ROVER MINI Mayfair


当時のカタログから。


今日は、我が家のMINIが売られてゆく日だ。
エンジンがかからなくなってしまったから、自分で走って行けない。
それにしても、タートル・トレーディングの人はMINIを扱うと手際がいい。

ああ、トラックの背に売られてゆくよ。
ドナドナ♪とは、こういう気分を言うのね〜。
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2000年10月、MINIは最後の1台が工場を出た。これから先、MINIはもう生産されることはない(いや、MINIは継続して生産されているのだ)。幸い、これまでじつに多くのMINIが日本で販売され、また英国でも販売された。新車にこだわらなければ、これから先もMINIを手に入れるのはそう難しいことではない。しかし、もうすでにMINIの時代は終わったのだ。偉大なる小さなクラシックカーは、愛する人達の手によって維持し続けられ、いつまでも街を走り続けることだろう。


我が家の初代MINI。
軽井沢にて・・・まだ、若葉マークがついている。

英国車の誉。変えようがないカタチ。一体感の感動。歓喜のラバコン。手動の天国。究極のハイテク。世話の焼けるかわいいやつ。捨てるとこがない機械。そう簡単にはゴミ(廃車)にならない車。一生のうちに一度は乗ってみるべし。


MINIが似合う風景

・新国立劇場、つまりオペラハウス。正装して、淑女同伴で、MINIで車寄せに到着。

・軽井沢。新緑萌える季節、窓を開け、すがすがしい空気をいっぱいに感じながら、心地よいエンジン音を響かせて、MINIは風になります。

・日曜日。外苑西通り、絵画館前、青山墓地、有栖川公園、明治屋、そして旧山手通り沿いに停めて、カフェ・ミケランジェロでちょっと休憩。

・平日の午後。横浜、ホテル・ニュー・グランドでランチ。外人墓地から山手十番館へ。

・海の風に吹かれたくなったら、ちょっと足をのばして佐島か、逗子か、葉山へ。陸にMINIを待たせて、セールをあげて、沖に出る。ヒーブツーのままバウに寝転がって昼寝。


MINIになりたい

師匠「あのMINIとやらは、乗り心地がたいそう悪いそうじゃな。」
弟子「そりゃあ、この40年以上ずっとゴム玉をクッション代わりにしてますからねえ。」
師匠「同乗者が酔ってしまうこともあるそうじゃな。」
弟子「世間がそんなことを言って脅かすから、MINIが欲しい人まで手に入れるのを躊躇してしまうんですよ。でも、ぽんぽん跳ねるのは確かですね。マンホールがあったりすると、ついよけてしまいます。」
師匠「後続車にはずいぶん迷惑な話じゃな。それに、矢鱈とあちこちが壊れるとか聞いているぞ。」
弟子「でも、高速の路肩で止まっている車のほとんどはMINIじゃないですよ、師匠。濡れ衣というもんです。ハンドルやミラーだけじゃなくてメーターまで取り替えたり、足回りをいじったりする人が多いから、そう思われても仕方ないですけれど。」
師匠「若い女の子が無闇にあこがれておるというのも気に食わんな。」
弟子「そりゃあ、デザインがカワイイから仕方ないですよ。みんな、本当はMINIになりたいんですよ。」
師匠「たしかに、最近はMINIのようでMINIでない妙な顔つきの小型車が矢鱈と目につくようになったな。」
弟子「レトロ調ってやつですね。」
師匠「全くつまらん車ばかり作りおって。日本の自動車デザイナーは一体どうなっているんじゃ。」
弟子「デザイナー達が一生懸命働いたから、ああいうことになったんじゃないでしょうか。」
師匠「なるほど。英国では誰も一生懸命働いたりせんから、MINIのデザインが今まで残ったというわけじゃな。」
弟子「ホンダの初代シビックだって、いすゞ117クーペだって、デザインさえ変えずに今でも作り続けていれば、みんなMINIなんか買わなくったって済んだんですよ。」
師匠「ふむふむ。」
弟子「みんな、凡人のくせにデザインしたがるんですよ。新しいデザインに変えたがるんですね。凡人はデザインしちゃだめです。凡人は、優れたデザインを守ることに専念しなければいけません。これができるためには、凡人にも教養がなきゃだめなんですけど、そういう教育ができるだけの文化の地盤が高度成長でこわれちゃった。」
師匠「出来の悪い弟子にしては、なかなか本質的なことを言うじゃないか。」
弟子「ところで師匠はMINIにはお乗りにならないんですか?」
師匠「それがな、娘が、ワシにMINIは似合わないと言うんじゃよ。」
弟子「おやおや、MINIは、若い女の子よりも師匠のような一癖も二癖もありそうな中年のオジサンの方が似合うと思いますけどね。」
師匠「何が言いたいんじゃ、君は。」
弟子「師匠、お時間です。」

