直しました。
それと感度が高すぎた(というのかな?)ので初段管を6N1Pに変更しています。
結果的にwatanabeさんと同じ構成になっちゃいました(^^;

最初PMC-170Mを選んだのは高い電源電圧が欲しかったからです。
話すと長いんですが、初段と終段で電源を共通にしたかったのと、リップルを
考えると(ベーシックアンプで言うところの)B2+から取った方が有利かなと
思いました。そうなると必然的に2次側電圧の高い方がいいなぁと考えたのです。
でも最初の案では6BQ5の熱が相当すごい事になることは目に見えてますので
第二案のほうが現実的な気がします(ほんとのところどうなんでしょ??)。

http://www.venus.dti.ne.jp/~hatake


Re:6AQ8+6BQ5 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 6日(木)15時55分31秒

はるさんこんにちは、藤木です。
エクセル見ました。
> あと電源トランスはノグチのPMC-170Mを想定しています。本当はもうちょっと小さいトランスにしたいのですが、、、

PMC-190Mの方が小さいし値段も安く、電源電圧も220-200-180-0-180-200-220なので220Vを整流して250Vで使えば、リップルフィルターのRb1、Rb2で5.4Wも無駄な発熱をしないと思うのですが、どうなんでしょう?。


6AQ8+6BQ5 投稿者:たか  投稿日: 2月 6日(木)15時05分07秒

はるさん、エクセル見ました。 6BQ5のRpは2.2KΩ位と思います。
あと、難しいのは負帰還量だと思います。 多いと、それに対応して色々な対策が必要なようです。はるさんのエクセルでは、8dbです。 位相補正回路?、これをどうすればいいんでしょうね。 それともこの値では必要ない?のでしょうか。
この辺気にしないようにするには、もう少しμの低いのを選ぶ? 6DJ8とか。


Re:12AU7+6BQ5 投稿者:はる  投稿日: 2月 6日(木)14時23分05秒

お昼休みに師匠作のエクセルでシミュレーションしてみました。
リンクしておきますので変なところとか、こうした方がいいよなど
ご意見いただければありがたいです。決してわかって数値を決めて
いるわけではなく、単純につじつま合わせているだけですからどんな
ご指摘でもうれしいです。

ちなみに初段、終段ともB+電源は、ベーシックアンプで言うところの
B2+からとっています(いいのか?)。あと電源トランスはノグチの
PMC-170Mを想定しています。本当はもうちょっと小さいトランスに
したいのですが、、、
編集済

http://www.venus.dti.ne.jp/~hatake


12AU7+6BQ5 投稿者:watanabe  投稿日: 2月 6日(木)14時03分35秒

FUJIKIさん、はじめまして。
私のところは真空管アンプ用のトランスが入手しにくいので、複数の汎用トランスを組み合わせて必要電圧/電流をでっち上げて使っています。たかさんのホームページ・電源回路にも紹介されていますが、130Vトランスに60-70Vのトランスを組合わすと190-200Vとなり、負荷時で240-260V位は取れるのではないでしょうか。超三極管接続V1ppの場合も嵩上げ電圧100Vを240Vから得られた330Vに加算して430Vとして使っておられますが、電圧を加算するということで既にご経験されています。難点はスペース効率と見てくれが悪くなる点ですが・・ちなみに拙6BQ5は動作電圧250V・170mA程度でした。
編集済


Re:12AU7+6BQ5 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 6日(木)13時10分23秒

みなさんこんにちは、藤木です。
たくさんのフォロー有難う御座います。

ナイジェルさん
> 利得は半分にはなりません(そのままです)! 利得はそのままで、入力が半分になるんです。
> 差動動作をしている2管に半分ずつ割り振られますから。
> 結果として入力電圧に対する1本の管の出力電圧はシングル動作の時の半分になります。

なるほどです。私はあの図を見て利得10倍だったので単純に何で利得が半分になるのかな?、と思ってしまいました。
と言う事は、上條氏の超三EL34PP(http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/EL34ppV1/page1.htm)初段の2SK389も差動回路だったんですね。
そんな事も解っていない私は、2SK389片側のブラックげートNP470μFを普通の無極性電解コンを使っています。きっと、周波数特性がオリジナルより悪くなっているでしょうね。

たかさん
> fujikiさん、EL34超3PP、名前だけでも難しそうですね。

上記、上條氏のページを見て頂ければ解りますが、回路そのものは至って簡単だと思います。
他にも色んな回路を見ましたが、上條氏の回路図を見て直感で洗練された回路で、これならコピーを作れると思い作りました。なので、動作は全く理解していなくても完成まで何とか作り上げる事が出来たのだと思います。

> 回路設計ができた!と思ったら、決めた球のμ、Rp,抵抗値、電圧など教えてくれれば、私も講座の回路であれば、計算できますので、お知らせください。

皆さんの説明で、大体解りました。計算は自分でできると思いますが、問題は二次電圧が150V(130V)と決まっている為、+Bを何ボルトにするかですね。
(1)+B300V、Ip34mAでプレーと損失目一杯で設計する
熱くなりそうなので、もう少し軽い動作にしたい。

(2)+B250Vまで電圧を落として軽い動作にする。
出力管の熱は多少下がるかもしれないが、電圧降下抵抗からの発熱が凄そう。

(3)+B160V、Ip18mAで出力は犠牲にして軽い動作にする。
出力が1.6Wしか出ない。この出力では6BQ5が勿体無い?。


プレート負荷も定電流回路で・・ 投稿者:watanabe  投稿日: 2月 6日(木)12時51分17秒

師匠のおっしゃる通り非常に早いテンポで進んでいますので、質問のタイミングを逸してしまいましたが、皆さんの熱気を感じます。
>こういう球を生かそうと思ったら、プレート負荷を抵抗ではなく定電流回路にしてしまったらいいと思います。・・・むしろ、内部抵抗が低くなる領域を選んで使えますから、かえっていい結果が出ると思います。
カソード側定電流回路はEpとIpが決まればカソード電圧は一意に決まってしまうので抵抗の代わりになるものですね。でもプレート側もこのEpとIpに縛られているので、プレート抵抗も定電流回路で置き換えるというのがピンときません。申し訳ありませんがご解説頂けませんでしょうか。
5965は8mA/2ユニット流す設計でしたが、これでμは39-40位と線図から読めます。一本あたり7mA程のところでμ=46、rp=8KΩくらいですが、定電流素子に使っている2SK30を6-7本/CHズラーと並べるのに気後れしてしまいました。お話の通りrp=7-8KΩの領域ならμは46以上取れるので美味しい話になるかと・・・浅はかにもμ=47、rp=6.7Kの公称値に引かれて6本も買ってしまいました(苦笑+涙です)。


Re: 自信? 投稿者:はる  投稿日: 2月 6日(木)10時33分40秒

たかさん、お申し出、ありがたく。ううう、涙が。


Re: 利得が半分 投稿者:はる  投稿日: 2月 6日(木)10時28分50秒

またウソ書いちゃいましたね。。。すみません。> fujikiさん、ALL
どうもやっぱり言葉自体を理解できてない&中身も良くわかってなくて。
申し訳ないです。
#ナイジェルさん、フォローありがとうございます。
#また大嘘書くかもしれませんのでご指摘お願いいたします(_ _)
編集済


