SRPPエンドレスBBS
ログ-2004.4
最新情報は「"SRPPエンドレスBBS" の掲示板でどうぞ


はなまる(~o~) 投稿者:@AMA  投稿日: 4月13日(火)19時59分44秒

Ayumiさん ありがとうございました。 余計なお手間ばかりとらせてすいません。

最後の投稿は、ちょっと余計でしたね。オフラインになると冷静になれるようで、
無駄な書き込みをしてしまった事に気が付きます。

私は、自分が誤った解答をする事は さほど怖くはないのですが、自分の誤った解答を
放置しておく事が怖いので、自らの手で訂正をしていかないと気がすまないのです。

面倒なことにお付き合いさせて、申し訳ございませんでした。m(__)m

いくら、動作上、SRPP が RLの存在と密接な関係にあるからといって、「出力インピーダンス」
の名称の定義を都合の良いように変えてはいけませんでしたね。混乱をきたしますね。
「設計上においては、RLの存在を考慮するべきですよ。」 と一言添えるだけで良かったわけです。

ありがとうございました。m(__)m


はい 投稿者:Ayumi  投稿日: 4月13日(火)16時40分40秒

はなまるです。


RE:出力インピーダンス 投稿者:@AMA  投稿日: 4月13日(火)15時44分54秒

アンプ回路においてSRPP回路を実装するなら、カットオフ周波数が見えるようにするために

「 Zo = rp' // RL'」 で設計値とし、

SRPP回路における定義としては Zo = rp' // RL' から RL 分を取り除いて、

「Zo = rp' // rp2」 を

「SRPP回路の裸特性として見なさい。」 ということですね?

>負荷が加わった場合のインピーダンスは Zo // RL で計算できます。
ということですから、

※ この式で実装上の計算もできるのだから、定義上は 「Zo = rp' // rp2」 としておきなさい。※

ということですね。(~~;) 要するに、

「出力インピーダンスの定義を厳密に解釈してください。(By Ayumiさん)」 > @AMA (~~;)

これで、花丸いただけます?(~o~)


出力インピーダンス 投稿者:Ayumi  投稿日: 4月13日(火)14時42分49秒

SRPP の場合、RL は単なる負荷です。
カソード接地の場合にプレートに入れる抵抗も負荷抵抗といいますが、これは取っちゃうと回路が動作しません。真の負荷は、次段のグリッド抵抗です。

負荷ありの SRPP のゲインを求めるとき、負荷なしのゲイン A' と出力インピーダンス Zo を求めて、
      RL
 A = A' ---------
     Zo + RL
としても同じ結果になるのですが、これだとロードラインが曲がっていたり、あるところでカットオフやクリップすることがわからないので、負荷をつないだ状態のロードラインを引くことをやってみたのでした。
で、負荷をつないだ状態でゲインを求める式を得て、その式の意味するインピーダンスの値から RL を取り除いた値として Zo を得ると Zo = rp' // rp2 となります。
(これは Zo = rp' // RL' で、RL を無限大にしたときの式です)

↓で書いたように、負荷が加わった場合のインピーダンスは Zo // RL で計算できます。
@AMAさんがおっしゃるように、確かに負荷の大きさによって、各部の信号の大きさや向きさえ変わってしまいますが、SRPP 自体の出力インピーダンスは変わらないのですよ。
もちろん RL も含めたインピーダンスは変わりますが。


RE:すみません @AMA さん 投稿者:@AMA  投稿日: 4月13日(火)13時36分17秒

>正しくは、↓のように Zo = rp' // rp2 です。

この式は、私の実験のように、出力インピーダンスの考察で「RLの存在を考慮しない」
場合ですよね?(上下球とRkだけでSRPP回路とする見方)

正しい考察は やはり SRPP (2)で示された、Zo = rp' // RL'で 良いのではないですか?
(上下球とRkにRLを加えて、SRPP回路とする見方)

なんか、引っかきまわしちゃいました?私?。(~~;)


ミ:SRPPの出力インピーダンスの求め方 投稿者:@AMA  投稿日: 4月13日(火)13時02分38秒

Ayumiさん、ほんだこ さん こんにちは。
お呼び立てして、すいません。ご訂正ありがとうございました。 > Ayumiさん

RLの存在を、チョコッと 書き加えてみたのは、実はAyumiさんに

>@AMAさんのRLは次段のグリッド抵抗のことでは?

の質問を受けた事が、頭の片隅に残っておりました。
ほんだこ さんのご質問で「ピンッ」 ときたんです。

***************  以下の書き込みには 「思い込み」 が含まれております。 ****************

SRPP の PP 的な特質を発揮させるには、RLの存在(値)が重要な意味をもつ事は、ここで
学んできたみなさんがご承知のことと思います。

RLの値が PP の動作程度を変化させているのですから、出力インピーダンスの考察は、
RL抜きで見てしまうとおかしな事になります。RLの値によって、強い PP 状態と、
弱い PP 状態が 存在するからです。

PP の PP たる能力が異なっているということは、出力インピーダンスも異なっている事に
なります。ですから、RLをぶら下げておいて、その外側から出力インピーダンスを読み取る
事が模式化の上では大切なわけです。

私の実験データは、「作例の実態もしくは参考資料」 をテーマにしておりましたから、
その事を無造作に省略してしまっていたのです。この点(概略的なZo)について誤解を
招いていたのです。

Ayumiさんのご質問の意図には、その事が含まれていたのですネ?(~~;)


すみません @AMA さん 投稿者:Ayumi  投稿日: 4月13日(火)11時07分52秒

ずーっと前の発言(SRPP (2))で、Zo = rp' // RL' と書いていましたね。
正しくは、↓のように Zo = rp' // rp2 です。

Zo = rp' // RL' = rp' // rp2 // RL の式(つまり RL 込みの出力インピーダンス)は、使う場面がありまして、たとえば SRPP の後ろに真空管がつながっている場合に、真空管の入力容量(+ミラー容量)とによって構成されるローパスフィルターのカットオフ周波数を求める時に使います。

普通にアンプの出力インピーダンスといったときには、RL を含めません。
RL を含めたインピーダンスは、(RL を含めない)出力インピーダンス と RL の並列合成値になります。


RE:SRPPの出力インピーダンスの求め方 投稿者:ほんだこ  投稿日: 4月13日(火)08時28分40秒

@AMAさんAyumiさんはじめまして、そして早速の回答ありがとうございました。

要は上の球の内部抵抗とそれより下側のインピーダンスの並列ということですね。
式の内容を自分なりにもう少し勉強してみます。
またわからなくなりましたら質問するかも分かりません、その時はよろしくお願いします。


うーん、惜しい 投稿者:Ayumi  投稿日: 4月13日(火)00時22分19秒

出力インピーダンスは、負荷 RL があっても関係ないんです。
なので、Zo = rp' // rp2 でいいのです。
書き忘れていたかなあ。

ほんだこさん、こんばんは。
式の形はいろいろありますので、違う形の式が出てきても面食らわないでください。


RE:SRPPの出力インピーダンスの求め方 投稿者:@AMA  投稿日: 4月12日(月)23時21分18秒

ほんだこ さん はじめまして。

ご質問の件、私もまだ習得できてないんですが (Ayumiさんゴメンナサイ(~~;))、

何でも式に表すと
rp1:下側球内部抵抗 rp2:上側球内部抵抗 Rk:カソード抵抗 RL:負荷抵抗
RL' = rp2 // RL
rp' = (rp1 + Rk) / (1 + gm Rk)
Zo = rp' // RL'
なんだそうです。

RLがすでにぶら下がっているところがミソです。(ネ?Ayumiさん(~~;))

頼りない者がシャシャリでてきてすいません。>ほんだこさん

※ 間違いを教えているようでしたら お助けください > Ayumi大明神 (~o~)


