ウィーン休日散歩.

photo by Tetsu Kimura
風致保存地区Spittelbergの家並み。
Demel
Demelといえば王室御用達の正統派ウィーン菓子ですが、
通りに面したところでジェラートも売ってました。
絵になっていたので思わずパチリ。
Demel
いやはや、でかいです。
お持ち帰りにするとすてきな包装をしてくれますよ。

Introduce Demel→

Demel
2階へ上がる階段の途中から、
厨房内を見ることができます。
この日は、クリスマス用のお菓子を作っていました。

あまり知られていませんが、
地下にはDemel Museumがあります。

Cafe Sacher
ここはザッハトルテでおなじみですね。

かみさんは、
「食感はDemelだけど味はこっちね」と申しております。
僕は「どっちもOK」です。

スイーツで有名ですがもちろんお食事もOK。

ALTMANN & KUEHNE
チョコレートで知られた店はたくさんありますが、
この店のパッケージは小さくてすてき。
おみやげに是非どうぞ。
LESCHANZ
チョコレート好きならここもはずせないですね。
Demelのトップ・ショコラティエが独立して開いた店。
こちらも、おみやげに是非どうぞ。

Promotion Video→

Figlmueller
巨大なウィンナシュニッツェルで知られた店。
2枚を3人で食べています。
でかいのまるごとはウィーンフィルのチェロのN氏。

じつは、サイドでとったジャガイモのサラダがおいしい。
お昼時は行列ができます。
時間をずらして昼下がりに行くのが正解。

Ottakringer:
ウィーンを代表するビール。
コンサートから帰って、ホテルで一杯!
ちなみに、地下鉄U3の終点はOttakring駅です。

Austrian Airlinesに乗って、
機内のドリンクサーヴィスで「Beer or Wine?」て聞かれたら
すかさず「Ottakringer bitte!」と言うとめちゃウケます。

しかし、Austrian Airは2016年秋に日本乗り入れから撤退。
ウィーンへの直行便はなくなりました。

Cafe Schwarzenberg
私たちのお気に入りのCafeを2つばかり。

Cafe Schwarzenbergは楽友協会に近いので、
コンサート前の時間つぶしや腹ごしらえに便利。
フィルハーモニカー達とここの従業員は顔なじみ。

Cafeは、
予約なしに廉価に手軽に食事をするのにも都合がよいところ。
キッシュとサンドイッチを注文したらこんなにたくさん!
2人合わせて10ユーロちょっと。

Cafe Sperl
ここは1880年の創業当時の内装が残っています。
リングの喧騒からすこし離れているので静かで居心地がよろしい。
Cafeでは、何時間も居座って本を読んでいてもOK。

でかい500mlのグラスはウィーンの定番ドリンクで、
ジュースを炭酸で割ったもの。

ここで収録されたすてきな映像→

Cafe Restaurant AUGARTEN
アウガルテン窯のカフェ&レストランで
ブラウナーとソーセージを注文したらこんなのが出てきた。
Cafe RITTER:
僕らの定宿の裏にある庶民的なカフェ。
いつも泊まる部屋が決まっていて、その窓からの眺め。
ホテルルームでごはん:
外食ばかりだとなにかと体の負担が大きいので、
ホテルの部屋でゆっくり食事をすることも多いです。
お湯を沸かすポットは部屋に必ずあるし、
食器やカトラリーもご覧のとおり。

うちのママは、
茹で卵などは部屋にあるもので簡単に作ってしまう。

ユリウスマインル / Julius Meinl
ウィーンを代表する高級デリカテッセン。
店内を見て歩くだけでも楽しいです。
コーヒーや紅茶などおみやげにもいいです。
ALT WIEN KAFFEE
地元に人に教えてもらった有機栽培コーヒー豆店。
私らはここのScarlattiブレンドが好きなので、
ウィーンに来たら必ず買って帰ります。

「ペーパードリップ用」と言って挽いてもらうと、
日本ではありえないくらい細かく
粉のように挽いてしまうのでご用心。

ARTHUR GRIMM
とんでもなくわかりにくい路地にある
ウィーンで最古といわれるパン屋。
他の店が機械化されても、
あいかあらず古い方法で手をかけて作っています。
GIGERL
ウィーンでお酒を飲みに行くところといえば
ホイリゲ(HEURIGER)。
ホイリゲが集まっているのはウィーン郊外の北西部ですが、
GIGERLはウィーン市街のど真ん中にあります。

ここは楽友協会からも国立歌劇場からも近いので、
本番を終えたウィーンフィルの団員達がやって来ます。

Strassenbahn:
ウィーンの路面電車はすてき!
最新型はごついデザインでいまひとつな感じですが、
好きなのは流線型のひとつ古いモデル。
Wohenkarteを持っていれば1週間乗り放題。


Strassenbahnの音。
ドアが閉まるところから始まります。

electriCITY BUS:
Cafe Schwarzenbergの前で充電中のウィーンの電気バス。
2013年から世界にさきがけて走り始めた。

始発駅でパンタグラフ上げて充電するけど、
走る時はパンタグラフは下げてしまって使わない。
ルートを1回走る分だけ充電すれば足りるのが◎。

Stadtpark駅:
観光案内にも載らないようななんでもない駅なんですが、
十分美しいデザインだと思います。
それがウィーンの立派なところ。
この駅を下りると、あの有名なJ.Struass像まで歩いて3分。