悩んでいるあなたへ

MINIのデザインはすてきです。なのに、MINIを手に入れることに躊躇する人のあまりの多さにはちょっとびっくりさせられます。実に、大半の人は、MINIを買うことをやめてしまうらしいのです。それは正しい決断です。なのに、街ではかなりのMINIに出会います。もうすこしマイナーな車であって欲しいな、と思う今日このごろです。

もし、あなたがMINIにあこがれていて、まだMINIを手に入れていないのでしたら、さっさとあきらめてMINI以外のもっとまともな車に目を向けることをおすすめします。それでも決して後悔することはないでしょう。あなたが、MINIに手を出さなかった理由を正当化するのは、とても簡単なことです。MINIのような、特別な価値を持った車は、もっと少数派でなければいけません。こんな車に200万円も出すなんて、どう考えても普通ではありません。車を選ぶ時に、他の小型車とMINIとを比較検討すること自体がおかしいのです。ROVERには、同じ価格帯に25(旧200)シリーズとMINIの2種類がありますが、この2つの車種を同列に比較できるでしょうか。

なんでこんなことを書くのかというと、MINIを選ぼうと思った時に、MINI特有の数々の特徴(世間では欠点ともいう)を我慢してほしくないのです。多くの人が、MINIが持つ雰囲気やデザインに憧れながら、実は、乗り心地の面白さ(悪さともいう)や、エンジン音の楽しさ(うるささともいう)や、伝統的な装備(マニュアルだらけだということ)を我慢して乗っています。いろいろな理由をつけて、自分を納得させて乗っています。こんな不健康なこと、もうやめましょう。デザインや雰囲気に呑まれて、安易な選択をしないでください。自分の服の趣味や、嗜好や、ライフスタイルと相談して、自分の生活にMINIが似合っているか、サマになっているかをよく考えてから決断してください。

なお、MINIは新車といえども、もうすでにクラシックカーです。自分でエンジンオイルを確認したりジャッキアップできないようでは、MINIを持つ資格はないと思ってください。


ROVER MINI 選定ガイド

鉄則・・・「とってもだいじなこと」
はじめてMINIを手に入れる方は、できる限り新しいモデルを選んでください。1992年以降のインジェクション化された当初のモデルは手を出してはいけません。MINIは1990年代後半にはいってからも、年々、改良が繰り返されてきました。そして、最終モデル('00)ではもはやオーバーヒートの心配など全くなくなったのです。しかし、そもそもMINIは真夏でも気温20℃にしかならない国で生まれた車です。エアコンなどいらない冷涼な気候を前提に設計・製造されてきました。日本の夏を元気に過ごすには、少々の工夫や精神論だけでは無理なのです。

それからもうひとつ。MINIは年式によって、メンテナンスの状況によって、乗り心地やエンジンフィールが極端に異なります。「えっ、これでもMINI?」と思うくらい快適なMINIもあれば、空中分解寸前のMINIも商品として(いい値段で)堂々と販売されているのです。ですから、偏った認識で重要な判断をしてしまわないためにも、できるだけ新しい年式の走行距離の少ないMINIを試乗して、その感覚を確認してから、お目当てのMINIを試乗されることを強くおすすめします。