SRPPの出力インピーダンスの求め方 投稿者:ほんだこ  投稿日: 4月12日(月)22時36分50秒

初めて投稿します。皆さんの内容は難しくて付いて行けないところが多々ある私ですが
教えて頂きたいことがあり、思い切って投稿しました。
SRPPの回路の出力(上の球のK側)のインピーダンスの求め方はどのようにするのでしょうか?
なぜインピーダンスを知りたいか?・・・深い意味はないのです。ただ、自分で設計(いや、定数を決めた)回路で疑問に思う部分があると気持ち悪くて。
ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけませんか、よろしくお願い致します。


RE:ある程度の汎用性を求める 投稿者:菊地  投稿日: 4月11日(日)23時43分45秒

汎用性というか再現性と言ったほうが良いのかも知れませんが、@AMAさんがサラっと述べられた事は
私も日頃からアンプ製作では大事な事だと考えています。がさんや@AMAさんに無理を言って追試を
お願いしたのも、再現性を確保したいと考えたからで、また今回の”一万円縛り”のアンプでも
安くてもジャンク品などは採用せずポプュラーな球と既製規格の部品のみで構成するようにしました。

ということで、トランスを接続しての特性が採れたのですが、私としては上出来ですし
http://www.asahi-net.or.jp/~cn3h-kkc/claft/12au7test.gif
いつまでも試作機では仕方ないので、これで良しとして実用機を組む事にしました。

がさん、ST−41を使ってヘッドフォン用の特性も採ったのですが、こちらは特性が思わしく
なかったのでトランスを変更して再度測ってみようと思います。いくらインピーダンス比が近くても
8Ω用の巻き線に64Ωを接続するのは無理のようです。近日中にST−55Aで再挑戦してみます。


RE:追試の追試 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 9日(金)19時51分21秒

>負荷については、以前の書き込みでがさんに1.2KΩになるような・・・。

これは失礼しました。(*^^*)
負荷1.2K+αの件は、あくまでも「ある程度の汎用性を求めるのなら」 の話です。選別して最適化
するなら、現物あわせの方が良いパフォーマンスが出せますので、そのあたりはご自由にやってい
ただいて結構です。(~~)


RE:追試の追試 投稿者:菊地  投稿日: 4月 9日(金)18時51分25秒

みなさん大器晩成なのですね。私は4年で通過したおかげで現在は停滞中です。

@AMAさん、今晩はです。

負荷については、以前の書き込みでがさんに1.2KΩになるような接続方法を依頼していますので、
exp5.gifもexp4.gifも負荷は1.2KΩではないかと思います。
なお、@AMAさん忠告に従って負荷を1.2K以上にする方法を考えたのですが、ST−48の1次と2次を
直列にしてオートトランスのように使い、4Ω端子から出力すれば1.4k:8にすることが出来るようです。
これで最終的な特性を採ってみようと思います。


みなさん 投稿者:ぺるけ  投稿日: 4月 9日(金)18時02分4秒

お若い頃から熟成しちゃってますね。
私の場合、気がついたら必須科目の試験日が「昨日」だったわけで。


re:SRPP体験 投稿者:  投稿日: 4月 9日(金)17時19分2秒

わしってば1番?!あ、えばれない、えばれない...

>まるで柿
というか、ガキっす。大人になりたいー(嘘)

まさに親に合わせる顔が無い数年でした。そのパパ、今年でリタイア。2回目なので、もう
次は無いと、色々遊ぶ計画を立てているようです。来週末に、お疲れまでした宴会を妹と
企画してて、うちに戻ります。プレゼントを選んだり、フォローし続けたおふくろさんだ
って偉いぞ、ということで、急遽こっそりお袋さん用のプレゼントを買ったり、ちょっと
楽しい春です。

僕が初めて触った真空管って小学生の時にその親父どのから貰ったものだったりして。


わたしも 投稿者:ARITO@もうすぐ伊吹町  投稿日: 4月 9日(金)17時08分26秒

6年です。


SRPP体験 投稿者:北野@紀南  投稿日: 4月 9日(金)15時47分42秒

Sonna ni
Ryunen shitara
Papa ga
Panic
ぺるけさんが五年 わたしは六年 がさんは八年 ですか まるで柿です


6AN5正調SRPP 投稿者:  投稿日: 4月 9日(金)15時32分14秒

僕が通った学校は追試が無くて問答無用で落第だったのですが、1回だけ追試のチャンスがあっ
て、8年生の最後の試験だけです。これで規定の点数は取ってるんだけど、卒業には足りないと
きだけ、追試が受けられます。18年ぶりにこの追試を受ける学生が出たという年に卒業しまし
た。今でも、夢に見ます、追試の前の日。

上と下のrkを一致させた6AN5正調SRPP、470Rでは、
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/6AN5/6AN5-1k.gif
(Ebb=200V:16mA 2.5倍 負荷64ohm 出力インピーダンス300ohm)

上と下のrkをばらばらにしたのがこれ。上が680ohm下が47ohm
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/6AN5/6an5-exp1.gif
(Ebb=220V:23mA 5.6倍 負荷64ohm 出力インピーダンス30ohm)
にゃんと、ヘッドホン直結して、16Vも出ちゃう。マッチングトランス無しでも、音が飛ぶどこ
ろか、ヘッドホン飛ぶっす。結構危険。(ハムは、優秀かな)
グラフ何枚も書いて、なるべく、下のタマのプレート電圧のほうが(上のタマのそれより低い設
定にして見ました。
ふと気が付くと、6AN5の3結って、師匠なら遠慮しちゃうgmです。電流ちびった使い方のほうが
よさそうです。とりあえず、規定の音量の数倍は出そうなので、今のところ歪率は2の次、カッ
トアンドトライで、電流ちびって見ようかなと。


RE:追試の追試 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 9日(金)13時37分14秒

が さん 菊地さん こんにちは。

>がさんの測定結果を見ると高次高調波が少なくなっていて、

がさんの、「追試の追試」 の回路図を拝見すると、負荷が1.2KΩになっていますね。
高次高調波が減ったのは、負荷が軽くなったからではないのですか?


RE:追試の追試 投稿者:菊地  投稿日: 4月 9日(金)12時44分33秒

学生達にとっては何とも気の滅入る表題ですね。

再度の追試、有り難うございます。上のRKを100Ωに上げたのは、元々並列になっていたのを一つに
しただけなのですが、がさんの測定結果を見ると高次高調波が少なくなっていて、またも”怪我の功名”
といったところです。ヘッドフォンアンプとしての音量については分からないのですが、このままCD
プレーヤーに繋ぐと0.2W近く出るので、ボリュームを付けようと思います。


追試の追試 投稿者:  投稿日: 4月 8日(木)04時49分47秒

ああ、学生時代を思い出すー

菊池さんが実験中のドキュメント変更になったのをメールでお知らせ頂いた
ので早速まねしてみました。
http://www.asahi-net.or.jp/~cn3h-kkc/claft/12au7test.gif

47ohmが100ohm変更とのこと。ST-75に62ohm付けて、負荷は1.2kで7Vpp振ってます。
(最終的には62オームだから、(7*7)/62=0.79Wでいいのかな)
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp5.gif
上のカソード抵抗を変えないときはこれ
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp4.gif
数字的には余り変わりませんが、歪みのクオリティーが変わったかなと。
菊池さんの実験によれば、0,1Wでアンダー1%をマークされてるそうです。

いつもの音楽製作環境にミキサーのテストトーン1kで突っ込んで録音して、
一応0dBのつもりのオーディオファイルを生成していつもの通りミックスして
聞くに耐えない音量のサイン波だけのCD作ってみました。オシロで見たら、
2.5Vpp。