自信? 投稿者:たか  投稿日: 2月 6日(木)03時21分45秒

はるさん、初心者の皆さん、ご自身の計算結果、経験が少ないので自信がないことと思います。
回路設計ができた!と思ったら、決めた球のμ、Rp,抵抗値、電圧など教えてくれれば、私も講座の回路であれば、計算できますので、お知らせください。他人に計算の内容を確認してもらうのも、製作前には、良いことと思います。私が計算できるのは、入力1Vのとき、出力?Vぐらいのこと位ですけど。なお、本当は、計算は私がするのではなく、スパイス君が計算するだけなので、手間なし、ですので気軽に聞いてください。 電源関係はできませんが。。。

ぺるけさんのエクセルも良いと思います。


RE:2SK30A+12AU7A+6AH4GTの改造 投稿者:いなてい  投稿日: 2月 6日(木)02時40分49秒

は、今のところ計画してません。>IDAさん
6CA7ppは出力トランスを載せ変えました。
SRPP構成の6BX7GTですが、今作ろうとしているプリアンプがまさに
このアンプのためなんですよ。OFF会で感じた”もう一段”を達成すべく、
回路考えなきゃなぁ、と思いつつ忙しさに負けています。
何とか今年度中に形にしたいと思います。(実はOFF会後、まだこのアンプ通電してません)
確かに、プリが進まなければ、家に山ほどある2SK30(YでなくGRが山ほど...)を
差動にして組み込めますね。
その線も考えなければ。


すごい数の投稿 投稿者:いなてい/こんな時間  投稿日: 2月 6日(木)02時31分54秒

ですね。さすがの師匠もおっつかない感じですか。
今日一日出張しててこの時間にようやく落ち着きました。
で、ここを訪れたらこんな状況になっててびっくりです。


ねえ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 6日(木)00時24分02秒

なんで、みんな、そんなに早いの?

今、接続してるヒト、手を挙げて!


6BM8の三結 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 6日(木)00時15分32秒

特性は、亀さんのHPに(50BM8の)実測がありますよ。             追加:わっ、出遅れたか!! 3番目だ。
それから下記に拙作の50BM8全段差動の回路図を置いときましたので、
よろしければ参考になさって下さい。
(オフ会ではらわた公開されてしまったやつ=誘導ハムに悩んだやつです。)
編集済

http://www.bd.wakwak.com/~jf1dzh/Audio/50BM8.gif


特別露出大奉仕 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 6日(木)00時14分14秒

とりあえず、このEp-Ip特性使ってください。
参考程度にロードラインがはいってます。
3極部↓


5極部(3結)↓


RE:6BM8では?? 投稿者:UMETECH  投稿日: 2月 6日(木)00時12分56秒

皆さんこんばんは。

安藤さん、私は少し前に6BM8で全段差動してました。
6BM8の5極管部分の3結動作曲線は亀さんのホームページに50BM8としてあります。
私はそれを参考にしました。>亀さんおおきにです。
初段のCRDは2.7mAを使いました。
出力段のPdが7WなのでLM317に18Ωを使うときはEpが200Vまでです。
もし倍電圧整流後、220Vとかになったならば、LM317には20Ωに変えるといいと思います。
但し、出力トランスのインピーダンスは別途考慮してください。
ぺるけさんのホームページ又はこの掲示板の過去LOGに出力トランスのインピーダンスの測り方があったと思います。

手書きの回路図で汚いですが、私のホームページが参考になれば幸いです。

http://www.bc.wakwak.com/~z8plus/tube6bm8pp.html


利得が半分? ご 投稿者:たか  投稿日: 2月 6日(木)00時07分23秒

fujikiさん、EL34超3PP、名前だけでも難しそうですね。 そのうち、超3の
勉強もしたいと思います。 さて、初段の差動段の利得ですが、片方のグリッドがアースされている例を私のページにちょっと、書いてあります。共通カソードの電位が動いている様子がわかります。 また、ぺるけさんのマニュアルでは24番の真ん中あたりですね。 ご参考まで。

http://homepage3.nifty.com/yuko_taka/Nazo/triodemodel.html


6BM8では?? 投稿者:安藤  投稿日: 2月 5日(水)23時55分11秒

突然失礼します。6BM8x4本で差動PP(三結)を考えてます、電源は120Vの倍電圧です。
(電源トランスおよび出力トランスはふるーいレシーバアンプ/AMが二組入っていた時代物/
 からの転用です。従い、6BM8用ですが詳細不明です。。)

球の特性がわからず回路定数をどう決めるか良くわからないので、アドバイスください。
(設計法を暫く読み返しておりましたが、6BM8の三結特性がわからないので頭がウニって
 標準アンプのパクリで単に球を6BM8に乗せ変えちゃうような事をやろうとしてます。)

初段のCRDは1mAでいけるのか?
初段プレート抵抗と出力のグリッド抵抗はどのくらいで行くか、
出力段のLM317Tに18Ωでいけるのか?



利得が半分? 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 5日(水)23時17分21秒

>fujikiさん

> 何故6FQ7の利得20倍が10倍になるかは解りません。

 利得は半分にはなりません(そのままです)! 利得はそのままで、入力が半分になるんです。
差動動作をしている2管に半分ずつ割り振られますから。
 結果として入力電圧に対する1本の管の出力電圧はシングル動作の時の半分になります。
 図はシングル動作で10倍の利得があるのに差動で使うと入力電圧に対して片側管の
出力電圧が5Vになることを示したもので、6FQ7そのものではありません。
編集済


Reヘッドホンアンプの負荷インピーダンス 投稿者:脳内工作  投稿日: 2月 5日(水)20時57分03秒

32Ωから300Ωの間で考えればよろしいかと。


Re:12AU7+6BQ5 投稿者:はる  投稿日: 2月 5日(水)20時53分13秒

fijikiさん> 超三EL34PPが良い音で鳴っているので、はるさんの全段差動6BQ5PPの進捗を見ながら、今年中に完成出来れば良いと思って

うううっ。こんな出来損ないにそんな期待されても(泣)
でも作りまっせ!6BQ5作動pPアンプ。。(自分的に)ものすごく小さきシャーシで!
でもねぇ,いまいち自分のロードラインに自信が持てないんです。。。
#これ本気で。。。


Re:12AU7+6BQ5 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 5日(水)19時48分52秒

みなさんこんばんは、藤木です。
たくさんレスを頂き有難う御座います。

ナイジェルさん
> こんな図ではいかがですか?

これは入力が1VだとNFBを掛けた場合、出力がプラスマイナス2.5Vの振幅しか取れず6BQ5のドライブ電圧が足りないと言う事ですか?。
それなら、入力を2V(私のプリは2V出力)にしてNFB無しにすれば大丈夫かな?。
NFBの事は理解できますが、何故6FQ7の利得20倍が10倍になるかは解りません。

はるさん
> 私もすっかり忘れていましたが、ナイジェルさんの書かれているとおり、差動の場合、入力を二つに分配する必要がありますので、利得半分と、そういうことです。

この辺りは勉強不足で、講座の内容やアンプ設計マニュアルは何度も読んでいるのですが、中々理解まで行きません^_^;。

> 6AQ8なら電源電圧もベーシックアンプとほとんど同一で使えて楽かなぁと単純に思ってみたりしています。

6AQ8も12AX7も持っているので、初段管は別段どれでも良かったのですが、12AU7、6FQ7で大丈夫かなと思ったもので。
ただ、アンプ設計マニュアルを読んでいると、12AX7は高域特性が落ちると書いてあるのでやっぱり6AQ8ですかね。
12AX7で高域特性が落ちても、測定器の無い私の耳では、分からないと思いますが(笑)。

ARITOさん
> メーカー製の6BQ5PPアンプに使用していたのであれば恐らく倍電圧整流で使っていたのではないでしょうか?

