SRPPエンドレスBBS ログ-2004.2 |
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等価回路計算について 投稿者:石川@八野 投稿日: 2月29日(日)21時54分22秒
もうご存知の片もいらっしやると思いますが,数式処理のオープンソースとしてMaximaがあります。わたしは、今日やっと知りました。
これで、等価回路を書くだけで,計算は,コンピュータまかせになりました。
閑話休題=誕生日は&h? 投稿者:面白製作に 投稿日: 2月28日(土)21時48分11秒
(00111011)ビット旗立てだとこんな歳表示、アマゾンには行けませんので、ついでに
考えさせられるアンプが発売されました ソニーによるとスピーカーを制御稼動するアンプとは
入り口から出口まで超高デジタル伝達変換で内部NFBはあってはならない ちょっと聴いた感じ
では すごくリアルな再生音 でも今までとは 変りすぎている、かなり高額です。
Re: 式の意味 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月28日(土)17時04分8秒
> 点Qをプロットした動作線は、確かめて見ても意味がないのですか?
そんなことはありません。これは上側のタマのロードラインになります。
これが右下がりになって、傾きが青い線と同じくらいになると(くわしくは後ほど書きます)、完全なプッシュプルの動作になります。
北野さま 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月28日(土)11時30分22秒
昨日は、お誕生日おめでとうございました!
皆さん 投稿者:北野 投稿日: 2月28日(土)09時22分44秒
祝誕生日のメッセージありがとうございます(違うぅ)
こちらでは昨夜25名ほどでパーティーをしました
単なる飲み会のダシに使われただけですが
さて私より20D歳年上の
ぺるけさんは 確か先月が記念すべき 御誕生日
きっと今回の出版は 半生のまとめとしての意味も
あるのではと愚考いたしました
おくればせらがら ご出版おめでとうございます
400ページを超える真空管誌は最近にないものです
RE:式の意味 投稿者:@AMA 投稿日: 2月28日(土)00時54分54秒
Ayumiさん ご苦労様です。
>この式にあまりこだわならくていいです。
式を読みほどいて見ようとあがいてみましたが、やはり、私の技量ではまだ無理のようです。
まん中の( )内が何を意味することになるのか判りませんでした。
とりあえず、グラフとにらめっこして、各線分の意味を理解するようにしていたのですが、
疑問が一つ、
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ayumin/audio/srpp/srpp3.png において
点Qをプロットした動作線は、確かめて見ても意味がないのですか?
線分OQがΔEpとΔIpですよね?。
年齢詐欺? 投稿者:が 投稿日: 2月27日(金)21時01分35秒
え?なんか、書かなきゃいけないの?
僕は北野さんより半オクターブ若いっすー。
えーと。
シノゴノいわずにとりあえずしんどけ、って訳にも行かず、控訴するんでしょうね。麻原。
学生のころ、ぼろすぎて取れるわきゃない、と思われて○売新聞の勧誘もこないようなアパート
に済んでたころ、鼻たらした娘をつれた知らないおばちゃんがアパートにきました。「宗教の勧
誘です」、ってあまりのストレートさに興味を持って話を聞いたことがあるんだけど、そのとき
麻原の写真を見せられたことがあります。素人の僕が見ても、不摂生で内蔵やっちゃった病人の
顔でした。
素直にそう言ったら、たいそう驚いて、判るんですか、すごいですね、って、だれがみても不健
康な顔ですよとはいったんだけど。わかんないんだろうなあ。
年齢詐欺? 投稿者:@AMA 投稿日: 2月27日(金)19時11分29秒
「オギャー」 「オギャー」「オギャー」「・・・・。」
年齢詐欺? 投稿者:ojinboo 投稿日: 2月27日(金)19時00分49秒
北野さんは、30ヘキサ才なんですよね。
思わず、笑みが・・・
失礼しました
年齢詐欺? 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月27日(金)16時29分35秒
uzike@徳島殿、それはおかしい!
北野殿の年齢は正しいです。
私より3歳年先輩でいらっしゃいますから。
年齢詐欺 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月27日(金)16時23分43秒
北野氏、年齢詐欺はいけませんぞ、
30?、わたくしと同じではないか!
さーて 投稿者:北野 投稿日: 2月26日(木)22時44分32秒
税金対策が終わったので
受講生のご両人に 遅ればせながら ついていこう と
見れば異様な分量
明日は私の30H歳の誕生日 麻原の死刑判決の日
SRPPの上側のタマ(4) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月26日(木)22時39分5秒
ここで負荷抵抗 RL の値を変えてみましょう。
1. RL = μ * Rk となった場合
この場合、点 P と点 Q が一致します。
真空管の電流は変動しません。
Rk を通る電流の変化分は、すべて RL を流れたものになります。
A-B 間の抵抗値は RL + Rk です。
図は こちら です。
2. RL < μ * Rk の場合
この場合、点 Q は点 P より下にきます。
つまり A 点の電圧を上げると、真空管を流れる電流は減ります。
A-B 間の電流はそれほど変化しないのですが、
それ以上に RL を流れる電流が変化します。
図は こちら です。
ところで、A-B 間の電圧はどこまで下げられるのでしょうか?
A-B 間の電圧を下げていくと、流れる電流が減っていいます。
カソード電圧も減っていき Eg = 0 となったところが、グリッド電流が流れない限界点になります。
Eg = 0 ということは Rk に電流が流れていないということです。
真空管を流れた電流は、すべて RL を通っていき、Rk には流れません。
このときのプレート電圧は、点 S (Ep0, 0) を通り傾きが -1/RL の直線と、Eg = 0 の特性曲線が交わった点 Q から求めることができます。
また、このときのプレート電圧は A-B 間の電圧でもあります。
この電圧は、SRPP から取り出せる最大電圧にかかわりますので、とても重要です。
図は こちら です。
SRPPの上側のタマ(3) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月26日(木)22時35分37秒
作図手順をまとめます。
今度は、任意の点を作図できるようにグリッド電圧の変化分を ΔEg としましょう。
1. 動作点のグリッド電圧 Eg0 から ΔEg 低くなったグリッド電圧の
特性曲線を引きます。
2. 動作点 O より ΔEg/Rk だけ上に点 S を取ります。
3. 点 S を通り、傾きが -1/RL の直線を引きます。
4. この直線と 1. の特性曲線の交点 Q を求めます。
5. Q から垂直線を延ばし、Ip0 + ΔEg/Rk に達したところが点 R です。
R から右に |Eg| = |Eg0 - ΔEg| 移動した点が T です。
O から右に |Eg0| 移動した点が U です。
6. O と R を結んだ線がプレートからカソードの抵抗を表わし、
U と T を結んだ線が A-B 間の抵抗を表します。
こちらの図 では、緑色の線がプレート-カソード間の電圧・電流の関係で、青色の線が A-B 間の電圧・電流の関係です。
式の意味 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月26日(木)17時03分4秒
> R(真空管抵抗+外部負荷の影響+Rk) = (rp // RL)(1 + gm*Rk) + Rk の各項が何を示している
> のかを読み取れれば、良いわけですね?
うわわわ、これは式変形の結果なので、これが一番わかりやすい式かどうか、まだ不明です。
というわけで、この式にあまりこだわならくていいです。
ちなみに 投稿者:@AMA 投稿日: 2月26日(木)14時58分28秒
「本来は B が(下に)引っ張られた = ΔEpとする」 が なぜそうなるのかも 飲み込めて
いませんでした。よくよく考えれば、真空管の動作を可変VRに置きかえれば、下を固定
しようが、上を固定しようが、真空管のP-K間の動作抵抗値は同じなのだから、もたらす
電圧降下は、鏡に写したように同じなんですよね。
問題の本文に関係ないところばかりで引っ掛かっていました。 > 私。
Re: ちょっと考えてみました。 投稿者:@AMA 投稿日: 2月26日(木)14時16分40秒
Ayumiさん こんにちは。 面倒ばかり掛けてます。
>うーん、「増幅して」というのは、因果関係が逆です。
やっぱり突っ込まれてしまいました。「増幅」といったほうがイメージ(←こればっかり!)
しやすかったので、安易に使ってしまいました。
「A を(上に)引っ張った = 本来は B が(下に)引っ張られた = ΔEpとする」 と、いうことは
理解できましたので、
「増幅」 ではなく、 「不明(謎)の電圧 = ΔEp 分だけ上昇するので」 と 表現するべきでしたね。
問題を解いて行くにあたって、「最初からΔEpの具体的な電圧が判っていなければならない」 と
私は 思い込んでいました。理解を妨げていた大きな理由はこれが原因でした。
相変わらず、まとまった時間が取れず、式の読みほどきはまだ出来ていませんが、
R(真空管抵抗+外部負荷の影響+Rk) = (rp // RL)(1 + gm*Rk) + Rk の各項が何を示している
のかを読み取れれば、良いわけですね?
私の技量でできるだろうか?(~_~;)m(__)m
Re: ちょっと考えてみました。 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月26日(木)12時15分58秒
> Aそして、グリッド変位分(1V)を増幅して 「ある電位分だけ」 プレート電位(A点)が持ち上がったと
うーん、「増幅して」というのは、因果関係が逆です。
だれかが A を引っ張ってくれたので、プレート電圧が大きく動いたので、それを増幅といっているわけです。
等価回路で考えると @AMA さんのおっしゃるとおり -μeg の電圧が発生して〜 のように考えますが。
あとはOKです。
> がさん、
まず、数式は、等価回路による解析結果と等しいことを確認するために出していますので、数式よりは、図の描き方とその意味を理解することが重要です。
最後に出力インピーダンスを求めるときには、図で表せないので(だれかできる人がいたらやってください)式を使いますが、それまで特に式は不要です。
Type 1では R1 はほとんど変化しません。グリッド電圧は変化しますが、プレート-カソード間の抵抗は(グリッド電圧の変化の影響を含めた上で)ほぼ一定になります。
なぜそうなるかは、三極管の場合、特性曲線がほぼ平行に並んでいるから(μ は条件が変わってもほぼ一定の値)だからです。
> 評価しようとするO点によって、ズリズリと、同じ傾きのママグラ
> フ上をうごきまわるっすね。かならずそこに有る線じゃないですね?
点 O の位置だけでなく、動いた Eg の値によっても場所が変わります。
たとえば Rk の両端の電圧が 2V 増えたという場合は、もっと上に移動します。
re:RLの線 投稿者:が 投稿日: 2月26日(木)04時25分46秒
その1のおさらいから、やっていいっすか?
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/img/model-a.gif
とりあえず、真空管をVRに置き換えた図がType1です。R2の両端の電位差が1Vに
なるような電圧がAに掛るには、電流は1/R2(解説では1/Rkでしたね)になるけど、
変化した1Vが真空管のグリッドに繋がってる、つまり、VRのつまみを回しちゃう。
カソードとの電位差が広がってバイアスが電流が流れやすくなる。結果として普通の抵
抗の時より、変化して行く具合は眠く(傾きが小さい)になる。
たぶんその1はクリアできたかな?(計算式がうまく頭にはいらないので、グラフ上の
線の傾きの傾向がどうなるか、という切り口で考えてみました)
2については、似たようなType2の図を作ってみました。Cを外すためにあらかじめバ
イアス掛けておく件については別途考え直す事にして、傾きの傾向がどうなるかを考
えると、Ek0がなければ、Type1と一緒。普通の抵抗より眠くなると。
でEk0があるとどうなるかというと、R4の変化に従ってR3のつまみがまわされるので
眠くなる。R4の電位差を1Vにするには、トータルで1/Rkが必要なことはType1とい
っしょだけど、今回は、R3の上からだけでなく、R5の上からも電流来るのでこれの
合計が1/Rkになる。この2つの配分がミソと。1/Rkから、R5にながれた電流ひいと
きゃA点だけの電流が得られる。
で、R5がどんぐらい電流流すのか、を見るのに、普通抵抗は右上がりだけど差分を見
たいので、1/Rk上がったところからマイナスの傾きで下がるようにすると、(s点のな
ぞは解けたかな)求める点は、
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ayumin/audio/srpp/srpp3.png
のEg0-1の赤いカーブ上に有るはずだからオレンジの線と赤い線の交点が求める点と
なる。グラフの読み方はこれでいいかしら。
このオレンジ色の線は出力段のロードラインとは全然違う、ある点を作図的に求めるた
めのワークの線で、評価しようとするO点によって、ズリズリと、同じ傾きのママグラ
フ上をうごきまわるっすね。かならずそこに有る線じゃないですね?
Qの点の連続が、この真空管抵抗の抵抗となる?青い線は、Type1の時の線だから、
真空管抵抗よりもっと眠い直線になると?なんか、ちがうきがする。。
ある電位の時ホントはもっと食いたいのに、RLに分けてあげちゃうので、電流取れ
ない。これがガンバルってことかしら?
ちょっと考えてみました。 投稿者:@AMA 投稿日: 2月26日(木)01時58分42秒
追記:Eに一部誤った表現がありましたので修正しました。
お忙しいところ、恐れ入りますが、目を通してみてください。
> Ayumi さん(先生と呼ばせていただこうかしら・・・。(~o~))
※ B点を固定した理由
真空管抵抗の時と同じで、真空管の既知の動作に当てはめることがまず先決で、グリッドの
変位分(1V)に対する、プレート電位の変位分で見たほうが、問題を解きやすいから、わざわざ
B点を固定した。
※ RLの両端電圧が、プレート電位の変位分からグリッド電位の変位分を差し引いたものになる理由
@電源電圧(A点:要するにプレートの電位) が変更可能であると、仮条件を与えます。
Aそして、グリッド変位分(1V)を増幅して 「ある電位分だけ」 プレート電位(A点)が持ち上がったと
する。
Bそれは、実際の回路においては、GND 点からのプレート電位が「ある電位分だけ」 持ち上がった ことに
なります。すなわち、GND とA点の差が 「ある電位分だけ」 広がった(見かけ上、電源電圧が上昇した)
ことになります。
Cここで問題は、仮条件は 「嘘」 なので、「嘘」 を満足させる(「真」に変える) 条件を設定します。
すなわち、GND を 「ある電位分だけ」 持ち上げてしまいます。(B点は固定なので、ここから下は
今は考えない。)
Dすると、他の GND 接続点も すべて持ち上げなければなりません。(B点から下は考えない。)
RLに接続されたEk0電圧は、Cを外すために予め掛けておいたバイアス電圧です。
このバイアスも GND を基点としているので、Ek0 にも「ある電位分だけ」 電圧を加算しなければ
なりません。
ERLのもう一つの端子はRkの上側に接続されています。Rkには 1V の変位分を与えてありますので、
B点固定の条件により、この場合 1V を Ek0の電圧変位分から差し引いておかなければなりません。
こうして得られた電圧が、RLの両端電圧となります。
Rk の上と下では... 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月25日(水)23時29分30秒
> 上側球のRkの電流源(出入り:増減)として、RL(外部負荷)がからんでいること
> がミソなんですよね? Rkの上端子から出力させないと機能しないわけだ。可変型真空管抵抗?
Rk の下に RL をつないじゃうと、(交流的には)単に真空管抵抗と並列になります。
Rk の上に RL をつなぐと、単なる並列ではなく、下側の真空管から見た抵抗がそんなに(並列ほどには)下がらないんです。
例の図ではこの効果がまだそれほどはっきりとは解らないのですが、RL をもっと下げると、
RL の線(オレンジ色)よりも青い線(下側の真空管にとっての負荷抵抗)の傾きが小さくなることがわかります(そのうちお見せします)。
上側の真空管ががんばって、下側には RL を軽く見せているんですね。
> プレート電圧と Ek0 を同じだけ持ち上げねばならないのは、Cを省いたことの正当性を満足させ
> ておくための条件ですよね?
もと(SRPP)は、プレートは電源に直結、RL の一端はグラウンドに直結でした。
どちらも信号が入ってきても動きません。動くのは Rk の下側だけでした。
今回の回路では、逆に Rk の下側を固定したので、プレートと RL の一端が平行して動いてくれないと、SRPP の動作と同じにはならないのです。
たとえば(数値は適当ですが)、
プレート: 240V -> 240V
RL: 0V -> 0V
Rk: 120V -> 100V
というのと、
プレート: 120V -> 140V
RL: 5V -> 25V
Rk: 0V -> 0V
というのは、それぞれの端子間の電位差の変化をみれば、まったく一緒です。
今日は勉強できませんでした。 投稿者:@AMA 投稿日: 2月25日(水)02時55分39秒
こんばんは、が さん Ayumi さん
今日、といっても、とっくに日付が変わっていますが、家の用事であまり時間の都合がつかず
ここでの学習が滞ってしまいました。明日(正確には今日)もまた邪魔されそうで・・・。(T_T)
合っているかどうかわかりませんが、SRPPの動作原理のイメージがほとんど出来上がって
きました。上側球のRkの電流源(出入り:増減)として、RL(外部負荷)がからんでいること
がミソなんですよね? Rkの上端子から出力させないと機能しないわけだ。可変型真空管抵抗?