なお、MINIは他の(普通の)車とは全く異なる乗り物ですから、MINIやビンテージものの英国車を扱っている専門の店で購入されることが重要です。普通の町の工場ではMINIを修理することはできません。JAFのレスキューもMINIだけは手に負えないのだ、ということを忘れないでください。

燃費・・・「なるほど」
燃費は、市街地で7km/l〜10km/l、郊外で10km/l〜13km/lくらいです。ガソリンタンクは、公称どおりの35リットルなんですが、20リットルでほぼEmpty表示とになります。

エンジン・フィール・・・「そう言われてもねえ」
なんとも表現しにくいので、是非、試乗してみてください。確実に言えることは、現代の普通の車とはまるっきり違うということです。窓を開けて走ると聞こえる、ガードレールに反射する我がMINIのエンジン音がたまらないです。

ミッション・・・「そうなんですか」
4速MTと4速ATの2種類があります。ATであっても、エンジンブレーキはMT並によくききます。クリープは非常にきつく、いかなる急坂もゴンゴン登ってゆきます。へたってきたMINIのATのシフト・ショックはかなり大きいです(元から大きいという意見もありますが・・・)。特に、3速から4速へは、ずるんとすべるようなショックがありますがびっくりしないように。

速度・・・「やっぱりそうかぁ」
高速道路では、80〜90km/h位が一番快適で、100km/hを越えるとエンジン音は徐々にうるさくなり、振動も増加します。もちろん、カーステレオの音なんか、全然聞こえません。100km/hを越えてからの加速性能は「ない」と思ってください。つまり、100km/hで走る前方の車を、一気に抜き去ることはできません。それでも、「軽」に比べたら、やはり立派な普通車で、安定感はなかなかのものです。視点が低いため、それほど速度が出ていなくても、結構スピード感があります。60km/hで田舎道を走ったら、こんなに楽しい車、ほかにないでしょう。

ボディ・・・「意外ですね」
ボディは非常にかたく、鉄板も分厚いものが使用されています。国産車からMINIに乗り換えると、ちっちゃな戦車にでも乗っているように感じます。

メンテナンス・・・「や、やっぱり」
少々手がかります。エンジンオイルは、3000kmの走行で早々と交換しなければなりませんし、トラブルも比較的多い車です。MINIを愛するがゆえに、トラブルの多さを否定する方もいらっしゃいますが、「高品質でノートラブルな車」とはとても言えません(除最終モデル)。

水温・・・「とってもだいじなこと」
ボンネットを開けてみてください。な、なんと、ラジエーターが横ちょを向いています。こんなんで、ちゃんと冷却できるんでしょうか。というわけで、真夏のMINIの水温は上昇しやすいのです。すべてのメカニズムが正常に働いていても、電動ファンがちゃんと廻っていても、古いモデルでは冷却能力に限界があります。MINIを実用車としてお使いになるならば、できるだけ新しい年式のMINIをおすすめします。できれば強力な電動ファンが標準装備された1997年以降のモデルです。

ハンドリング・・・「こればっかりは、試乗してみなくては」
パワステではありませんから、片手でハンドルくるくるしながらの車庫入れなんて、できません・・・いや、慣れるとできるんです、はい。切り返したい時は、停止する直前にハンドルを戻すのがこつです。不思議なことに、走り出してしまえば、重さはすっかり消えます。ハンドルのキレは良く、車幅がないこともあって、カーブが連続するようなところでは、俄然威力を発揮します。なお、ハンドルの重さも後期のモデルほど改善されています。

ブレーキ・・・「な、なんだ、これは」
MINIのブレーキは、踏んでもほとんど動きません。つまり、おそろしくカタイということです。脚の重さをかけてギュッと踏みます。慣れればどうってことありませんが。