多分そうだと思うます。
5極管接続+B300〜320V程度で、OPTの大きさから考えても10W程度のアンプだったと考えられます。

> 仮に負荷を掛けてAC135Vだとすると、135V×2×1.25=337.5Vで、それからリップルフィルタで10Vロスるとすれば327.5Vとなり、OT巻き線でのロスとカソードバイアス抵抗のロスで帳尻が合うような気がします。

PTには入力側が0-100-115(表示が無いので多分です)、これの0-115に100V入力で使えば2次側が無負荷実測130Vです(その代わりヒーター電圧が6Vに下がります)。
倍電圧整流で130Vx2.5=325Vこれなら、電圧降下用の抵抗を入れずに済むかもしれません。

> いずれにしても差動PPアンプには電圧が高めで、取れる電流が少なめなのは仕方の無いことでしょう。

プレート損失11W目一杯で+B300V、Ip34mAの時、概算最大出力 = 34mA×34mA×10kΩ÷2 = 5.78W だと、相当熱くなりそうなのでもう少し電圧は低い方が良さそうですね。


超三EL34PPが良い音で鳴っているので、はるさんの全段差動6BQ5PPの進捗を見ながら、今年中に完成出来れば良いと思っているのでじっくり考えて少しでも理解して作ろうと思っています。


ヘッドホンアンプの負荷インピーダンス 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 5日(水)19時32分16秒

かりに、8kΩp-p:8Ωの出力トランスを使って、16kΩ:16Ωとして使うことを想定します。ヘッドホンの公称インピーダンスはいろいろですが、低いので8Ω、わりかし多いのが16Ω〜40Ω、中には200Ω〜600Ωということでしょうか。並列に抵抗を入れることで、ヘッドホンのインピーダンスが動いても出力管の動作範囲があさってな領域になるのを防ぐのが得策かと思います。

「8Ω、16Ω〜40Ω、200Ω〜600Ω」に33Ωを並列にしたのを2次側につないで、1次側からみたら、「6.4kΩ、10.8kΩ〜18kΩ、28kΩ〜31kΩ」なので、8Ωのやつは値がちいさすぎてちょっと感じ悪いですが、どれも耳で聞いたらまともな音がすると思います。

お手持ちのヘッドホンのインピーダンス(直流抵抗値でよい)を測定されて、並列に入れる抵抗値を決められたらいいと思います。

OPTは、いいのを使おうとしたらきりがないですが、小さいくてお安いのでも相当にまともな音がすると思います。スピーカーを耳に押し付けるようなもんですから、むしろ残留ハムを如何に減らすかが勝負でしょう。廉価でコンパクトなOPTでは電磁シールドはついてないですから、トランス類の配置(いかに離すか)がポイントになります。


RE:my 6CA7pp その後 投稿者:善本  投稿日: 2月 5日(水)19時05分33秒

いなてい さん、今日は。善本です。

書きこみのペース速いですね。昨日の書きこみがもう、ずっと向こうに!
6CA7アンプの改良がうまくいったようで、おめでとうございます。
OPTの動さと音質も良好との事、良かった良かった。
PP用OPTのRコアはトロイダルコア同様コアに継ぎ目がありませんので、
磁気の通りが非常に良好です。その為、微小な入力(磁束の変化)でも
良好なトランスとして動作します。この辺の特徴が小音量時の音質に
結びついているのかもしれません。


本日業務終了 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 5日(水)18時19分45秒

うわ。
みなさん、むちゃくちゃペース速い。
ついていけな〜い。

今日の書き込み、プリントして読んでゆっくり考えます。
では、また。


ヘッドフォンアンプのOPT 投稿者:小林  投稿日: 2月 5日(水)17時56分52秒

 皆様,こんにちは。

 2次側に抵抗かましているのですね。
 ついでといっては失礼なのですが,OPTについても御意見いただけると有りがたいのですが。いつもあつかましいお願いですいません。


RE:12AU7+6BQ5  投稿者:ARITO  投稿日: 2月 5日(水)17時28分21秒

fujikiさん、こんにちは。

>>私は単に150Vx1.3=195Vなので190V位は大丈夫かと思ったのですが、、、。
無負荷だと少し高めに出ますので。
メーカー製の6BQ5PPアンプに使用していたのであれば恐らく倍電圧整流で使って
いたのではないでしょうか?
仮に負荷を掛けてAC135Vだとすると、135V×2×1.25=337.5Vで、それからリップルフィルタで
10Vロスるとすれば327.5Vとなり、OT巻き線でのロスとカソードバイアス抵抗のロスで
帳尻が合うような気がします。
いずれにしても差動PPアンプには電圧が高めで、取れる電流が少なめなのは仕方の無いことでしょう。


Re:12AU7+6BQ5 投稿者:はる  投稿日: 2月 5日(水)17時02分59秒

fujikiさん、こんにちは。

fujikiさん> 私には意味がわかりません^_^;。

私もすっかり忘れていましたが、ナイジェルさんの書かれているとおり、
差動の場合、入力を二つに分配する必要がありますので、利得半分と、
そういうことです。

で、計算しなおしてみました。
確かに初段を12AU7にすると負帰還なしの最終利得で9〜10倍程度しか得られず、
負帰還をかけるには利得が低すぎます。6DJ8を持ってくると良さげなんですが、
プレートに電圧をかけられなくて電源を考慮しなければいけなそう。
それじゃあってことで6AQ8なら電源電圧もベーシックアンプとほとんど同一で
使えて楽かなぁと単純に思ってみたりしています。利得も、これだと10dB程
負帰還かけても20dBは確保できるかなーと。。。ああ、、自信なし。。。

どどど、どんなもんでしょうか。。。


Re:12AU7+6BQ5 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 5日(水)15時55分03秒

>> 初段の差動はA級回路の頭で設計すると、利得が半分になることを忘れそう。
>> また、更に負帰還で、1VあるはずのCDからの出力がもっと、小さく見えます。

> 私には意味がわかりません^_^;。

こんな図ではいかがですか? 裸の電圧利得を10倍としたときの差動回路の
AC電圧配分ですが。

無帰還の場合

       R
       +-- -5.0V
       P
1.0V ----+---G 10倍
     |  K
     R  | 0.5V ★
     |  |
  GND--+  +--CRD
     |  |
     |  | 0.5V
     |  K
   0V +---G 10倍
       P
       +-- +5.0V
       R


負帰還(6dB)をかけた場合

       R
       +-- -2.5V
       P
1.0V ----+---G 10倍
     |  K
     R  | 0.75V ★
     |  |
  GND--+  +--CRD
     |  |
     R  | 0.75V
     |  K
  0.5V +---G 10倍
     |  P
     |  +-- +2.5V
     |  R
     |
     +--R---NFB


12AU7+6BQ5 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 5日(水)14時48分20秒

たかさんこんにちは。
> はるさんと同じ球ですね。なんでかな?