3Vppはかなりさば読んだ入力と考えるべきみたいっす。さらに、このCD、
を普通に使って十分だなと思う音量が出る正調5687SRPPに突っ込んだら、
出力は2Vppでした。3Vppは、ヘッドホンではかなりヤバい音量です。
ちなみに、菊池さんのアンプ、今回の新しい定数で、ST-75付けて入力2.5Vpp
が7Vppになります。3倍弱のアンプですね。NFBつけるとかで音量(というか
、増幅率)下げないと、ヘッドホンアンプ的にはすんゲーうるさそうです。

0.1Wってのは最終負荷が64ohmとすると、e=sqrt(R・P)で2.53V、これってpp
の値として読むのかしら。

一庵堂さんのドキュメントによれば
http://member.nifty.ne.jp/ichian/analog/hp/hp_general/hp_general.htm
使うヘッドホンにもよるけど、100mWのヘッドホンアンプは、健康を害する
ほどの凶悪な音量が出るみたいです。

PS.
追試ですから、できる限り同じようにと言う事で1k付けてます、日米商事で
100本50円で買ったやつですけど。


RE:寄生発振止め抵抗 投稿者:菊地  投稿日: 4月 8日(木)00時46分35秒

理論的なことはぺるけ師匠やDaluhmannさんが解説されていますが、(ご降臨をお待ちしていました。)

私がこの抵抗を入れたのは、やはり念の為ということです。
いったん組み上がったセットに、後から部品を追加するのは意外と手間がかかり、下手をすると空中配線
などという事にもなりかねないので、初めから入れてしまえば安心という訳です。ですから北野さんの
ように、とりあえず適当な抵抗を入れておいて、何事も無ければそれで良し、不安定ならば再調整という事
です。その場合も取り付け端子が確保されているので、交換も素早く出来ます。

がさん、師匠のお言葉もあることだし、余っている抵抗があったら使って見てください。


RE:gmですかー 投稿者:ぺるけ  投稿日: 4月 7日(水)23時54分52秒

勇気ある人(無謀ともいう)は、5687でIpがんがん流して勝負するものです。


gmですかー 投稿者:  投稿日: 4月 7日(水)22時16分21秒

相変わらずド勘違い君だし。

>>CgpとCgkの比においてCgpが小さいほど

自分で接続したつもりは無くても、タマが内部で構造的に勝手にコンデンサを持ってるも同然
の容量ですよね。Cgpが小さいということは相対的にCgkのほうがでかいので、こっちから戻る
(正帰還)量が多くなるから発振するということかしら。

5687、6922、電源チビって少ししか流さなかったのが結果としてよかったんすね。5687電流
取れるトランス入手してるんで、ためしに、電流もっと流して見ようかと思ってたんですが、
やばいんすねー。


RE:寄生発振止め抵抗 投稿者:ぺるけ  投稿日: 4月 7日(水)18時34分57秒

そう、gmなんです。

2までは気楽、5でご注意、10はご遠慮、です。
しかし、gmが高い球は誘惑が強いですね。ロードライン引きやすいし。

私なりの流儀ですが、高gm管を安全に使うには、Ipを少なめにして意図的にgmが低い領域を選んでいます。それでも、Eg1=0Vのカーブは立っていますから、高gm管特有の電源電圧利用効率の高さのメリットは大いに享受できます。

5687や6DJ8みたいな球に多量のIpを流してめいっぱいのgmを引き出すと、滋養強壮ドリンク1ダース一気飲み状態になってしまいます。

トランジスタの場合は、「その」手の抵抗は入口と出口に必須ですが、球の場合は、抵抗なしで最低限発振しない実装を行い、安全みて抵抗を入れとく、というのがいいと思います。ソケットの方向とか、プレート配線の工夫でかなり解決できます。


RE:寄生発振止め抵抗 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 7日(水)13時54分41秒

Daluhmann さん こんにちは。いつもありがとうございます。

gmがキーポイントだろうなって事は、薄々気が付いていました。
(この点は、以前Daluhmannさんにいろいろ教えていただいたおかげです。原理は理解できてませんが(^^;))
フォロワでの対策例が多いのも、なんとなく作例等から学んでおりました。
でも、信号源インピーダンスやCgpの考え方については、ちょっと勘違いをしていたようです。(~~;)

オシロスコープやFFT画面では、極、軽度の発振を起こしている時、どのような事に注意していたら
画面から発振を確認できるのでしょうか?
サイン波の中にミミズが這っているように見える事があるのですが、これは違いますか?


RE:寄生発振止め抵抗 投稿者:Daluhmann  投稿日: 4月 7日(水)04時15分29秒

そのへん、まさしく私のアンプ作りイデオロギーの核心に迫る部分だったりしますが・・・。
Tr回路ではおおむねの経験則は得ましたが、球じゃまだ十分な経験積んでません。
とりあえずE288CC(gm=20mS以上)の差動なんか、1k入れても楽勝で発振しよりましたが(^^;)

まあ一般論として、
・gmが高いほど発振しやすい。
・CgpとCgkの比においてCgpが小さいほど発振しやすい(ゆえに五極管の方が危険)
・フォロワはカソード接地とは比較にならないほど不安定。特に対容量負荷。
・信号源インピーダンスは低いほど危険、高いほど安全。

ぐらいのことは言えるんじゃないかと思います。

一般に管球回路がTr回路に比べて寄生発振傾向を持ちにくい理由としては、
・gmが圧倒的に低い。
・大半がカソード接地でフォロワをあまり使わない。
・高インピーダンス回路であり、一部の三極管のrpがいくら低いと言っても数kΩはある。

といった面に救われ、かなり無造作に組んでも大したことにならないで済むのではないかと。

ちょっと長くなりましたので一時中断。


寄生発振止め抵抗 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 6日(火)23時46分44秒

本来、寄生容量等に関連してくる発振を、抑える為の手段ですよね。
入力容量の大小、要するに真空管の場合はグリッドでの入力容量と挿入する抵抗値とでカットオフ
周波数を計算する方法で、決めればよいのでしょうか?
CgpとCgk(?)の大きさによっては、挿入する意味が無くなることは無いのでしょうか?


モーターボーディング防止 投稿者:  投稿日: 4月 6日(火)23時15分19秒

モーターボーディングって、、相棒にあし(というかカソード)ひっぱられてつらいーという悲
鳴ということなんですよね。(何で発振するんだろ)
で、足をそれぞれ抵抗つけて落としてやると、隣のタマとは別個に、自分の動きたいように動け
る(特性がそろうかどうかは行き当たりばったり)ということですよね。

グリッドに抵抗入れるのは、足はしばるけど手は自由にしてやるから、こけそうになっても手(グリッド)で支えるから大丈夫と。本当かな?

amaさん仰るのって、変化というか、タマの都合を吸収できるようにすると。電流がたくさん
流れるのなら、小さな抵抗で、大きな電位差が作れると。あまり流れないなら、デカメの抵抗
入れないと電位差がちいさくて、吸収しいれなくなると?

電位差はあまりできてほしくないところだから、できるだけ小さくした方がいいのかな?別の
回路で見たら100オームとかでしたから、多分できるだけ小さいほうが良い抵抗で、1kはか
なり余裕をみた(だれがやっても発振しにくい)設定なのかなとか。

パラ動作ってわかんないわー。

北野さんどーもです。怪しいデータで申し訳ないです。なんかなんとかしなきゃっす。
世田谷(限りなく杉並より)です、秋葉まで45分ぐらい?