>私も、最初は SRPP そのもののようにプレートを固定して、Rk の下側を動かしていたら、
>わけがわからなくなってしまいました。
へぇ〜、そうなんですか。私は、プレートを固定しておいて、その上で、カップリングが邪魔
になるのなら、都合のいいように Cに「嘘」 の前提条件を付けておいて、「真空管抵抗の考察の
時のように考えれば良いかな」 と思っていたのですが、それじゃ、具合が悪いのですね?
プレート電圧と Ek0 を同じだけ持ち上げねばならないのは、Cを省いたことの正当性を満足させ
ておくための条件ですよね?
ところが、その理屈が、まだ飲み込めていないものですから、気持ち悪くて・・・・。
また、夜更かしを・・・(T_T)
RLの線 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月24日(火)21時44分5秒
がさん、前半は合っています。
RL の線の傾きですが、右下がりになっているのは、交点により ΔEp を知るためというのが理由です。
もし真空管がなくて、RL だけを考えるなら、O を通り右上がりの線になります。
電圧が上がれば電流も多く流れるので右上がりになるのが普通です。
また、RL がなくて真空管だけなら、右側の赤い線になります。
両方とも右上がりなんです。
で、問題は、電圧を上げていって、2つの線の Ip0 から上がった分を足したものが 1/Rk になってほしいのです。
この場所を見つけるために、はじめから 1/Rk だけ上から RL のラインをスタートして、右下がりにすれば、交点が ΔEp になります。
ロードラインは、電源電圧を真空管と Rp が取り合うので、Rp のラインは電源電圧から始まって左上に引きます。
今回の場合は、1/Rk という電流を真空管と RL で取り合うので、電圧と電流の関係が逆になります。
Re: う〜ん 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月24日(火)21時29分20秒
電流の向きは、間違えやすいので、そんなに恐縮しないでください。
私も、最初は SRPP そのもののようにプレートを固定して、Rk の下側を動かしていたら、わけがわからなくなってしまいました。
ここが一番のヤマですので、十分時間をかけて理解してください。
理解すれば、等価回路とか式では絶対にわからない、面白い現象を知ることができます。
たとえば、ぺるけさんの実験のように 6DJ8 に 10kΩ の負荷を付けたりすると、
ロードラインがカクッと折れ曲がったりするとか...
日曜日にやった実験の結果をアップしましたが、実験はやり直しになります。
もっと回路をよく理解してからやるべきでした。
やっぱりロードラインを撮らないと...
re:SRPPの上側のタマ(2) 投稿者:が 投稿日: 2月24日(火)21時27分25秒
Ayumiさん、いつもお世話になってます。
気持ちばかりせいて理解が進んでません。ナニがわからないのかをはっきりさせて
見ようと思います。もうしわけないっすー。
色々考えたんですが、グリッドが1V下がるのだから、Rkの両端に1Vだすためには、
A点の電位をあげなきゃ(電流流さなきゃ)いけない。今回は、このほか、RLから
も来るぞと。
1Vの電位差がでたのだから、Rkには、1/Rk流れてると読める。で、1/Rkという電
流は、A点の電位が上がって得られた電流分と、RLから流れてきちゃった電流の合計
であると。実際A点には1/Rkの電流は流れてない。前回の真空管抵抗の問題の時の点
より低くなるはずであると。
今回は、マジックの種明かしをされて、あーなるほどという爽快感より、え?のほう
が多くて戸惑ってはおりますが、ここまでは、解説文、ちゃんとよめてるかしら。
で、この配分がポイント。Ep-Ipグラフに新しく追加になったRLをグラフ化して追加
するのがミソなんでしょうね。この辺の発想のジャンプができないですー。見せられ
れば、オレンジ色の線が、真空管のロードラインを引くときと同じ傾きの方向にな
ることからも結構なるるほどとも思えるのですが、なぜ、これが、S点を通るのか
(曲線じゃなくて線になるのは抵抗だからということだと思います)が判らないで
す。
「これが、SRPP の上側のタマの(交流的な)抵抗を表しています。」これは、SRPP全
体の出力インピーダンスと読み替えていいのかしら。
AMAさん、
>プレート電流が増えようとしますが、RL にも電流が流れるので真空管抵抗の時ほど・・
僕もここにキーがあることは感じます。
う〜ん 投稿者:@AMA 投稿日: 2月23日(月)23時12分22秒
恥ずかしい!
また、ちゃんと読み取れていませんでした。> 私
顔から火が出そう!!
穴があったら、指先だけでも入れときたい。(~o~)
最初のヒントのしょっぱなに、「Ek0 が 21V 上昇したとしましょう。」 と書いて
頂いているのに、RLに流す電流を逆向きにしていました。
だから、2回目のヒント「RL を通った電流も、Rk を流れます。」 に?が五個くらい
付いてしまって・・・・。
模範解答を読みほどくには、もう少し時間がかかりそうです。
でも、なんだかSRPPが少し見えてきたような・・・。
>プレート電流が増えようとしますが、RL にも電流が流れるので真空管抵抗の時ほど・・・
の説明がすごく重要な鍵で、Rkを定電流に置き換えるとSRPPが成立しなくなる理由もここにある?
先走りをしている場合ではございませんでした。m(__)m
SRPPの上側のタマ(2) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月23日(月)21時08分5秒
今回は、式をいじっていても、なかなか答えにたどり着けないでしょう。
図は、こちら です。
動作点は O です。
ここでグリッド電圧が 1V 下がって Eg0 - 1 になったとします。
このときのプレート電圧とプレート電流の関係は Eg = Eg0 - 1 の曲線(右側の赤い線)で表されます。
Rk 両端の電圧が 1V 増えていますから、Rk を流れる電流が 1/Rk [A] 増えているはずです。
ここまでは真空管抵抗の場合と同じです。
Rk を流れる電流は、真空管を通ってきたものと、RL を通ってきたものの合計です。
RL の両端の電圧の変化は、プレート電圧の上昇分(ΔEp とします)と等しいので、RL を通った電流の変化分は ΔEp/RL です。
真空管を通った電流の変化分は、のこりの分ですから、
Rk を流れた電流の変化分 - RL を流れた電流の変化分 = 1/Rk - ΔEp/RL
です。
プレート電圧を上げると、プレート電流が増えようとしますが、RL にも電流が流れるので、真空管抵抗の時ほどプレート電流が増えなくてもよいのです。
これを図で表してみましょう。
点 O から 1/Rk だけ上に点 S をとります。
点 S を通り、傾きが -1/RL の直線を引きます。
図ではオレンジ色の線がそれです。
Ip0 + 1/Rk からオレンジ色の線までの垂直方向の距離が RL に流れる電流で、オレンジ色の線から Ip0 までの垂直方向の距離が 真空管に流れるべき電流です。
真空管の動作は、Eg = Eg0 - 1 の曲線上に制約されますから、オレンジ色の直線と赤い曲線の交点 Q が、グリッド電圧が 1V 下がった時のプレート電圧とプレート電流を表しています。
では、プレート電圧の変化分 ΔEp (線分SR)を求めましょう。
プレート電流の変化分を ΔIp とすると、内部抵抗 rp の定義より、rp = (ΔEp - μ)/ΔIp ですから、ΔIp = (ΔEp - μ)/rp です。
これより、1/Rk = (ΔEp - μ)/rp + ΔEp/RL で、これを ΔEp について解けば求めることができます。
1/Rk + μ/rp
ΔEp = --------------
1/rp + 1/RL
A-B 間の抵抗値 R は、
ΔEp + 1 1 + μ*Rk/rp
R = ---------- = (ΔEp + 1) * Rk = -------------- + Rk
1/Rk 1/rp + 1/RL
= (rp // RL)(1 + μ*Rk/rp) + Rk = (rp // RL)(1 + gm*Rk) + Rk
です。
これを繰り返していくと、青い線が得られます。
これが、SRPP の上側のタマの(交流的な)抵抗を表しています。
こんなページ見つけました 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月23日(月)19時33分25秒
のでご参考まで。有名なΛコンさんのページです。まるで玩具箱ですね。
http://homepage3.nifty.com/conlui/hp411.htm
ごめん、降参、わかんないっす 投稿者:が 投稿日: 2月23日(月)17時48分33秒
Egが1V変わったとき、A点が21Vなら、Epは、21V-1Vで20V、RLに掛かる変化は、Rkが
1V食ってるから、やっぱり21V-1Vで20Vまでは理解できました。ヒントはのみこめたん
じゃないかしら。
欲しいのは、Egの1Vの変化で出たプレート電圧の変化+Egの変化量の合計がA点の変化
量だろうと。rpの定義、△Ep/△Ip (プレート電圧の変化量/プレート電流の変化量)を
読み替えて △Ep = rp・△Ip
これに、Egの変化量を足した △Ep = rp・△Ip + 1 かな?
で、△Ipが判ればいいわけ?
Egが1V変化するという(特殊な?)状況で使えるネタとしてはμが電位差として、gmが
電流差として使えますね。1/Rkと同じ物なのかな?...
ああ、こまった、妙なこというんじゃなかった 投稿者:が 投稿日: 2月23日(月)16時58分11秒
ごめん、ヒントがわかんないー。
>たとえば A と Ek0 が 21V 上昇したとしましょう。
>プレート電圧の上昇は 20V です。
A点と、プレートになんで電位差があるのかわかんなくて困ったんですが、プレートの場所
の電位じゃなくて,真空管のプレート電圧ね?
Epはカソードプレート間の電位のことでこれは、グリッドが1V下がったのだから、その分
引いてプレート電圧の変化量は20Vってことですね。Aの電位は、Epの変化量にRkの1V分、
下駄はいてると... お、ここまでは理解か?
ああうれし 投稿者:@AMA 投稿日: 2月23日(月)16時45分9秒
参加者が増えて、嬉しいです。一人じゃ心細いですよ。> が さん。
納得いくまで考えてください。とりあえず が さん のモーションが
あるまで、ブレーク。
あ、まったー、考え中ー 投稿者:が 投稿日: 2月23日(月)15時28分13秒
Aを動かすとRKの両端の電位が変わるけど、Ek0の
電位は最初に設定したママ変えないのね?
あ、違う....たとえば、Aが20V変わるなら、Ek0は、さいしょの電位プラス20に
なると。で、きっとずれたカソードの電位とはズレが出てるはずということかし
ら?問題がちゃんと読めてないー。
夜まで時間くださいー。
>Ayumi さん 投稿者:@AMA 投稿日: 2月23日(月)14時34分46秒
私は続けても良いのですが、ROMしてくれている人が気の毒で...。
すでに私は2回アプローチして失敗していますので、そろそろ、模範解答をお願いします。
お手間をお掛けしますが、宜しくお願いします。m(__)m
プレート電流も 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月23日(月)14時26分35秒
RL を通った電流も、Rk を流れます。
気をとりなおして、 投稿者:@AMA 投稿日: 2月23日(月)14時17分0秒
再度、考察。
A点の電圧変動分 = 1V+1V*μ+rp/Rk ・・・・・Rk の電位差が1V上昇した時のA点の電圧変動分
この時点でRLを流れる電流はまだ考慮されていない。
Rk の電位差が1V上昇した時の A点電圧変動分からその1Vを引くと残りが
これがRLの両端電位差になるということですから、(←実は???)
RLの両端電圧 = 1V+1V*μ+rp/Rk −1V
= 1V*μ+rp/Rk
RLを流れる電流は
RLに流れる電流 = (RLの両端電圧)/RL
= (1V*μ+rp/Rk)/RL
= (μ+rp/Rk)/RL ← そろそろ 1Vをとっておきましょう。(^_^;)
これにRkにながれた電流 1/Rkを加えたものがプレート電流増分になるので
プレート電流増分 = 1/Rk + (μ+rp/Rk)/RL
ここまで、あってるのかな・・・?
ヒントの回答 投稿者:@AMA 投稿日: 2月23日(月)13時39分46秒
>たとえば A と Ek0 が 21V 上昇したとしましょう。
>プレート電圧の上昇は 20V です。
>RL の両端の電位差も 20V になります。
>RL には 20/RL の電流が流れます。元が 0 だったので、増えた分は 20/RL です。
>Rk には Ip0 + 1/Rk の電流が流れます。増えた分は 1/Rk です。
>では、プレート電流の変化分は、どうでしょう?
プレート電流増加分= Rkの電流増加分 + RLの電流増加分
= 1/Rk + 20/RL (誤記があったので訂正しました。)
訂正 私の回答RE:SRPPの上側のタマ(1) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月23日(月)13時36分18秒
まずは、最初の回答の訂正
Eg → Ep , Eg0 → Ep0 でした。
ですから最初の回答は
A点電圧 Ep = Ep0 +1V + 1V*μ + rp/Rk と記すべきでした。m(__)m
読み直していて、気が付かないのだから・・・。 < (ーー;)
設問は 「何V上昇したか」 ですから、書き直しておきます。(Ep0が不要。)
A点の電圧変動分 = 1V+1V*μ+rp/Rk ・・・・・Rk の電位差が1V上昇した時のA点の電圧変動分
これにRLの電流増加分を加えるから・・・。
@AMAさん 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月23日(月)12時06分5秒
> A点電圧 Eg = Eg0 +1V + 1V*μ + rp/Rk
ここで議論しているのは、A点の電圧の変化ですから Eg0 は不要です。
もとからあったのですから。
それよりも考えて欲しいのは、RL が入った影響です。
たとえば A と Ek0 が 21V 上昇したとしましょう。
プレート電圧の上昇は 20V です。
RL の両端の電位差も 20V になります。
RL には 20/RL の電流が流れます。元が 0 だったので、増えた分は 20/RL です。
Rk には Ip0 + 1/Rk の電流が流れます。増えた分は 1/Rk です。
では、プレート電流の変化分は、どうでしょう?
Re:SRPPの上側のタマ(1) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)23時29分16秒
設問の答え
A
|
P
+--G
| K
| |
| +--RL--> Ek0
| |
| Rk
| |
+--+
|
B
B点 を固定して A点 と Ek0点 を同時に動かすのだからRkに掛かる電圧が1V増すようにするには
とりあえず
A点電圧 = Eg0 + 1V
ここでグリッドに入力された電圧が 1Vだから
真空管抵抗の時のおさらいで、
1V*μ + rp/Rk ・・・・・ 前項は1Vがμ倍されたもの、すなわち、これはRkがμ倍され、真空管内部に加算された
抵抗分に、カソード抵抗電流 1V/Rk と等しい電流が流れたことによる変動分。
元式は(μ*Rk) * (1/Rk)=1*μ=μ・・・Rkをμ倍した抵抗分にそこを流れる電流(変動分)を掛けたもの
後項は真空管内部抵抗rpに、同上の電流(変動分)1V/Rkが流れたことによる変動分
が A点 に現れる。
よって、
A点電圧 Eg = Eg0 +1V + 1V*μ + rp/Rk
ですか? > Ayumi さん
RE;了解しました 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月22日(日)22時32分1秒
Daluhmannさん、
了解しました、微分補正は4.7PFです、1PFで音質は変化します、数100KHzがほんの少し変化するだけですが、
極めて周波数特性の悪い回路は極めて周波数特性が良い 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月22日(日)22時11分4秒
uzikeさん:
私が「邪魔」と言うのも、もっと高い所に飛ばしたいという意味ですから
お話は通じていると思いますよ(^^)
#ちなみに「微分補正を省略」というのは5pFの補償Cのことでしょうか??