車高・・・「な、ない」
MINIはものをモノを乗り越えるのが苦手です。路肩に乗り上げる時は、ナナメにはいってゆかないとボディーの下を打ちます。マフラーは地面すれすれなので要注意です。コインパーキングの跳ね上げ式の板がマフラーに当ると穴があきます。MINIは、タワーパーキングと跳ね上げ式コインパーキングは利用できません。

視界・・・「そうなんだぁ」
前方視界では、上が見えません。信号直下で停止してしまうと、上にある信号が見えなくなるのです。そういう時は、窓を開けて首をだして見ます。後方視界は非常に良く、とくにバックをする時の距離感覚のつかみやすさは特筆ものです。

ビビリ・・・「昔のトラックみたいですねえ」
エンジンの振動はかなり大きいですから、遅かれ早かれ車内のあちこちがビリビリがたがたいいます。

エアコンと換気・・・「イメージがつかめません」
単純明解なエアコン、ON/OFFしかない換気(後期モデルでは強弱がついた)、へんてこりんな仕掛けの暖房(これは変わらない)。寒い日は、ヒーターいれて、窓を開けて走るのが正しいMINIの扱い方です。とにかく、窓が曇り易いので、雨の日に4人で乗車なんかしてしまうとえらいことになります。なお、エアコンのガスは、いつのまにかぬけている、というのがMINIの特徴です。これはエアコン付きの全モデル共通です。

ワイパー・・・「まさか」
ワイパーの拭き取りの悪さは勲章モノです。おまけに、ウィンドシールドが寝ていないので、ガラコを塗っても無駄。水滴は飛びません。間欠ワイパーなんていう機能はもちろん、ない。おもちゃのようなワイパーなので、時々、走行中にとれてしまい、車を停めて拾っているひとがいるとか。なお、新しい年式のものはちゃんと間欠ワイパーがついています。

フォグランプ・・・「ふにゃあ」
フロントフォグのついているMINIって、格好いいですね。標準仕様では、ハイビームで連動して点灯するため、フロントフォグだけ独立して点灯できるようにするには別途工事がいります。

キー・・・「ややこしそうですね」
キーが3つあります。エンジンを起動するキー、ドアをロックするキー、ガソリンタンクを開けるキーです。オートロックなんていうハイテク機能はないので、車内から手でロックするか、外からキーをまわしてロックします。つまり、キーの閉じ込みをすることは有り得ない、という素晴らしいシステムになっています。

スペアタイヤ・・・「ホヘエー」
不思議なことに、MINIのスペアタイヤはノーマルタイヤで、ちっちゃなトランクに堂々と収まっています。

すべてが遠い・・・「手の短いひとは運転できない?」
英国人は、腕が長いのでしょうか。MINIでは、ハンドルも、ハザードランプ・スイッチも、パーキング・ブレーキも、あらゆるものが遠いところに取り付けられています。

ウォルナット・・・「す、すごい」
後期モデルのMINIは、フロントパネルが本物のウォルナットです。国産高級車でさえ木目調プリント板仕上げだというのに、MINIではちゃんとバーズアイはいったウォルナット張りなのです。

シート・・・「さすがですね、でも、ちょっと変」
あまり知られていないのが、MINIのシートの快適さです。全然ゆったりしたところはありませんが、腰のサポートがしっかりしており、ロングドライブでも疲れないのです。後期モデルほど後部座席が狭くなっていますので、MINIはみんな同じだと思ってはいけません。ところで、1990年代中半までのMINIのシートの背もたれは前に倒れません。つまり、後部座席に乗り込む時は、「」となった前席シートは「∠」とはならず「く」のようにしかなりません。「∠」のように倒せるのはかなり後期のモデルからです。