できるだけ部品机の上に出さないようにしてるんだけど、なんか、余った部品机の上に
散乱してます。事故の元だな、片付けなきゃ、っす


 投稿者:北野@紀南  投稿日: 4月 6日(火)21時16分56秒

見識は全くございません

拙の場合は余った抵抗の置き場所です


ちょっとお尋ねします。 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 6日(火)19時56分24秒

少し、BBSのテーマからそれますが、話題に上がったついでにお尋ねいたします。

グリッドに直列に入れる発振止め(予防)抵抗なんですが、1KΩで十分な効果が見込めるのでしょうか?
トランジスタアンプなどでは、おなじみの手法ですが、トランジスタの場合結構ベース電流が流れますよね。
真空管ではそれほど電流は流れ込まないでしょうから、もう少し高めが良いということはないでしょうか?
グリッドリーク抵抗との駆け引きも出てくるでしょうから、あまり高くすることも望ましくないとは思いますが・・・。

この件に関して、見識をお持ちの方がおられましたら、どうかお教えください。m(__)m


関東は 投稿者:Ayumi  投稿日: 4月 6日(火)12時53分2秒

100Hzの歪率測れませんね。ビートを起こして針がふらふらします。
黒川さん以外の著者の方々は、みな関西にお住まいなのでしょうか?
それともハムは絶無?


が さん 投稿者:北野@紀南  投稿日: 4月 6日(火)11時58分6秒

関東にお住まいですね


1.2k:72Rためしてみましたー 投稿者:  投稿日: 4月 6日(火)02時36分52秒

菊池さんのμフォロワ2が試したやつ。これまで試したやつ、実用になりそうな
やつ並べてみました。

菊池さんのμフォロワ1(オートトランス式)
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp1.gif
13Vpp(負荷250R強)

菊池さんのμフォロワ2(マッチングトランス式)
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp4.gif
8Vpp(負荷1.2k弱)

HeadWizeの(6QF7/12AU7)μフォロワ(ヘッドホン直結)
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/1k.gif
36Vpp(負荷64R)

HeadWizeの(6QF7/12AU7)μフォロワ(マッチングトランス式)
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/tx-1k.gif
4.5Vpp(負荷600R弱)

5687正調SRPP(マッチングトランス式)
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/img/5687-2.gif
3Vpp(負荷600R強)

数字はすべて、ヘッドホンの代わりに付けた62Rの抵抗の電位差です。6QF7/12AU7
の36Vってあやしいなあ、なんか勘違いしてる気がする。
各々の条件が違いすぎて結局なんだかわかんないデータになってるー。


RE:片chできたー 投稿者:菊地  投稿日: 4月 6日(火)00時45分23秒

@AMAさん、がさん、こんばんわです。

負荷抵抗値はもう少し高めが良いとの事なのですが、既製のトランスだと途中がなくて、あとは3Kぐら
いになってしまうのです。1.2kで歪むようなら直列に抵抗を入れるしかないので、出たとこ勝負になり
そうです。
カソフォロは当初考えたのですが、根が天邪鬼なもので手堅い回路は優先順位が低いのです。でも今回の
が行き詰まってしまったら、次の候補には違いないです。   〜回り道の人生もまた楽し〜。

グリッドの1kは仰る通り発振止めのおまじないです。試作機ではカソードを独立させると抵抗値を変える
時に二度手間なので一緒にしました。別にしてもいいのですが、カソードのパスコンが増えると予算に響
くので。抵抗なら一本15円、手間は惜しまず、です。


RE:片chできたー  投稿者:  投稿日: 4月 5日(月)21時17分44秒

ういっす。
仰る通りです。これと同じです。いいなあ、このトランス。

真空管のことをまだあまり知らない友達に、「これ、だまされたと思って試してミソ、良い音する
んだよー」と薦められるプロジェクトとして、低予算ヘッドホンアンプって最適なんです。この
トランス1個分の予算でステレオヘッドホン、組み立ててみようというのが狙いなんです。
マジ、いいなあ、これ。

ホワイトカソフォロ、ちょっと勉強してました。以前ご紹介いただいたページよく出来て
ますね。
5670で正調SRPP試して出力低かったんで、これを何とかしてから、パラでホワイトカソフ
ォロに組替えてみようとは狙ってるんですが、全然読めねーっす。5670で動くのかどうかも
読めないし。

菊地さん質問です。
すべてのタマのグリッドに1k入ってますよね、これ、モーターボーディング対策かしら。例の
HeadWizのページによれば、この対策として、カソードをパラって抵抗でグランドに落とさず、
倍の値の抵抗をつけてそれぞれ別々にグランドに落とす、上のタマのプレートも100オームぐ
らいの抵抗を入れて別々に釣るんだそうです。
隣のタマの動作に引張られること無くパラで動いて、自分の動作をできるようにする、という
狙いなんだと思います。
こっちのほうが組み立てはやりやすいかなと。1k8本はちょっと大変です。いかがでしょ?


RE:片chできたー 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 5日(月)20時33分25秒

が さん 菊地さん こんばんは。

がさん:
がさんの出力トランスの使い方って、これと同じですよね? マッチングトランス

菊地さん:
菊地さんの回路において適正負荷を狙うのでしたら、1.2Kにあとほんの少し軽め(上乗せ)の方が
良いかも知れませんよ。何せ、少しでも過負荷になると2次も3次も急増しますから・・・。
2球使うのでしたら、出力段はカソフォロ(パラ)か、ホワイトカソフォロの方が手堅いのではない
でしょうか?もう試されました?


RE:片chできたー  投稿者:  投稿日: 4月 5日(月)19時33分47秒

負荷、添付した回路図のとおり、600オーム側のセンタータップをオートトランス式にして
64オームに接続してここから計測しました。
センタータップは全体のインピーダンスの1/4なので、64オームつけると4倍の250オーム程度
のつもりでした。あ、そーか、逆さにすると、1.2k:72ですねー。りょーかい。試して見ますー。

色々試してますが、なんか、実験の前提がメロメロで統計だった資料になってないですー。まと
めてやり直すつもりですー。というか、何の実験やってたのかわかんなくなってるー。色々試し
すぎ。

タマの値段と、使うソケットのことを考えるとコスト的なアドバンテージって数百円になっちゃう
んですよね。ケースサイズに余裕があれば、4本ってそんなにきつくないかも。いや、加工の手間
は大変かな?!ケースがでかい分あれかなー。
ヒーターのトータルは、1.8Aと1.2Aで実は12AU7のほうが4本でも有利。

直列にしたので実際には動いてない2本も接続したんですが、動いてないと、結構触れるぐらい
の熱なんですよね。音出してるほうはさすがに熱いけど。熱対策ってマジ考えないと、実用には
ならないですね。
一応、見えないところとしてトランスの下に穴空けたんですがちいさいんでしょうね、ざく
ざく穴空けないとだめかもっす。裏蓋も穴空けるつもりです。

PTのコストアドバンテージはでかいかもっす。
色々実験して成績の良かった奴を実用アンプにするべくかっこいいPTトランスは手に入れてきた
んですが12AU7は組み立ててみるつもりです。

花見は、近所の焼肉屋に行きました。2階の窓から、見事な夜桜がみえる店なんです。ところが
この店儲かったらしくて駅前の方に、店舗を移転したんだそうで、花無しの花見になっちゃいま
した。飲めないビール(ゲコなんですー)たまには飲むぞーといきまいてたんですが、飲まずに
すませちゃいました。


RE:片chできたー 投稿者:菊地  投稿日: 4月 5日(月)18時21分1秒

がさん、追試有り難うございます。でも負荷がどうなっているのか私にはよく分からないのですが?
とりあえずST-42は簡単に外せないとの事、了解です。@AMAさんと私の結果ではどちらも負荷1.2K前後が
良いようなので、そのST-75を普通に接続して見ては頂けないでしょうか。1.2K:72で、だいたいヘッド
フォンに合うと思います。