#やっぱりコンセプトが石派とは全く違うんですね。驚き(@o@)
電圧振幅がある限りどう頑張ってもMHz台まで飛ばすのは難しいでしょう。
私なら素直に2段目にPG補償を施し、まさしくミラー効果で1-2段間のポールを
極端に低くします。極めてポールの低いノードはカスコードやカレントミラーと
同様に非常に周波数特性の良い回路になりますから。
#これは継続議論中の、「のれんに腕押し」談義の続きでもあります。
#低インピーダンス駆動はいろいろ問題もあるし限度がありますが、
#低インピーダンス受けは何の副作用もなく周波数特性を劇的に改善できます。
やっと理解できました 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)21時55分41秒
SRPPの上側のタマ(1)
A A
| |
P P
+--G +--G
| K | K
| | | |
| +--C--+ | +--RL--> Ek0
| | | | |
| Rk RL | Rk
| | | | |
+--+ GND +--+
| |
B B
↑ ↑
これが これに なった理由は
が さんの 最初のレスをベースにして説明します。
私の言葉で訳していきます。(失礼!>がさん)
@>直流的に解釈しようとすると、C の先が見えなくなっちゃうから、Cは外したい。
「直流分も含めて解析しようとすると、C が邪魔になるので、C を外します。」
必要ないから(目障りだから)、外したんじゃなくて、直流分の解析ができなく
なるから外したんだ! これは失礼しました。> が さん
A>もともとこの C は、カソードにあるグランドとの電位差を外してグランドからの振幅に変換するための物だから、
これは、要するにカップリングコンデンサの役目を、難しくおっしゃているのですね?(^_^;)
「これは単なるカップリングコンデンサだから」 あえて細かい説明は省いてみました。
B>C の両端に電位差がなくなれば、C を使う必要がなくなり、直流的に見ても、ちゃんとRLが見えると、言う事かしら?
これも、もう一度翻訳すると ε=,ε=,ε=,┌(*^^)┘、
「C の両端の直流電位差を無くせば、C の存在理由がなくなります。すなわち具体的には、
C でキャンセルするはずの直流分を RL に事前に掛けておけば、C を外すことができます。
これで、RLを直流的にも回路に接続しておくことができます。」
と、いうことで、Ek0 の電圧を RL にかける事によって右の回路に変更できる。
が さんの説明も難しい!!(^_^;)
この方が誤解しにくいでしょう?(と思っているのは私だけ?)
Ayumi さん と が さん の間では通じているのに、なんで私にはわからないのだろう?
理解力に加えて、読解力も未熟だった。 > 私
わからなかったと言うよりは、読み取れていなかった > 私
RE:実験のRLは 投稿者:石川@八野 投稿日: 2月22日(日)21時53分16秒
Ayumi様,
すみません、言わずもがなのことでしたね。
大変ご苦労なことをお引き受けなさって,感謝しています。
また、実験結果を楽しみにしています。
では、では。
@AMAさんは 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月22日(日)19時42分25秒
真空管抵抗は卒業ですね。おめでとうございます。
Cが邪魔な件については、がさんの最初の解釈で合ってます。
実験の RL は 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月22日(日)19時32分59秒
今のところ 100k, 50k, 24k, 9.1k の4通りでやってます。> 石川@八野さん
今日は、6DJ8以外の4本の真空管で上記4通りの RL のデータと写真を撮りました。
>Daluhmannさま 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月22日(日)18時55分14秒
チョットおっしゃってる意味が理解出来ないのですが?、
わたくしは初段を現在の800KHzよりも更に高い周波数にもってゆき、
(例えばSRPPでなくとも真空管負荷等)高域のポールを離す事により、
微分補正を省略したいと思っております。
RE:Cが邪魔 投稿者:が 投稿日: 2月22日(日)16時37分29秒
どーもっすー。
RLの両端に電位差がない状態ですよね。その1のとき、A,B,C点の電位差を各々見た
わけですが、この設問だと、RLがでてはきましたけど、その両端に電位差がないで
すから、見えるけど動かないので無いも同然、設問の意味が同じに見えます。その
1は、BC間の変化に注目したけど、今回はAB間の変化に注目せよ、という意図な
のかしら?
なんか、マジックショーかなにかを拝見しているような気分です。種明かしされると、
おー、ナル程ー、すげー!とは思えるところにはいるつもりではおります。(さすがに
2人で両足引っ張っちゃまずいんじゃ無いかと遠慮しちゃいそうなんですー、というか、
足引っぱれる程、理解が進んでないきがしてますー)
RE:Cが邪魔 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)16時24分14秒
が さん こんにちは。
Cはカップリング(直流分を伝えない)を目的としているだけなので、
動作を考えるにあたって必要ないから、目障りなんです。
それで、取ってしまおうと・・・・。
シミュレートする上において、「取っても、大丈夫なのか?」と聞かれると...。(-_-).。oO
私が Ayumiさん の右足引っ張りますから、が さんは 左足を是非・・・・。(~_~;)
何せ、相手はすばしっこいものですから・・・ε=,ε=,ε=,┌(*^^)┘
ちょっとオフライン...。
re:SRPPの上側のタマ(1) 投稿者:が 投稿日: 2月22日(日)16時10分51秒
申し訳ない、僕にいたってはなぜCが邪魔なのかわからないまま想像してみたのですが、
直流的に解釈しようとすると、Cの先が見えなくなっちゃうから、Cは外したい。ここ
で注目すべき点(または無視しちゃいけない点)は、RLなんだろうと。
もともとこのCは、カソードにあるグランドとの電位差を外してグランドからの振幅に
変換するための物だから、Cの両端に電位差がなくなれば、Cを使う必要がなくなり、
直流的に見ても、ちゃんとRLが見えると、言う事かしら?
RE:真空管抵抗(2) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)15時41分14秒
白状しますと、「真空管抵抗(2)」 の 最後の方で、たくさん式が出てきたところが
ずっと宿題状態だったのですが、やっと自分流に飲み込めました(まだ栄養にはなってませんが)
ので、少し加筆してまとめて見ました。
冒頭の説明においては、線分の引き方は私がご提案差し上げた方法が、手順に即している
のですが、式の組立に照らし合わせると、Ayumiさんが書かれた図が見やすくわかりやすいです。
失礼しました > Ayumi さん
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ayumin/audio/srpp/srpp1.png この図において
プレート電圧がいくら上昇したか(O→Q)を知るには、直線 PR の長さを知る必要があります。
rp の定義より
rp = PR / QR
ですから、
QR(プレート電流変化分) = 1/Rk
PR = rp * QR = rp / Rk となります。
PR はプレート電流の変化分によって、真空管内部抵抗rpにおける
(この場合増加した)電位変化分であることが見て取れます。
したがって、プレート電圧(A-C間)の上昇は
OR(プレート電圧変化分) = OP + PR
= μ + rp / Rk で、
C-B 間の電圧の上昇は 1 [V]で、プレート電流の上昇は 1/Rk ですから、この A-B 間の抵抗は
(OR + 1) / QR = (μ + rp / Rk + 1) * Rk
= Rk + Rk*μ+ rp
= (μ + 1) * Rk + rp
となります。 ※ 間違い、補足 どなたでも結構ですから ご指摘ください。
RE:SRPPの上側のタマ(1) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)15時24分29秒
ちょっと遅れぎみ(亀レス)ですが...。
また、つっかえちゃいました。< (ーー;)
> A
> |
> P
> +--G
> | K
> | |
> | +--C--+
> | | |
> | Rk RL
> | | |
> +--+ GND
> |
> B
>
>無信号時には RL の両端に電圧は生じていないので、RL の下側を GND につなぐのではなく、
>静止時のカソードの電圧に等しいところにつなげば、C を取り除くことができます。
無信号時ならば、直流分のみなので、Cに信号電流が流れず、ここから先は無限大抵抗ですよね?
問題は、「静止時のカソードの電圧に等しいところにつなげば」 を解釈できてなくて、引っ掛かって
いるのですが...。?が5個くらいで(~_~;)
はい 投稿者:北野 投稿日: 2月22日(日)15時21分57秒
石川@八野 さん こんにちは
Ayumiさんは 教育的観点からお話をされています
初心者が理解するのにはじめから歪を出すと
だれもついてこない したがって理想的に近いところの話を
これからされるものと思います
歪インピーダンスはのちのち出てくるでしょう
RE:SRPP実験のページを作りました。 投稿者:石川@八野 投稿日: 2月22日(日)14時54分35秒
Ayumiさん、こんにちは。
当方のシミュレーションによると、RLとRKの組あわせで,ひずみ率が変化します。RLは重要パラメータなので、ご注意ください。
>uzikeさん 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月22日(日)13時39分5秒
ページ拝見しました。ありがとうございます。
なるほど2段アンプで初段のカソードに位相補償Cで帰還ですか。納得です。
(しかし6つ下の私の投稿とも深く関連しますが、初段の800kHzのポールは
邪魔と言えば非常に邪魔ですね)
それにしてもuzikeさんのアンプの実装・外観はものすごく綺麗ですね。
音だけでもオーディオ・ビジュアルだと思いました。
SRPP実験のページを作りました 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月22日(日)11時59分36秒
こちら です。まだ回路図だけです。
@AMA さん、
> Rkがμ倍されて内部抵抗に加えられていたのは、そもそも真空管の動作がそういうように
> 動作して(電圧をμ倍してプレートに発生させて)いたから、ということが見えてきまして。
これがイメージできれば、等価回路で考えた方が早いかもしれません。
ミラー効果と同じですよ。
Rk の両端に生じている電圧が、プレート(正確にはプレートではないのですが)-カソード間では μ 倍されていて、それでも流れている電流は同じですから、等価的に Rk の (μ + 1) 倍になります。
それに、真空管本来の rp が加えられたといえます。
「正確にはプレートではない」と書きましたが、ミラー効果の場合 μ ではなく A を使いますね。A は、rp を経た後の RL とで分圧されたゲインです。
Rk が μ 倍されるのは、真空管の内部で、rp を経たところがプレートになります。
>Ayumi さん 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)11時45分57秒
>遅くまでご苦労様です。
とんでも無いです。ご苦労をおかけしているのは、私の方でして・・・。ありがとうございます。
Rkがμ倍されて内部抵抗に加えられていたのは、そもそも真空管の動作がそういうように
動作して(電圧をμ倍してプレートに発生させて)いたから、ということが見えてきまして。
これを、何とか、イメージで表現できないかな?と思っていたのですが、難しいですね。
初心者のイメージ(他の物に置き換える)で考えるやり方を、すべての回路で試みるのは、
限界があるのかもしれませんね。
ミラー容量(ミラー効果)なんかは、電圧がμ倍されて出てくれば、そこ(Cgp)に流れる電流が
μ倍されるから、等価的にCgpがμ倍されるんだ。と強引(式を組み立てず)に自分を納得させて
いましたが(これもイメージのようなもの)・・・・。
Re: 真空管抵抗(3) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月22日(日)11時21分43秒
@AMA さん、そのとおりです。
遅くまでご苦労様です。
RE:究極の のれんに腕押し? 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)11時07分40秒
>当方の板に回路図を張り付けておきます
おぉ、ありがとうございます。勉強になります。 > uzike@徳島 さん
>究極の のれんに腕押し?
下側(上側球のP)から出していました。おまけに板違い。> 私
失礼致しました。m(__)m
半分、寝ぼけていましたから・・・。 と言い訳を・・・。
RE;Daluhmannさま 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月22日(日)08時40分4秒
SRPPが主題ですので、当方の板に回路図を張り付けておきます、
Daluhmannさまは半導体回路が得意の様ですね、
しかしの続き 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月22日(日)02時42分59秒
フォロワの副作用は不安定であるということに尽きます。
NFBは上手く掛ければ効果絶大ですが注意しないと不安定になりますから。
それとは別に三極管(特に低rp管)によって得られる数百kHzのポールですが、
オーバーオール帰還を前提にすると中途半端に高いですねこれは。
悪く言えば煮ても焼いても食えないというか。
これはもう圧力釜で煮るしかありません。(意味不明)
究極の のれんに腕押し? 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)02時24分17秒
SRPP4.7KΩ の カソード抵抗 こんなの今まで無かったような・・・。
RE:しかし(続く) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)02時15分34秒
見逃してしまうところでした。
> ぺるけ さん
>低インピーダンス回路のインダクタンスにはかかわりたくない・・・
これって、どんな振る舞いをするのでしょう?
まさか、誰かさんのように低俗なことを・・・。ε=,ε=,ε=,┌(*^^)┘
RE:真空管抵抗(3) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月22日(日)02時09分30秒
ちょっとここで、初心者(もちろん私を含む)のために整理しておきます。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ayumin/audio/srpp/srpp2.png この図において、
@緑の線は 真空管抵抗のプレート電圧の推移 (A-C 間電圧:プレート−カソード間)
* このときの内部抵抗は(rp + μ* Rk)
A青の線は 真空管抵抗回路の両端電圧の推移 (A-B 間電圧:プレートとRkの下端子の間)
* このときの回路抵抗は( rp+μ*Rk+Rk = rp+(μ+1)Rk )
B緑と青の差分は、Rkによる消費電圧の推移
間違い、補足、ご指摘ください。
※ BBSのサブタイトル はまりすぎ。
uzikeさんに質問なのですが 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月22日(日)00時59分49秒
>ライン・プリ・アンプです、
>初段は12AU7にてカット・オフ800KHz.次段は6267/EF86を1.2M負荷(飢餓回路)+12BH7A
>カソ・フォロにてカット・オフ8KHz、
カット・オフ(ポール)の表記が2箇所ありますが、具体的にイメージできません。
回路のポールは「段間」で示されるものであって、
例えば「12AU7の出力=6267の入力のポールが某」という形でしか示し得ないと
認識しているのですが、その見方だとご紹介の例に上手く当てはまらないのです。
800KHz、8KHzというのはそれぞれ何処のカットオフなのでしょうか?
#6267のミラー効果を利用して、12AU7〜6267間がfc=800kHzというのは妙なので。
#もしかして6267〜12BH7間で8kHzのポールを作っているということなのでしょうか?
#しかしそれだとミラー効果とは言いませんし。うーん・・・。
3行レス 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月22日(日)00時29分1秒
@AMA さん
>正帰還なのですが、
>上側球にこれが起きているのなら、上側球にゲインが生まれないのですか?
プレート接地回路(=フォロワ)は元々100%帰還の掛かる回路なので、
それを「打ち消す」ように正帰還が掛かっているだけ、と理解しています。
完全に打ち消されても只のカソード接地と等価な動作に戻るだけです。
出版おめでとうございます 投稿者:木下順二 投稿日: 2月22日(日)00時20分16秒
ぺるけさん、
本ができるそうで、おめでとうございます。
久しぶりにぺるけさんのサイトを一回りしたら、新しいページが
沢山あって驚きました。
私が気に入ったのは「単段差動回路」です。うまい!
ところでSRPPネタですが、利得1の「2段増幅」として
テクニクス30Aが紹介されてますが、あれはSRPPと呼ぶ人が
多いと思います。
私は勝手にSRCFと呼んでますが。
(もしかしたら武末さんの本に出てたのかもしれません)
木下さん、こんばんは 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月21日(土)23時30分4秒
そういえば、そんな論争がありましたね。
あの時、私も触発されてひとりひそかに(たいした内容ではなかったですが)実験をやっておりました。
>それから、SRPPが低歪みになるのは負荷抵抗を相当低くした場合
>だったと思います。
はい、負荷がうんと軽い状態では、上側球はほとんど真空管抵抗としか機能してませんから、抵抗負荷の時とひずみ率特性は瓜二つになりました。
こんばんは 投稿者:木下順二 投稿日: 2月21日(土)22時37分12秒
こんばんは、「真空管アンプ情報」の木下といいます。
SRPPと聞いて懐かしく感じたものでやってきました。
それにしても、すごい投稿スピードですね。
前から2つ言いたかったことがあるんです。
昔MJ誌で「SRPPはプッシュプルか」という論争があったとき、
行きがかり上、私はプッシュプルだという主張をしたのですが、
その後プッシュプルと呼ぶのはよくないと思うようになりました。
歪み打ち消し動作ですよね。
それから、SRPPが低歪みになるのは負荷抵抗を相当低くした場合
だったと思います。
私の当時作ったアンプでは12AU7に400Vかけて、カソード抵抗は3.3kohm-
3.3kohm(上下とも)とし、負荷抵抗を変えていくと20kohm前後で歪みが
ストンと打ち消されたように記憶しています。
SRPPの上側のタマ(1) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月21日(土)22時34分52秒
今度は、SRPP の上側のタマを考えます。
A
|
P
+--G
| K
| |
| +--C--+
| | |
| Rk RL
| | |
+--+ GND
|
B
これは、SRPP の上側のタマの回路そのものです。
SRPP では A は電源に、B は下側のタマのプレートにつながります。
つまり、A が固定されていて、B が上下に動かされます。
コンデンサ C がちょっとじゃまですね。
無信号時には RL の両端に電圧は生じていないので、RL の下側を GND につなぐのではなく、静止時のカソードの電圧に等しいところにつなげば、C を取り除くことができます。
ここではこの電圧を Ek0 としましょう。
また、A と Ek0 を固定して B を動かすと解析が難しくなるので、B を固定し、A と Ek0 を同時に同じ大きさ動かすと考えましょう。
真空管にとってはどちらが動かされているか知ることはできないので、このようにしても結果が変わることはありません。
A
|
P
+--G
| K
| |
| +--RL--> Ek0
| |
| Rk
| |
+--+
|
B
さてここで問題です。
いつものように、Eg が 1V 低くなったとき、A と Ek0 は何ボルト高くなっているでしょうか?