ところで、ウィーンでは地下鉄や市街電車で
切符を買って乗る人はごくわずかで、
ほとんどの人は駅の入り口で何も出さずに
すいすいと電車に乗ってしまいます。

それは、Wohenkarte(1週間乗り放題)などの
期間割引切符があるからです。

Secession
おなじみの分離派会館です。
保守的なキュンストラー・ハウス(芸術家協会)と
縁を切って「分離」したことからこの名がつきました。

裏手からはNaschmarktがはじまり、
斜め向かいにはCafe Museumがあります。

オーストリア郵便貯金局
オットー・ワーグナーのデザインによる建築のひとつ。
リングのはずれにありますが、
シュテファン寺院からでも歩いて行けます。
MAK / Museum for Applied Arts
New YorkのMOMAのようなところ。

建物の窓一式がはずされて道端に置いてありました。

他の著名観光サイトに押されて地味な存在です。
おみやげショップにあるものがね、なかなか秀逸だと思います。
それだけの目的で行ってみてもいいかも。

Ludwig Nowotny
私は、
手芸とか刺繍とかよくわかりませんが、
ここは知る人ぞ知る大変なお店だそうです。

場所は、ペーター教会の裏から少し北に移転。
2015年3月時点でまだ工事中でした。

Stefansdom:
シュテファン寺院、
あまりに大きくて、超広角レンズでも全部収まらない。
こちらは南塔。
Stefansdom:
予算不足で高さが低い北塔にはエレベータがある。
低いからといって甘くみてはいけない。
5.5ユーロで上がってみる価値はあると思う。
高所恐怖症の人は、
エレベータから出ることすらできないだろう。
Zahnweh-Herrgott:
歯痛のキリスト像、
シュテファン寺院の内部と後ろ側の壁の2個所にある。
別にキリストさんが歯痛なわけではありません。
Schottenkirche:
Schottenとは、
ドイツ語でスコットランド人のことです。
しかし、この教会を立てたのはアイルランドの修道士。
ここのパイプオルガンの音はすばらしい。
ショッテン教会は大きくて立派ですが、
何故か横を向いている。
Pflaster der Freyung:
ショッテン教会の前に残る、
西暦1200年頃の石畳。
このあたりはヴィンドボナ(古代ウィーン)の西の端。
MARX AUGUSTIN
日本ではオーガスティンとして知られています。
その逸話はこちらでも見てください。↓
http://www.onyx.dti.ne.jp/sissi/episode-08.htm
Griechengasse:
MARX AUGUSTINのところの路地です。
両側にある岩の出っ張りは
馬車の車輪で壁がこすれるのを避けるため。
京都の犬やらいを同じ目的のものです。
AUGARTEN
「いつか僕たちもアウガルテン・・・」
そんな夢を持つようになって30年ほど経ったある日、
ウィーンに滞在中に思い立ってアウガルテンを訪れた。
ここに来て驚いたのは、
この建物がアウガルテンのすべてという規模の小ささだった。
工房のすべてを見せてくれるツァーは真におすすめ。

ここでも買うことができますが、
税金還付などを考えたらグラーベンの直営店がいいでしょう。

風致保存地区Spittelberg
古いウィーンの街並みが残る一角です。
このあたりは散歩に来る人も多く、
日曜日でも営業しているレストランがいくつもあります。

街を歩いていたら面白いものをみつけました。
Sala Terrenaで開かれる室内楽コンサートのポスター。
出演するのはウィーンフィルの団員たちとその家族。

プラーター公園
・・・といえば、映画「第三の男」にも出てくる大観覧車。
お客の乗り降りのたびに停止するので、
動いては止まり、また動く。
貸し切りのパーティー・レストランにもなる。
Liliputbahn
1929年にできたという、
プラーター公園内を巡るクラシックなミニ列車。
広い公園内をガタゴト走る。

Fruehlingsstimmen:
2013年4月のウィーンは
まだちょっと寒いのでコートが必要。

ウィーンに着いた時のホテルの裏庭:左。
日本に帰る日のホテルの裏庭:右。


Hotel Kummer
僕達の定宿です。
市の中心から離れたリングの外側、
地元の人々が行き交うマリアヒルファー通り沿い。

あまり大きくないホテルなので落ち着く。
Cafe Gersterの経営なので料理がおいしい。


Hotel Kummer
泊まる時はいつも同じお気に入りの部屋を指定する。
部屋を出てこの階段を下りるとすぐに正面玄関。

CITY AIRPORT TRAIN(CAT):
ウィーン市街と空港をつなぐ列車。
Wien Mitte駅〜Flughafen Wien駅間17分。
みかけによらず、のろのろと走る。

切符は往復で買っておくととても割安。
空港に向かう時はWien Mitte駅で荷物のチェックインができる。


ウィーン空港のDEMEL:
ウィーン空港の日本行き直行便はすべてGゲート(でした)。
ディレイした時の暇つぶしに適したカフェが3〜4つあって、
出発間際までスイーツを食べたかったら
DEMELですかね。
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