ところで5687はヒーター電力から考えても出力管並みの放熱対策が必要です。放熱穴も無いのでは蒸し
風呂状態で、トランスよりもむしろケミコンにダメージが大きいと思います。
さて、私の12AU7もヒーターは直列C点火なので、ノイズが気になり残留ノイズを計ったのですが3mV
でした。これを8Ωに換算すると0.35mVとなり実用上は気にならないと思います。12AU7のカソード、
ヒーター間電圧180Vが効いているようです
一方ケミコンの耐圧は無理をさせています。予算の関係なのですが、昔はサージ電圧も表示されていて、
短時間なら2割ぐらいのオーバーが許されていました。また製品としての誤差や不良率を考えると実際の
耐圧はもっと上だと思いますし、私が今までにケミコンを破裂させたのはオーバーリップルとかダイオー
ド破損の交流重畳のみなので、頻繁にON−OFFを繰り返さなければ大丈夫だと思うのです。でも本当
のところは、容量抜けとか、どうなのでしょう。
それと、お気づきのようにPTはステレオでも10VAで足りるので、これは予算的にも楽になりそう
です。
ということで、12AU7は私も気に入っていますし、もう少しこの球でねばってみようと思います。
なにしろ今は小遣い倹約中でいろいろ実験する時間もとれますので。

・・・じつはRUIのkitが欲しいのですが、先立つものが無ぁ〜い。
せめてシャーシだけでも欲し〜い! 
お花見もしないで倹約倹約。もとい、宴会には参加しなぁ〜い!・・・とほほ。


RE:@AMAさんのデータ(3) 投稿者:菊地  投稿日: 4月 5日(月)18時17分27秒

@AMAさんも?印を付けているように確かにEi球上側の動作は異質ですが、歪率データは良い方向になっ
ていて、まさに偶然の皮肉というやつですね。しかし、指摘のようにこれをあてにしたのでは再現性は期
待できないので、残念ですがこれ以外の球の特性で考えてみることにします。私が注目したのは負荷1.2
kのTHD値で、当方の手持ちの球の場合でも、いづれも負荷1.2k前後が一番良い歪率を出しました。

前回はグラフにとか余計な事を言いましたが、@AMAさんの追試報告は、少なくても私には十分役に立っ
ています。「2球も使った割には・・・」 の感はぬぐえないのですが、誰でも入手できるポプュラーな球で、
出力よりも「小粒でもピリッと辛い」アンプを低予算で作ってみたかったのです。

話は変わるのですが、今回は各々のセットを測定して、@AMAさんと私で既製の歪率計(KENWOOD HM
-250)とWaveSpectraと、測定機器は違うのに同じ様な測定結果が出たわけで、フリーにもかかわらず
WaveSpectraは本当に役に立つという印象です。記事を執筆する人ならいざ知らず、多くの方にとっては
グラフを描くのが測定の目的ではなく、正常な動作や最適な動作点が判断できれば良いのですから、多少
の誤差は関係ないと思うのです。私が歪率計を買う前に試してみたときは、マザーボード内蔵のサウンド
機能を使った為か、ノイズが多くて使い物になりませんでした。う〜ん、はやまったかも。

@AMAさん、そのようなわけで、この度は有り難うございました。


写真下手ー 投稿者:  投稿日: 4月 5日(月)02時12分35秒

こんな感じ。
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/6QF7-12AU7-muFlw.jpg
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw.jpg
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/5687-srpp.jpg

6QF7/12AU7μフオロワが乗ってたときの姿。
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/img/SRPP2.jpg
いまは、5687になっちゃってるけど、結構でかい音(ヘッドホン)で数時間聞きまく
ったらなんか焦げ臭くなっちゃった。あれあれ?ひょっとしてコレ?と、ふた開けた
ら、勢いで数本ケーブルがむしれちゃったりして。最初は良いかと思ってたんだけど、
だめっすね、この方式は。

どこも燃えてはいない見たいなんだけど。通風の穴をまじめにあけないと、実用には
ならないです、きっと。


片chできたー 投稿者:  投稿日: 4月 5日(月)02時11分46秒

音聞いてみようと、2ch分作れるようにしてます。
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp-schem.gif
で試してみました。600Rが無かったので620Rにしました。(E系列的には620Rが最
近ですよね)()の中の数字が実測です。
ST-42は、5687のプラットホームに据え付けちゃったので簡単に外せないでスー。手
持ちのマッチングトランスで、600R-CT:10kのST-75があるので、これを繋げて、C
Tとグランドに、620R付けました。インピーダンス比は、4倍なので、負荷は256Rの
つもり。20X16.5X15.5のチビイやつです。1時間ぐらい音が出てる状態で放置プレ
イしたんですが、熱くなってません。むしろ5687に使った、29.5X25X26.5のST-42の
ほうが、ケースの中で、タマの熱や電源の抵抗の熱で焼かれるか、ポカポカしてる
ような気がします。

http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp1.gif
0.5%は良い感じじゃなかしら。6AN5の正調SRPPもこれくらいの歪率ですが、音量
たりないもん。
善本さんのメソッドにまだ切り替わって無いのですが、前の続きということでと思った
のだけど、ヘッドホンアンプとして最適のつもりの2.8V-2.5v前後の出力でやると、聞
いて無いけど、WaveSpectraの画面見る限り、ホワイトノイズがすごいみたいです。
僕のミキサーのヘッドアンプのノイズの可能性もあります。
入力に3V(僕ン所ではこれ以上のレベルがだせねーっす)突っ込んで13Vpp振ってる
数字です。
3V突っ込んでこんな電圧出て来てそのままヘッドホンに入れたら、ちょっと、うるさ
くて聴け無いです。ARITOさんが使われたST-48が、600R:8Rですから、巻き線比、
8.6:1、8オームのスピーカ-だと音量足りるかどうか、微妙ですね。ヘッドホンアンプ
としてならST-42でオートランス式にすれば、NFBがかけられます。

www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp2.gif

一応ホワイトノイズ。チビいST-75でも、f特問題ないかもしれませんね。
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/12au7-muFlw-exp3.gif
入力無しの状態。実は、菊地さんのページでも紹介されてますが、
http://www2.tontonme.ne.jp/users/harry/
の「12AU7PPQRPアンプの製作」
http://www2.tontonme.ne.jp/users/harry/12au7.html
で紹介されている、コンデンサを抵抗の代わりに使ってヒータ-100V直結やってみま
した。えへへ、やってみたかったっす。鈴商で手に入れた250V/4.7μのでかい黄色い
フィルムコンデンサ、200円っす。1本当たり、11V強掛ってます。不思議っすね、こ
れでロスった50Vはどこに消えるんだろ。全然熱くならないし。
菊地さんのページも紹介されてますがヒートアップに、30秒掛ります。電源周りのケミ
コンに、設計の250V以上の電圧の掛る時間が普通の6倍ぐらい掛りますから、耐圧は高
めのを選ぶ方がよさそうな気がします。
トランスは200Vの絶縁トランス。30VAので実験してますが、10VAで間に合うから小
さいんじゃないかな。新調しちゃおうかな。(というか、今日買損なってきちゃった)
ヒータートランス使わずに(上のタマのバイアスもナシです)このノイズです。実験と
いうことでヒーター周りの配線若干無理があるんですが、これぐらいしかノイズ乗らな
いです。6Vで普通にドライブすると、もっとノイズ減ったりするのかしら。これは後日
試してみたいテーマーになりました。

ST-75をもう一つ買うか、ST-42を2発、新調するか(6AN5でも使うかもだし)迷って
ます。
12AU7パラプッシュプル、良い音してたんだよなー。僕的には良い音でンじゃねーかー
な、と言う予感有ります。12AU7は初めて動かしたタマだからねー、かなりエコヒイキ
はいってるかな。


