本音爆裂・神経逆撫

師匠と弟子のいいたい放題-21


復活宣言
2002.6.27

弟子 「師匠、おひさしぶりです。」
師匠 「おー、珍しい人がやってきたね。どれくらいになるね。」
弟子 「最後にお手紙をいただいてから1年と半年になります。」
師匠 「ということは、このシリーズも1年半の空白があったわけか。」
弟子 「巷では、あのシリーズはもうなくなっちゃうのか、っていろんな人が残念がってましたよ。」
師匠 「うん、時々ね、僕のところにもそういう内容のメールが来るんだ。先週も1通きてね。」
弟子 「催促のメールですか。」
師匠 「そういうことなんだろうなあ。」
弟子 「ずっとお続けになっていたらよかったのに。」
師匠 「簡単にいうなよ。ネタを考えるの結構大変なんだから。」
弟子 「私を相手にして好き勝手なことを言ってるだけじゃないですか。」
師匠 「君ねえ、これは気楽な対談形式にように見えるけど、書いている奴は1人なんだぜ。僕も君も台本渡されてそのとおりにしゃべっているだけじゃないか。」
弟子 「これも台本あるんですよねえ。」
師匠 「そうだよ。こういう何気ない会話もすべて本に書かれた通りに進んでいるんだよ。」
弟子 「自分がしゃべっている一言一言がすべて書かれた本の通りだなんて、変なかんじですね。」
師匠 「ま、こんなことを考えていても埒があかないから先に進もうか。」
弟子 「師匠、このシリーズ復活ですか?」
師匠 「しょうがないだろ。もう始まっちゃってることだし。」
弟子 「じゃあ、この番組にも予算がついたんですね♪」
師匠 「少ない予算だからギャラはこれまでと変わらずだぞ。」
弟子 「え〜っ、そんな〜。」
師匠 「コンテンツ増える一方だし、ホームページ・サーバー2つ維持しなきゃならないし、結構、経費かかっているらしいよ。」
弟子 「スポンサー見つければいいのにね。ここのオーナーはそういうの好きじゃないみたいだから。」
師匠 「そうかな、僕なんかお金もらうのとか、タダでご馳走になるの大好きだぞ。賄賂とかも喜んで受け取るぞ。」
弟子 「そうはっきり言われてしまうと困ってしまうじゃないですか。」
師匠 「これからの時代はね、何でもオープンでなきゃいかん、こそこそやるのはよくない。」
弟子 「じゃあ、堂々と賄賂をしろとおっしゃるんですか。」
師匠 「ダメだっていったって、どうせやるんだからオープンな方がいいじゃないか。」
弟子 「そうなったら百貨店の贈答コーナーなんかでも賄賂を包んでくれるわけですかねえ。」
師匠 「そうだよ。『お客様、おのしはいかがいたしましょうか。ご贈答ですか、ご贈賄ですか。』なんてね。」
弟子 「うわあ、リアルですねえ。」
師匠 「それだけじゃないよ。贈賄したり収賄したらちゃんと税務署に申告した方が得するんだ。」
弟子 「どっ、どういうことですか。」
師匠 「丸賄マークのハンコがついていると贈収賄減税の対象になるんだ。」
弟子 「そんなことしたら日本中、鈴木宗男みたいな奴ばっかりになっちゃうじゃないですか。」
師匠 「鈴木宗男は自分だけこっそりズルをしたから利権の私物化になってしまったわけだけど、皆が同じになったらあんな小男、上がってこれないよ。」
弟子 「ところで質問なんですけど。」
師匠 「なんだね。」
弟子 「こういう内容の台本でいいんでしょうか。」
師匠 「1年半前の調子が戻るまでは仕方ないんじゃないのか。」
弟子 「師匠、今年は年男ですよ。生まれてからそろそろ半世紀じゃないですか。」
師匠 「だからどうしたっていうんだい。お説教だったら間に合っているぞ。」
弟子 「社会的にも仕事の上でも信用が問われる年代なのに、ホームページ上なんかでそういう好き勝手なことばかり言っていていいんもんなんでしょうか。」
師匠 「う〜む、それはちょっとまずいかもしれないな。」
弟子 「でしょう?もう少し言葉に気をつけていただかないとそろそろまずいんではないでしょうか。」
師匠 「いや、まったくその通りなんだよ。実をいうと、かつてこのシリーズが打ち切りになったのも、いつまでも、ああいう過激なことばかり言っていてはまずいのではないか、と思ったからなんだよ。」
弟子 「私、気づいていましたよ。このホームページの何ヵ所かから過激な表現が消えたの。」
師匠 「うっ、気づかれていたのかー。」
弟子 「師匠、人生と仕事の両面で打算が動いたんでしょう?」
師匠 「まいった、図星だ。」
弟子 「で、どうなんです?」
師匠 「いや、どうもね、少し言いすぎたんじゃないかと。」
弟子 「反省なさったんですね。」
師匠 「うーむ、反省というのはちょっと違うな。打算という表現の方が正確だな。」
弟子 「でも、本音は変わっていないんでしょう?」
師匠 「そんなことないよ。よりいろんなタイプの人を受け容れることができるようになったさ。」
弟子 「おー、師匠もずいぶん学習されたんですね。」
師匠 「君に言われるまでもない、人生においても、仕事においても、もちろん遊びの世界でも、学習しない奴は駄目だよ。」
弟子 「あ、いつもの調子が出てきましたね。」
師匠 「人生を少し学習して、やっぱり思っていることを口に出して言おうと思ったから、このシリーズが復活したんじゃないか。」
弟子 「周囲からの圧力があったからじゃないんですか。」
師匠 「いや、それもある。大いにある。メールをくれた人には感謝しているんだ。」
弟子 「師匠、珍しく素直ですね。」
師匠 「人の言うことにはね、耳を傾けなきゃいかん。おかげでこのシリーズも新しい展開ができるかもしれないんだからね。」
弟子 「今日のところはあまり無理なさらずに、ここらで終わりにしましょう。」
師匠 「え〜、みなさん。というわけで「本音爆裂・神経逆撫 師匠と弟子のいいたい放題」が復活することになりました。どうかこれからもよろしくきついフィードバックなどお願いする次第であります。」


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