昨年、偶々ヤフオクで6BQ5、PT、OPT、シャーシのセットが出品されていたのを落札したものです。
初段管は12AU7、12AX7はLUXのプリアンプキット(分解して本体は無い)、6AQ8はLUX A3500(現在も使用中)の予備球として20年位前に買ったもの、6FQ7は上條氏のEL34ppの為にヤフオクで手に入れたものです。
で、この講座を知りいつかは自分でと考えていたのですが、同じ組み合わせではるさんが製作するとの書き込みで便乗しました。

> 初段の差動はA級回路の頭で設計すると、利得が半分になることを忘れそう。
> また、更に負帰還で、1VあるはずのCDからの出力がもっと、小さく見えます。
> この二点がポイントのような気がします。

私には意味がわかりません^_^;。
以下の
> 6FQ7(12AU7) 190V、5mA Rp-22KΩ
> 6BQ5 190V、35mA Rg-390KΩ
> で出力2W程度出ると考えています。
はB電源190Vで講座のアンプ部の設計通り計算すると、はるさんと同じく6BQ5のバイアス電圧が0〜−18Vとなり、6FQ7で+B190Vから20KΩ(390KΩと22KΩの合成)ロードラインを引いて5mA、80〜100Vの動作点を求めました(5mAは手持ちでCRD10mAがあった為)。

ARITOさんこんにちは。
> 超3結PPアンプは興味があったので掲示板をウォッチしていました。
> いろいろとご苦労されたようですが完成された様で何よりです。

メインで使っていたパイオニアM22が壊れたので、昔使っていたA3500を引っ張り出したら出力トランスが断線していてタムラのF683に交換したのが事の始まりで、6CA7も予備が8本出てきたので自作もやって見ようと思ったのがきっかけで上條氏の超三EL34ppに辿り着きました。
何分回路がどう言う動作をしているかも解らなかったのでハムに悩まされましたが、原因はただのPPバランス調整不良で、解っている人にしたら何でも無いことですが、原因が解らず苦労しました。
完成後の音は非常に満足で、ワイドレンジで音像定位も良く、よく言われている低音の押し出しも
それ程強いとは感じません。
それまで使っていたパイオニアM22、現在のリファレンスM4aと比べても遜色なく聞けます。

> 6BQ5(T)差動PPアンプですが、無負荷開放電圧がAC150Vのトランスを使って
> Ebb=190Vの設計は、難しいのではないでしょうか? 整流後リップルフィルタを経て
> 負荷を掛けると160V前後がせいぜいのように思いますが?

そんな物ですか?。私は単に150Vx1.3=195Vなので190V位は大丈夫かと思ったのですが、、、。

> ジャンク物のトランスだと正体が不明でしょうから本当に160mAが取れるのかどうか
> 予めテストされた方が悲しい結果にならないような...

これも、一応トリオ6BQ5PPのトランスと言う事と、大きさがPMC-190Mより少し大きいので大丈夫かと思っているのですが甘いかな?。

> 6BQ5三結は内部抵抗がそれほど低くないので、190Vでも適当ではないような
> 気がします。電源トランスか、出力管をもっと内部抵抗の低い球に変更したほうが
> 良いのではないでしょうか?

+Bは250V程度あったほうが良いことは解りますが、他は良く解っていないのです^_^;。
6BQ5を選んだ(買った)のは、PT、OPT、球のセットだった事と、6BQ5が現在でも作られていて供給が安定している事と値段が安い事で選びました。


Re:ヘッドフォンのOPT 投稿者:いとけい  投稿日: 2月 5日(水)12時43分13秒

 作った時にぺるけさんからもアドバイスいただきましたが、ナイジェルさんが書かれたのと同様、OPT二次側に並列に、27Ωをはさんでるだけです↓。うちのヘッドホンは12Ωという異端児で、27Ωとの並列だと8.3Ωになります。まあこのヘッドホンだけで考えるなら、気にしなくてもよさそうですが。

http://itokei.net/Wonder-Ranch/etc/hpamp2.0.html


RE:12AU7+6BQ5  投稿者:ARITO  投稿日: 2月 5日(水)12時33分16秒

fujikiさん、はじめまして。
超3結PPアンプは興味があったので掲示板をウォッチしていました。
いろいろとご苦労されたようですが完成された様で何よりです。

6BQ5(T)差動PPアンプですが、無負荷開放電圧がAC150Vのトランスを使って
Ebb=190Vの設計は、難しいのではないでしょうか? 整流後リップルフィルタを経て
負荷を掛けると160V前後がせいぜいのように思いますが?
ジャンク物のトランスだと正体が不明でしょうから本当に160mAが取れるのかどうか
予めテストされた方が悲しい結果にならないような...

6BQ5三結は内部抵抗がそれほど低くないので、190Vでも適当ではないような
気がします。電源トランスか、出力管をもっと内部抵抗の低い球に変更したほうが
良いのではないでしょうか?
編集済


Re:ヘッドフォンのOPT 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 5日(水)12時04分08秒

>小林さん

 前回の私の想定では8k:8Ωのトランスを使い、2次側にダミー抵抗(33Ω位)と
ヘッドフォンを並列接続としています。
 これだと32Ωのヘッドフォンで1次側16k、600Ωで30kとなるので
ロードラインの変動も許容範囲かな? 出力が小さいのでダミー抵抗はそれほど
暖かくはならないと思いますが、ダミー抵抗とヘッドフォンで電力が分配されるので
ヘッドフォンの感度に応じたアンプのゲイン設定が必要ですね。


Re: 6BQ5と12AU7 投稿者:はる  投稿日: 2月 5日(水)11時46分03秒

たかさん、いろいろフォローありがとうございます。
ご指摘のとおりデータシートに出ているRpは内部抵抗ですね。なんだかいろんなことが
ごっちゃになってしまって。頭の構造がアンプ設計用にはできていないようです。

たかさん> 初段の差動はA級回路の頭で設計すると、利得が半分になることを忘れそう。
たかさん> また、更に負帰還で、1VあるはずのCDからの出力がもっと、小さく見えます。
たかさん> この二点がポイントのような気がします。

くー、まさしく私の考えが抜けている部分ですね。。
あっちをやるとこっちを忘れ、こっちをやるとあっちを忘れ。イカンなー。
もう一度最初から考えてみますね。
#見捨てないで〜(心の叫び)


Re: 課題 投稿者:はる  投稿日: 2月 5日(水)11時37分42秒

課題、考えてみました。
両方とも面白かったです。あれれ?という感じで。
特に1番目の方は、一番大きく出力が取れそうなロードラインを引いて
そこから考えてみましたが、次段グリッド抵抗にしばられて、思うように
値が取れないんですね。2番目も師匠の言いたいことは一緒だと思います。

なるほど、単純そうに見える回路でも、いろいろしがらみがあるんだな〜
というのが正直な感想。そんなこと考えて組んでませんでしたもの。

6BQ5の方はいろいろ考えてみます。
利得とか出力とかゲインとか負帰還量とか入力感度とか未だ頭の中で
ぐるぐる廻っていますが、一つずつ考えてみることにします。
またいろいろ質問させてください(_ _)


ヘッドフォンのOPT 投稿者:小林  投稿日: 2月 5日(水)10時57分30秒

 再びすいません。

 ヘッドフォンアンプの件ですが,つなぐヘッドフォンのインピーダンスが製品によってバラバラですよね。だいたい,32〜600Ωぐらいと。これについてアウトプットトランスの選定を考慮しなくて良いのでしょうか。結構,アバウトだったりして?。
 よろしくお願いいたします。


内容が濃くなってきたナぁ 投稿者:IDA  投稿日: 2月 5日(水)10時34分43秒

>いい先生にめぐまれて、幸せです。
ですね、たかさん。
とにかく、闇雲に、組み上げて、なんでかな、を、後からゆっくり考えるというのも、いいもんです。理解してから組んでたら、きっと、生きてる内には、この音が手に入らなかったと思います。

ところで、いなていさん、2SK30A+12AU7A+6AH4GTの改造が先行してるみたいですが、高増幅率双三極管のSRPPドライブ(6SL7GT+6SC7GTY)+6BX7GTはどうなってますか?FETなんかで、1段入れたりなんて、計画してません?
OFF会での印象が耳に残って気になってます。(自分で実験しろ!って云われそう・・・かな?)