RE:追試の結果報告に感謝 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 4日(日)20時53分47秒

数字の羅列ばかりで、お役に立てているか怪しい物ですが、手助けになる事が出来てましたら、
私も嬉しいです。

データから見る限り、「2球も使った割には・・・」 の印象がぬぐいきれません。設計方針から
見直したほうが良いのかも。(~~;) 私自信も良い勉強になりました。

回路の方は、月曜日の晩まで置いておきますので、他にご希望の実験があれば、月曜日晩(23:00)
までに、このBBSでお知らせください。


菊地さんの回路(3) 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 4日(日)20時40分28秒

計ったついでに、データのみ放出しておきます。(~o~)

600Ω負荷時の出力対歪特性
 RFT(1) 12AU7          2次  3次  4次  5次 入力電圧
 -------------------------------------------------------------------
 0.2W (10.95Vrms,30.98Vp-p)  -29.5 -33.3 -58.4 -53.8  6.79Vp-p
 0.1W (7.745Vrms,21.90Vp-p)  -32.6 -42.2 -56.4 -54.6  4.17Vp-p
 0.05W (5.477Vrms,15.49Vp-p)  -34.8 -48.0 -55.4 -58.3  2.75Vp-p
 0.02W (3.464Vrms, 9.79Vp-p)  -37.6 -52.2 -57.5 -64.2  1.68Vp-p
 --------------------------------------------------------------------

負荷対歪特性(600Ω@0.1W) 下球 Eg -4.25V 上球 Eg -3.04V
 RFT(1) 12AU7 下球Rk330Ω 上球Rk47Ω+600Ω 入力電圧 4.26Vp-p
 ----------------------------------------------------------
 負荷(Ω)    なし  @2.0K A1.21K B0.93K   600
 2次(dB)    -36.3  -40.4  -68.9  -42.7  -32.5
 3次(dB)    -57.7  -79.7  -53.2  -48.1  -41.9
 4次(dB)    -67.7  -58.2  -57.1  -56.8  -56.6
 5次(dB)    -77.3  -62.3  -59.0  -57.3  -54.5
 出力電圧(Vp-p) 58.2   40.4   32.7   29.1   21.9
 WS表示THD(%)  1.22   1.09   0.12   0.61   1.93 
 ------------------------------------------------------------


600Ω負荷時の出力対歪特性
 Ei(1) 12AU7EG         2次  3次  4次  5次 入力電圧
 -------------------------------------------------------------------
 0.2W (10.95Vrms,30.98Vp-p)  -25.6 -37.0 -42.8 -58.1  6.28Vp-p
 0.1W (7.745Vrms,21.90Vp-p)  -25.6 -41.0 -51.9 -53.4  4.25Vp-p
 0.05W (5.477Vrms,15.49Vp-p)  -28.0 -49.0 -53.6 -55.9  2.66Vp-p
 0.02W (3.464Vrms, 9.79Vp-p)  -31.0 -53.2 -56.2 -62.9  1.58Vp-p
 --------------------------------------------------------------------

負荷対歪特性(600Ω@0.1W) 下球 Eg -4.41V 上球 Eg -0.63V(??)
 Ei(1) 12AU7EG 下球Rk330Ω 上球Rk47Ω+600Ω 入力電圧 4.26Vp-p
 ----------------------------------------------------------
 負荷(Ω)    なし @1.80K A1.85K B1.09K   600
 2次(dB)    -35.6  -62.4  -71.8  -33.8  -25.6
 3次(dB)    -54.1  -76.5  -75.8  -47.9  -40.7
 4次(dB)    -64.6  -56.6  -56.6  -55.9  -51.5
 5次(dB)    -73.6  -58.9  -59.1  -55.2  -53.6
 出力電圧(Vp-p) 69.5   44.5   44.9   34.7   21.9
 WS表示THD(%)  1.33   0.07   0.04   1.64   4.20 
 ------------------------------------------------------------

感想:
例によって、Ei球が出すデータは妙です。(ーー;) 上側球のEgが変です。
Ei球は、2次と3次の最適負荷が接近していますので、THDが良くなっています。
ただし、これは球のバラツキで得た偶然だと思います。12AU7のSRPPやμフォロワに
おいては、積極的にSRPPらしい動作をさせた場合、作例として再現性のあるものを
設計する事は不可能なようです。今回の計測も結局、球の特性のバラツキを計ったに
過ぎないように思えます。

概ね言えることは、3次歪の最適負荷あたりが適正と考えておくべきことと、
そこから2次歪の最適ポイントまでが、与えれる負荷の限界点のようです。
球によっては、その中間点ぐらいが良いものも見られました。

再現性のあるものとしては、特別、軽負荷(1MΩ)のときぐらいでしょうか・・・?。


追試の結果報告に感謝 投稿者:菊地  投稿日: 4月 4日(日)18時07分43秒

@AMAさん、早速に詳細なデータを採っていただき有り難うございます。

私の実験機でも歪が多かったのですが、耳につく奇数次歪が少なければ使えるかもと思い追試をお願いし
たのです。しかし、その奇数次歪が少なくなるのは案外高RLになるようで、どうも根本からの見直しが
必要なようですが、まだ、がさんも追試をされているようですし、気長にやろうと思います。

この度はまたも貴重な休日を費やして追試をして、頂き有り難うございました。


菊地さんの回路(2) 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 4日(日)14時14分22秒

今度は、他の球を計測する前に、先のJJ(1)の上下を入れ替えてみました。
データを簡略化しています。B電圧は250Vです。

上下球の入れ替え

600Ω負荷時の出力対歪特性
 JJ(2) ECC82          2次  3次  4次  5次 入力電圧
 -------------------------------------------------------------------   出力電圧の状態
 0.2W (10.95Vrms,30.98Vp-p)  -27.3 -28.5 -51.6 -57.6  6.86Vp-p ← 尖頭値上下非対称
 0.1W (7.745Vrms,21.90Vp-p)  -33.0 -36.5 -69.7 -62.5  4.00Vp-p
 0.05W (5.477Vrms,15.49Vp-p)  -38.3 -43.5 -69.0 -69.9  2.57Vp-p
 0.02W (3.464Vrms, 9.79Vp-p)  -44.5 -51.2 測不適 測不適 1.54Vp-p
 --------------------------------------------------------------------

負荷対歪特性(600Ω@0.1W) 下球 Eg -4.0V 上球 Eg -2.6V
 JJ(2) ECC82 下球Rk330Ω 上球Rk47Ω+600Ω 入力電圧 3.85Vp-p
 ----------------------------------------------------------
 負荷(Ω)    なし  @3.1K A1.03K B0.92K   600
 2次(dB)    -36.4  -35.4  -71.5  -47.5  -33.7
 3次(dB)    -60.5  -80.8  -43.7  -42.1  -37.5
 4次(dB)    -77.2  -69.9  -68.1  -67.8  -67.4
 5次(dB)    -83.5  -72.9  -67.6  -66.9  -63.8
 出力電圧(Vp-p) 56.8   45.0   30.6   28.4   21.8
 WS表示THD(%)  1.20   1.35   0.32   0.52   1.78 ←WSのTHDは2次歪のみの計測?
 ------------------------------------------------------------

感想:
多少の差異はありますが、歪値に関しては同じ傾向を示し、値も近似値をとっています。
ですが、2次3次の最適負荷の値がJJ(1)の時とは少し異なります。最適負荷が球の素性
に依存している事が見て取れそうです。このことは、前に実験した12AU7のSRPP回路に
おいても同様でした。

12AU7のSRPP回路は、SRPPらしい動作をさせるには、あまりにも気難しい(*_*)ように
思えます。作例が少ないこともうなずけます。


とりあえず1組目(菊地さんの回路) 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 4日(日)01時42分38秒