乗り心地・・・「大丈夫かなあ」
4つの車輪は、あの有名な「ゴム」で支えられています。ですから、ぽんぽん跳ねますし、振動を吸収しているとはとてもいえません。「ゴム」がへたってくると、ただでさえ重い頭が下がります。無神経な運転をすると、同乗者はほぼ確実に車酔いになります。しかし、ほとんどのMINIユーザーでは、同乗者はこれにすっかり慣れてしまい、高鼾で安眠できるようになります。

スペース・・・「4人は実用的じゃないのね」
前方座席に与えられた空間は非常に広く、さすがと唸ってしまいます。ただし、幅はありませんから、油断すると肘がドアに当たって痛いです。後部座席は、ヘッドクリアランスは十分なんですが、まあ、ちっちゃなベンチといったところでしょう。家族が3人以上いたら、MINIを常用にすることはあきらめてください。トランクに、ゴルフバッグはおろか、パター一本はいりません。

あいさつ・・・「一度、これをしてみたかった」
最近は、挨拶をするMINIが減ったそうです。でも、時々、手を振ったりするMINIがいます。

デザイン・・・「えっへん」
日本中の小型車がMINIになりたくて、ヘンなレトロ調デザインになってしまいました。MINIのデザインを越える車が出現するのは、一体いつのことでしょう。

Fun to Drive・・・「どーだい」
車を運転することの楽しさ「Fun to Drive」をこれほどに伝えてくれる車は、ほかにないかもしれません。多くのMINIオーナーは、この「Fun to Drive」の虜になっているのです。


メンテナンス

バッチイ冷却液の入れ替え大作戦

走行距離約50000kmに近い'92年式のMINIを手に入れたわけですが、当初から、ラジエーター・キャップの穴から見える冷却液のキタナサは気になっておりました。ラジエーター・キャップを開けたままでエンジンをかけると、うんこ色した冷却液がヘドロ状に淀みながら循環してゆく様子が見えます。冷却液というのはこういう色だと思っていたオメデタイMINIオーナーだったわけですが、オートバックスの店頭で見た冷却液の鮮やかな緑に仰天し、やっと、問題の存在に気がついたのでした。

おりしも、購入2年目の夏、水温の上昇と、ラジエーターキャップからの噴出に出くわし、これはなんとかせねば、とあれこれ調べてはじめてわかったことは、MINIの冷却液の入れ替えというのはそんなに簡単ではなさそうだ、ということでした。試しに、ラジエーター・キャップを開けたままでエンジンをかけ、穴からホースを突っ込んで水道水を注入しても、入り口と出口が同じわけですから、うまく腋が循環してくれません。

まず、エンジンを冷やします。ラジエーターとエンジンをつなぐところからヒーターに伸びている水道ホースくらいの太さのゴム管がありますので、これを緊縛している留め金をゆるめて、ドライバーでこじながら引っこ抜きます。このゴム管はヒーターに温水を送り込んでいますが、ここから水道水を送り込むことで、ラジエーターに溜まっている汚れた冷却水を押し出そうというわけです。このゴム管を口にくわえて(きたな〜っ)力いっぱい吹くと、ゴム管が繋がっていた側の穴から冷却水が勢い良く吹き出します。そこで、穴側とゴム管側の両方にホースをつないで、周囲に液が飛び散らないようにしておきます。

さて、エンジンをかけながらゴム管側に水道水を送り込みます。この時、MINIのヒーターノブを全開(引く)にしておかないと水は循環しません。しばらくすると汚れた冷却水は水道水によってどんどん薄められてきれいになってきます。きれいになってきたら、水道の蛇口からはずし、これをくわえて力いっぱい吹いてやって、ラジエーターに溜まっている水も追い出してしまいます。とはいっても、追い出せるのはせいぜい1リットル〜1.5リットルくらいです。ここまでやれたら、はずしたゴム管を元に戻して再びしっかりと締めておきます。

最後に、ラジエーターの空いたところに濃縮クーラントを入れれば丁度良い濃度になってくれるでしょう。この一連の作業手順はちょっと変則的のようにも思えますが、実はローバーの工場でも行われている標準的なものです。



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