6BQ5と12AU7 投稿者:たか  投稿日: 2月 5日(水)09時47分24秒

藤木さん、こんにちは。はるさんと同じ球ですね。なんでかな? ちっと、調べました。

6BQ5と12AU7、講座の6SL7と6AH4GTと比べました。
6BQ5の電圧増幅率は、19でした。6AH4GTは8。比較すると、2.38倍。
12AU7の電圧増幅率は、17でした。6SL7は70でした。1/4倍。
全体で半分? ちょっと単純すぎる比較かな。

初段の差動はA級回路の頭で設計すると、利得が半分になることを忘れそう。
また、更に負帰還で、1VあるはずのCDからの出力がもっと、小さく見えます。
この二点がポイントのような気がします。

ぺるけさんの課題、面白いですね。いい先生にめぐまれて、幸せです。ハイ。
やはり、良くわかるためには、本を読んで、課題をやって、実践して。
これの繰り返しなんでしょうね。一読して分かる人になってみたい。。。


RE:6BQ5差動pp 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 5日(水)09時29分15秒

watanabeさん、Ep-Ip特性はいじわるですね。
5965は動作点によってμがころころ変わってしまうので、たちが悪いです。
しかも、大量のIp流してやらないと一人前なと特性にならないし。

こういう球を生かそうと思ったら、プレート負荷を抵抗ではなく定電流回路にしてしまったらいいと思います。内部抵抗が低い球ですから、そういうことをしても出力インピーダンスは低下しませんし、むしろ、内部抵抗が低くなる領域を選んで使えますから、かえっていい結果が出ると思います。


すっきりしました 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月 5日(水)09時22分30秒

ぺるけ師匠ありがとうございます。
おかげで昨日は、全体的にデザインや調達しなくてはならない部品などアンプ全体感について思いを馳せる事となり、結局あまり寝れませんでしたが、気持ちのよい寝れなさ?でした。

職場が秋葉原なもので、本日から昼休みにでも少しずつ調達していきます。


訂正のしかた 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 5日(水)09時13分43秒

このページのいちばん下にある「管理者メニュー」ボタンを押せば、自分の投稿だけ修正できますよ。パスワードはいりません。

で、訂正すると右下にちょこっと表示が出ます。ほらね。→
編集済


ぺるけ師匠の500K以上にするのは 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 5日(水)09時12分04秒

あははは、でも、私、6AH4GTと16A8に510kΩつけてます。


下記の投稿の訂正です- 汗… 投稿者:watanabe  投稿日: 2月 5日(水)02時16分54秒

規格では固定バイアス==自己バイアスの間違いです。固定バイアスの場合は300Kとなっています。
呼んで == 読んでの間違いです
軽率ごめんなさい。お騒がせしました。


6BQ5差動pp 投稿者:watanabe  投稿日: 2月 5日(水)00時57分55秒

はるさん
実は私も6BQ5/5965の構成で差動ppを組みましたが最終的に初段管は(ぺるけ師匠の酷評もありましたので)6N1Pに交換しました。これは気に入ってくれた同僚宅に嫁入りが決まりました。製作時に電源トランスの制限から供給電圧が一定の基で検討したのですが、まさにぺるけ師匠の設問とおりの悩みでした。
1 供給電圧一定の場合、プレート抵抗を小さくするとバイアスが浅くなってくる。
2 プレート抵抗を大きくして行くと流せる電流が小さくなると同時に内部抵抗が上昇して増幅度はかえって落ちてくる点が出てくる。で、何のためにμ=47の5965使うのか理由がなくなって来ました。
3 負荷抵抗が100Kの場合は、プレート抵抗を大きくすると交流動作検討と直流動作検討の乖離が大きくなってくる。470Kの場合は乖離度合いが少ない。
でRg=100K、Ebb=220Vなら Rp=120K、Ip=0.92mAで約38倍程度、Rg=470K(6BQ5を想定している?)ならRp=100Kで約43倍(rp=50K程度?)程度が電気に全くの素人がえいやっと引いたロードラインです。私の場合は、6BQ5は入力感度が高いので電流を多く流すようにしました。もう一つは(測定器がないので確証はないのですが、発振気味と思って)グリッドにパラ止めの820Rを入れました。
また規格では固定バイアスの場合Rgは1Mとなっていたので手持ちの560Kを使いましたが、ぺるけ師匠の500K以上にするのは好ましくないと呼んで汗…です。


管球むき出しの場合 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 5日(水)00時22分35秒

私の場合、高校生の時、さっぱり勉強しないで半田ごてばかりいじっていたら、怒ったおふくろがやおら私の大切な3球スーパーラジオ(6BE6-6BA6-OA70-6GW8-U608)・・球、剥き出し・・をひっつかんで玄関に放り投げてしまいました。・・・が、アルミシャーシの角がへこんだだけで無事、動作いたしましたよ。おーすけさん、きっと大丈夫です。むしろ、床がえぐれます。

「同じ管のカソードとカソードをつないでその間に定電流回路をはさめばいい」そういうことです。6SL7GTは、双3極管なのでこれ1本で差動回路ができます。ステレオで、6SL7GTが2本、6AH4GTが4本、合計6本です。


12AU7+6BQ5 投稿者:fujiki  投稿日: 2月 5日(水)00時20分20秒

皆さまはじめまして、藤木と申します。
昨年夏から上條氏の超三結EL34PPver.1アンプを作り始めようやく出来上がり、その部品を集める過程でいつかは自分で定数を決めて作りたいと考え部品を集めていたのですが、丁度12AU7+6BQ5の話題が出てきたので書き込みさせていただきます。
持っている部品
PT 二次電圧無負荷実測値150V、7V、6.3V(ジャンク品)
OPT PP用ジャンクで規格は不明(6BQ5PP用と言う事なので8〜10KΩ?)
初段管 6FQ7、12AU7、6AQ8、12AX7
終段管 6BQ5

回路はアンプ講座の回路で
6FQ7(12AU7) 190V、5mA Rp-22KΩ
6BQ5 190V、35mA Rg-390KΩ
で出力2W程度出ると考えています。
電源電圧が中途半端なのですが倍電圧整流すると電圧が高すぎるし、出力は必要ない事と熱くならないようにしたいので190Vで行く事にしました。
どうでしょうか?。


ありがとうございます 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月 4日(火)23時31分18秒

さっそくたくさんの方からご回答頂き驚いております。ありがとうございます。質問してよかったです。
「双」三極管がミソでしたか。つまり同じ管のカソードとカソードをつないでその間に定電流回路をはさめばいいんですね。ん?これでいいのかな?2つの管のカソードをつなぐのを2セットではないですよね。

みなさん、高度な話になっているところ恐縮ですが、教えてください。

ちなみにブレッドボード式で作ってそれを木の箱に入れようと思っています。
アンプ作りになかなか家内の同意を得ることが出来ない中やっているので、
管球むき出しの場合、夫婦喧嘩したときに割られかねないので。