※ ウィンドウを横に伸ばしてください。
とりあえず1組(JJ球2本)の特性が計れましたので、ご報告いたします。

B電圧250V

600Ω負荷時の出力対歪特性
 JJ(1) ECC82          2次  3次  4次  5次 入力電圧
 -------------------------------------------------------------------   出力電圧の状態
 0.3W (13.41Vrms,37.94Vp-p)  -43.1 -20.9 -35.9 -49.7  12.0Vp-p ← クリップしてます。
 0.2W (10.95Vrms,30.98Vp-p)  -25.6 -28.4 -45.6 -52.5  7.14Vp-p ← 尖頭値上下非対称
 0.1W (7.745Vrms,21.90Vp-p)  -30.3 -36.3 -60.7 -59.9  3.85Vp-p
 0.05W (5.477Vrms,15.49Vp-p)  -34.4 -42.3 -58.7 -66.0  2.58Vp-p
 0.02W (3.464Vrms, 9.79Vp-p)  -39.3 -48.3 -64.0 測不適 1.55Vp-p
 --------------------------------------------------------------------
 0.02W 時は ノイズが多く測定状況が良くありません。


負荷対歪特性(600Ω@0.1W) 下球 Eg -3.88V 上球 Eg -2.66V
 JJ(1) ECC82 下球Rk330Ω 上球Rk47Ω+600Ω 入力電圧 3.85Vp-p
 ----------------------------------------------------------
 負荷(Ω)    なし  @6.7K A1.21K B0.93K   600
 2次(dB)    -36.4  -35.4  -66.7  -39.8  -30.7
 3次(dB)    -69.3  -80.5  -44.8  -41.2  -37.2
 4次(dB)    -76.5  -70.6  -62.0  -61.5  -60.1
 5次(dB)    -78.0  -73.5  -65.3  -62.9  -60.2
 6次(dB)    -82.0  -77.3  -70.0  -69.7  -69.0
 7次(dB)     *   -87.0  -74.3  -73.0  -72.8
 出力電圧(Vp-p) 57.2   51.5   33.3   28.6   21.9
 WS表示THD(%)  1.21   1.35   0.28   0.95   2.42  ←WSのTHDは2次歪のみの計測?
 ------------------------------------------------------------


負荷対歪特性(600Ω@0.165W CDプレーヤーの最大出力時)
 JJ(1) ECC82 下球Rk330Ω 上球Rk47Ω+600Ω 入力電圧 5.9Vp-p
 ----------------------------------------------------------
 負荷(Ω)    なし  @4.4K A1.21K B1.05K   600
 2次(dB)    -32.4  -31.3  -65.5  -41.8  -26.3
 3次(dB)    -59.1  -76.0  -38.1  -36.1  -30.2
 4次(dB)    -71.1  -65.0  -73.8  -66.5  -58.7
 5次(dB)    -75.6  -68.8  -58.8  -57.3  -72.8
 6次(dB)    -76.6  -71.5  -67.9  -66.1  -55.7
 7次(dB)    -86.0  -79.4  -76.5  -79.5  -73.0
 出力電圧(Vp-p) 88.2   73.0   46.7   44.1   28.2
 WS表示THD(%)  1.92   2.18   0.63   0.85   4.15
 ------------------------------------------------------------

注意:@は3次歪が最低値の負荷
   Aは2次歪が最低値の負荷
   Bは負荷なし時の半分の出力電圧になる負荷(およそZoに相当)
   負荷なしは実際は約1MΩ程度の負荷

感想:
入力電圧(出力電圧)が異なると適正負荷の値まで違ってます。(特に@3次歪)
2次歪が最低値を取る負荷範囲Aは、驚くほど狭い範囲です。
通常のSRPP回路では、軽負荷時は6次や7次の歪はほとんど観測する事が出来ません。
この回路で重負荷のまま使用するのでしたら、もう少しパラメータを見直したほうが
良いかも知れません。(~~;)
菊地さんの回路においても、適正負荷は3次歪が下がる時の負荷値であると言えると思います。


RE:μフォロワ回路の実験 投稿者:菊地  投稿日: 4月 4日(日)00時56分32秒

@AMAさん、お手数をお掛けしています。パラメータの変更等は今は思いつかないので、あの定数のデー
タだけで結構ですので宜しくお願いします。
やはり負荷が重過ぎるとの事で、結果を見てから何か考えようと思います。

皆さん、チャットみたいになって申し訳ありません。お許しを。


RE:μフォロワ回路の実験 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 3日(土)21時24分37秒

菊地さん こんばんは。
とりあえず、回路が組みあがりました。只今、各部の再チェックを行なっております。
データ採りは、もう少しお待ちください。

ざっと見た感じでは、やはり負荷が少々重すぎるようです。高次の歪が多く出ています。
Rkが低いことと、RNF(カソード帰還)が無いせいでしょうか、2次歪が下がる負荷領域が非常に
狭いです。くわしいデータは、後ほど.....。

パラメータの変更等、ご希望がございましたら、書き出して置いてください。
他にご要望がなければ、月曜日晩には解体する予定です。

CDプレーヤーの出力は 2Vrms(約5.66Vp-p)が規格ではなかったでしょうか?
私の使用しているDVDプレーヤーでは、約5.9Vp-p(無負荷:オシロ直結)ほど出ております。
一部のDVDプレーヤーでは、映像機器ということで、0.7Vrms(?)付近のものもあるようです。


RE:μフォロワ回路の実験 投稿者:菊地  投稿日: 4月 3日(土)14時07分59秒

@AMAさん、有り難うございます。CRの値はおおよそで結構です。そもそも0.5なんて無いですね。失礼
しました。Cの値は、もしも後でNFを掛けた場合のスガター比の為に選んだ値なので、今は気にしない
で下さい。出力電圧は7.7V(0.1W)でどうかと思うのですが、@AMAさんのやりやすい電圧で結構
です。宜しくお願いします。

がさん、ピークトゥピークはうっかり失念していました。でも、とりあえず豆粒みたいなトランジスター
ラジオ用のOPTをつけて鳴らしたところ、私のCDプレーヤーでも結構聞こえる音が出ました。がさん
も追試して頂けるとの事で有り難うございます。とくにST42があるので、CDプレーヤーの出力でも試作機が
SPを鳴らせるだけの音量になるかどうか分かると助かります。


re;μフォロワ回路の実験 投稿者:  投稿日: 4月 3日(土)03時51分0秒

>がさんの”CDプレーヤーの出力は3Vぐらいある”というのを天の声として、..

お、ヤバい、うそ言ってねーだろうなあ、と思いつつ見直してみたんですが、ピークトゥ
ピークで3Vが僕の基準値です。(RMSじゃないので、よろしくです)これを最大値と考
えてて、これが入って歪むよーじゃダメよという数字です。ぺるけさんのページ
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/tips2.htm
によれば、0.3V〜0.6Vになってます、これRMSの数字ですから、2.8倍してppに直すと0.8V〜1.6Vppっすね。
手持ちのCD何枚か、オシロでタイミング遅くして見ると、平均で、2vppグライ、瞬間これをこえるピークは確実に来てるな、と、で、このピークの部分が歪むのは嫌なので、3vppはちゃんと入るのが前提と思ってます。

また、恐怖の人体実験から、僕のヘッドホンでは、2.5Vpp入れると、鼻血、3vppだと放射能が吐けることが分かってますので、ヘッドホンアンプとしては、64オーム負荷で3vpp出るのが必要条件としてます。

どちらも、僕の個人的な基準です。多分、かなり片寄ってるんだろうなという自覚はあるんですけど。。

難しい動作原理、全て理解するのは今の所難しそうだぞ、ということがわかりましたーなんてな事言ってたら怒られちゃいますよね。何回か作図して、動作点はなんとなく求められるようになったような気がします。ゲインが求められるようになったら、OKとしようと、目標を決めました。

僕も追試してみよーっと。


>μフォロワ回路の実験 投稿者:@AMA  投稿日: 4月 3日(土)01時24分31秒

菊地 さん こんばんは。

>歪の成分も知りたいので、もしも可能でしたら追試をしてみては頂けないでしょうか?