Re: なるほど 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月21日(土)22時32分58秒
この解析方法は、ぺるけさんのページに載っています。
ただ、三定数や Rk などの登場人物とグラフの関係が明確でなかったので、表してみました。
この方法で、SRPPに負荷が付いた場合も解析できます。
実は、カソードに余計なモノ(RL)を付けても、やはり上側のタマは抵抗に見えるんです。
↑の問題で、眠れぬ夜を過ごしてください。
P.S. 教授はやめましょうよ。
なるほど 投稿者:北野 投稿日: 2月21日(土)22時10分40秒
SRPPには上下二つの部分がある
二つをバラバラにすると 下の部分は一般的な増幅回路なので 上の部分に着目
上の部分は 入力とか出力とかを考える前に 「生裸」で考えると それは 抵抗と同様
アルコール脳症の拙者にも 以上理解できた 中林教授 ありがとう
ちなみに拙者 確定申告の封筒もまだ開封していない
ああ 学生時代のレポートを思い出す ああ ああ ああ
真空管抵抗(3) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月21日(土)21時04分51秒
前回は、グリッド電圧が 1V 低くなったときを調べました。
その時、プレート特性図上では、動作点が O から Q に移動しました。
この作業をさまざまなグリッド電圧の変化に対して繰り返していくと、この回路のプレート電圧とプレート電流の関係が得られます。
ただし、動作点 O から離れていくにつれて、三定数も変わっていくので、計算した値とずれていきますが、前回のような方法で作図していくことはできます。
こうして得られた線が、この図 の緑色の線です。
A-B 間の電圧と電流の関係も、この図の上で表してみましょう。
O 点の場合、Rk の両端に -Eg0 が発生していますから、A-B 間の電圧は Ep0 - Eg0 となります。
これに対応する点は O' です。
同様にどんなプレート電流(グリッド電圧)に対しても、A-B 間の電圧は Ep - Eg となります。
この作業を繰り返し行うと、図の青い線が得られます。
緑の線と青い線の間が (μ + 1) の 1 の部分です。
この青い線の傾きがが真空管抵抗の抵抗値を表しています。
これが原点を通る直線なら、抵抗そのものです。
まあ、ちょっと曲がっていますが、ほぼ直線と見なして良いでしょう。
(原点近くで折れ曲がっているのは、グラフを描くのに使った真空管のモデルの性質によるもので、実際はなめらかになります)
今回は原点を通る直線に近いので、直流的な抵抗値(O'の電圧/O'の電流 = (Ep0 - Eg0)/Ip0)と交流的な抵抗値(O' を通る接線の傾き(の逆数))がほぼ等しくなります。
ですから、真空管抵抗の抵抗値は (μ + 1) * Rk + rp でよいということになります。
特に、カソード接地増幅回路の負荷としての役割は、交流的な抵抗が意味を持ちます。
これで真空管抵抗の話は終わりです。
次回はいよいよ SRPP の上側のタマにトライします。
Re: 水平線 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月21日(土)21時00分51秒
@AMA さん、そのとおりです。
ていねいに書くと、そのようになります。
そのことは、SRPP になると、より一層はっきりします。
どういうわけか 投稿者:@AMA 投稿日: 2月21日(土)20時36分54秒
ラ技 1992/3〜11.だけが 手元にある(T_T)
>Daluhmann さん
オフライン中に気が付いたのですけれど、例の正気・・・ ゴホッ、正帰還なのですが、
上側球にこれが起きているのなら、上側球にゲインが生まれないのですか?
RE:水平線 投稿者:@AMA 投稿日: 2月21日(土)20時28分17秒
Ayumi さん お手間を取らさせてます。
オフライン中に気が付きました。
こう考えてはいけないのでしょうか?
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ayumin/audio/srpp/srpp1.png の 図において
P点から始めます
@P点より 1/Rk(電流変化分)だけ 垂線上に移動する(この場合上昇する)。
Aその点を基点にして水平方向に線を引く。
Bこれで ( Ip = Ip0 + 1/Rk ) の 線が引ける。
Cこの水平線上で、現在のグリッド電圧であるEg すなわち(Eg = Eg0 −1)と交差する点が
D現在のプレート電圧Qとすることができる。
これで良いのでは?
Ayumi さんの説明手順だと、本来、線の引き方はこの手順になるべきと思うのですが・・・?
↑
1/Rk の変化に着目すること
@AMA さん、もう一息 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月21日(土)19時35分18秒
起きた現象は真空管の動作が 点O から 点Q に移動した、ということだけです。
点Q の場所を知りたいのですが、適当に探したのでは大変です。
そこで、ある一部分だけに注目して、答えがどのへんにありそうか絞っていきます。
一つは、Rk に流れた電流に注目するもので、Rk の両端の電圧が 1V 増えていますから
電流が 1/Rk 増えたわけです。電流の通り道は真空管のプレート-カソード間しかない(グリッドには電流は流れない)ので、プレート電流は Ip0 + 1/Rk になっているはずです。
プレート電圧がどうなのかは、この時点ではわかりません。
答えの候補が Ip0 + 1/Rk という水平線上にあるということです。
もう一つは、グリッド電圧が Eg0 - 1 になっているということに注目します。
これは特性曲線そのものが答えの候補になっています。
両方の線が交わるところが唯一の答えになります。
いろいろ線を引くのは、答えを絞り込む手段と考えてください。
このまま進めていくと、SRPP の動作がプレート特性図上に表現できます。
もう少しです。がんばってください。
腕の比喩からは逸れますが 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月21日(土)18時41分24秒
@AMAさん:
本当は、増幅素子のパワーを表すのは「gm」なんです。
これは車のエンジンの「馬力」だと思うと分かりやすいです。
駆動インピーダンスに相当するのが「ギヤ比」でしょうかね。
高いギヤに入れるほどスピード(=ゲイン)は出ますが、駆動力は弱くなる。
低速ギヤに入れるとスピードは出ないけど、駆動力は俄然強まります。
この減速メカニズムが負帰還ですね。
馬力(gm)が一定なら、スピード(ゲイン)×駆動力(インピーダンス)は一定です。
フォロワとは、ゲインを殺す代わりに素子のパワーを全て駆動力に回したものです。
容量は、仰る通り空気抵抗みたいなもんでしょうか。
同じギヤ比なら、馬力がある方が風に打ち勝って高いスピード(ゲイン)が出ます。
実際、Trアンプの高インピーダンス回路では、RではなくCによってゲインを定める
のがむしろ主流です。gm*RLではなくgm*|CL|で必要なゲインを計算する、と。
この感覚は球派とはかなり違うかもしれません。
RE;のれんに腕押し 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月21日(土)18時09分19秒
ラジオ技術1992/1〜2.に掲載してあります、
ライン・プリ・アンプです、
初段は12AU7にてカット・オフ800KHz.次段は6267/EF86を1.2M負荷(飢餓回路)+12BH7Aカソ・フォロにてカット・オフ8KHz、
オープン・ゲイン.80dB.NFB/40dB,仕上がりゲイン40dB、です、
高インピーダンス、ミラー効果を利用し、ポールを設定しました、
注意点は必ず初段を高く、終段を低く、です、出力電圧80V.歪み0.1%以下です、
音はいいですねえ!
のれんと腕はたえず相対的、腕が軽快に動ければ、のれんは鉛板だろうと水素だろうと!
RE 投稿者:@AMA 投稿日: 2月21日(土)17時40分43秒
>Daluhmannさん
>しかしBは全く逆で、高インピーダンス回路は非常に鈍重なんです。
腕(信号電流)が太いと、筋肉がモリモリ。腕が細いと、腕ものれん(負荷)も軽いけど、
実は動かす筋力も頼りない。> 空気抵抗(未知の負荷:容量分)の影響がバカにならない。
もやしのようにやせほっそた体(球のドライブ力)では、自分自身も動いちゃう(寄生分の影響)。
腕の振り出し方(実装上の問題)を 何とかすれば 物になるかも?
高インピーダンス = ハイスルーレート と思い込むのは、危険な落とし穴?
奥が深〜い。
>Ayumi さん
うーん?わからないです。(^_^;)
起きた現象に対して、線の引き方が 符合してないように見えて・・・・。(*_*)
やっぱり、足を引っ張っちゃいました。
RE:ログをつけることにしました 投稿者:菊地 投稿日: 2月21日(土)15時46分52秒
有り難うございます。助かります。
私の頭では一度や二度読んだくらいでは、なかなか理解できなくて
ログをとっておいて印刷してからじっくり読み返すつもりでした。
でも書き込みがダブったり抜けたりで手間取っていました。
しかし(続く) 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月21日(土)10時38分44秒
低インピーダンス化したときの副作用の方が厄介な気がする。
妥協線を求めて安易に流れる僕。
(キャパシタンスだけならまだいい、低インピーダンス回路のインダクタンスにはかかわりたくない・・・心の声)
なぜ水平線を引くか 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月21日(土)10時37分13秒
プレート電圧が何ボルトになるか(いまは)わからないのですが、
プレート電流は Ip0 から 1/Rk 増えた Ip0 + 1/Rk のはずです。
だから、プレート電圧とプレート電流の組み合わせは Ip = Ip0 + 1/Rk という水平線上のどこかにあるはずです。
これが一つの条件で、もう一つの条件は Eg が Eg0 - 1 であるというものです。
両方の条件を満たすプレート電圧を見つければよいわけで、
その点は水平線と Eg = Eg0 - 1 の曲線の交点 Q になります。
RE2;のれんに腕押し 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月21日(土)10時14分51秒
Da殿、電子回路に精通された方の共通見解であろうと思います、
RE:のれんに腕押し 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月21日(土)06時42分8秒
どうも、私も少々調子に乗って下品な言葉を使ったようで失礼いたしました。
@AMAさん:
>@のれんは軽いほうがいい
>A腕は一見、太いほうが良いように思えるが、実は細いほうが軽くて自分も楽(何せ、相手はたかが のれん)
>B腕が細いと、押しがすばやく機敏になる
>Cでもあんまり極端に腕が細いと、ハエ(ノイズ)がとまっただけでも、のれんがうまく押せない?
>
>(木)電流(量)で信号を伝えるより、電圧(動き)で信号を伝えるようにすればよい?
これは結構、回路デザインの根幹に関わる話だろうと思います。
のれんが「軽い」=高インピーダンス負荷、「重い」=低インピーダンス負荷、
腕が「細い」=高インピーダンス駆動、「太い」=低インピーダンス駆動、
と解釈して話を進めますが、
@Aは、ゲインを稼ぐという点に関しては全く正しいです。
例えばgmたった1mSのJ-FETでも1MΩの負荷を乗せると1000倍ものゲインを稼げます。
しかしBは全く逆で、高インピーダンス回路は非常に鈍重なんです。
インピーダンス1MΩの回路は、たった10pFの寄生容量が存在しているだけで
16kHzあたりから高域減衰してしまいます。
軽いのれんに細い腕の組み合わせは、ちり紙を素早く振ろうとするようなもので
いくら速く動かしても腕の動きについてこないと考えたらいいと思います。
同じ理由でCも正しいです。高インピーダンス回路は外乱やノイズにも弱い。
そこでノイズに強く、何より周波数特性の良い回路にしようと思うと、
インピーダンスを低くする必要があります。
低rpの三極管やSRPP、さらにフォロワ(この順に低インピーダンスになる、
つまり腕は太くなる)が好まれるのはそういう理由があります。
しかし(続く)
やはり 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月21日(土)01時44分17秒
のれんに腕押し、1.2.3.は最高、4.はマアマア・・・
結局 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月21日(土)01時43分48秒
ログをつけることにしました。
この掲示板のタイトルのところにリンクがあります。
>のれんに腕押し 投稿者:@AMA 投稿日: 2月21日(土)01時32分19秒
のれん(負荷) 腕(信号電流)押し(信号電圧)
@のれんは軽いほうがいい
A腕は一見、太いほうが良いように思えるが、実は細いほうが軽くて自分も楽(何せ、相手はたかが のれん)
B腕が細いと、押しがすばやく機敏になる
Cでもあんまり極端に腕が細いと、ハエ(ノイズ)がとまっただけでも、のれんがうまく押せない?
電流(量)で信号を伝えるより、電圧(動き)で信号を伝えるようにすればよい?
Re:真空管抵抗(2) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月21日(土)01時28分39秒
>C-B 間の電圧が 1V 増えていますから、Rk を流れる電流が 1/Rk [A] 増えているはずです。
ここまでは、問題ないのですが・・・。
>Ip0 より 1/Rk だけ上に水平線を引きます。
ここで、つっかえちゃいました。
1/Rk = 変動分の電流 なのに、どうして電流値が変化しない方向(水平線)に線を延ばすのですか?
ご丁寧に、ありがとうございました 投稿者:ヨッチン 投稿日: 2月21日(土)00時28分53秒
ぺるけ様、オーディオファンの皆様、こんばんは。
@AMA様>
ぺるけ管理人様、ご容認とのことですので、私からは何も言いません。
ご丁寧に、ありがとうございました。
>ヨッチン さん 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)23時42分55秒
ヨッチンさん はじめまして。
不快な思いをさせてしまった事を、まず、お詫びいたします。
申し訳ございませんでした。
私は、真空管アンプの製作を去年あたりから始めた駆け出し者です。
電気知識も中途半端なものしかございません。知らぬこと、わからぬこと、
考え方すら思いつかぬことが、多々、あります。
Webを閲覧しておりますと、その悩みを事前に承知していたごとくに、
疑問を解き明かしていただけるホームページに出会います。
そのありがたさを身にしみて感じております。
いろいろな人が後進の育成をするべく、情報提供や教育指導に御尽力なされているのを
見て、「社会人としての務め」 が何たるものかを教えていただいたような気がします。
いつか自分も後進の人たちの手本となれれば・・・ と感じ始めております。
まだまだ、己自身、後進の中にいる立場で、お役に立てることは、少ないのですが、
できそうなこと、負担にならぬこと、などからやって見ようと思っております。
私のような初心者は、学ぶべくつもりで本を買い、努力をしようと試みるのですが、
その本の内容において、説明が難しく、また時には、肝心なことが記されていない
ことさえあります。読みほどくことさえままならぬ事も多く、何冊も買ってお金を
費やしては、同じ苦汁をなめてきました。
私が、かのような振る舞いをしていたのは、面白半分の冗談だけを目的としていた
わけではございません。わかりやすく、飲み込みやすい(覚えやすい) 形にして、
ここを閲覧されている私と同程度の初心者に、お役に立てればと思っていたのです。
ご指摘いただいたとおり、公の場所において、低俗な表現であったことは認めますが、
公序良俗を乱す意図はなかったことは、ご理解をたまわりたいと存じ上げます。
難しく学ぶ(教える)よりも、楽しく学ぶ(教える)、これが私の主義・信条でございます。
今後とも、名指しでお叱り頂いても結構です。己の成長、ためらう理由はございません。
こんな私ですが、ご指導、ご鞭撻 頂ければ幸いです。
re:真空管抵抗(2) 投稿者:が 投稿日: 2月20日(金)21時51分43秒
仕事の合間に色々考えたりもしてたんですが、グリッドに1Vの電位差ができたのは、
カソード抵抗に1Vの電位差が出たと。これは、Rkに電圧の降下電圧が1V増えるほど、
AB間の電位が変わった、と、で、どれだけ変わったかというのが問題ですよね。とり
あえず、問題の意図は正しく読めたような気がします。
最初電流が変わらないから、そのまま右にシフト、して、n+1Vのグリッドの線の交点
のところのEpとか思ったんです。
僕の裸の体重は変わらないとしても、裸じゃいられないので赤いセーターとかアロハ
とか(カソード抵抗を)着ると。これで外出しちゃう(回路の中に組み込まれる)と簡
単には着替えはできない。ようするに、AB間は裸のときとは違うなんか抵抗になる、
必ず右上がり。(これはちがうかな)
とりあえず、AC間はトータルで抵抗なのだから、電圧が変わって電流が変わらないわ
きゃ無いだろうというところまでは気が付きました。
AB間を抵抗と見て、0からスタートして、右上がり、どっか適当なところで、Ep-Ipグ
ラフのグリッドがnVのところで交差してんだろうと。これが1V変わったんだから、
n+1Vのグリッドの線の交点のところのEpだろうと、これの差分だな、といいうところ
でスタックしました。
AC間ではなく、Rkだけで考えてもよかったんすね。
とりあえず、答えはだせなかったけど、設問の意味は間違いなく読めたかしら?やっ
とスタートライン?(完全ににおちこぼれてるなー)
解説拝読して、OP = μ がピンとこなくて困ってました。μは倍率だろうとガンコ
に思ってたんですが1Vグリッドが変わったときのプレート電圧と一緒に気が付けたの
がちょっとうれしーっす。
了解しました 投稿者:ヨッチン 投稿日: 2月20日(金)21時02分41秒
ご即答、ありがとうございました。公序良俗の件、管理人様のご容認の範囲であれば
問題ありません。私が言うことではなかったですね。大変失礼しました。
板の公序良俗 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月20日(金)20時53分39秒
公序良俗に反する書き込みがあった場合は、こちらで始末しますのでご安心ください。
幸いなことに、この板のみならず、他の4つにおいてもそういう問題はここ数年起きておりません。
たまに、怪しげな勧誘の書き込みがありますが、これとて一笑に付すか、あるいはおもちゃにしていただければよいかと思っております。目障りな時はさっさと消しております。
なお、少々の下ネタに関しては、そもそも私が煽っていたりしますので、ご寛容に願います。
私が嫌う内容・姿勢については、こちらのガイドラインに書かれています。9.12.14.15.は特に重要だと思っております。↓
RE:追伸 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)20時25分46秒
不快な思いをさせて、失礼いたしました。
以後、慎みます。m(__)m
御免なさい。
Re:ものごとは簡単に考えよう 投稿者:ヨッチン 投稿日: 2月20日(金)20時21分30秒
ぺるけ様、オーディオファンの皆様、こんばんは。
同感です。しかしながら、簡単にしすぎて、ものごとの本質を見失うのは避けたいですね。
私の場合、できあがった式の検算というのを必ず行います。例えば、上の球を抵抗rp2に置き換
えたらどうなるか。これはμ2=0とすればいいですね。また、上下に同じ球を使い、Rkをショー
トしたらどうなるか。これは、Rk=0、μ1=μ2、rp1=rp2とすればいいですね。このようにしても、
正しい値にならなければいけないですね。正しい値にならない簡単化は本質を見失うだけです。
もうひとつ、式中で統一できるものはなるべく統一します。私の書き込みの場合、分母を統一し
ています。これも、ものごとを単純に考えるひとつです。
5極管、あるいは、FETへ拡張は、μにμ=gm*rpを代入して、rp→∞の極限値を求めればOKです。
追伸:
私は板の管理者ではないので、このようなことを言う権限はないのですが、・・・ときどき、低
俗な表現が見られます。わが国の最たるオーディオ掲示板として、ふさわしくないですね。板の
公序良俗を望みます。
正気か?(~_~;) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)20時16分39秒
>上自身のカソード出力がグリッドに戻されることが正帰還
上の人の口(グリッド)から入ったものが、お尻(カソード)からでて、
またそれを食べちゃうから、「お前正気か?・・・ん?」(正帰還)?