私もみなさんにならってアンプを作りながらHPを作っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。


ワタシノバアイ 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 4日(火)19時44分45秒

12AX7なら12AX7、6SL7GTなら6SL7GT、という風に1つの球を決めて、Ep-Ip特性データを何枚もプリントして、そこにあれやこれやロードラインを引いてみるのがいちばんでした。↓みたいに、ちょっと意地悪な条件をつけてやってみると、「あちらを立てればこちらが立たず」のメカニズムがよくわかってきますよ。


課題 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 4日(火)19時31分02秒

テーマ1:
6SL7GTの単段増幅回路において、電源電圧=220V、次段グリッド抵抗=100kΩ、の条件で、できるだけ大きな出力電圧が得られるような回路設計をしてください。

テーマ2:
6SL7GTの単段増幅回路において、電源電圧=160V、次段グリッド抵抗=470kΩ、の条件で、とにかく利得が最大になるような回路設計をしてください。

課題:
上記テーマ1、テーマ2をやってみて、思ったことを4〜5行にまとめてみましょう。
編集済


Re: 電圧増幅回路の場合 投稿者:はる  投稿日: 2月 4日(火)19時05分47秒

師匠> 決定要素は実に錯綜していて、プレート抵抗値ひとつとっても、

なるほど〜、これじゃ一意に決まらないはずです。
そうなると(初心者の場合)とりあえず終段グリッド抵抗値をえいやである程度
決めてしまって、それから計算していくのが簡単かつ、大きく間違っていない
定数ということになるのですね(もちろん球や回路によってえいや!の値も
考えなければなりませんが。。)。

ほんと、なるほど〜です。いとけいさんの書かれているとおり、突然「470k」とか
出てくるのが不思議でたまらなかったのですが、謎の一端はわかったような気がします。
結論としては、今はあんまり深く考えないで、今後の課題とするってことかな(ぉぃ(^^;

しかし、、、
まだまだナゾなコトバや謎なコトがたくさんあります。このあたりは追々改めて
教えていただくかもしれません。
しかしその前に。。。設計マニュアル、読み直そう!>自分


ああ、そうなんだ! 投稿者:IDA  投稿日: 2月 4日(火)18時06分35秒

はるさん、とっても、良い質問してくれました。
正解は一つと思ってましたので、人の回路図、見れば見るほど、ワケが分からず、やはり、手も足も出ないやと思ってました。
まだ、わからない事はいっぱい、有りますが、はるさんのように質問を繰り返してくださると、良い勉強になります。うーん、作らないで考えるのも面白いな・・・


電圧増幅回路の場合 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 4日(火)17時54分26秒

まず、いろんな人が設計した回路を見て、プレート抵抗値はどれくらいなのか、プレート電流はどなのか、グリッド抵抗はいくらか、調べてみます。そうすると、球ごとにどれくらいの値なのか学習できます。人によって、設定する値が高めの人、低めの人も見えてきます。

決定要素は実に錯綜していて、プレート抵抗値ひとつとっても、

・歪みを下げたかったら大きくする、
・大きくするためには高めの電源電圧の方が都合がいい、
・利得をめいっぱい取りたかったた大きくする、
・しかし、あるところで利得の限界がくる、
・出力段が固定バイアスなどの事情でグリッド抵抗値がちいさい場合は、前段のプレート電流を多くしないとドライブしきいれないので、必然的にプレート抵抗値はちいさくなる、
・電源の都合でプレート電流値をケチりたい時は、大きくせざるを得ない、
・最大出力電圧をできるだけ大きく取りたいときは、プレート抵抗値はちいさすぎても、大き過ぎても具合がわるい、

といった感じなんです。増幅度は、球を選んだ時点でほとんど決まってしまうので、じたばたしても駄目です。

グリッド抵抗値ですが、前段の都合を考えると、大きな値であるにこしたことはないのですが、球の安全上、最大値が制限されています。一般論ですが、出力管の場合、500kΩよりも大きくすることは望ましくありません。それ以下のどこかになります。


Re: 12AU7 投稿者:はる  投稿日: 2月 4日(火)17時16分37秒

たびたびすみません。

私> で、12AU7は 90V 2mA で150KΩでロードラインを引くと

これは75Kの間違いでした。
そもそもこの値が取れるかどうかもわからないのですが。。
#というかここを理解したいのです。


Re: 定数の決め方 投稿者:いとけい  投稿日: 2月 4日(火)17時13分17秒

 ああ、なんかわかります。
 「○○の値を××として、▲▲してみます」などと書かれているのを読んで、この○○とか××とかはどこからどうやって出てきたんだろう、って悩んじゃうんですよね。与えられた定数でロードラインを引くことはできるんですが。
 ロードラインに関して言えば、ここ数か月の経験でしかないですが、最後に書かれた
>増幅度の話から逆に考えると、終段に必要な電圧が得られる初段の
>ロードラインをえいっと引いてしまって、そこから逆説的に傾き(初段の
>プレート負荷抵抗値)を決めてしまっても同じことなんでしょうか?
 でいいと思っています。こんな線がほしい!って感じで。プレート電圧なんかは、そこからてきとーに左右に動かせばいくらでも調節できると(もちろん振幅できる範囲も変わってきますが)。
 わたしもまだ、じゃあその段ではいくら増幅度があればいいんだ?というのがピンと来てません。自分で作った、例のヘッドホンアンプや、ベーシックアンプの増幅度がいくつで、それでボリュームがここだとこれぐらいの音量で鳴るから、というのがこれからの自分の基準になってくるんでしょうね。


12AU7 投稿者:はる  投稿日: 2月 4日(火)17時08分38秒

12AU7なんですが。。。

私の計算では(これが一番怪しい)
6BQ5は 240V 50mAを動作点としてバイアスは-7V。トランスは8Kp-p。
で、12AU7は 90V 2mA で150KΩでロードラインを引くとかなり
余裕かしら〜なーんて思っていたのですが、大嘘でしょうか。。

#うー、また無知をさらしてるな〜


Re: 定数の決め方 投稿者:はる  投稿日: 2月 4日(火)16時54分29秒

#12AU7の方はとりあえずおいておくことにします(汗)

ええと、どうやって聞けば良いのかすら今一よくわかっていないのですが、
しばらくお付き合いいただければありがたいです。。。
講座の方も設計マニュアルも何度も読んでいるのですが、頭がついてこないのです(大汗)

初段のロードラインを決める上でプレート負荷抵抗値と終段のグリッド抵抗値を
考慮することはわかるのですが、なぜその値なのかがいまいちピンときません。
ベーシックアンプの回路図で言うとRp1(Rp2)がなぜ220Kなのか、そしてRg3(Rg4)が
なぜ470Kなのか。
#この組合わせで初段が上手い具合に動くのはわかります。

最初はこのくらいの値でロードライン引いてみるといいよ、という感じなの
でしょうか(その結果うまくいったと)。いわば初段設計時の常套手段。
もしくはどこかに何か書いてあるのかな、と思った次第です。

増幅度の話から逆に考えると、終段に必要な電圧が得られる初段の
ロードラインをえいっと引いてしまって、そこから逆説的に傾き(初段の
プレート負荷抵抗値)を決めてしまっても同じことなんでしょうか?
#伝わってますでしょうか。。。文章は難しい!