了解致しました。土曜日晩からでも取り掛かりますが、少し時間を下さい。
手持ちのパーツでは 0.5μ→0.47μ ,22μ→100μ ,47Ω → 51 or 680//51(47.44) ,
600Ω → 1.2K//1.2k になりそうですがよろしいでしょうか?
出力電圧はどのあたりを中心に測定しましょうか?
回路の外部負荷も必要であるなら、お知らせください。 ← 外部負荷600Ωですね。(^^;)


μフォロワ回路の実験 投稿者:菊地  投稿日: 4月 2日(金)23時50分0秒

μフォロワ回路の実験

がさん、ひたすら難しい動作原理を考えているようですが、私は半ば降参で、難しい話は棚上げして実験
回路を組んでみました。がさんの”CDプレーヤーの出力は3Vぐらいある”というのを天の声として、
ヘッドフォンアンプを参考に、オシロの波形を見ながらカットアンドトライで定数を追い込んでいったら
、案外良さそうな特性が得られました。

http://www.asahi-net.or.jp/~cn3h-kkc/claft/12au7test.gif

CDプレーヤーを直接繋いでも0.2W以上は得られるので、歪が多いかも知れませんが、ミニアンプとし
てなら使えるのではないかと思うのです。グラフの入力3V以上は発振器との間に手持ちのDCアンプを
いれ、25Ωの受け抵抗でA2級に近いドライブをしています。

@AMAさん、ご指摘のように少しでも定数を変えると途端に波形が崩れますね。ただ、球を変えた場合の
崩れはそう大きくはないので、再現性もあるように思うのです。しかし、私も手持ちの球の銘柄は多くな
いので(新品はLUX、松下のみ)、また歪の成分も知りたいので、もしも可能でしたら追試をしてみて
は頂けないでしょうか?


Re: μフォロワ回路の件 投稿者:  投稿日: 4月 2日(金)21時24分30秒

ぺるけさん、Ayumiさん、ありがとうございます。
ちょっと試して見ます。

(実は、Eg/Rkは、良い点で一点だけで、作図してました。これじゃだめなんだ..)


Re: μフォロワ回路の件 投稿者:Ayumi  投稿日: 4月 2日(金)20時59分44秒

> 青線との交点は、どうも求めればいいんでしょう。下のタマのカソード抵抗で決まるのかしら?(動作点?)

そのとおりです。

> ロードラインがしなるとき、みんな下側たれてますが、これ、逆向きですよね。
> 違うものみてるのかしら。

μフォロワでも負荷を重くするとロードラインが立ってきます。

が さんの図を見ると、式で求めたロードラインを直線で引いているようですが、
一回ぺるけさんのところに書いてある方法で、各 Eg ごとに Eg/Rk で求められる電流との交点に点を打っていって、それを線で結んでみてはどうでしょうか?
さらに私が書いた方法で負荷がある場合の線を書いてみると、よくわかると思います。
(こちらは4〜5点くらいやれば良いでしょう)


RE:μフォロワ回路の件 投稿者:ぺるけ  投稿日: 4月 2日(金)11時14分0秒

ううむ、非常にスルドイご指摘です。2mAで設計した回路だからこうなる(交点が2mAになる)わけで、3mAで設計したらカーブは異なり、交点は3mAになります。

現実の設計では、直流特性で動作条件を決定したら、動作点を基点とした(左右をひっくり返した)102kΩのロードラインを引けばいいです。もちろん、右端のところはクネって曲がります。


μフォロワ回路の件 投稿者:  投稿日: 4月 1日(木)15時38分42秒

ぺるけさん、質問いいですか?

SRPPネタでなくて申し訳ないんですが、
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/b241.htm
の「定電流「的」回路・・3極管+抵抗」に紹介されてる「μフォロワ回路」回路なんですが、
ここの説明のグラフの赤線の傾きの求め方は分かったんですが、青線との交点は、どうも求
めればいいんでしょう。下のタマのカソード抵抗で決まるのかしら?(動作点?)

さらに、これ、下のタマのロードラインになるわけですから、傾きがさかさになって、支点
は、プレート電圧のポイントから、急激に持ち上がって、ある点からいきなり、傾きが眠く
なる線になるのかしら?

ayumiさんの実験のデータ見てると、ロードラインがしなるとき、みんな下側たれてますが、
これ、逆向きですよね。違うものみてるのかしら。
ここの交流的な動作と直流的な動作の違いの説明すごく良く分かるのでこれの延長でなにか
理解できないかなという目論みです。


6AN7正調SRPP(予備実験) 投稿者:  投稿日: 4月 1日(木)15時21分20秒

その後、230V出るようにして調べたら、
下のカソード8.9V
下のプレート111V
電流19mA
となりました。
さらに、下のRKだけ220オームに変えて、下のカソードの電位を下げる、たとえば、6V/220ohm
で27mAですから、Eg6Vのラインの上の27mA流れる点と0Vの点を結んだ線と、左上がりのロード
ラインとの交点が新しい動作点になるはずで、実測でも下のカソードが5.8Vほどになりました。
思ったとおり!(手持ちの抵抗の耐圧が低くて、結構ひやひやでしたが、数字だけ読むべくトライ
でした)

ぺるけ式のEpIpグラフの作図法で、動作点はかなり正確に求められるみたいです。これが、直
流的な解析法なのかな。amaさんにお願いした実験の結果とあわせて考えると、ゲインは、直流
的に(EpIpグラフから)は求められない?

ayumiさんのテキストを読み直す糸口ができたかな?


Re: 6AN7正調SRPP(予備実験) 投稿者:Ayumi  投稿日: 4月 1日(木)13時06分27秒

その条件だと、

負荷オープンで 6.5 倍 (Ck なしだと 4 倍)
300Ω負荷で 2.7 倍
出力インピーダンス 420Ω

くらいになります。
10倍は無理かと。


6AN7正調SRPP(予備実験) 投稿者:  投稿日: 4月 1日(木)04時47分24秒

早速、RK、各々470オームでためしてみました、電源は195V、で16.3mA流れてます。
思ったより電流流れて無いですね。
下の球のEカソードは、7.7V、プレートは、97V。1Vppの入力で2.5Vppでました。
2.5倍。16V出てるところに(出力の抵抗は1mにしましたけど)300オームの抵抗を並
列にすると8V、ちょうど半分なので出力インピーダンスは、300オームっすね。10倍
グライのアンプのつもり、3Vppで入れて振幅が30Vpp出るつもり、マッチングトラ
ンス入れて半分の15V。1:4のマッチングトランス3Vppが3Vppでヘッドホンア
ンプとしてはokって感じだったのに、16Vしか触れて無いです。うーたりねー。

インピーダンス的には良い感じ、マッチングトランスは健康に使える状態。
歪率は予備実験という事で、怪しい数字だけど、
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/6AN5-1k.gif
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/SRPP/6AN5-100.gif
それぞれ、0.41%、0.70%。ちょっと5687に負けてますね。
音が飛んでたらどうしよ。ステレオで組み立ててみるべきかなあ。音量足り無さそうだ
なあ。

http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/6AN5/6AN5-470R-loadLine.gif
の設計でピシっと合ったのはEgだけだし、って、電源圧が比較する事自体が間違いか。

BBS に戻る