上の人のすることを、最初から単純に見ればよかったの?
真空管抵抗(2) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月20日(金)17時32分9秒
それでは第2回目です。
この図は、ある真空管のプレート特性図です。
例の回路の動作点を O としましょう。
このときのプレート電圧は Ep0, グリッド電圧は Eg0, プレート電流は Ip0 としますが、具体的な値は気にする必要はありません。
ここでグリッド電圧が 1V 下がって Eg0 - 1 になったとします。
このときのプレート電圧とプレート電流の関係は Eg = Eg0 - 1 の曲線(右側の赤い線)で表されます。
もし、プレート電流が一定なら、μの定義よりプレート電圧は μ [V]上昇し、点 P にきます。
変化したのはこれだけでしょうか?
C-B 間の電圧が 1V 増えていますから、Rk を流れる電流が 1/Rk [A] 増えているはずです。
Ip0 より 1/Rk だけ上に水平線を引きます。
この水平線と Eg = Eg0 - 1 の交点 Q が、グリッド電圧が 1V 下がった時のプレート電圧とプレート電流になります。
プレート電圧がいくら上昇したかを知るには、直線 PR の長さを知る必要があります。
rp の定義より rp = PR / QR ですから、PR = rp * QR = rp / Rk となります。
したがって、プレート電圧(A-C間)の上昇は OR = OP + PR = μ + rp / Rk で、C-B 間の電圧の上昇は 1 [V]で、プレート電流の上昇は 1/Rk ですから、この A-B 間の抵抗は (OR + 1) / QR = (μ + rp / Rk + 1) * Rk = (μ + 1) * Rk + rp となります。
めでたし、めでたし。
あれっ、P師匠まで、 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月20日(金)17時04分34秒
無限大で受けたら、後の事はほっといて、下の動きは楽になるでしょう、
まさに、ヌカに釘、豆腐に鎹、そして、のれんに腕押し、
RERE:あそこ 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)17時01分24秒
>SRPPの上側が下側に及ぼす作用が、性器管正帰還?
いえ、この場合、上自身のカソード出力がグリッドに戻されることが性器感です。
下の人は関係ないっす。
ものごとは簡単に考えよう 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)16時59分27秒
私も同感です。
例えば数式を使うところにしても、μ/(μ+1)とかの「+1」の項なんて、
μが十分に大きければ無視できるんだから「ほぼ1」でいいんですよ。
真空管抵抗の等価抵抗値だって、Rkに対しgmが十分高ければμ*Rkで事足りるし、
gmが低いのが気になるとしてもせいぜいrp+μ*Rkでいいじゃないの、と。
直感的に分かりにくい式の多用は理解の役に立たないと思います。
RE:あそこ 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)16時47分12秒
お世話になりっぱなしです。m(__)m
>要するにGとKを交流的に遮断するということです。
これにすぐ気がつけばよかったわけだ。(~o~)
>ブートストラップ(正帰還)の作用を殺す
SRPPの上側が下側に及ぼす作用が、性器管正帰還?上下のVRがシーソー状態??
空管抵抗と仮定したらどうなるのだろう? 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月20日(金)16時36分37秒
これはこれは、おねむのところお疲れ様です。>うずぃけ様
後段の入力インピーダンスが十分大きい(無限大だと思って)として、SRPPだと思わずに、真空管抵抗という名の2端子回路だと思ってみたらいろんなことがシンプルに見えてまいりますダ。
ものごとは簡単に考えよう。それでコトが済むんだったら、実用的なところはそれでいいじゃないさ、というのが私的な不精主義。
RE:あそこ 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)16時16分10秒
正帰還か性器感か(ヲイ^^;)かそんなことは置いとくとしても、
GK間に定電流を入れるということは、要するにGとKを交流的に遮断するということです。
とすれば、Gはドライブ管のプレートの動きに追従するだけだし、
Kからは(外づけの)負荷しか見えません。
だからドライブ管のプレートにフォロワを繋いだことにしかならない、というわけです。
RE:え! あそこに定電流 (~_~;) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)16時06分13秒
uzike@徳島 さん
お疲れのところ、ご登場頂き、恐縮です。
>真空管抵抗と仮定したらどうなるのだろう?
若干の非線形特性をもつ抵抗、と解釈して差支えなし?
Daluhmann さん
>要するにブートストラップ(正帰還)の作用を殺すということですから、
また、眠れない日々が・・・。(*_*)
えっ! 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月20日(金)15時34分27秒
北野氏、情報が早い、徹夜のお仕事、いや〜散々でした、
@AMAさん、わたくし、ラ技のそれでございます、
ところで、まず、SRPP,と考えず、P師匠の言うところによる、真空管抵抗と仮定したらどうなるのだろう?
RE:あそこに定電流 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)15時19分53秒
あそこというのは上のRkのことですが(^^;)
要するにブートストラップ(正帰還)の作用を殺すということですから、
前にも書いたようにまんまフォロワです。(むろん下は三極管が前提)
上側は、いわば定電流負荷を兼ねたフォロワになりますね。
1本分のIpで済んじゃいますから考えようによっては非常にお得な回路かも??
Re:@AMAさん その方は 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)15時15分40秒
北野さん、はじめまして。
ご忠告を、たまわりまして、ありがとうございます。
事情を知らぬ者が、身勝手な振る舞いをしてしまい、申し訳ございません。
気安く、なれなれしい態度であった事をお詫びいたします。> uzike@徳島 さん
勝手が分からぬ者ですので、これからも御指導、御申達していただきたく、お願い申し上げます。 > 皆様
SRPP上側の球種 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)15時03分18秒
というわけで、下が三極管でありさえすれば、
上(被帰還側)は三極管であろうと五極管であろうとはたまたTrであろうと、
下のrpで帰還が掛かるので出力インピーダンスが下がります。
この場合、大事なのは下の人(笑)の仕事です。
み:超三結としてのSRPP 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)14時53分10秒
超三に詳しくない方が混乱されるといけないので補足しておきますと、
超三とは、被帰還管(三極管でも五極管でもTrでも何でもよい)に対して、
帰還管(こちらは三極管でないといけない)のrpを通して局部帰還を施すものです。
・SRPPの場合:
上が被帰還管で、下が帰還管(ドライブが三極管であれば、ですが)
・ぺるけさんが紹介された回路(超三ver.1)の場合:
出力管が被帰還管で、SRPPモドキの上側が帰還管 ですので混乱されませんよう。
じゃあ、超三ver.1風でSRPPモドキの下側も三極管のままだったらどうなるのか??
ダブル超三? 超々三??
・・・なあんてことはなくて、出力管の1/gmよりZoが下がることはないんですけどね(^^;)
下が三極管だとむしろ超三の帰還作用が中途半端になって逆効果です。
(もっと深い帰還を狙ったものが、帰還経路にゲインを与えたver.2や3です、参考まで)
NFBループ内でのSRPP 投稿者:もみじ@広島 投稿日: 2月20日(金)14時52分3秒
私も以前から3極管のSRPPについては理解できないところがあります。少年期にPhilips社の資料の中にペントード管によるSRPP-OTLアンプがあり、このコピー版を作った記憶がありますが、当時誰もこんな難しい議論はしていなかったようです。3極管の場合はペントードよりも動作はかなり複雑なようですね。議論の白熱と熱烈展開を支持し、最終的にはNFBループ内でのSRPPの挙動が解明されることを期待してやみません。外野席ですがエールを送り致します。
@AMAさん その方は 投稿者:北野 投稿日: 2月20日(金)14時51分16秒
ゆうべ徹夜のお仕事があったそうです
大変忙しい方なので
こちらからお呼びするのは・・・
そのうち必ずお返事をいただけますよ
Re:@AMAさんへ 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)14時41分37秒
uzike@徳島 さんて ラ技 の著者の uzikeさん ですよね?
>私、わからないんですよ
本当かな〜!? < (ーー;)(^_^;)
いろいろ、教わりたいと思っていたのですけど・・・。(~_~;)
私も、あそこを定電流ダイオードに置き換えられないだろうか?と思っていたのですけど・・・
RE:真空管抵抗の動作(1) 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)14時29分38秒
そもそも、μは グリッドに入力された電圧変動幅当たりのプレート電圧変動幅だから
μ= ΔEp(プレート電圧変動幅) / ΔEg (グリッド入力電圧変動幅) より、
A点の電位 Ep0 には、ΔEgをμ倍した電圧が現れることになりますよね。
ΔEg = 1Vだから
A点の電圧上昇分 = μ*1V
ですか?
RE:超三結としてのSRPP 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月20日(金)13時48分35秒
(1)まず、ごく普通にSRPPドライブのシングルアンプを作ります。
(2)SRPP上側のプレートはB電源につながっていますね。これをはずします。
(3)はずしたら、出力段のプレートにつないでしまいます。
(4)ちょっと、効率悪いですが、超3のできあがりです。
(5)SRPP下側を、3極管じゃなくて5極管に入れ替えてやれば、いよいよ超3らしくなります。
超三結としてのSRPP 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)13時23分9秒
「かつ」さんが、SRPP(風)を差動化しておまけにCSPPにしたという(^^;)
ヒジョーに盛りだくさんなアンプを製作しておられますのでご紹介しておきます。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/7044.html
その中に「超三結の仲間」という記述がありますが、三極管でドライブされたSRPPは
ドライブ管のrpで局部帰還を掛けて出力インピーダンスを低くしているわけで、
まさしく超三結の一種だろうと思います。
上側球のロードライン 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月20日(金)13時20分34秒
真空管抵抗のロードラインは、原点を通る右上がりの直線、つまり
Ip=a*Ep
みたいな形になりますよね。そのカソードに負荷がぶら下がると、電圧が低いときに
たくさんの電流が流れる右下がりの直線(普通のロードライン)が合成されますから、
原点から出発するのではなく切片を持ち、傾きも小さくなります。
Ip=a'*Ep+b
負荷の重さ次第では横一直線にもなるし、より重たければ右下がりにもなります。
定性的にはこんな感じでしょうか。
re:真空管抵抗の動作(1) 投稿者:が 投稿日: 2月20日(金)12時52分59秒
増幅率は横方向の振幅、gmは縦方向の振幅、rpは、あるグリッド電位の時のカーブの
傾きですね。
色々書いてみたんですが、勘違いが分かったのでとりあえず、削除です、考え直します。
下の球のプレートに繋がる抵抗の事だから、増幅度のことだぞと、復習してたのですが、石川@
八野さんこちらの掲示板も御覧になってるかしら例の教科書、14ページの右の段の
5行目、RoってのはRpのミスプリかしら。以降の数式にどこにも出てこないっす。Rp
のことなら、なんか理解できそうなんだけど。
等価回路など 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月20日(金)11時46分40秒
前にも書きましたが、
等価回路による小信号解析は、ゲインや入出力インピーダンスを求める時に使います。
これは、プレート特性のある一点を倍率の大きな虫めがねで拡大して見ている、ということです。
したがって、特性曲線は直線(のよう)に見え、三定数も見えている範囲では一定です。
歪みはまったくありません。
実際にはグリッド電流が流れない範囲や、電源電圧、特性曲線のカーブなどによって、取り出せる出力や歪みが決まってきます。
これは、等価回路で計算しても求めることができないもので、どうしてもプレート特性図が必要です。
Daluhmann さんやヨッチンさんが書かれたことは正しいのですが、それだけでは事実の半分を示していることになります。
私がこれから ↓ のシリーズで書いていこうと思うのは、この2つの見方をプレート特性図の上で結びつけながら考えようというものです。
真空管抵抗の動作(1) 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月20日(金)11時34分32秒
次のような回路を考えます。
A
|
P
+--G
| K
| | <-- C点
| Rk
| |
+--+
|
B
この回路は、AとBの2つの端子があるブラックボックスと見なせますから、AとBの間に流れる電流は、AとBに掛かっている電圧によって一意に決定されます。
内部を見てみると、グリッド電圧は Eg = B - C、プレート電圧は Ep = A - C です。
ここから例の式 (1 + μ) * Rk + rp を導くのですが、こう考えてみましょう。
当初、この回路のプレート電圧が Ep0、グリッド電圧が Eg0 だったとします。
すなわち A と B の電位差は Ep0 - Eg0 であったとします。
(Eg0 の前にマイナスが付いているのは、Eg0 は C を基準とした B の電圧ですが、ここでは B を基準とした A の電圧に注目するからです)
ここで、なぜか知らないけれど、グリッド電圧が 1V 深くなったとします。
このとき、(B から見た) A の電圧は何ボルト上昇していたのでしょうか?
これをプレート特性図に示してみましょう。
が さんが書かれているように、ぺるけさんのページにある図が基本です。
この図に μ, rp, Rk がどのように表されるかを考えてみてください。
@AMA さん、こんにちは。
> 私のような者がいたら、そうなっちゃいますよね。
@AMAさんのせいでは全然ないです。
確定申告と原稿書き & 製作に追われていたからです。
どちらも終わりましたので、これから少しずつ進めていきます。
@AMAさんへ 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月20日(金)11時31分54秒
@AMAさん、私、わからないんですよ、一度実験してみます、
ラ技の山口氏の解説はひとつの切り口であり、1/3位の解説かな、SRPPは一筋縄ではいかない様です、
RE:実験はおいおいやるとして 投稿者:@AMA 投稿日: 2月20日(金)09時49分8秒
Ayumi さん はじめまして。
>(1 + μ) * Rk + rp
実は、「RKがμ倍される」 と頭に刷り込んでいたのですが、その原理がわからないものでして・・・。(^_^;)
回路を考える時は、球全体を1個のVRに置き換えてしまうものですから・・・。< (ーー;)
カソード接地回路において、「球」 と 「カソード抵抗」 がプレート電位を分圧していることと
関係しています?