12AU7では 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 4日(火)16時11分58秒

ゲインが不足しませんか? >はるさん

ぺるけ師匠の「私のアンプ設計マニュアル」の電圧増幅段の設計の所に
プレート抵抗値と増幅度の話が詳しく書いてありますが、読み直されましたか。
 ↓

http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/b090.htm


Re: 定数の決め方 投稿者:たか  投稿日: 2月 4日(火)15時59分45秒

はるさん、この抵抗値(6SL7GT 44K,12AU7 7.7K)は、真空管の内部抵抗Rpと呼ばれるもので、真空管のEP−IP図のグラフの傾きを表しています。実際の回路図には現れませんです。

質問、なかなか難しいですね。講座の”アンプ部の設計”の真ん中あたりにプレート抵抗値をどうしてそうしたか、が書いてあります。

12AU7ではちょっと増幅度が小さくありませんか?それとも12AX7の間違いかな?
編集済


Re: 定数の決め方 投稿者:はる  投稿日: 2月 4日(火)15時44分18秒

ちょっとだけ自己フォローですが、プレート負荷抵抗値については
データシートの動作例(?)のあたりに書いてありました。
6SL7GTでは44KΩ、12AU7では7.7KΩとなっています。

が、良くわからず。この値以上であれば良いのかな??


定数の決め方 投稿者:はる  投稿日: 2月 4日(火)15時13分32秒

いなていさん、いろいろ手を入れてますねー。その貪欲さは見習わなければ。
プリ、完成したら是非ご報告くださいませ。
そして、おーすけさん、こんにちは。私もまるっきり初心者です。
一緒に勉強して楽しく遊びましょうね。

ところで一つ質問が。
いま(シャーシの)小さなアンプを組もうと思っています。
球は手持ちの12AU7-6BQ5(三結)の差動アンプです。これならベーシック
アンプと同じ回路でちょっと手を入れればOKですものね(たぶん)。
で、ロードライン(一応)引いたり、ベーシックアンプ講座見直したりして
いるのですが、初段のプレート負荷抵抗値と、終段のグリッド抵抗値の
求め方が良くわかりません。これってどこかに書いてあるのでしょうか。
それとも計算で求めるのでしょうか。

この辺の考え方、ご教授いただきたく。
よろしくお願いします。


my 6CA7pp その後 投稿者:いなてい  投稿日: 2月 4日(火)14時40分21秒

標準シャーシに組んだ私のアンプは、プリアンプが完成するのを待ちつづけていますが、
以前製作した6CA7pp(現在の私のメインアンプ)は、出力トランスをソフトンさんのものに
変更しました(RX-40-5)。あらかじめタンゴFEシリーズ用にあけておいた取付穴が役立ちました。
写真はこちら↓
http://www.ne.jp/asahi/j/inash/tubeamp/6CA7pp.files/6CA7pp-03.jpg

最初に使ったトランスよりも更に低音の安定感が増し、しかも高音もスムースに出てくる感じに
なりました。夜中に聴くのがほとんどなので、すごく小音量なのですが、音楽の輪郭が崩れないんです。
初めてトランスの音の違いというものを体験しました。
(でも、決して最初のトランスも悪いわけではないんですよ)

http://www.ne.jp/asahi/j/inash/tubeamp/alldef-amptop.htm
編集済


こんにちは! 投稿者:IDA  投稿日: 2月 4日(火)14時28分16秒

おーすけさん、ようこそ!
私より詳しい方がまた、説明して下さるかも知れませんが、取敢えず・・・
「6SL7GT / 12SL7GT
オーディオ用に開発された球で、1つのガラス管に同じ特性の3極管ユニットが2つ封入されています。」
つまり、これ1本で2本分の働きをしてくれます。
詳しくは↓

http://www2.famille.ne.jp/~teddy/myamp/donna.htm


6SL7GT 投稿者:いなてい  投稿日: 2月 4日(火)14時23分56秒

おーすけさん、真空管アンプ製作の世界にようこそ。
これから完成までがんばってください。きっと成功しますからね!

6SL7GTには、三極管のユニットが2つ入っています。ベーシックアンプでは、
片方のチャンネルでこのユニット2つ分使用しますから、1本でいいんです。
一方、6AH4GTは、三極管が1つだけですので、片チャンネル2本必要です。
6AH4GT相当の三極管が2ユニット入った、6BX7GTなんてのも存在します。


回路図の疑問 投稿者:おーすけ  投稿日: 2月 4日(火)13時58分55秒

始めまして。おーすけと申します。真空管アンプを作りたいと思い、ぺるけ師匠のHPに出会い、自分でも出来るような気がして、部品を集め始めています。電気回路に関して、正真正銘の初心者です。高校時代の参考書をひっくり返して、HPと参考書で勉強を進めています。

それで余計なことを考えて失敗するのが恐くて6SL7GTと6AH4GTをAESに注文しました。(まだ手元には届いていません)講座を一通り読ませていただきまして、手書きの回路図をみて分からなくなってしまいました。皆様、高度な知識を持っていらっしゃる方々ばかりで、初歩的な質問で恥ずかしいのですが、謎が頭にこびりついて、夜も寝れなくなってしまったので質問させて下さい。

回路図では1チャンネル(Rch)あたり、初段では6SL7GTを2本、差動で使用して、終段で6AH4GTを2本、差動で使用してスピーカーに出力。Lchも同様に初段で2本、終段で2本で両チャンネルあわせて6SL7GTが4本、6AH4GTが4本必要ということになるような気がするのですが、この真空管の組合わせの場合、6SL7GTは2本、6AH4GTが4本必要と書かれています。6SL7GTが2本では片チャンネル分しかないように思えるのですが、どういう風に考えればいいのかお教え下さい。どうかよろしくお願いします。


ヘッドホンアンプ 投稿者:いとけい  投稿日: 2月 4日(火)12時37分28秒

>小林さん
 ひとつ忘れていましたが、単にスピーカー端子→ヘッドホン端子のアダプタを作ってはどうでしょう? 利得が大きすぎなければ、単なる結線で問題ないように思います。最も安上がりにはちがいありません(笑)。


お礼 投稿者:小林  投稿日: 2月 4日(火)10時59分55秒

 皆様,こんにちは。

 家にある1万円のヘッドフォンを少しでも何とかしたくて,それも安いお金でという何とも欲張りな私の思いつきのような考えに,貴重なアドバイスありがとうございます。
 少しずつ検討を重ねながら進めていきますので,何かありましたら質問しますので,その時またお世話になりますのでよろしくお願いいたします。

 最近の状況,6DJ8SRPPプリアンプ(PG帰還・・・・その節はお世話になりました)のカソードのパスコンをOSコン(100μ)をBGのルビコン(470μ)へ変更。さらさらすっきり系からしっとりがっちり系へと変化しました。高域が抜けきらない(エージングで何とかなるか?)のが気になりますが,しっとり感が妙にいい雰囲気です。これにより,6AH4GT全段差動(12AX7ベーシック版)の音も変化しました。
 ・距離感が少し遠くなった(オケ物には好み)。
 ・低域にたっぷりした量感が出てきた。
 ちょっと聴くと,鼻づまりのつまらない音のように感じます。しばらく聞き流していると,なんとなく聞き耳を立てていくような感じです。


Re:ベスト真空管製作所 投稿者:酒井  投稿日: 2月 4日(火)09時22分35秒

BESTOブランドで真空管を作っていたところですね。
職人さん,今もいるんでしょうかね。
もっとも,撮像管やら光電子増倍管やら,いまでも
真空管は現役ですから,金型や冶具が生き残っていれば
作れたりするのかも。


