My Life Catalogue: Live: Mini-Maglite
懐中電灯
MINI-MAGLITE
MAG Instrument社

MAGLITEを知ったのは1985年頃のことです。テレビで見た米国の警察官が捜査で使っていました。今でこそMAGLITEは日本国内どこででも購入できますが、当時はまだどこにでもあるというわけではなく、価格もたいへん高価だったように記憶しています。

当時、仕事でラスベガス(一体そんなところにどんな仕事をしに行くのだ?)に行く途中、シアトルに一泊したことがありました。シアトルのダウンタウンにはアウトドア用品で知られたシェラクラブがあり、そこで$10そこそこで購入したのがこのMINI-MAGLITEです。使いはじめてもう11年になります。

アルミ削り出しのがっちりとした作りで、Oリングによる水蜜構造です。首の部分を回転させることで点灯します。さらに回転させることでフォーカシングできるようになっており、10メートル離れた一点にも光を集中させることができます。底蓋の中にスペアの電球もはいっており、実によく考えられたヘビー・デューティ仕様です。

普段は、鋏やカッターといっしょに居間の鉛筆立てにはいっています。ソファの下にころげ込んだ鉛筆を探したり、冷蔵庫の下に逃亡をはかったタロウサン(別名「あのひと」または「ゴキちゃん」)の捜索に使ったり、何かと便利です。もうこれ以上改良の余地がないくらいシンプルで洗練されたデザインと機能です。

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しかし、長時間点灯が可能なLED式が登場してからは、電池消耗が大きいこのMAGLITEの出番はなくなりました。

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