足を引っ張ってすいません。m(__)m
>実験はおいおいやるとして
私のような者がいたら、そうなっちゃいますよね。
SRPP:ゲインと出力インピ(2) 投稿者:ヨッチン 投稿日: 2月20日(金)01時29分2秒
ぺるけ様、オーディオファンの皆様、こんばんは。
SRPPの出力は、下の球のプレートからとる場合と、上の球のカソードからとる場合が考えられま
すね。この両者について、無負荷ゲインと出力インピを計算します。ただし、計算条件は前の書
き込みと同じです。
(1)下の球のプレートから負荷をとる
無負荷ゲイン Go = μ1*{(μ2+1)*Rk+rp2} / {(μ2+1)*Rk+rp1+rp2}
出力インピ Zo = rp1*{(μ2+1)*Rk+rp2} / {(μ2+1)*Rk+rp1+rp2}
(2)上の球のカソードから負荷をとる(前の書き込みと同じ)
無負荷ゲイン Go = μ1*(μ2*Rk+rp2) / {(μ2+1)*Rk+rp1+rp2}
出力インピ Zo = (Rk+rp1)*rp2 / {(μ2+1)*Rk+rp1+rp2}
これらの結果から、(2)は(1)に比して、僅かにゲインの低下がありますが、出力インピはぐっ
と小さくなることが分かります。したがって、一般にSRPPでは(2)の方法がとられます。
さて、負荷(RL)がある場合のゲインは、
ゲイン = Go*RL/(Zo+RL)
で計算できます。出力インピが負荷に比して十分小さい場合は、ゲイン=無負荷ゲインとしても
差し支えありません。(2)の方法なら多くの場合、これでよいでしょう。
出力インピとは出力インピーダンスのことです(念のため)。
再び、失礼しました。
rpは 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月19日(木)23時08分32秒
>」この場合のrpっはプレートにどれだけ電流流してるかという定義はいらないのかしら?
じゃなくて、今、Ep-Ip特性図上のどこにいるのか、だけで決まります。
どんな回路になっているのかは関係がない、真空管そのものが持っている特性です。
回路を解析する時は、ほとんどの場合、真空管の3定数(μ、gm、rp)は変わらないものとしてモデルを作ります。今やっているテーマでは、この考え方をすることで足ります。というより、変化すると考えることに意味がありません。
たとえていえば、がさんの体重のようなもの。服を着ていも、裸になっていても、上に女の子がのっかっていても、がさんご本人の体重はかわないっしょ?
(いいのかな、こんな例で・・)
re:実験はおいおいやるとして 投稿者:が 投稿日: 2月19日(木)22時46分43秒
Ayumiさんこんばんわ。
rpは真空管の銘柄に固有の値じゃない件、了解です、読みはぐってました、スゲー勢いでわかんなくなってますー。
流してる電流で、内部抵抗は変わるというのは理解できたと思うんですが..ご紹介いただいた
(1 + μ) * Rk + rp
は、ぺるけさんのまにゅあるの
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/b210.htm
に紹介されてる式のバリエーションですね。
この場合のrpっはプレートにどれだけ電流流してるかという定義はいらないのかしら?図というのはグラフのことかしら?なんか、とほほっす。
とりあえず、Duluhmannさんにご紹介いただいたグランドと入力が逆さになった図面がまったく読めなかったっす。電源はどこに行ったー!状態。たぶん、交流的にみてるから電源はグランドと(絶対ループするに決まってるから)一緒になっちゃう、ということなんでしょうが..
グラフならいけるかも、とかちょっと期待っす。
re:実験はおいおいやるとして 投稿者:が 投稿日: 2月19日(木)22時46分43秒
Ayumiさんこんばんわ。
rpは真空管の銘柄に固有の値じゃない件、了解です、読みはぐってました、スゲー勢いでわかんなくなってますー。
流してる電流で、内部抵抗は変わるというのは理解できたと思うんですが..ご紹介いただいた
(1 + μ) * Rk + rp
は、ぺるけさんのまにゅあるの
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/b210.htm
に紹介されてる式のバリエーションですね。
この場合のrpっはプレートにどれだけ電流流してるかという定義はいらないのかしら?図というのはグラフのことかしら?なんか、とほほっす。
とりあえず、Duluhmannさんにご紹介いただいたグランドと入力が逆さになった図面がまったく読めなかったっす。電源はどこに行ったー!状態。たぶん、交流的にみてるから電源はグランドと(絶対ループするに決まってるから)一緒になっちゃう、ということなんでしょうが..
グラフならいけるかも、とかちょっと期待っす。
実験はおいおいやるとして 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月19日(木)22時20分30秒
(税金対策が済んでから...)
まずは、こんなのどうでしょう。
SRPPの上側のタマは、負荷がない場合、真空管抵抗として動作し、
その抵抗値はほぼ一定です。
この抵抗値は (1 + μ) * Rk + rp ですが、
これを等価回路などを使わずに図で表してみましょう。
みなさんも考えてみてください。
(この方法で負荷のあるSRPPをうまく説明できるという保証はありません)
一日さぼってたら 投稿者:金ちゃん 投稿日: 2月19日(木)22時14分49秒
ものすごく的を獲た回答が・・・
これって、どんな数式書き立ててもかなわないでしょうね。
Duluhmannさんお疲れ様でした。
いえ 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月19日(木)21時51分59秒
税金がほしいのです・・・とか、言ってみたりして。
RE:政府発表 投稿者:@AMA 投稿日: 2月19日(木)21時41分51秒
>書いた行数に応じて課税する法案が検討されているそうです。
>20行くらいまでは控除の対象になるらしいですが。
税金対策で横に伸びちゃいますよ!!
なんちゃって(~_~;)
慎みます。
政府発表 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月19日(木)20時53分51秒
書いた行数に応じて課税する法案が検討されているそうです。
20行くらいまでは控除の対象になるらしいですが。
RE:大分以前 投稿者:@AMA 投稿日: 2月19日(木)19時44分28秒
>@定電流部分を人力VRに置き換えてみると、定電流を維持しようとして一生懸命仕事する。
>A怠け者の抵抗さんより一生懸命なので、成果(電圧変動)が大きい。
>Bその成果に基いて、上側球は責任(帰還がかかる)を取らされる。
>C実は原因を作ったやつは1階(下側)で、もっと一生懸命に仕事しているやつ?
>D結局この家(SRPP)の住人は、働き者の嫁さん(下側球)を可哀想と見かねた姑(定電流回路)が、
> お前(上側球:だんなさん)も頑張れと叱って(帰還)、だんな(上側球)も働かされる。
>E借金(負荷)が減って(下がって)めでたしめでたし?
これって、合ってるかどうか、私の方からお尋ねしているのですけど・・・・。 > uzike@徳島さん
re:実験のお伴 投稿者:北野 投稿日: 2月19日(木)19時37分32秒
がさん はじめまして
中林教授じきじきにご指導いただけるはず
お互い受講生として くれぐれも そそうのないように努力しましょう
なお 文章は簡潔かつコンパクトに よろしく
re:実験のお伴 投稿者:が 投稿日: 2月19日(木)19時27分41秒
えー?なになに、ぼくもやるやる。
6QF7, 6922, 6N1Pは手持ちが2本づつあります。
あと、6N6Pもちょっと待つと試せます。
回路図と測定方法などお知らせください。(タマの名前間違っちゃった)
こんなタマはどーだ 投稿者:が 投稿日: 2月19日(木)19時05分39秒
実は、まだ、3極管以外触ったことがないんだけど、ちょっと前に秋葉原のキョードー
のバーゲンでざるに入れてぞろぞろバーゲンになってたドングリ5極管6AS6手に入れて
ます。
http://frank.pocnet.net/sheets/087/5/5725.pdf
これ、SRPPの下に使って、上は5670パラったら、見た目かわいくない?(いい音するか
どうかは全然別なのかおかしいけど)
(うむ、税金対策しなきゃ..)
SRPP:ゲインと出力インピ 投稿者:ヨッチン 投稿日: 2月19日(木)18時31分52秒
ぺるけ様、オーディオファンの皆様、こんばんは。
SRPPのゲインと出力インピを計算しました。その前に、次の条件で計算しました。
(1)下側の球のカソードは、十分大きな容量のパスコンで交流的に接地されている。
(2)出力は上側の球のカソードから取り出し、負荷はつながっていない。
(3)上下の球は、とりあえず、両方とも3極管とする。
(4)動作はリニアな範囲(真空管3定数が信号振幅によって変化しない範囲)で扱う。
下側の球にはサフィックス1、上側の球にはサフィックス2を付けて、次のようになりました。
ゲイン = μ1(μ2・Rk+rp2)/{(1+μ2)Rk+rp1+rp2}
出力インピ= (Rk+rp1)rp2/{(1+μ2)Rk+rp1+rp2}
予想どおり、出力低下はほとんどなく、出力インピはかなり小さくなります。
久しぶりの書き込みで、また、集中攻撃がありそうですね。
大分以前 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月19日(木)17時00分51秒
試された方がいらした様な?、ずっと気になっておりました、
Duluhmannさん、@AMAさん、ありがとうございます、
>uzike@徳島さん 投稿者:@AMA 投稿日: 2月19日(木)13時55分22秒
皆様、こんにちは。
uzike@徳島さん、はじめまして。実は一番釣り上げてみたかった人(ご登場頂きかった人)だったりして・・・。(~_~;)
受講料とられちゃいます?(~_~;)
>上の段の抵抗を定電流に置き換えたらどうなるのでしょうか?
>細かい数式無しで、マクロ的な見解でいいのですが・・・・
SRPPの上側球のカソード抵抗を定電流回路(素子)に変えるということですね?
定電流回路が十分な定電流動作をすることができていなければ > 通常のSRPPと大差ない動き。
十分な定電流動作ができているなら > 私の頭がパニックになる。
冗談はさておきまして・・・・。
@定電流部分を人力VRに置き換えてみると、定電流を維持しようとして一生懸命仕事する。
A怠け者の抵抗さんより一生懸命なので、成果(電圧変動)が大きい。
Bその成果に基いて、上側球は責任(帰還がかかる)を取らされる。
C実は原因を作ったやつは1階(下側)で、もっと一生懸命に仕事しているやつ?
D結局この家(SRPP)の住人は、働き者の嫁さん(下側球)を可哀想と見かねた姑(定電流回路)が、
お前(上側球:だんなさん)も頑張れと叱って(帰還)、だんな(上側球)も働かされる。
E借金(負荷)が減って(下がって)めでたしめでたし?
実験のお伴 投稿者:北野 投稿日: 2月19日(木)13時10分1秒
わたしも同じ回路で 同様の実験をして見ます
したがって 逐次 回路・実験内容をご紹介いただけたら幸いです
みんなで一緒に実験しましょう
こんな機会は一生に一度しかありませんね
一日顔を出せないあいだに 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月19日(木)12時51分56秒
かなり進んでいますね。
おととい実験用に6DJ8を買ってきました。
私にとってはじめてのフレームグリッド管で、
構造を見てビックリしました。
プレートとして働いているのは5mm角くらいですかね。
実験のほうは、来週当たりからぼちぼちと。
こんな条件でどうでしょう。
Ebb=240V
Rk=1.5k
これで、12AT7, 12AU7, 12AX7, 6DJ8など、どれも最適ではないにしろ動作します。
(6DJ8にはちときついが最大定格内のはず---もう少し減らさないとダメか?)
なぜ私が 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月19日(木)08時36分18秒
SRPPに免疫があるかと言いますと、下↓のようなけったいなアンプ作ったからなんです。
位相補償の方法も含めて1、2年も試行錯誤すれば、イヤでも特徴は飲み込めます。
(実は下の回路図でも最新ではなく、その後も7個ぐらいTrが増えています)
http://homepage2.nifty.com/te86/sa100kai5.gif
三極管出力の金田式プリでファイナルを駆動するようなアンプですが、
帰還ループ全体がSP駆動電圧まで増幅された信号でフローティングされているので、
NFB回路は誤差信号を増幅するだけで済むというコンセプトでした。
・・・でもやっぱり、不合理極まる、かつ槍杉だと今は思います(^_^;)
SP飛ばさずそこそこの音で鳴っているというだけでも悪い冗談に近いかも。
>uzike@徳島さん 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月19日(木)08時22分22秒
・下(ドライブ)が三極管の場合
定電流負荷の三極管でフォロワをドライブするのとほぼ等価になるのでは。
・下(ドライブ)がTrの場合
定電流同士の突き合わせでDC電位が不安定or+−何れかに飽和してしまうと思います。
DC帰還ループの中に組み込めば極めて高いゲインが得られるわけですが。
上側の帰還作用がどうなるかは定電流vsドライブのインピーダンス比次第ですから
何とも言えません。ただ非常にポールの低い回路になるのは確かだと思います。
Daluhmannさんに質問 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月19日(木)02時26分5秒
上の段の抵抗を定電流に置き換えたらどうなるのでしょうか?
細かい数式無しで、マクロ的な見解でいいのですが・・・・
Daluhmannに座布団 投稿者:面白製作に 投稿日: 2月18日(水)23時21分19秒
賛成!!!!
SRPPの動作は解説しようとすると なんのこっちゃ になります。
規定のCG画面上にフラクタル =上がとにかくがんばるんです。
みんなで 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月18日(水)22時48分26秒
座布団買って、Daluhmannさんに贈ろう!
>Daluhmannさん 投稿者:@AMA 投稿日: 2月18日(水)22時47分20秒
>私の知っていることはおおよそ書き尽くしましたので、しばらく休みます(^^;)
お疲れ様でした。
理解できたと言うレベルには達しておりませんが、おかげさまで、だいぶスッキリしました。
おぼろげだったものが、少し見通しがよくなったような気がします。
自分の理解力に何が足りないかがわかっただけでも、これから何を学ぶ事が必要か
も判ったような気がします。
夜遅くまでお付き合いして頂き、まことに頭が下がります。m(__)m
ありがとうございました。m(__)m
今夜は 投稿者:北野 投稿日: 2月18日(水)22時26分33秒
おやすみなさいませ
初夜にがんばったのだから
でも昼間寝ちゃだめよ あら〜ん失礼
あたし〜ったら 昼間しかだめなのょ
で 高域特性はどうなったのよ〜
ぺるけさんの 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月18日(水)22時07分59秒
甘言に乗せられてエンドレスしてしまいましたが、
私の知っていることはおおよそ書き尽くしましたので、しばらく休みます(^^;)
これ以上絞っても何も出てきませんよ〜♪
おみごと 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月18日(水)21時53分55秒
>下の人(笑)とは無関係に上の人は頑張ってgm働かして負帰還掛けてるんです。
>だから上の人の仕事にだけ着目すれば必要十分です。
とても良い表現に座布団5枚!
>Daluhmannさん 投稿者:@AMA 投稿日: 2月18日(水)21時29分47秒
>下の人(笑)とは無関係に上の人は頑張ってgm働かして負帰還掛けてるんです。
>だから上の人の仕事にだけ着目すれば必要十分です。
こういった説明が一番助かります。(~_~;) するすると飲み込めちゃいます。
>あれ電流帰還と呼ぶのは少々問題もあるんです。
エミッタフォロワのエミッタに負荷がぶら下がることで 電流に対する電圧変動が
エミッタに注入されるから「紛れもなく電圧負帰還」ということ?
なんかSRPP解析が、@AMAのための基礎講座見たいになってきてすいません。> ROMされている方
私なんぞが受け答えしていたのでは、ROMして頂いている方々には、
全く勉強にならなかったんじゃないでしょうか?
でも 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月18日(水)21時20分27秒
gmなんていうブラックボックスに慣れてしまった感覚からすると、
「内部抵抗」=VRの世界はかえって新鮮だったりして(^^;)
電圧が変わっても電流一定ということは「内部抵抗」が変わってるんだ、と
説明しながら改めて自分でも確認してみたり。
補足 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月18日(水)21時11分11秒
@AMAさん:
>エミッタフォロワにおけるアクティブロードの効用は、負帰還をかける動作を
>していると見なければならないということでしょうか?