RE:珪素鋼板 投稿者:ARITO  投稿日: 2月 4日(火)08時29分46秒

ナイジェルさん、こんにちは。

珪素鋼板の効果はいまひとつのようでしたね。
一番効果がある場所に止められるとは限らないので
出来上がっているアンプに後から対策するのは結構大変ですよね。


RE:呼ばれて飛び出て  投稿者:ARITO  投稿日: 2月 4日(火)08時25分07秒

いとけいさん、こんにちは。

>>形がわかりませんが、ひじょーにいい電圧に電流ですね。
亀さんの掲示板をお借りして写真を貼っておきました。
右側のトロイダルの方です。

http://homepage2.nifty.com/Kame/img/667.jpg


RE:呼ばれて飛び出て 投稿者:ぺるけ  投稿日: 2月 4日(火)00時05分30秒

おやー、私が作ろうと思って描いた回路図そっくりじゃないですか。
やっぱり、これがいちばん設計として無理がないですよね。
2SK30をちょっと選別するだけで、無調整の直結アンプできあがり〜。

5687じゃなかったら、6FQ7や12BH7Aのパラレルとか、発振の危険を顧みず6DJ8のパラレルとか。
編集済


呼ばれて飛び出て 投稿者:いとけい  投稿日: 2月 3日(月)22時51分49秒

>小林さん
 一応、実例です。
http://itokei.net/Wonder-Ranch/etc/hpamp2.0.html
 ただし、これの前のページでも苦労を書いてますが、これで使ってる東栄の電源トランスはまったくの裸なので、漏洩磁束がたいへんな感じです。ARITOさんが書いてらっしゃるの、形がわかりませんが、ひじょーにいい電圧に電流ですね。


珪素鋼板 投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 3日(月)22時31分39秒

>ARITOさん

 本日、珪素鋼板が到着したので、さっそく取り付けてみました。クリアランスが
5mm程度しかないので、結構苦労したのですが何とか付きました。
 その結果、問題のあったLchは0.65mVのノイズが0.50mVに減少しました。もう1枚を
当てて動かすともう少し減るのですが、取り付けられません。Rchは元々0.23mVであり、
Lchも電源を分離すると0.10mVなのですが、現在の実装ではこれが限界のようです。

 ミニアンプ作りは、通常のアンプ作りとは違った意味で奥が深いと感じました。
もう少し経験を積んで、納得の行く物を作れるようになりたいものです。
アドバイスと珪素鋼板の提供、本当にありがとうございました。


ヘッドフォンアンプ用電源トランスなら 投稿者:ARITO  投稿日: 2月 3日(月)22時29分29秒

別に善本さんの商売の邪魔をするわけではありませんが、こんなのもあります。

>>プリアンプ用トロイダル電源トランス(φ72×H33)
>>160V-120V-10V 80mA,12.6−6.3V1.5A
>>4,000円

同じページに上記電源トランス用のケースもありますが、特に必要ありません。

http://www.elfeel.com/ex-field/j/parts_j/parts_others_j.html


Re:ヘッドフォン用全段差動アンプ  投稿者:ナイジェル  投稿日: 2月 3日(月)21時27分30秒

>小林さん 今晩は

 アドバイスと言うのではなく、こんなのいいかなぁと自分で思っている案を
披露してみます。

初段2SK30 + 出力段5687(ぺるけ師匠が6B4Gシングルで推奨)

出力トランス イチカワ ITPP-3W(いとけいさん作例あり)
電源トランス ソフトン M2-PWT(Rコア、ハム対策。1次120V端子使用)

出力段動作 20kpp(2次負荷インピーダンス調整による)、120V、7mA

いかがでしょうか?


RE:205Dメッシュ管 投稿者:大門  投稿日: 2月 3日(月)17時23分34秒

 久しぶりに投稿します。

 >みました。真空管、今でも新しく、作れるんですね

 日本でもベスト真空管製作所と名乗るところがあり,ひょっとして
 技術だけは残っているのかもしれません。

 http://www.annie.ne.jp/~h7/p17main.html

 ここで作らせると相当高いでしょうね。 今でも作れるかどうかはわかりませんが。
 その昔はきっと何処かのメーカーのOEMでも作っていたのでしょう。
 


RE:205Dメッシュ管 投稿者:善本  投稿日: 2月 3日(月)15時23分15秒

たかさん、今日は。善本です。

>みました。真空管、今でも新しく、作れるんですね。
>姿形、なんか、”科学少年の夢”が見れたような気がします。 ちなみにチューニングは、
>細かい数字がいいっぱい書いてある大きな表でもみてやるのでしょうか?

中国とロシア、それにチェコは今でも生産してます。この球は中国のメーカに頼み込んで
作ってもらいました。 私はああせい、こうせいと勝手な要望を出すだけでして、たぶん
中国の技術者がわがままな客だわいとぼやきながら、数字いっぱいの表と格闘している
と思います。


ヘッドフォン用全段差動アンプ 投稿者:小林  投稿日: 2月 3日(月)10時38分43秒

 こんにちは,皆様。
 
 最近,ヘッドフォン用全段差動アンプを考えております。
 どなたか,よきアドバイスをお願いいたします。
 


RE:本業を上回る副収入 投稿者:たか  投稿日: 2月 3日(月)05時16分34秒

前回のおこずかいアンプには、爆笑させていただきました。


本業を上回る副収入 投稿者:坂本典隆  投稿日: 2月 3日(月)01時39分18秒

本業を上回る副収入

 不況から己を守るもう一つの収入源『自宅de.コム』
 
  【自己診断Web】⇒⇒ http://www.jitakude.com/079
     
    管理人様へ、不都合があればお手数ですが削除願います。  


水冷エンジンですか 投稿者:ARITO  投稿日: 2月 2日(日)10時59分45秒

SW電源みたいだとは言われましたが...
新作といってもまだ製作中です。やっと電源基板が出来たところで、音が出るのはまだまだ先のことでしょう。
回路は講座の皆さんが作られている差動2段アンプと基本的には同じです。2段を直結するので
カップリングコンデンサ、終段のグリッド抵抗が無いことと安定動作の為にDCバランスサーボが
追加されていることが違うだけです。
直結すると電源回路がちょっと複雑になるのですが、年末に何でもありの掲示板の方で上条氏が
提案されていたリップルをマイナス電源側に追いやる方法でちょっぴり簡素化を目論んでいます。
さて、上手く行くかどうか???

http://homepage2.nifty.com/Kame/img/616.jpg


水冷エンジンですか 投稿者:ARITO  投稿日: 2月 2日(日)10時59分45秒

SW電源みたいだとは言われましたが...
新作といってもまだ製作中です。やっと電源基板が出来たところで、音が出るのはまだまだ先のことでしょう。
回路は講座の皆さんが作られている差動2段アンプと基本的には同じです。2段を直結するので
カップリングコンデンサ、終段のグリッド抵抗が無いことと安定動作の為にDCバランスサーボが
追加されていることが違うだけです。
直結すると電源回路がちょっと複雑になるのですが、年末に何でもありの掲示板の方で上条氏が
提案されていたリップルをマイナス電源側に追いやる方法でちょっぴり簡素化を目論んでいます。
さて、上手く行くかどうか???

http://homepage2.nifty.com/Kame/img/616.jpg


RE:205Dメッシュ管 投稿者:たか  投稿日: 2月 2日(日)01時17分57秒

みました。真空管、今でも新しく、作れるんですね。
姿形、なんか、”科学少年の夢”が見れたような気がします。 ちなみにチューニングは、細かい数字がいいっぱい書いてある大きな表でもみてやるのでしょうか?

更にKameさんの掲示板の前のページをみると、ARITOさんの新作の写真もありました。なんやら水冷エンジンが積んであるように見え、これまた、カッコいいです。

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