梨・林檎
まるもと大場農園
長野、松川

4月中下旬に数日間だけ咲く梨の花

私は、ちいさい時から南信州、伊那の地で叔父が作った最高の廿世紀を食べてきたのでそれがあたりまえだと思っていましたが、世の普通の廿世紀を食べてその違いに驚かされたのを覚えています。
後でわかったのですが、叔父は伊那の地で最高の梨を作るお百姓だと、地元の農家の間でも格別に信頼が厚かったとか。
どの農家よりも早起きをし、大変な苦労をして深く深く掘り返しては良い土を作っていたのだそうです。
田舎に遊びに行っても、いつも畑に出ていて不在の叔父でしたが、何故遊んでもらえなかったのか、今更に真相を聞かされて胸が熱くなるのを感じました。
同じ地域であっても、農家ごとにかなりの差があるのがお百姓の世界の奥深く難しいところだと思います。
その最も重要なのは、ものづくりに対する情熱ではないでしょうか。

共に働く家族の顔や態度を見れば、どれくらい自信に満ちてモノを作っているかすぐにわかります。
車でたまたま通りがかって買い求めたのが、ここ大場農園とのおつきあいのはじまりでした。
ここに立ち寄って話を聞いたり試食したりした時、何か特別なものを感じたのです。
そして数年後、私達を驚かせる意外な事実が・・・

父「あの辺にはあなたのおじいちゃんの弟がね、いたんだよ」
私「なんていうの?」
父「大場」
私「えっ?大場って、こないだ立ち寄ったとこじゃん」
父「あそこって、大場って書いてあったっけ・・・」


梨や林檎をおいしくいただくポイント:

品種によって、収穫して何日後に最高の食べごろになるか違います。購入の際は、いつ収穫されたもので、いつ食べごろになるのか必ず聞いておくこと。
特にラ・フランスなどの西洋梨は食べごろの時期がクリティカルなので、変なタイミングで食べて、固いの味がないのと文句言ってはいけない。

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