エミッタフォロワのインピーダンスが下がるのは間違いなく負帰還の作用ですが、
先に述べた理由によって下がアクティブロードかどうかは一切関係ありません。
定電流アクティブロードは只のスタティックなブラックボックスと見て下さい。
(実はその中でもミクロな負帰還作用が働いているのですがそれはまた別に)
エミッタ負荷が抵抗であろうと定電流源であろうと、
下の人(笑)とは無関係に上の人は頑張ってgm働かして負帰還掛けてるんです。
だから上の人の仕事にだけ着目すれば必要十分です。
がさん:
エミッタフォロワの負帰還ですが、あれ電流帰還と呼ぶのは少々問題もあるんです。
実際に起きてるのは紛れもなく電圧負帰還なので。
コレクタ側から見た時、電流負帰還が掛かって高インピーダンスになる・・・と
いった文脈なら適切なんでしょうけど。何せエミッタにおいては電圧負帰還です。
私のモデル回路 投稿者:@AMA 投稿日: 2月18日(水)21時07分52秒
>@AMAさんがお持ちの「内部抵抗」概念は回路解析には使えません。
承知しております。(~_~;) 私の頭の中にあるモデルは、金ちゃんさんが
示されたVRとR の世界なんです。実際にSRPPを考えるにあたっても、
まさにあの回路そのものです。NPN-PNPのプッシュプルも、アクティブロード付きの
エミッタフォロワも、すべて、抵抗と電位と電流、そして電圧降下だけで
解析しようとしているわけでして、頭の中がオームの法則のみの世界なんですよね。
実際の回路の電気的性質を理解するに当たっては、これだけではいけない
のでしょうが、原理を飲み込むためには、これぐらい単純化しないと飲み
込めないのです。
実際の回路を、きちんと自己完結した形の等価回路で考えると、かえって
混乱してしまうので、まず電位関係だけでも理解するために、なにがしかの
能動的動作をするところは、すべて人力駆動のVRなんです。(~o~)
「内部抵抗」と呼んだのがまずかったですかね?「VRとみなして」と
説明していたら、私の頭の中がよく見えたかも知れませんね。(~_~;)
電流帰還 投稿者:が 投稿日: 2月18日(水)18時13分30秒
ぼくも電流帰還の考え方でつまっちゃった。
教科書に書いてあるのはよめるんだけど、だからなに?状態。具体的に動作を
イメージできないでいます。とほほ。(なんか、脱落かも..)
>@AMAさん 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月18日(水)17時18分8秒
私も数式は苦手ですので、たいていは定性的なイメージで考えています。
イメージを持つためには定量的(数式的)理解を、と仰る玄人筋の方もいらっしゃいますが、
まあそのへんはいろいろ・・・(^^;)
@AMAさんがお持ちのイメージですが、全体として「内部抵抗」という所が気になります。
Tr(=gm)が電流を変化させる時、オームの法則から言って確かに「内部抵抗」は
変わっているわけですが、掛かる電圧が変わっても電流が一定であるということは、
電圧に応じても「内部抵抗」がコロコロ変わっていることになります。
これじゃ解析する上で余りに不便なので、回路解析の時は「電流一定」の方に着目し、
理想的にはインピーダンス無限大の電流源=「gm」というものを想定するわけです。
定電流アクティブロードというのは、まさしくこのgmを可変ではなく固定電流において
利用したもので(gmと表記する時は制御電圧比例、つまり可変と暗黙に想定されます)、
確かにTrクンは電圧に応じて「内部抵抗」をコロコロ変えるよう頑張っているわけですが、
そのへんはブラックボックスと見なします。回路解析上、考慮する必要はありません。
gmの特徴としては、
・制御(入力)電圧に比例して電流が変化する
・制御(入力)電圧が一定である限り、電流は一定
・ゆえに無限のインピーダンスを持つ
とだけ頭ごなしに考えておけばよいと思います。
>rpとgmを一つのものとして切り離なせないでいる? > 私
ということのようですね(^^;)
三極管から電子回路に入ると、そういうイメージを持たれる方が多いみたいです。
ちなみに、上で言う「内部抵抗」とrpとはまた違います。
というのは、三極管に流れる電流が変わっても(つまり「内部抵抗」が変わっても)
rpはほぼ一定ですので。@AMAさんがお持ちの「内部抵抗」概念は回路解析には使えません。
一貫して「」付きで表記しているのはそのためです。
くれぐれも「内部抵抗」というイメージは括弧に入れて下さい。
ハンドル変えました 投稿者:@AMA 投稿日: 2月18日(水)16時17分8秒
こんにちは、初心者@AMAです。 ハンドルネームを @AMA に変更しておきます。
「初心者」を外せるような技量に達していませんが、他の初心者の方も
このハンドルを使いたいでしょうから、とりあえず外しておきます。
Daluhmann さん こんにちは。
>投稿日: 2月18日(水)04時52分42秒
なんか、とんでもなくご負担をおかけしているようで、恐縮です。m(__)m
私は技量が浅く、等価回路や数式化を考えたりすることが苦手なので、ついつい、
動作原理をイメージ的に処理する傾向があります。
思いつくイメージを片っ端から掲げておき、誤りが簡単に見つけられるものから
消去していく、「消去法」で推論を絞り込み、つじつまのあう理屈を考えてみる。
という思考法です。当然の事ながら得られる結果は、見かけ上つじつまのあう
推論であって、「正解」 ではありません。
>インピーダンスが下がる原因は「負帰還」です。
実はこの推論も当初からあったのですが、「帰還」 は、私にのような初心者には
最も敷居の高いメカニズムでして、電圧動作だけならまだしも、電流がからんで
くるとお手上げ状態です。消去どころか触れることもできない禁断の領域です。
泣き言ばかりを言っていても始まりませんので、本題に移ります。
>いえ、していないのです。
>定電流回路は、交流等価回路においては存在しないのと同じですので。
エミッタフォロワにおけるアクティブロードの効用は、負帰還をかける動作を
していると見なければならないということでしょうか?(少し見えてきたような?)
>gmとは・・・・・・理論的にはインピーダンス無限大です。
動作原理を簡単に把握しようとして、私がこの前提を破ってしまっていることに
私の間違いがあるのですね? rpとgmを一つのものとして切り離なせないでいる? > 私
アクティブロード付きエミッタフォロワ(NPN)を、このように考えていました。
負荷は無限大(無負荷)とする。
@入力信号が入る
A(外から見て見かけ上)トランジスタの内部抵抗が変化する。
B内部抵抗が下がったので、電流量が増えようとする。
Cそうはさせぬと下側の定電流回路が、内部抵抗をあげて、定電流を維持しようとする。
D回路全体の動作を外側からを概略的に見ると、
E上側が内部抵抗を下げ、下側が内部抵抗を上げ、どちらも能動的動作をしたかのように見える。
Fこれをプッシュプル動作と等価と考える。
こんなふうに考えていました。
そして、SRPPはこの上下の関係を入れ替えたものと同じような動きをしている。
という仮説に、つじつま合わせの理屈を付けていました。
でも、今、おかしいことに気が付きました。SRPPがアクティブロード付きエミッタフォロワと
似たような動作をしているならば、SRPPの下側球のプレート(上側球カソード抵抗の下端子)から、
出力をとっても、出力インピーダンスが下がらなければいけませんね?
これは、すでにぺるけさんの実験で、出力インピーダンスが下がらないことが判っていますので、
私の勝手な推測は、破綻することになります。
基礎がなっていないことがバレバレ(~o~)
上段入力 投稿者:uzike@徳島 投稿日: 2月18日(水)09時54分45秒
テクニクスのプリ・アンプ、30A、上段入力です、
ラジオ技術、山口氏の解説、・・・・ややこしいですな〜、(不親切、同感)
(無題) 投稿者:AC点火派 投稿日: 2月18日(水)08時29分5秒
Dalumannさんはさすがだなあ。判りやすいです。この回路ホントに上側の球が大活躍してるんですよね。
そういえば黒川達夫さんの現代真空管アンプ25選だったかに、SRPP出力段のパワーアンプが2例くらい出てましたね。
補足 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月18日(水)04時52分42秒
>@下側球が基本的に通常のカソード接地と同じような動作(電圧動作の比率が高くなって
> いるでしょうが) をしているなら、この回路において、出力インピーダンスが下げられる条件は、
> 上側球が能動的動作(この場合内部抵抗を変化させる動作)をしているとしか考えられない。
それはその通りですね。
ただし、能動動作をしていることは、インピーダンスが下がるための
必要条件ではありますが十分条件ではありません。
先にも書いたようにgmは理論上インピーダンス無限大ですので。
じゃんじゃん増幅して電流を流しても高インピーダンスの回路はあります。
(例えば上も下もTrを使ってSRPPのようなものを作るとそうなります)
インピーダンスが下がる原因は「負帰還」です。
>初心者@AMAさん 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月18日(水)04時43分29秒
私も夜更かしの息抜きについネットを・・・(^^;)
>PGKは上側球、gm,rpは下側球でしょうか?
そうです。舌足らずですみません。
下側がTrや五極管の場合は(理想的には)gmのみとなりますので。
gmとは制御端子に加わる電圧に応じて電流の変化する電流源のことです。
理論的にはインピーダンス無限大です。
混乱されているのは、恐らく次のような理解が原因でしょう。
>定電流回路をアクティブロードとして使う手法があります。ある範囲内では擬似的に
>プッシュプルと等価の動きをしています。
いえ、していないのです。
定電流回路は、交流等価回路においては存在しないのと同じですので。
あるいは「出来が悪い」としてもせいぜい高抵抗+寄生容量として表されます。
いわゆる能動動作(=gmを持つ)はしていません。
そもそも、gmを持つものを「出来の悪い定電流回路」と呼ぶとしたら、
あらゆる増幅回路はそうであるということになってしまいます(^^;)
ここはひとつ、「定電流回路」も「プッシュプル」も一切括弧に入れて、
三つ下の私の書き込みの例のようにバランスも糞もない別々の物として考えて下さい。
SRPPがプッシュプルっぽくなるのは球々ならぬ偶々のことですので(^^;)
RE:なあに 投稿者:初心者@AMA 投稿日: 2月18日(水)02時40分35秒
>A抵抗負荷のカソード接地回路を上側球に置き換えて、
「SRPPに置き換えて」と書かないと何のこっちゃわかりませんね。
RE:なあに 投稿者:初心者@AMA 投稿日: 2月18日(水)02時32分8秒
Daluhmann さん 御面倒をかけさせてます。
>3つ下の等価回路が全てと言ってよいです。PG帰還が分かればOK。
>あっけないほどシンプルでしょ?(^^)
実は、あまり良く理解できていません。(;_;)
PGKは上側球、gm,rpは下側球でしょうか?
>仕事率という表現は良くわかりませんが
すいません、勝手に名付けてしまいました。
入力信号を受けたとき、下側球の内部抵抗の変化量と上側球の内部抵抗の変化量が一致して
いないと言う意味です。出来の悪いコンプリメンタリ状態とでもいうべきでしょうか・・・。
コンプリメンタリでない素子を無理やり組み合わせたプッシュプル動作というべきでしょうか・・・。
なぜ私が、上側球回路を 「できの悪い定電流回路」と考えたかをお話すると、
@下側球が基本的に通常のカソード接地と同じような動作(電圧動作の比率が高くなって
いるでしょうが) をしているなら、この回路において、出力インピーダンスが下げられる条件は、
上側球が能動的動作(この場合内部抵抗を変化させる動作)をしているとしか考えられない。
A抵抗負荷のカソード接地回路を上側球に置き換えて、完全なA級プッシュプルに化けるなら、
もっと顕著に出力インピーダンスが下がるのでは?
B完全な定電流動作をしているような振る舞いにも見えない。
思い込みをさらけ出すと他にもあるのですが、とりあえず3個だけにしておきます。(~_~;)
それとプッシュプル説ですが、トランジスタのシングルエンドフォロワ回路に
定電流回路をアクティブロードとして使う手法があります。ある範囲内では擬似的に
プッシュプルと等価の動きをしています。これを「プッシュプル回路」 とは呼べませんが、
「プッシュプル動作」 と呼ぶことは可能かと思いましたので、そのような要素を加味し、
仮説の中におり込んでみたのです。不完全なアクティブロードは、不完全なプッシュプルの
ように見える。ということです。
ああ、また夜更かししてしまった。(T_T)
ああそうか 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月18日(水)01時15分37秒
どうして皆さん、プッシュプルであるのかどうかにこだわるのかと思ったら、
同じ球(双三極管の片割れ同士)で等しい電流値で使うケースが多いからですね。
では、こういうSRPP風パワーアンプはいかがでしょう?
(500V)
|
P
+-----G 2A3
| K
| |
+-50k-+------+ (250V)
| | ||-->
(1mA) | || OPT
C 定電流 ||-->
IN---B 50mA |
E | 470μF
| | |
GND GND GND
上の2A3には51mA流していますが、ドライブのTrには1mAしか流していません。
差の50mAは定電流源に流れ込んでいます。
(2A3のオペレーションとして正しいかどうかは突っ込まないで下さい^^;)
出力はDCカットのCを入れた上でOPTで取り出しています。
このように上下非対称、特に上側に大電流・大出力動作をさせるのが、
SRPP(的)回路の本来の使い方であろうと思います。
いわば、Rkに流れるドライブ電流を(Rk*gm)倍する電流ブースターですね。
ご覧の通り、上下のバランスを云々する意味すらありません。
しかし・・・これだと定電流源に250V/50mAも食わせていてムダですよね?
そこで定電流源の代わりにもう一つ2A3を入れ、逆相・同電圧でドライブします。
と、これが本物のSEPP(シングル・エンディッド・プッシュプル)です。
逆相・同電圧でドライブする方法は非常に様々です。
詳しくは先の上篠さんのリンクをご覧下さい。
なあに 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)22時18分40秒
3つ下の等価回路が全てと言ってよいです。PG帰還が分かればOK。
あっけないほどシンプルでしょ?(^^)
がさん:
>ということは、回路全体に流れる電流は、一般の抵抗負荷のカソード接地回路より、
>電流の変動が少ないということですよね?
そうとは言えないと思います。バランスという考え方はほとんど成り立ちませんが、
いちおうプッシュプルライクに上は電流を流し出しますし、下は吸い込みますから。
流れ出す方の最大出力電流は明らかに抵抗負荷より大きくなります。
5.不完全な定電流というのは残念ながら全く違いますが、
8.仕事率という表現は良くわかりませんが、プッシュプル「的」に動作するのは確かです。
ついていくのがやっとです。 投稿者:初心者@AMA 投稿日: 2月17日(火)21時18分24秒
皆様 ご回答ありがとうございます。
一度に九つの命題を上げたのは失敗でした。受け答えするのたいへんですよね?>Daluhmannさん、がさん
自分が答える番になって良くわかりました。(~_~;)
Daluhmannさん、がさん 亀レスなりますがご容赦を・・・。後ほど・・・。
AC点火派さん ご教示ありがとうございます。この記事、存じ上げておりましたが、
「教えるために書かれた記事」というよりは、「証明するために書かれた記事」 という
ように思えました。原理を考えることと、現象を数値化することは分けてくれないと、
私のような未熟者には荷が重いです。何行か読むだけで、すぐにつっかえてしまいます。
読む側(疑問をかかえている者)の視点で書かれていないような・・・。こういう解説書って
多くありませんか?教わる立場にあるものが「教え方が悪い」と言うのは恐れ多いのですが・・・。
Daluhmannさん
>1〜3.
>現象としてはそうなっていますね。
これが聞けただけでも、大きな収穫です。
ということは、回路全体に流れる電流は、一般の抵抗負荷のカソード接地回路より、
電流の変動が少ないということですよね?
5(上球が不完全な定電流) か 8(仕事率の異なるプッシュプル)であれば この条件を満たしませんか?
5 の仮説が一番自信があったのですが・・・。
がさん
>真空管の内部抵抗は銘柄に固有の物
これは Ayumi さんがレスを付けてくれています。
金ちゃんさん
VR2のつまみが VR1の影響を受けて動いているはずなんですが…。
その動きが解明できれば、SRPPが理解できるわけですよね。
re:設問1 投稿者:が 投稿日: 2月17日(火)21時09分48秒
Daluhmannさんどうもです。
金田式の勉強もしないとだめかしら..
いま、帰還の勉強を始めたんですが、電流と電圧の2種類のほか、並列/直列。さらに、
負帰還/正帰還の組み合わせが有りうるところまで判ったんですが..まだ、それぞれが
なんなのかわからないでおります。
フォロワじゃないから、1/gmだけでは計算できない、(実測と合わない)という意味で
は納得できます。
金ちゃんさん
全部繋げた抵抗の両端の(合計)の抵抗値が変わって、電池の電圧は変わらないので回
路全体を流れる電流量が変わると。
特にVRじゃない抵抗群の両端の電位差が変わっちゃうと。ありゃ、上のタマのグリッ
ドとカソードの電位は一定にならないんですねえ。とほほ。失敗。
AC点火派 さん
どうもです、ご紹介の雑誌手に入れてきました、字が小さくて電車では読めなさそう
です、自宅で虫眼鏡が必要そうです
SRPP等価回路 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)21時03分3秒
+---+----+---GND(out')
| | |
(rp) gm |
| | P
+---+----G
| K
Rk |
| |
+----+---out(GND')
上下をひっくり返して出力とGNDを逆に考えるとわかりやすいと思います。
(三極管クンにはどっちがどっちなんて分かりませんので^^;)
gm(ドライブ電流源)がインピーダンス無限大であれば只のカソード接地。
gmと並列に抵抗(rp)が加わるとPG帰還が掛かり、
rp=0(gmの代わりに純電圧源を置いて下さい)だとフォロワになります。
A=μ/2となる場合 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月17日(火)20時21分37秒
> ・利得はμの半分になる、とか、
これは、
・上下に同じタマを使う
・下側のカソードパスコンを外す
・負荷は∞
の場合に、(ほぼ)成り立ちます。
ラ技見てみました。
天下りに式を出されても、納得する人は少ないでしょう。
Daluhmann さん、
> ポイントはカソード(出力)とグリッド(入力)との間にある抵抗で、
これは等価回路をキチンと示してからでないと、
解ってもらえないのでは?
設問その1 投稿者:金ちゃん 投稿日: 2月17日(火)19時43分22秒
ココに12AX7と言う名のボリュームが2個と1KΩの抵抗が2個
そして370Vの電池がありました。
太郎君は上から、VR2-1KΩ-VR1-1KΩとつなぎ
その両端に電池を接続しVR1のつまみを回してみました。
さて、何かが起こりました。
さて何が起こったのでしょう。
>がさん 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)18時50分15秒
上側はフォロワじゃないんです(^^;)
この問題は、金田式(完全対称)終段の上側はフォロワかどうかというテーマで
さんざ議論し尽くされ、結論が出ています。
ポイントはカソード(出力)とグリッド(入力)との間にある抵抗で、
これによって出力が入力へと帰還(正帰還=ブートストラップ)され、
フォロワをフォロワたらしめている電流負帰還が打ち消されるわけです。
ただし、打ち消しが完全に行われるためには、この正帰還抵抗に対して
グリッドのインピーダンス(=下側の駆動インピーダンス)が十分高いことが必要で、
金田式ではエミッタに大きな電流帰還抵抗を入れた上でのコレクタ出力や
カスコードアンプの出力が使われています。
対して三極管で駆動すると、低rpにより打ち消し動作が不完全になり、
いくぶんか帰還作用が働いてフォロワに近づき(=出力インピーダンスが下がり)ます。
その際の帰還率が、Rk/(Rk+Zd)です。*Zdは駆動インピーダンス
Zd=0のとき、完全にフォロワになることがわかると思います。
re:こちらに移します 投稿者:が 投稿日: 2月17日(火)17時47分52秒
初心者@AMA さん
緑の掲示板でも書きましたが僕もこちらに移動します。
1は多分、間違いです。真空管の内部抵抗は銘柄に固有の物で回路の内容(ダイナ
ミックな動作の中)では変わらないと思います。
また、ぺるけさんの解釈をとって回路を2つに分けると、上側はカソードフォロ
ワです。ぺるけさんの
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/b230.htm
から引用した回路図が
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/img/SRPP-model2.gif
のAになります。
氏のページによれば、カソードフォロワは、増幅率が1以上にはなりませんから、
抵抗と同じと考えるのがぺるけさんのアプローチです。増幅率が、1と大きくかけ
離れるのなら、シーソーになりそうですが、ここではそうなりません。ここまでは
ぺるけさんが実験にて証明されてます。
4は、1,2,3の理由にはよらずに、単純にカソードフォロワだから低くなるんじゃな
いかと。
5に付いてはヒントになりました。先ほどのAは、入力を固定してますので、V1のカ
ソードからは一定の電流がでます。Rk+RLを帰ることで出力の電流の寡多を可変で
きます。
さらに、カソードとグリッドの電位差を変えずに、出力の電流を制御しやすくする
ために、AのRLを二つに割ったのがTypeB。ここに流れる電流を変えると上のカソー
ドの電流も変わるはずです。
RL1の抵抗値を変える本質は、ここに流れる電流の量を変えたい訳ですから、抵抗の
代わりに電流の流れる量を変えられる素子として真空管に置き換えたのがTypeC。
ちなみに、この真空管も、その上のプレート抵抗に見えるRL2もTypeAのRLのバリエ
ーションですから、完全にただのカソードフォロワです。
7の歪率については、仰る通り、カソードフォロワのリニアリティと、下のタマのひ
ずみの(足し算ではなく)掛け算で、悪化すると思います。
また、上の球の歪率は、負荷に左右されそうですが、負荷がある一定以上多分、球
の銘柄に固有の値から導かれるインピーダンスの値を超えると負荷に影響を受けな
くなるんじゃないかと。
またC1は分からないから残したまま考察しましたが、こうすると、
http://www.aleph.co.jp/~takeda/radio/tube/img/SRPP-model.gif
で組み立てた僕の回路そのままです。リニアリティーを故意にイジって、下のタマ
の歪率を下げる動きなのかなとか..
こう考えると(ぺるけさんの上のタマを抵抗に置き換えるのではなく、下のタマを
抵抗見たいに考える)ただのカソードフォロワと同じになって、インピーダンスは
gmから引き出せると。僕の実験の結果は600ohm程度だったのですが、計算では220ohm
になります。
TypeAの場合で、出力インピーダンスを 1/gm で計算できる条件は負荷がRk+RLより
十分にでかいときというのは、負荷とRk+RLで電流を分割しちゃうからのようです。
負荷が、(インピーダンスを上げる方向の)フィードバックのルートになって、負荷
を接続するとインピーダンスが上がって仕まうんじゃないかと。やっぱり、フィード
バックの理解が必要なんじゃないかと。
>初心者@AMA さん 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)17時45分35秒
1〜3.
現象としてはそうなっていますね。
4.
これは違います。
極端な例としてTrのエミッタ接地のコンプリメンタリPP(OPアンプ風回路の2段目に
よく見られます)は確かにPP動作していますが、インピーダンスは極めて高いです。
5.
これも違います。ここが最も重要なポイントだと思います。
カソードから出力を取り出す場合、上側球はただの抵抗でも電流源でもなく、
下側球によってドライブされる別の増幅段です。(ある種の連動はしていますが)
6.
動作がバランスしていないのは事実です。
(バランスさせるためには、下にも等価な回路を組み合わせたSEPPが必要です)
7.
いわゆるPPによる歪み相殺はあまり上手くいかないでしょう。
ただし、単なる抵抗負荷との比較において歪み率が低下することは、
ぺるけさんの実験でも検証されていますね。
これは下側球から負荷に流れる出力電流が減少する、いわば負荷インピーダンスが
高くなるのと等価だからです。これについては近々また別にご説明します。
8.
これは6.と同じことですね。
9.
完全・不完全に関係なく、シングルエンド増幅回路は電源に出力電流が流れます。
キャンセルされるのは平衡(差動)PPです。
>実験をしてみて、それに符合する理屈を考えたほうが早道でしょうか?
実験検証の意義は何ら否定しませんが、この程度の回路ならば
適切なパラメータさえ盛り込めばほぼ理論と計算通りになりますよ。
動特性を見るのでなければSpiceを使うほどでもありません。←って使ったことない奴(^^;)
つづき 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月17日(火)17時29分23秒
私は、SRPPについて、突っ込んだ実験をやったわけではありませんが、
・利得はμの半分になる、とか、
・歪は打ち消される、
という記事を読んで、そりゃ違うでしょう、と思って実験をしてみたら上記の2説は書かれた方のとんだ勘違いだったわけで、以来、計算式によるお説は信じないことにしています。
実証的アプローチ 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月17日(火)17時22分40秒
比較的直線性の良い球の、3定数が安定した領域を使ったSRPPを組み、各部に生じた信号電圧、各部に流れた信号電流を精密に測定したデータをおさえておく、というのは必要でしょう。実測データには、憶測や思い違いはありませんし、自説へに固執もありませんから、良きガイドとして機能してくれると思います。
その時、実験回路に与えた電源電圧ほかの動作条件を標準化しておけば、別の誰かによる追試データが有効な裏付けとなったり、手ごわい反論として機能するので、過去に起こったような机上で迷子になってしまうようなことはないでしょう。
(無題) 投稿者:AC点火派 投稿日: 2月17日(火)16時39分28秒
初心者@AMA殿、とりあえず今月のラ技(2004/3月号)を読んでみたらどうだろう。
過去記事(90年3月号)の再掲で、山口侃さんのSRPPの動作実験が、巻末にあります。
上側の球の動作や役割、皆さん好みのゲインや出力インピーダンスの計算式なんてのも出ていますよ。
こちらに移します 投稿者:初心者@AMA 投稿日: 2月17日(火)15時56分1秒
あちらのページに書いたことをこちらに移しておきます。
技量の無い私が、推測やイメージばかりを申し上げていますので、
皆様の足を引っ張っているかも知れませんが、ご容赦ください。
内容を一部変更しました。
1.上下球の内部抵抗がシーソーのごとく変化(上球が上がれば下側が下がる)している。ただし動作はマッチしない。
2.ゆえに、電源電圧を上下球でシーソーのごとく分圧している。
3.ゆえに、出力電圧範囲が抵抗負荷のカソード接地回路より広く取れる。(クリップしにくい)
4.すなわち、出力インピーダンスが低いことと等価。
5.上側球は定電流回路(アクティブロード)である。不完全な定電流特性?(半真空管抵抗+半定電流素子)
6.コンプリメンタリ動作における歪の相殺点以外のところから出力を取り出している。加えて上下の動作がマッチしない。
7.ゆえに、歪率は減少しない。(むしろ悪化?)
8.プッシュプル動作をしているが、完全なコンプリメンタリ動作ではない。(上下球で仕事率の事なるプッシュプル?)
9.不完全なプッシュプルなので、電源部に信号電流が流れる。
下側球は一般的な抵抗負荷のカソード接地と基本的に同じ動作と考えて差し支え無いのですよね?
要するに上側球とそのカソード抵抗で構成される回路が、抵抗一本だけで構成される(抵抗)負荷と
どのように異なる動作をするかを考えれば良いのでしょうか?
やっぱり、実験をしてみて、それに符合する理屈を考えたほうが早道でしょうか?
re:実験回路 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)14時19分33秒
ぺるけさん:
リンク拝見しましたが、12AX7で出力インピーダンス15kΩというのは、
下側ドライブにも12AX7の片割れを使った場合じゃないんでしょうか?(^^;)
だとすれば若干の帰還が掛かってZoがrpそのままより低いのはウルトラ納得です。
こういう視点の転換はいかが? 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)14時09分28秒
三極管による「真空管抵抗」は、Rkに発生する電圧をμ倍に増幅する回路、と
見ることもできます。
6DJ8(μ=33)、Rk=3(kΩ)で考えます。
6DJ8自身のrk(1/gm)を無視すると、この真空管抵抗の等価抵抗値(RL)は99kΩです。
簡単のため、gm=1(mS)の電流源でドライブするとしましょう。
ゲインは、gm*RL=1*99=99となります。
一方、「Rkに発生する電圧をμ倍に増幅する回路」という見方で計算し直すと、
Rkでのゲインは、gm*Rk=1*3=3
これをさらに6DJ8がμ倍に増幅しますので、3*33=99
となって当然上の結果と一致しますが、この見方のほうが2段増幅していることを
直感的に理解しやすいのではないかとも思います。
6DJ8は普通に増幅作用を営んでいますから、高域ではCpg等によりμが低下します。
そうすると真空管抵抗としての等価抵抗値もどんどん低下していきます。
これもまた2段増幅回路であることの当然の帰結です。
実験回路 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月17日(火)13時46分57秒
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/srpprep1.htm
↑と↓です。
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/srpprep2.htm
元掲示板への書き込み補足 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)13時24分37秒
あまりちょこちょこ訂正するのもアレなので、こちらで補足いたします。
#改めて計算し直したところ、上側球のグリッド〜GND間に数pFの容量が存在し、
#ドライブインピーダンスが1MΩもあると、1kHzでも若干の帰還が掛かることが
#判明しました。ぺるけさんの実測値とほぼ符合します。
#ちなみに上側球のCpgだけでなく下側のCpg(Cob)も帰還容量になります。
私の計算は、下側のCpg(Cob)のミラー効果を過大に見込んでいる所があります。
その意味では「1kHzでも若干の帰還が掛かりうる」とするべきでした。
下側がきちんと電圧ドライブされていたらさすがに数pFでは何も起きません(^^;)
ぺるけさんが実験された回路が分からないと単純に符合とは言えないですね。
怖いもの見たさで その3 投稿者:菊地 投稿日: 2月17日(火)13時10分20秒
ほとんどROMになるかと思いますが勉強させて頂きたく。
怖いもの見たさで その2 投稿者:UMETECH 投稿日: 2月17日(火)12時54分8秒
ROMさせてください。
すでに5人 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月17日(火)12時04分5秒
おひとりおひとり、これだけでもう個性がはっきり出ているなあ。
識者のリンク紹介 投稿者:Daluhmann 投稿日: 2月17日(火)12時00分0秒
どうもお手数です。>ぺるけさん m(_ _)m
私があれこれ書くより、「SRPPの上側球の動作は、SEPPの上側と同じ」という点を
ご理解いただくためのリンクをご紹介します。ご存じ上篠さんによる分析です。
SEPP下側の動作は自明なので、上側にのみ着目して下さい。
http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/6c33c/intro.htm
上篠さんの分類中の「無帰還型」が、Trや五極管でドライブした
いわゆる「ぺるけドライブ」に相当します。
ドライブに三極管を使うと、rpを通じて帰還型に近づいていきます。
なおSEPPとCSPPの関係(実は本質的にほとんど違いはありません)については、
http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/tech/CSPP/index.htm
「かつ」さんによるSRPP評
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/srpp.htm
長さんの本についてコメント 投稿者:Ayumi 投稿日: 2月17日(火)11時54分10秒
では、さっそく。
> 56ページ 13行目
> 半分じゃ無かったですね「1/2」出力は2倍とも出てます。
この部分には、前提条件(仮定)があります。
・上下の真空管に、それぞれのカソードに対して等しい入力がある。
というものです。
よく見かける定数のSRPPでは、これは成立していません。
これは、通常のSEPPと同じ動作なので、
確かに出力インピーダンスは1本分の1/2、
出力(電力)は2倍となります(A級の場合)。
ただし、このページは電圧増幅について書かれているのですが...
ということで、この前提はほとんどの場合成り立たないので、
このページの記述を鵜呑みにしてはいけません。
が、さん
内部抵抗 rp は、Ep, Eg に依存します。
決して一定ではありません。
ゲインや出力インピーダンスを議論する場合は、
微小な交流信号を想定するので、その範囲では rp, μ, gm などは一定と考えます。
最大出力や歪率を議論する場合は、
三定数などは変化しますし、
なによりも飽和(というかグリッドがプラスになる)やカットオフが起きますから、プレート特性図などで作図して求める必要があります。
いずれにしても、このようなことは、
現在手に入る真空管関連の書籍には系統的に書いてありませんから、
(どうしても解析したいのなら)半導体の回路解析の本を見ることをお勧めします。
怖いもの見たさで 投稿者:金ちゃん 投稿日: 2月17日(火)11時47分53秒
覗いてみました。
感謝 投稿者:北野 投稿日: 2月17日(火)11時17分34秒
受講生 二番の 北野です
SRPPの本質が みなさまのご教授によって
理解できたらと思います
私 個人的にログをとり勉強します
足跡だけ 投稿者:ナイジェル 投稿日: 2月17日(火)11時10分5秒
わっ、実質1番だ!
ようこそ 投稿者:ぺるけ 投稿日: 2月17日(火)10時56分22秒
もう、しょうがないのでSRPPの掲示板つくりました。
基本的には、いつもどおりでなんでもあり板ですが、SRPP回路のネタがメインです。
ログは取りません(どうせ、みんな長い書き込みするでしょうから、面倒みません。)
では、はじめましょう。
※そのうちガイドラインとか、リンクとかつけますが、とりえあず部屋だけ確保しました。
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